近づいてるの 遠退いてるの
よくわからないね この微妙な距離感
だけど、ね
そのもどかしさも 愛しいと想える程
ボクはキミに 夢中なんだよ
見えない壁が邪魔してる 貴方の傍にいるのに 何故こんなに遠く感じるの
何も言わないからって 何も感じてない訳じゃないの 素直な気持ち 届けたい 届かない
見えない鎖が邪魔をする すぐに駆け寄りたい でもここから1歩も動けない
何も欲しがらないのは 何も求めてない訳じゃないよ 我侭な欲求心 動きたい 動けない
濡れたままじゃ 気持ちが悪い どんな手を使っても 乾かしておかないと
居心地が悪い
無理やり乾かし 表面取り繕う そんな事してるから どこか冷たいんだね
不自然な感情
雨が降る ボクの想いを現すように 冷たく世界を濡らしてく 哀しき雫
翼を失った愛しいキミを 一人置いて飛び立てない
そんなボクを怒るだろうか 悲しげに笑うだけだろうか
どうだったとしても ボクの居場所は一つ キミの隣だけなんだ だから傍に居させて
雨が止む 寂しき雫の後に架かる虹 雲間に差込む光はまるで 希望の証
小さな小さな この中で 私はアナタを 眺めてる
じゃれつきは疎ましく 離れて行くのも許さず ただ傍に置いて眺める 気が向いた時だけ構う
アナタのいる 広い世界 私は入れずに 鳥篭の中
満たされる事のない 寂しい想いに潰され 恋という鎖に繋がれ 私は翼を失った小鳥
追いかけて アナタを捕まえるまで ただ追いかける
転んで傷ついても 見失ったとしても 絶対捕まえてみせる
そしたら今度はアナタが 私を追いかける番
終わらせない 恋の鬼ごっこ
激しく打つ 雨や風は見えていても
どれだけ冷たいのか どれくらい寒いのか
今の私には 想像でしかわからない
震わせる哀音や 汚れていく様を 止めさせる事も 綺麗にする術も できはしない
それでも 待ち続ける事は できるから
見守る事だって できるから
光指すその瞬間を 貴方と共に。
愚かな私は 最後の瞬間に 自分を守ろうとし
愛する人を 我手で傷つけ 蒼い涙を流させた
伝えたかった優しさは いつだって曖昧で 伝えたくない悲しさは カタチで現われる
いつだって
想いを具現化する事が もしできるならば私は
何人の人を 殺してしまうのだろう 何人の人を 癒す事ができるだろう
そんな事を考えながら 変わらない朝を迎える
凍える夜を 乗り越える為に 暖め合う獣のように
人恋しい こんな夜は 愛しい貴方と 心寄り添い合って 穏やかに眠りたいわ
私にとっての 初めての恋
貴方はすでに 他の誰かとの 「想い出」を 持ってて
それが少し 寂しくて悔しい
だから この目を閉じ 耳を塞ぐの
他の誰かの 想い出が 見えないように 聞こえないように
貴方だけを想う 私だけの心を守る為に
心はガラスのコップ 透明で繊細なモノ
中に注がれる想いが 時に足りなくなったり 時に溢れ返ってしまう
水のように漂う時間 あっという間に溶けて 見えなくなってしまう
心はガラスみたいに 砕ければ戻らない
私の声が聞えますか?
色んな気持ちを込めて アナタへ届けます
時に嬉しい言葉 時に悲しい言葉
どんな時もアナタには 素直な想いだけを
私の声届いてますか?
貴方が貴方らしく 在り続けれるように 自分は自分らしく 在り続けようと誓う
そして
私のこのカラダは 愛する貴方の強さや 弱さを受止める為 存在していると願う
移り気な人 貴方は 風に舞う 木の葉のよう
掴む事などできない
移り気な心 心の中 言の葉が 降り積もって
大事な事が見え隠れ
人の心は月のよう 一度見ただけが 全てではなく 欠けたり 満ちたり いくつもの姿 どれも真実
人が求めるものは まるで星のよう 遠くからでは キラキラ キラキラ 手にいれれば 只の石ころ
数ある真実と 唯一の宝物を 捜し続ける永い旅
静かに在る蒼い扉 叩くのはだぁれ?
開けるか 閉めるか 決めるのはワタシ
お互いの 「信じてる」部分が 違う以上は 「裏切らない」と 言えないのです
だけど
自分の気持ちを 裏切るような 愚かな事はしないと 私は貴方に 誓えるのです
それだけは 誓えるのです
どんな人であっても 知らず知らずに 加害者となっている
何気ない一言が 刃となり傷つける
一途だというならば 誤解を生む行動を 自重すればいいでしょう
傷つくのが怖いから 貴女は人を傷つける 言葉を吐くのですか
心を許そうともしないで 自分は殻の中から人の心を 読もうとするのですね
人を責める前に 己の行動を見返して 考え直してみてはどうですか
今のままの貴女じゃ ボクは失望していくばかりです これ以上ボクは 貴女を失望させたくないのです
私の全てを断ち切って 息の根を止めてください
この想いが具現化して 貴女を殺してしまう前に
今ならばまだ 私一人が沈んで 逝くだけですむ
あの人にとって 憎まれる対象に ならなくてすむ
猫の爪のような月夜に
小舟に乗って 私は旅を始めたの
貴方への 恋心を秘めて
行き付く先まで只 揺られる
時という流れのままに
貴女が死んでも あの人の心に 残せるものなんて 後悔という 永遠に解けない 呪いでしかないわ
失いたくないのなら 愛しているのならば
今在る命を賭して 限り在る時間を 輝かせてみましょう
安らぎを 与えてくれる 大好きな手
貴方の手が 私にとっての 施無畏の手
心と心を写し合わせ 一つになれたと 覗いてみても まるで合わせ鏡のように 底が知れないのね
私がどんなに欲しくても 手にいれられない あの人の心を掴んでいる
貴女のその 言葉ヒトツ 態度ヒトツ
それら全てに焦がれ 嫉妬という黒炎に焼かれ 私は醜い姿になっていく
最後に残るは 灰にもなれない 私の想い
寄せては還す 波のように 君はまた誰かを 愛していくでしょう
大丈夫
消えないと 嘆いた痕さえ 波はかき消してくれる
キミがどういう人で 何をしてきたかなんて 今はどうでもいいんだ
ボクの為だけに 流してくれるその涙 それだけで充分なんだ
頬を伝う雫は 自分にとって どの宝石よりも美しい
澄んだ想いと裏腹な ドロドロとした想い
貴方が想う程に私は 清くないと言うのに
私の流す涙を美しいと 言ってくれるのですね
キミはまるで雲のよう 気ままに漂っていたかと思えば 優しく癒す場所を作ってくれたり
時々大きな影となり 私の心を曇らすけど 隙間から一筋の光を 与えてくれるのもキミ
掴み所がないから 突然の風にのって いなくなりそうな そんなキミは雲のよう
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