MOROHA/クガツハズカム@新宿motion
2011年10月31日(月)

しごとの後、モーションへ。
個人的にゴタゴタしていたので逆に響いてくるライブだった。

MOROHAはやっぱり変化の兆しを感じる。もう少したてば、スタイルごと大きく変わったりしてもおかしくないんじゃないかな、と。
クガツハズカムはもう、それでしかない。
ライブ毎に波みたいなものは感じるんだけど、それでもある一瞬のスパークは変わらず持ってくるあたり、何か言い表せない存在感を感じるなあ。
夢の中の人、という感じがする。

都心もこの日で活動休止、という話だったけれど、良いパフォーマンスだった。プログレッシブ。
良いイベントでした。
sunday morning bell@9spices
2011年10月27日(木)

仕事を終わらせて行ったのである。
ひさしぶりのサンデー。ドラム+ベースのリズム隊はブレなく、押さえるとこ押さえつつも主張を忘れてないところが秀逸で、そこに上物も綺麗に乗ってくる。
以前見た時より3段飛ばしくらいでレベルが上がっていて、驚いた。今度出るという新譜もとても楽しみ。

そういえばギターがテレキャスになっていたなあ。
少し話をして、打ち合わせのため帰宅するなど。
suey@渋谷乙
2011年10月23日(日)

suey企画。軍オパは時間的に見れず、トリだし遅いだろうと思ってたら意外と早い時間にスタート。20:30だとか。。
あたまちょっと見れなかったが、まあいい。

sueyは相変わらずな感じで、新曲たちのほうが安定感あったなあという気がする。
音的にあんまりDrが抜けてこなくて、そこが残念だったかなあ。ギターは2本使い分けていたけどストラトの方が良い音を出していたように思う。トランペットはやはり良い感じを醸しだすのである。

night flightという曲が好きなのだけど、この日はやらず、残念。
アンコールありーの。

新しいCDを購入するなどして、帰宅。
aquarifa@新宿motion
2011年10月20日(木)

仕事の空き時間をやりくりしてaquarifa。この前見れなかったのでガッツリと。

形としては非常にベーシックながら、どこか他のバンドと違うなと思わせるのは何だろう。
バンドの存在感は抜群に感じる。
GtVoさんの声質は独特で、パッと聞きはかわいらしいと感じるんだけど、薄皮剥いでいくとそれだけじゃ済まない何かが見え隠れする。
ドラムは外さない。多彩というのが的確で、ポストロックに被れず、ロックの枠に囚われず、しかし安定感は損なわず、理想的とも言えるスタンス。
ベースはピッキングがメイン。こちらも一見難しい事はしないんだけど、とにかく外さない。一音一音が全体のグルーヴに与える影響ってのをよく考えてフレーズを作っているなというのが伝わってくる。パッと聞き派手なベースラインを作るよりもこういう屋台骨を支えるようなプレイの方が断然難しい。
ギターはその土台の上でカッティングとフレージングをメインに、エフェクティブなサウンドメイクをしつつ王道感を外さないプレイ。

とにかく、バタ臭くなくそれでいて王道、そして個性も感じさせる。このバランス感覚は凄い。このリズム隊+上手ギターさんの一体感がバンドの肝だと言える。そしてその上にのる異質なボーカルが、逆に良いスパイスになってお互いを引き立たせてる。

そんな中で、ラストの曲はボーカルのスタイルがまた違い、より歌をメインに置くいわゆる聴かせる系の曲だったのだけど、そこで見せるそれまでのボーカルスタイルとのギャップと純粋な“良さ”がまた、一層バンドの世界観を醸成していた。

面白いバンド。また見たい。
きのこ帝国@新宿motion
2011年10月19日(水)

仕事が終わったのできのこ帝国を見に。I Think Overwise企画。

頭っから退屈しのぎ、夜が明けたらと来てビビったが、完全新曲アリのセットリストだったので納得。全4曲、短いような長いような。
郷愁誘うギターのフレーズとしっかりとアレンジメントされたリズム。ベースの存在感もはっきり出ている。その上にのるGtVoさんの圧倒感。しかし、下手ギターさんの狂気すら感じる存在感にも目が離せなくなる。
スケールあるバンドだなあ、と。

なんて思いながら帰宅。
MIRROR@新宿nine spices / Emerald/wooderd chiarie@下北沢ERA
2011年10月15日(土)

ベースさんが抜けるということで無理矢理にでも参加。
と思いきや、まさかの2番手で頭のところちょいと見逃すという失態を犯してしまった…

いつも思うけど、左右に音を振りきるのはあんまり良くないと思うのよね。CDとかで振り切るのは全然有りだと思うんだけど、いいポジションで聞けることのほうが少ないじゃない、ライブハウスは。
逆サイドの音もある程度聞けたほうが良いと思うんだけどなあ。

などと思いつつ、ライブは果てしなく良く。
中々に珠玉のセットリストであった。

現ベースのラストライブ、見に行けるかなあ…
他に見たいライブがあったのですぐ脱出。



ナイスパから移動してERAへと。元pblのナカノさん新バンドEmeraldとウッチャリの対バンとあっては見ないわけにはいかず。

2度目のEmeraldは前回よりも良くなっていて驚いた。スタートのスピード感の中で進化している最中なんだろうな。
元々ナカノさん以外はバンドとしてやっていたみたいだし、ベーシックはあったんだろうけど、やっぱりあれだけのフロントマンとバンドやるとまるっきり変わっていくよね、と。

