会えない日々に耐えかねて
不安と交換して手に入れたのは
寂しさと言う自由でした
「好きだ」と告げた私も
「さよなら」と去った貴方も
そんな時でさえ
声でしか存在できなかった
自分の痛みには敏感で
貴方の傷みには鈍感な
狭い自己世界
「好き」は免罪符じゃない 機嫌を直す為の アイテムにしないで 「愛」を軽く受けとめさせないで
笑顔は冷めずに 言葉は熱く 記憶は褪せずに 想いは鮮やかに
今尚変わらず美しく
キミが笑ってくれるなら 全て捨てても構わない
愛しい人
故に
憎らしい人
今はまだ ここにいたいの
目を閉じれば
貴方に会える
写真の中で 色褪せた貴方の 変わらぬ笑顔を 見つめ続ける
記憶の中の 色褪せない貴方を 変われぬ想いで 求め続ける
今の私を
貴方はどんな色で 見てるのかしら
貴方はどんな色に 導いてくれるのかしら
その色が貴方の 好きな色ならいいのに
止めることなど できないのだから 今は 漂うままに
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