にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2005年04月16日(土) お花の季節は

なんだか淋しい・・・・

ε=( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄〃)ほっ

桜の季節が終わってしまうのが淋しいのです。

新聞のお花見情報も、とうとう今日で最終になってしまいました。



今週の週末は、お花見の最後のチャンスなのに、

仕事が入ってしまいました。

ああ、うらめしや・・・・・・休日出勤。 (T∇T)

 

ソメイヨシノは、そろそろ見ごろも終わりですが、

枝垂桜や八重桜は、まだまだやっと満開ですものね。

今日あたり出かけたならば、それら満開の桜たちと、

落下盛んなソメイヨシノに、同時に出会えたことでしょう。



ここ2〜3年、とっても気に入っているお花見スポットがあります。

自宅から車で20分くらい走った、田舎の小さなお寺です。

由緒あるお寺なのですが、それほど知られていないようで、

訪れる人も少なく、しっとりとしたお花見が楽しめます。



ゴールデンウィークは、牡丹にシャクナゲ。

来月の中旬からは、薔薇も見ごろを楽しめます。

ああ、そうそう・・・・梅雨に入れば、わたしの大好きな百合の花も。



お花の季節は、始まったばかりです。


2005年04月09日(土) 永遠の一瞬


日本人って、どうしてこんなに桜が好きなんでしょう。

ええ、わたしもそんな日本人のひとりですけども。



今週の金曜日から、

会社の先輩が海外旅行に出かけています。

GW直前の今は、旅費が安いことが理由だそうです。

いろんな考えの人がいるでしょうけど、

なぜわざわざ、この時期に日本を離れるのか・・・・

わたしとしては理解できません。

一年中で、もっとも美しい季節を見逃すなんて、

いかにも惜しい気がするのです。



ここ何年か、桜をテーマにした歌がヒットしていますね。

歌詞に共感する人が多いのも当然だと思います。

日本人なら誰だって、桜の季節に思い出がありますもん。

世代を超えて、特別な花なんです・・・・・桜って。



今日、お花見に行ってまいりました。

ふだんはあまり人が訪れない、山間の城跡ですが、

今日は、たくさんの花見客が訪れていました。

賑やかな家族連れ、手をつないだ若いカップル・・・・

誰も彼も、楽しそうです。



石垣を登りきった広場に、子供達の歓声が響きます。

石垣の段差を利用した、長い長い滑り台に、

子供達が列を作っているのです。

たしか、わたしが子供の頃には、

あんな立派な滑り台はなかったはず・・・・・

あたりを見回すと、広場の片隅に、

錆びた小さな滑り台が、ポツンと残っておりました。

隣の古いブランコも、見覚えがあります。

その昔、弟とわたしが争うように漕いだブランコなのです。

今は、ひとりの子供も遊んでいませんでしたけど。



「ここの桜も、すっかり老木になったねぇ・・・・」

ベンチに腰を下ろしながら、母がつぶやきます。

幾分か丸くなってきた背中が目に付きました。

「おかあさんも、おばあちゃんになったね」

それは、あんたもいっしょ!・・・・わたしたちは、

顔を見合わせて笑いました。

花は、散るからこそ美しいのだと思います。

短い花の命、その一瞬に出会えたことに心を揺さぶられるのです。



ひゅるり、ひゅるり・・・・

花びらが母の後ろに舞い落ちます。

今年もまた桜に会えたこと、

来年も、そのまた来年も、そのまた次の来年も、

ずっとずっと、母の隣で桜を眺めたい。

一瞬は永遠であれと、願わずにいられないのです。
















2005年04月02日(土) お騒がせな芋

珍しいコトをしてしまいました。。。

手作りのおやつを、職場に持っていったのです。



さつま芋を油で揚げて、

お砂糖をまぶしただけのシンプルなお菓子です。

我が家では”芋かり”と呼んでいるのですが、

子供の頃、ぴょん母に作ってもらった懐かしいおやつなのです。

揚げたてのアツアツを、

弟や近所の友達とワイワイ食べた思い出があります。



お昼休み、さっそく職場のみんなにおすそわけをいたしました。

日ごろ「料理なんかしないもーん」などと、

堂々言い切っていたわたしですから、

周囲は、あきらかに戸惑っている様子でした。

「うん、おいしいよ」評判は上々・・・・・と、思いきや、

言葉ほど手が出ない様子。。。

アラアラ、やっぱり美味しくなかったのかしら??? ( ̄ェ ̄;)

見ると、冷めて、すっかり砂糖が固まっております。

わたしにとっては、懐かしい味なんだけど、

頂き物の高級菓子を食べ慣れている、

みんなの口には合わなかったのかもしれません。

わたしは、内心さみしい気分で、

大量に余った芋かりを冷蔵庫に入れました。

「あんまり食べてもらえなかったの・・・・」

落胆したわたしは、職場の男の子に、

ついついポツリと洩らしてしまいました。



考えてみると、

手作りって結構ありがた迷惑なシロモノなんですよね。

たとえ不味くても、目の前で捨てるわけにはいかないし、

心にもないお世辞を言ったりして・・・・

お料理が得意ならまだしも、わたしのような人は、

思いつきで、おすそわけなどするべきではなかったのです。

たまには家庭的なところを見せて、

ポイント上げておこうかな・・・・なんて、

まったく逆効果になってしまいました。

ほんとわたしって、あさはか。。。



夕方、余った芋カリを持ち帰ろうと冷蔵庫を開けました。

すると、タッパーに大量に余っていたはずの中身がほとんど減っています。

「俺、いっぱい食べちゃったよ」

「うん、美味しかった」

・・・・・・そう、職場のみんなが、無理に食べてくれたんだと思います。



みんな、ありがとうね。。。。 (T∇T) ウウウ

余計な気を遣わせちゃってゴメンナサイ。

こんどはちゃんと、

お料理の腕を磨いてからにします・・・・・・
















ぴょん

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