にっき日和
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なんだか淋しい・・・・
ε=( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄〃)ほっ
桜の季節が終わってしまうのが淋しいのです。
新聞のお花見情報も、とうとう今日で最終になってしまいました。
今週の週末は、お花見の最後のチャンスなのに、
仕事が入ってしまいました。
ああ、うらめしや・・・・・・休日出勤。 (T∇T)
ソメイヨシノは、そろそろ見ごろも終わりですが、
枝垂桜や八重桜は、まだまだやっと満開ですものね。
今日あたり出かけたならば、それら満開の桜たちと、
落下盛んなソメイヨシノに、同時に出会えたことでしょう。
ここ2〜3年、とっても気に入っているお花見スポットがあります。
自宅から車で20分くらい走った、田舎の小さなお寺です。
由緒あるお寺なのですが、それほど知られていないようで、
訪れる人も少なく、しっとりとしたお花見が楽しめます。
ゴールデンウィークは、牡丹にシャクナゲ。
来月の中旬からは、薔薇も見ごろを楽しめます。
ああ、そうそう・・・・梅雨に入れば、わたしの大好きな百合の花も。
お花の季節は、始まったばかりです。
日本人って、どうしてこんなに桜が好きなんでしょう。
ええ、わたしもそんな日本人のひとりですけども。
今週の金曜日から、
会社の先輩が海外旅行に出かけています。
GW直前の今は、旅費が安いことが理由だそうです。
いろんな考えの人がいるでしょうけど、
なぜわざわざ、この時期に日本を離れるのか・・・・
わたしとしては理解できません。
一年中で、もっとも美しい季節を見逃すなんて、
いかにも惜しい気がするのです。
ここ何年か、桜をテーマにした歌がヒットしていますね。
歌詞に共感する人が多いのも当然だと思います。
日本人なら誰だって、桜の季節に思い出がありますもん。
世代を超えて、特別な花なんです・・・・・桜って。
今日、お花見に行ってまいりました。
ふだんはあまり人が訪れない、山間の城跡ですが、
今日は、たくさんの花見客が訪れていました。
賑やかな家族連れ、手をつないだ若いカップル・・・・
誰も彼も、楽しそうです。
石垣を登りきった広場に、子供達の歓声が響きます。
石垣の段差を利用した、長い長い滑り台に、
子供達が列を作っているのです。
たしか、わたしが子供の頃には、
あんな立派な滑り台はなかったはず・・・・・
あたりを見回すと、広場の片隅に、
錆びた小さな滑り台が、ポツンと残っておりました。
隣の古いブランコも、見覚えがあります。
その昔、弟とわたしが争うように漕いだブランコなのです。
今は、ひとりの子供も遊んでいませんでしたけど。
「ここの桜も、すっかり老木になったねぇ・・・・」
ベンチに腰を下ろしながら、母がつぶやきます。
幾分か丸くなってきた背中が目に付きました。
「おかあさんも、おばあちゃんになったね」
それは、あんたもいっしょ!・・・・わたしたちは、
顔を見合わせて笑いました。
花は、散るからこそ美しいのだと思います。
短い花の命、その一瞬に出会えたことに心を揺さぶられるのです。
ひゅるり、ひゅるり・・・・
花びらが母の後ろに舞い落ちます。
今年もまた桜に会えたこと、
来年も、そのまた来年も、そのまた次の来年も、
ずっとずっと、母の隣で桜を眺めたい。
一瞬は永遠であれと、願わずにいられないのです。
珍しいコトをしてしまいました。。。
手作りのおやつを、職場に持っていったのです。
さつま芋を油で揚げて、
お砂糖をまぶしただけのシンプルなお菓子です。
我が家では”芋かり”と呼んでいるのですが、
子供の頃、ぴょん母に作ってもらった懐かしいおやつなのです。
揚げたてのアツアツを、
弟や近所の友達とワイワイ食べた思い出があります。
お昼休み、さっそく職場のみんなにおすそわけをいたしました。
日ごろ「料理なんかしないもーん」などと、
堂々言い切っていたわたしですから、
周囲は、あきらかに戸惑っている様子でした。
「うん、おいしいよ」評判は上々・・・・・と、思いきや、
言葉ほど手が出ない様子。。。
アラアラ、やっぱり美味しくなかったのかしら??? ( ̄ェ ̄;)
見ると、冷めて、すっかり砂糖が固まっております。
わたしにとっては、懐かしい味なんだけど、
頂き物の高級菓子を食べ慣れている、
みんなの口には合わなかったのかもしれません。
わたしは、内心さみしい気分で、
大量に余った芋かりを冷蔵庫に入れました。
「あんまり食べてもらえなかったの・・・・」
落胆したわたしは、職場の男の子に、
ついついポツリと洩らしてしまいました。
考えてみると、
手作りって結構ありがた迷惑なシロモノなんですよね。
たとえ不味くても、目の前で捨てるわけにはいかないし、
心にもないお世辞を言ったりして・・・・
お料理が得意ならまだしも、わたしのような人は、
思いつきで、おすそわけなどするべきではなかったのです。
たまには家庭的なところを見せて、
ポイント上げておこうかな・・・・なんて、
まったく逆効果になってしまいました。
ほんとわたしって、あさはか。。。
夕方、余った芋カリを持ち帰ろうと冷蔵庫を開けました。
すると、タッパーに大量に余っていたはずの中身がほとんど減っています。
「俺、いっぱい食べちゃったよ」
「うん、美味しかった」
・・・・・・そう、職場のみんなが、無理に食べてくれたんだと思います。
みんな、ありがとうね。。。。 (T∇T) ウウウ
余計な気を遣わせちゃってゴメンナサイ。
こんどはちゃんと、
お料理の腕を磨いてからにします・・・・・・
ぴょん
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