サウンドはアーバンなソウルを主体に、振り幅は広くできそう。
前回のmotionよりベースのバランスがやや引っ込み、全体感としてはスッキリしたかなと。
黒いグルーヴは変わらず、ナカノさんはやっぱり楽しそうに歌う。
ソウルなバンドが元々持っていたであろう世界観の中で跳ねまわるナカノさんと、ナカノワールドとでも言うべき独特の世界観の中で揺蕩うナカノさん。どちらもらしさに溢れていた。

pbl時代のシーケンシャルなHIPHOP風スタイル+ナカノワールドというミクスチャー感も良かったけれど、Emeraldのソウル+ナカノというミクスチャーも面白い。まだまだ余白があるし、このサウンドで爆発するタイミングが今から楽しみだな、と。


うっちゃりはもう、安定感ある。
セットリストが変則的且つ面白く、そして染みる。
過去のない街はやっぱりやってくれなかったけど、新旧おりまぜた誰もが納得するであろうセットリスト。しかしまだキラー曲がなんこも残ってるあたり、バンドの体力を感じる…
4バンドなのでそこそこ長いアクトだったけど、もっと長いことみたいなと思ってしまったなあ。
ワンマン行けないのが残念。。

コーラ飲んで帰宅
summer solstice@下北沢ERA
2011年10月14日(金)

仕事が早めに終わったので頭っから参加。

1バンド目はTHE SPIT AND HONEYという2ピース。打ち込みにベース、女子GtVoな感じで、サウンド自体はベーシックだけどメロディがちょいとUKぽさを感じさせる。GtVoさんのメロディーメイカーっぽいギターチョイスは良い。
悪くは無かったけど、もうちょいパンチが欲しいなあ、と。

2バンド目はthe butterfly nine cordという3ピース。
まあUKとシューゲイザー、てなわかりやすい感じ。とりあえず音がデカイのは基本、みたいなバンドだった。
ベーシックな部分はちゃんとあるので、好きかどうかが大きいんだろうなと。

3組目はあさ子というピアノ弾き語りな女子。
以前見た時よりも断然良かったなあ。個人的にはもっと暗い感じの曲が聞きたいのと、バンドサウンドがあってもいいのになあってところ。タイミング合えばまた見たいなと。

トリが企画者のsummer solstice。
いつも演奏が荒いなあとベースを見ていて思っていたけど、この日はちゃんと弾いてて「なんだ、弾けるんじゃん」と。
やっぱピッキング荒いとセンシティブな楽器を使っていればいるほど音に存在感が無くなるし抜けなくなる。しっかりとピッキング安定させることは大事だよねと。そしてバンドの中でベースの重要度っていうのも改めてよく分かったなあ。
なかなか良いアクトでした。

終電のがし、打ち上がって帰宅。
きのこ帝国@下北沢ERA
2011年10月09日(日)

2ドリンクで入場料フリーな企画。
途中から入ったら何人か知り合いが居たり。

きのこ帝国はラスト。

正直、THE SEAとか、クガツハズカムで聞くほうが良くて。
悪いわけじゃないけど、シンプルな弾き語りを超える何かを見出さない限りバンドでやる意味なんて無いと思うし。
まあそれくらいこのバンドは佐藤さんのバンドだと思うし、だからこそバンドでやる意味を教えて欲しかったなというのは強くあった。

それを示してくれたのは、ラスト2曲。

ラストの夜が明けたらも、もちろん素晴らしくて、バンドである意味を感じさせるサウンドだったけどやっぱりきのこ帝国という存在を強く印象づけるのは「退屈しのぎ」という曲で。

これがあるからバンドとして立っている意味があるなあ、と感じさせる演奏だった。
ギターのフレーズ。ぐっと抑えて立ち上がるボーカル。グルーヴを増加させるリズム隊。それがVoを更に引き立たせる。
そして再びギターのリフレイン。さらに立つVo。
バンドの化学反応というのは、こういうのを言うのだろうなあ。

素晴らしいアクトであった。
rain drops pianissimo@下北沢CLUB251
2011年10月06日(木)

Sheperd企画。
彼らはまたもやベース弱く、GtVoの音も弱く、な感じで。MCでもかなり失敗して雰囲気マズー、的な。
音作り、なんでこんなダメなんだろうなあ。

aquarifa見れなかったのは残念。
COLD KITCHENは、4つ打ちビート的な曲を多めに。やっても、何が良いの?って。
そりゃこっち系のギターロックなんて没個性の吹き溜まりではあるけど、それでもさらけ出してなんぼだろ、って。4つ打ちダンスビートでごまかしたってオリジナリティなんて出ないし、さらなる没個性を引き出すだけだよ。
普通に真正面から歌って、歌いきってなんぼだろ。って思う。それに飽きたならバンドなんてやめちまって、新しいバンド作って環境を変えることで続ける、みたいな形でやっていくしかないんじゃないのかな、って思うわけで。
つまらん。

sheperdも相変わらずで。
んー、なんだかなあ。
別に悪いわけじゃないんだろうけど、伝わらない。
そのフォーマットで史上最高の物を見て聞いて知っているからさ。フォーマットだけじゃ、無理だよ。ほんと。
なんか足そうぜ。
味が薄い。
出汁が足りねえ。
SEI(adoo)@渋谷乙
2011年10月03日(月)

以前やった弾き語りは見れなかったので、仕事中抜けして無理やり見に行く。
クガツハズカムは体調不良で無念のキャンセル、とのことで残念だったが、多分仕事で見れなかったのでいいや、と。

SEIはもちろん全部の曲知っているわけだけども、やっぱり好き。
昔は声がまず良い感じだったが、最近は表現する表情を見せているなー、と感じていて。
彼女の歌から感じる世界観はやっぱり好きだな、と。

MAGI SCENEの石井くんもようやく初見。
思った以上に良い歌い手で、へええ!と。仕事があったから最後まで見れなかったのが残念だったが、また見たいなと思わせるものを持っていた。

そんなこんなで退室。