にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2003年10月19日(日) たのしい日課

ストレスをためると、

食欲や購買欲に火が点くのは、女の常であると思います。



わたしの場合・・・・

食欲は、ストレスの有無に関わらずいつでも旺盛なのですが、

物欲は、精神状態と密接に関係していると思われます。

そして、このごろハマっているのが、ネット通販。

あてもなく、

楽天あたりをウロウロするのが日課となってしまいました。

商品としては衣類が主ですけど、

見ているだけでもけっこう楽しいのです。

何せこの辺りは田舎なので、地元で買い物をしようにも、

お店は少ないし、魅力的な商品もなく、

しかも高いんですよね〜。

家にいながら、ショッピングを楽しめるなんて、

横着なわたしには、うってつけの暇つぶしだと思います。

今のところ、実際に購入したのは、まだ数回なのですが、

そろそろこの楽しい日課も、

おしまいにしなけりゃと考えています。

(; ̄- ̄;)



思い起こせば数年前。

カタログ通販にハマッていた時期がありましたっけ。

季節の変わり目になると、頼みもしないのに、

千○会やら、セ○ールのカタログが山のように届くんです。

不思議なもので、たいして欲しいと思わない商品でも、

暇つぶしに毎日毎日眺めていると、

なんだか買わずにいられなくなってしまうんですよね。

そうやって買い集めた衣類が、

わたしの衣装ケースに山と収納されています。

そしてその大半は、一、二度袖を通しただけで、

たんすのこやしになっているありさま。

遅ればせながら、メーカーの巧妙な戦略に気づいたわたしは、

これじゃいかん!と、全てのカタログをお断りしたのです。

それ以来、無駄な出費はぴったりなくなりました。



けれど今回はネット通販だし、自分の強い意志がないと、

やめるにやめられないというのが、むずかしいとこです。

しかも、品物によっては、残りあとわずか!などと、

競争をあおるようなコピーまでついているんですよね。



・・・・・同じ轍は踏むまい。 



そもそも、買い物でストレスを発散すること自体、

不健康なのよ。

なんかもっと別の方向に、

ストレス解消の方法をみつけようと、

いろいろと模索なんかしております。


















2003年10月13日(月) 引きこもり生活

三連休が終わります。

わたしの引きこもり生活も終わります。

ヤボ用で出かけたこともあったので、

厳密には引きこもりとは言えないのかもしれないけど、

わたし的には、そんな気分なんです。

三日間ぐずぐずとしたお天気だったので、

よけいに気分がふさいでしまうのかもしれないけどね。



「なんかスカッとおもしろいことない〜?」

・・・・なんてことをぼやくと、必ずこんな説教をたれる人がいます。

「楽しみはじぶんでみつけるもんだ」

ええ、ええ、そりゃごもっともなご意見で。

でもさ、みつかんないからぼやいてるのよ。

外に出たって、お金がかかるだけでたいして楽しいこともなし。

ならば、家に引きこもっていた方が、

お金がかからないだけ、まだましなのかしらと思ってしまいます。



それに明日からは、また仕事が始まるのです。

今週も忙しいのは、目に見えてるし・・・・・C= ( ̄ー ̄;;) ハー

引きこもり生活の後は、憂鬱な会社生活が待っているのです。


不幸でもないけど・・・・かといって、

幸せを享受しているとは言い難い今日この頃。

ああ、花の30代。

これでよいのでしょうか・・・・(よくない)



2003年10月06日(月) アナログ夫婦

今日は、いつもよりだいぶ早い時間に帰宅しました。

自宅の玄関前に着いたけど、

なんだかふだんと様子が違います。

そう・・・門灯が点いていなかったのです。

点け忘れたのかな?と思い中に入ろうとすると、

鍵がかかっておりました。

中を覗くと、家の中も真っ暗・・・

こんな時間に誰もいないなんて、我が家では滅多にないことです。

まさか、家族の誰かに何かあったのでは??

