凛として時雨@渋谷CLUB QUATTRO
2007年03月31日(土)
まったりと家を出て、クアトロ前に着いたのが18:15ごろ。
なんか知り合いがいたり知り合いがいたり。
チケット譲る予定だった知り合いを少し待って、落ち合って階段を上りクアトロへ。
少し迷いつつ結局ロッカーへは預けず、そのまま上のフロアへ。

やっぱりギター側から見たかったので上手側に行くと意外とスペースがあったので前方へ進む。
柵の向こうに荷物を置き、開演までスピーカー前で待つ。

場内が暗転。
少し前なら浮きまくっていたであろうTシャツにタオル首巻きやろうどもが一斉に前へ行く。
一人抗いながらも気づいたら上手角にいた。

考えてみたら久々の時雨。
345さんはベースが変わってた。
近くで見てないので確かな事はいえないけど、光に当たったデカール具合からしてSCHECTERかな?
ジャズベでした。S-JBかなぁ・・
新曲ではコーラスも踏んでたみたいで、足元も若干の構成変更があるみたい。
TKさんはパールピックガードのテレキャスで足元は全く見えなかったけど、最近の情報によるとMAXONのDelayが追加されてる様子。
ぴえさんは玉筋クールJ太郎ばりのMCを繰り出して楽しそうだった。今回のツアーからジルジャンにサポート受けてるらしい。

ライブはと言えば、個人的にはCrazy感情Styleで感極まりそうになったり。
新曲を聞いてもそうだけど、ライブを見るにつけ段々とバンドとして整ってきているという印象は強くて。
そんな昔から聞いているわけでは全然ないけど、個人的には荒い輪郭のまま強いバンドになって欲しいなという気持ちはある。
演奏にしても、こんなにさらっと弾いてる風に見える人達だっけかなぁ?と思えるところでスキルの上達ぶりを実感できたし
状況だけ見れば、この一年は順風満帆そのものだけどね。

けど今みたいな時雨のスタイルをフォーマットとして使っていくとダメになってしまうんじゃないかな、とは思う。
ま、そんなそぶりは全然無いし、それは本人達が一番分かっていることだろうけどね。

中盤のシメが夕景の記憶で、ラストがセルジオってところでアンコールで傍観かー、なんて思ったけどすぐに「あー、時雨はアンコール無いんだよな」と思い出しちょっと寂しかった。

ここ最近、時雨をコピってるのもあって、耳コピとの差異を確認できたのも良かったなー。
そんなに違いは無かったけど。

それにしても、鮮やかな殺人は鮮やか過ぎる。
まさにキラーチューン、サイケデリックビジュアルショック・凛として時雨そのものだな、と思う。

バイブスはバイブの集まり。


セットリスト@誰か

01.テレキャスターの真実
02.感覚UFO
03.Sadistic Summer
04.CRAZY感情STYLE
05.Disco Flight
06.O.F.T
07.Acoustic
08.赤い誘惑
09.TK in the 夕景
10.夕景の記憶
11.秋の気配のアルペジオ
12.Knife vacation
13.鮮やかな殺人
14.想像のSecurity
15.ラストダンスレボリューション
16.Sergio Echigo
ELLEGARDEN@幕張メッセ
2007年03月24日(土)
何よりもまず、遠い。新木場より遠い。めんどい。

で、人の多さに辟易。
ホントに今日ライブなんてすんのか?という感じ。
ブロックもX6と一番後ろのブロックの入場順最後で、まったり見る気全開。
エルレのライブをまったり見る事なんて初めてだし、クローク袋を買う前から来なけりゃ良かったな、なんて思ってた。

入るとバカ広い場内。
ミッシェルの時は9・10番をフロアに11番はスペースだったし、バンプの時なんて9番のみがフロアだったのに今回は余計なものはほとんど無くて全てがフロアになっていた。



