にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2004年03月13日(土) 梅まつり 春まつり

水戸の偕楽園に、遊びに行ってまいりました。

ちょうど今ごろは梅の盛り、

恒例の梅まつりが催されていたからです。



地元の駅から東京まで、新幹線で一時間半、

さらに上野で常磐線に乗り換え、特急で一時間。

茨城県って、遠かったんですね・・・・



偕楽園駅を一歩出ましたら、

ぷうんと甘い香りが漂っておりました。

ちらちら花びらが、鼻先をかすめます。


人込みに押されて、わたしたちは境内に続く道を進みました。

道の両脇には、夜店が連なっております。

おなじみのタコヤキや、焼き鳥なんかに混じって、

名物の水戸納豆なんかも売っていました。


にぎにぎしい夜店に、ぽかぽか陽気。

そりゃあ、わくわくせずにはいられません。



「ほら、あれがきっと入り口だよ」

黒い大きな門をくぐると、

そこは・・・・ぐるり一面の梅の園。

満開の花たちが、わたしたちを迎えてくれました。



梅の花のどこが好きかって?

もし誰かに、そんなふうに聞かれたら・・・・・

そうね、わたしだったらこう答えます。

まんまるの花びらが、かわいらしいから・・・・ってね。

桜が雅なおひめさまなら、梅はおきゃんな町娘ってとこかな。



・・・・にしても、

こんなに遠いところまで、はるばる梅見に出かけてしまうとは、

ちょっとすごいことだと思うのです。

たしかにお花は好きだけれど、

どうしてわたしは、こんなところまで来てしまったんだろう。


けれど、


それもこれもあれもどれも・・・・

なにもかも春の魔法のせいだとしたら、

すべてのつじつまが合うように思えるのです。



三月も、やっと半ばを過ぎたところ。

この楽しげな魔法が解けるのは、

まだ、もうしばらく先のことでしょう。



ぴょん

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