パンドラの箱
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2007年10月18日(木) 傲慢。

君のために何かをしたいと思ったんだ。
僕に出来ることの全てを君のために。

君が喜ぶ顔を見たかっただけなんだ。
君を喜ばせるのは僕の生きがいだったんだ。
笑顔が一つ増えるたびに幸せも一つ増えていく。


はずだった。


僕の想いはいつしか、
君にとっては当たり前のことで。
僕が君に対して何かをすることは、
君にとっては当たり前のことで。

当たり前の行為には笑顔という報酬はなくなって。
報酬を得るためにしていたわけではないのに、
いつしか僕は心が折れてしまった。


君が喜ぶだろうと思ってして来たことも、
全ては僕の自己満足でしかなくて。

それに気付いたからと言って、もう既に遅くて。
取り返しのつかないことになっていたんだね。


こはる |MAIL

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