もちろんステージは豆粒。
一応ディスプレイはあるけど、LEDじゃなくスクリーンタイプで、ステージの照明が当たると後ろの柱の影で見づらくなると言う素敵なモノ。

そんな感じで、特にすることもなく待ち時間をグダグダとすごしていたのだった。


いよいよスタート。
今回はOAがアリスター。
あんなバカでかいステージでやることもあんまり無いだろうけど、そんなのを感じさせないライブだった。
ドラえもん歌ったり、島歌やチェリー歌ったりとアピールも忘れずに。


まーそんなこんなでいよいよ開演。
正直、来なければ良かったと思いながら、それでもどんな演奏をするのか不安と楽しみが混在した微妙な気持ちでその瞬間を待ってた。


一曲目はやっぱりFire Clacker。

初めの音を聞いた瞬間に、さっきまでのもやもやは綺麗さっぱり吹っ飛ばされた。
幕張のもうホント後ろの方で、スクリーンで見る姿すらいつもライブハウスで見る姿よりも全然小さいような状態で。
なのにライブハウスで聞くのと変わらない熱量でエルレガーデンの音が伝わってくる。

その瞬間、なぜか分からないけどすごい安心したのを覚えてる。

曲は進み、覚えのあるアルペジオから始まったのは「Can You Feel Like I Do」
驚いた。まさかここでこの曲をやるなんて思ってなくて。
音源とは少し構成を変えていたようにも思ったけど、新しいアルバムの曲たちと並んでもなんら違和感の無い演奏。
なんていうか、神がかったようなウブさんのソロや細美の歌に、今までの集大成を感じさせられた。

だけど、さらに曲が進むにしたがって、普段通りの・・むしろ普段以上に伝わってくるライブにだんだんと不安感が芽生えてきた。

序盤の山場、始まった曲に耳を疑った。
lonesome。
細美があまり好きじゃないという話もあり、ライブで聴くことは無いだろうと思ってた。
ギターの爽やかな高揚感を感じさせるカッティングと、それに絡みつきながら段々と寂しさをこみ上げさせるメロディーライン。
曲中も終わってからも、伝わってくる何かをかみ締めてた。

けど、それと同時に、こんなにも大きい会場でこれだけ響かせられるエルレガーデンに、芽生えた不安感が大きくなって行くのを感じた。
確実に会場に伝わっているのをメンバーも感じているはずで、その証拠にあんなに楽しさだけを見せる細美もあまり覚えが無い。

How We Used To Be〜や、Middle Of Nowhere、sliding doorと初期の曲も要所要所に組み込んだセットリスト。

Eleven Fire Clackersを経てのDon't Trust Anyone But Us。そのメッセージは伝わってくる。
だけど、どうしてもつまらない邪推が込みあがってきて、楽しさの奥の不安感が拭えなかった。

そのままライブは進んで、とうとう最後の曲。

始まる前に細美が言った。
「ライブハウスに帰ろうぜ」
その言葉で全部ふっきれた。

その後のアンコールは楽しさだけで満たされて。
ダブルアンコールの、本当に最後の曲は金星。

終わって引っ込む前に、いつも細美はオフ(マイク)で「ありがとうございました」って言うんだけど、今回はちょっと遠すぎて聞こえなかった。
それが最後に悲しかった事かな。

次はライブハウスで会いたいです。

そんな感じ。


セットリスト
01.opening
02.Fire Cracker
03.Acropolis
04.Can You Feel Like I Do
05.The Autumn Song
06.虹
07.PizzaMan
08.Lonesome
09.Gunpowder Valentine
10.(Can't Remember) How We Used To Be
11.Supernova
12.Space Sonic
13.風の日
14.Missing
15.Salamander
16.Middle of Nowhere
17.Sliding door
18.Surfrider Association
19.Marie
20.No.13
21.高架線
22.ジターバグ
23.RED HOT

En1
01.Winter
02.Make A Wish

En2
01.スターフィッシュ
02.金星