にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2003年11月26日(水) レトロで行こう


きょうの昼下がり、

上司が、近所のホームセンターへ、

買い物へ行こうとしていました。

わたしは目ざとく、それを見つけ、

図々しくも、私用の買い物を頼んでしまいました。

(もちろんお金は自分が払いましたけど)

彼は、普段から話のわかるよい上司だったので、

わがままな部下の依頼を、快く引き受けてくれたのです。


「買ってきてやったぞー」

帰ってくるやいなや、彼はビニール袋に入ったそれを、

机の上にドンと置きました。

すると、事務所中の視線がわたしの机に集中したのです。


上司に依頼したもの・・・・・・

それは、湯たんぽ。

銀色で平べったい、金属製の昔ながらのやつです。

去年まで愛用していた湯たんぽは、

とうとう穴があいてしまったものですから、

ここのところ、冷え込む夜が続きますし、

そろそろ湯たんぽが活躍する季節も、

近いんじゃないかと思ったわけです。



しかし、この湯たんぽ、

世間の人たちには、予想以上に、

なじみの薄いものだったようです。

いまどき使ってる人がいるの?などと、笑い出す人までいますし、

20代のある女の子には、初めて見たと、たいそう珍しがられました。

湯たんぽって・・・・・そんなに時代遅れなのかしら??

いまどきの湯たんぽは、プラスチック製やら、

レンジでチンするものもあるようです。

できれば、昔使っていたような、

陶器の湯たんぽを探していたのですが、

これは、とうとう見つかりませんでした。



湯たんぽって、好きです。

温まり方がほんわりしていて具合がヨイのです。

電器あんかじゃ、このほんわり具合はマネできないでしょう。



「ところで、○○さんは毎晩、どんな格好で寝てるの?」

職場の人が、わたしに質問しました。

そして・・・・・またもや職場の爆笑を買ってしまったのです。

実はわたし、浴衣(ゆかた)を着ているんです。

浴衣も、レトロ・・・・・・だったのね。。。

( ̄~ ̄;) ウーン

浴衣って、ひらひらして好きじゃないと言う人もいますが、

あのひらひら具合が、

季節の変わり目にはちょうどヨイと思うのです。

難を言えば、田舎の洋品店にしか売っていないということ、

柄がババくさいものばかりということでしょうか・・・・



レトロな生活・・・・・あなたも始めてみませんか?

(⌒◇⌒)



2003年11月15日(土) 痩せたい女


服のサイズが変わってしまいました・・・・

恐れていたことが、ついに現実になったのです。

徐々に徐々に増えていったわたしの体重。

けれど、お洋服だけは、

十代の頃と同じサイズを死守していたはずだったのに。

(T∇T) ウウウ



平均より低い、わたしの身長。

なのに、体重だけは平均並み・・・

いいえ、平均以上をキープしているとあっては、

世間が許してはくれないでしょう。



今日、某スーパーへお買い物に行って来ました。

婦人服売り場にて、あれこれ試着してみたのですが、

どうにも悲しい現実が、わたしを待っていました。

太っているって、

何を着ても似合わないってことなんですね。

売り場には、

痩せた人にしか着こなせないデザインばかりが、並んでいるのです。

太目のわたしが無理に着ると、

どうしても、もっさりとした印象になってしまいます。



ああ、痩せたい・・・・・・

どうしても、痩せたい・・・・・



流行の”にがりダイエット”も、

わたしには効果がないみたいですし、

いよいよ、食事&運動を制限せねばならない時期が訪れたようです。



わたしはここに宣言します。


 痩 せ ま す !!!


(・・・・でも、どうやって??)

[;*_*;]



2003年11月14日(金) リストラ会議

定時のチャイムが鳴り、

現場のTさんが挨拶にきました。

彼女は、今日を限りに退職するのです。

超個性的なTさんは、社内のあちこちで敵を作っていました。

わたしも、そんな彼女に辟易することが多々ありましたが、

決して嫌いではありませんでした。

そして彼女も、比較的わたしには、

好意的に接してくれたように思います。

「これからもがんばってね」

「元気でね・・・・・」



これまでに、いくつもの職場を渡り歩き、

数え切れないほどの別れを経験しているわたしですが、

今日のサヨナラは、格別苦いものがあったのです。



彼女の退社は、2週間前の会議で決定しました。

そう・・・・リストラなんです。

正社員で、しかも10年選手の彼女に白羽の矢が刺さるとは、

まったく意外な展開でした。

数名のパート社員のうちから絞られると、

誰もが予想していましたから。

わたしは会議の末席で、事の成り行きを見守っていました。

普段の就業態度、生産効率など、

それなりの理由付けはありましたが、

けっきょく彼女の場合、

”協調性”が決め手だったように思えました。

協調性・・・・つまり言い換えれば、

”気に食わない人”ってことです。

しょせん個人の資質の差異なんて、微々たるものなんでしょう。

この災難が、自分の身に降り掛かってくることがないよう、

ただただ、祈るのみです。



Tさんの件は、会議に出席した一部の人間しか知りません。

社内の人たちには、今日まで秘密にして欲しいという、

彼女の希望だったのです。

十数年勤めた職場だったのに、

彼女はひっそりと、誰にも告げずに退職していったのです。



職場を追われたTさんの気持ち、

わたしには痛いほどわかります。

不景気が続く昨今、

リストラなんて珍しいものではなくなりましたが、

それはそれは、口惜しくて辛いものなんです。

きっと、経験した者でないとわからない痛みだと思います。



うちの会社に限ったことではないのですが、

いまどきの企業は、たいした努力もせずに、

リストラという安易な手段を選んでいるように思えます。

リストラ・・・・って、なんてずるい言葉なんでしょう。

あえて”首切り”という、残酷な表現を避け、

横文字でオブラードし、

いかにも効率の良い手段にみせかけているのです。



リストラするもの、されるもの。

今回のわたしは、”する側”に回ってしまいました。

末席とはいえ、会議出席者のひとりでしたから。



まじめに働いているものが、安心して生活できる・・・・

そんな世の中になることを希望します。












ぴょん

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