いや〜〜〜な予感がいたしました。

すぐさま合鍵で家に入り、台所に直行します。

するとそこには、調理途中のカレー鍋と、

炊飯前のお米がザルに上げてありました。

まるで何かに慌てて外出した後のような・・・・・

わたしのいや〜〜〜〜〜な予感は、

にわかに現実味を帯びてきたのです。



家族に何かあったのなら、携帯に連絡が入っているはず。

すぐさま着信を確認してみましたが、何も残っておりませんでした。

わたしは最悪のシナリオを想定しました。

母が倒れる→父が慌てて救急車を呼ぶ→ゆえに家の中はカラッポ

超アナログ人間の、ぴょん父のことです。

わたしの携帯番号なぞ、たぶん知りません。

いえ、知っていたとしても、

携帯に連絡をすることさえ思いつかないかも。(; ̄- ̄;)



どうしよう。

弟なら何か知っているかも。

弟の携帯へ連絡を入れようと思った矢先です。

突然、家中に電話の音が鳴り響きました。

おそるおそる受話器を取ると、案の定、父の声が・・・

「どうしたの?何かあったの?」

・・・・父の応えは、こうです。

母を、行きつけの眼科へ送って行ったら、

待ち時間が、えらく長くかかってしまった。

今から帰るので、すぐ食べられるようにカレーを作っておいてくれ。

((○( ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄メ)ぷるぷる

「遅くなるなら置手紙くらいしなよ〜〜」

・・・・ほっとしたと同時に、わたしは無性に腹が立ちました。



決めました!

遅まきながら、両親に携帯電話を持たせます。

わたしはふたりに、過去何度も、携帯の購入を勧めているのです。

けれど彼らは、そのたびに娘の提案を蹴っていたのです。

頑固者の父は、「そんなもんなくても生活できる」って、反対するでしょう。

母もきっと「持ち歩くのが面倒だ」って、ぼやくことでしょう。

けれど、今度という今度は絶対に決めました。

嫌といっても、無理やり持たせるつもりです。

ええ、ふたりが何と反対しようと。

子供や若者のおしゃべりに、

携帯は、必ずしも必要と言えないかもしれません。

けど、老境に踏み入れた彼らこそ、携帯は持たねばいけないのです。



昔かたぎも、ほどほどにしてもらいたいもんだ・・・・

もう若くもない娘は、

ひとりぼやいていましたとさ。







2003年10月03日(金) イイヒト

わたしは、イイヒトになれません。

だれにも愛されるイイヒトになれたら、

きっと毎日が平穏で、楽しいと思います。



たとえば、嫌いな人がここにいたとします。

すると、わたしの顔は、みるみるこわばり、口数が減り、

だだだーーーっと、走って逃げたい衝動に駆られます。



嫌われた相手の人はどう思うでしょう。

そこまであからさまに避けられたら、

不愉快を通り越し、憤りを感じるに違いありません。

そんなわたしの態度が、

意地悪をしているように取られてしまうこともあるのです。

そうなると、相手にとってわたしは、

イイヒトどころか、敵意さえ感じてしまうことでしょう。

いけない、いけないと思いつつ、

自分の心を隠せない、だめな人間なんです、わたしって。



さらに困ったことに、わたしって人は、

どこへ行っても、嫌いな人を作ってしまうのです。

振り返ると子供の頃から、イイ子ではなかったように思います。

どうしたらイイヒトになれるのかなぁと、日々考えていますが、

きっと・・・・いえ、絶対になれそうにありません。

そんな自分がとても悲しいです。


誰とでもうまくやっていける人って、

きっと精神的にオトナなんでしょうね。

なんだか神様みたいに思えるのです。

激しく罵ってやりたいほど嫌いな相手にも、

きっと、笑顔でお話なんかできたりするんでしょうね。

そういう人って、

誰からも「いいひとだね」って温かい目で見られて、

いつもたくさんのお友達に囲まれて、

ほのぼの充実した人生を送るんでしょうね。



「汝の隣人を愛せ」

・・・・キリストさんは、ヨイことを言ってたけど、

すべての隣人と、うまくやっていくのは、

とうてい無理です、わたしの場合。

だったらせめて、

好意を持っている相手くらいには、嫌われたくないものだと、

つくづく思ったりなんかしています。
































ぴょん

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