Peridots/8otto@新宿LOFT
2006年09月30日(土)
お誘いを受けてゲストで行ってきました新宿LOFT
SATURDAY NIGHT R&R SHOWと言うイベントだそうで。

出演は
8otto(O.A)
Peridots
Plane

知り合いの目当ては8otto(オットと読む)だそうで、どんなもんかと見てみた。
ボウズ+グラサンのレスポ持ちに長髪のストラト、短髪のベースとアフロのドラムという髪型総出演な趣き。
ドラムがボーカルを取ると言うスタイル。
なかなかロックな趣きで、低いメロディーラインとダンサブルなベースライン、という感じ。
個人的にはもっとローファイなサウンドだったらなおよしだったけれど、それでも全然Goodなバンドだった。
二曲目でボウズ+グラサンな人が手拍子をし始めたのが面白くて仕方がなかった・・・

んで、Peridots。
本日も弾き語り。
924ではカバー3曲+2曲という短い&もの足りないステージだったので、そのリベンジを期待。
いや、非常によかった。
最初の内はローが出すぎてて音的に微妙だったけど、だんだんと合って来てからは圧巻。
後半に行くにしたがって、曲とあの甲高いふんわりとした声が陶酔感をあおる。
声と歌の力で鳥肌を引き出される瞬間というのはどうにも快感だなぁ。

前にいた二人組みのクソ女どもが邪魔で仕方がなかったが。死ねばいいのに。
そんなこんなでセットリスト。

setlist
急に石が飛んできて〜ラプソディ・フォールズ〜罪
メトロ
You are the song
eyes
ナッシング・イズ・カミング
ライフワーク
Raining,raining
労働
Alright

Peridotsおわりで物販側へ。
8ottoのデモを購入。物販のおねーさんがステッカーくれた。ありがとう!
一緒に来ていた連れも同じデモを購入していた。

Planeは二曲ほど見て退却。
海峡で食い飲みで帰宅しましたとさ。


凛として時雨@下北沢CLUB QUE
2006年09月29日(金)
家を昼過ぎに出て、立川に出る。
ゲーセンでまたもやWE2006ACをやって、首尾悪く電車に乗り吉祥寺へ。
とりあえずパルコに行きコロンビアで小銭入れを物色。

キーケースと携帯入れと小銭入れが合体したような奴が売っていて購入。
中々良い感じ!気に入った!

井の頭線にて下北沢へ。
とりあえずQUE前を下見してハイラインへ。
KOHLのシロイミライを購入。FARMSTAYの新譜も出てたらしい・・・気づかなかった。

とりあえず列に並ぶ。整理番号は23番。しばらく並んでいると後ろの女の人に話しかけられる。
以前新都心で横に居て、Mixiでちょっと絡んだ事のある人だった。
せっかく話しかけてくれたのに俺がヘタレなので大して話せもせず。申し訳ない・・・

開場して、最前TK氏前をなんかゲット。
いつものSEじゃなかったなぁ、そういえば。
TK氏の足元をいつものごとく確認してみる。
Fulltone OCD→MAXON OverDrivePro→BOSS OD-3→ARION SPH-1→DIGITECH DIGIDELAY→BOSS LS-2→Fender Twin Reverbe
といういつものセット。けど違う点が一つ。
LS-2から二本出ていて、普段は両方Twin Reverbeに入ってるんだけど今回は片方がJCに入っていた。
間にはZOOMのPD(?)がはさんである。
JC側はマイキングしていないところをみるとモニター用の様子。

そんなこんなで時刻は定刻。
ほぼたがわずメンバー登場。
本日のギターはパールピックガードとシースルーイエローなテレキャス。
今までFenderだと思ってたらこいつもシェクターだった(バタースコッチライクなテレキャスはシェクター確認済みだった)

ま、それはそれとてライブの始まり。
個人的に緊張してたのか何なのか最初の数曲がなんとなく楽しめず・・・
想像のSecurity、感覚UFOと曲順どおりに始まる。

今日はTK氏ばかり見ていた。

Sadistic Summer。
この辺りからやっと純粋に楽しくなってきて、Crazy感情Styleへと。
久々に聞いた。ってそんな数多く時雨のライブに行っているワケじゃないけど。
OFTと来て、しっとりとしたナンバー、Acoustic。

来た。
ここしばらくずっと聞きたかったこの曲。
ライブverというより、もともとのアレンジなんだろうCDとはちょっと違うVersion。
アルペジオと、エフェクター捌きのすばやさとしなやかさ。
フロントとリアのピックアップのチェンジ。
ついつい見とれてしまう。
続けて傍観へと。
少し驚いた。
もっと後半にもって来るものとばかり。
だけどいつもと変わらない、むしろいつもよりももっと素晴らしい演奏だった。

そしてインプロから夕景の記憶へと。
聞いたのは何回目かのこの曲。音源で聞きたいなぁ・・・
秋の気配のアルペジオと続き、TK in the 夕景へ。

あー、こんなポジションで弾いてるんだなぁ、なんて。
"持ってかれる"ライブの時は、なぜか無関係な事を考えてしまう事が良くある。
どうでもいい事を考えながらTK氏をずっと見ていた。

少し溜めて始まったのは鮮やかな殺人。
改めて聞くとすごい曲の展開。
鮮やかに繰り広げられる3ピースの兼ね合いが高揚感を煽る。
テレキャスターの真実が続いて演奏され
「あまり知らないと思いますが、#2というCDから一曲やりたいと思います。」
というMCと共に更に凄い曲が披露された。
手刀のワンマンでもやっていたっぽいけど、今まで聞いた時雨の中で一番曲展開が激しい曲だった。
なんだこれ、っつー感じの。
もうインプロだけで作ったんじゃねーの?という。
成長するから複雑な曲をやれる、とかそういうワケではないといういい見本みたいな曲だった・・
音源欲しいな。#2なんて無理だなぁ。#3すらもってないのに。

ラストダンスレボリューションからおなじみ345MCへ。
東名阪ワンマンツアーがあるらしい。その告知。
そのあとワンマン効果か中野MCが!ドラム周りにマイクが無い為345マイクにて「YOYOYO」から始まる超ハイテンションMCを展開。
のられたTK氏が「YOYO」始まりで「最後の曲です。会場にいる全てのサッカー好きのサッカー(er付きって意味だと思う・・・)に送ります。バラードですが皆さん是非一緒になってギターソロを弾いてください」と行ってセルジオ越後へ。

やっぱり凄い。
あまり自分の中でギターヒーローという存在は居なかったんだけど、やっぱりTK氏は自分にとってかなりのギターヒーローになりつつある。
やばい。
あふれ出す衝動。
あまり遠くへ行って欲しくないな・・・、と思った。

ZOOMを踏んでJCからの中音を増やしただけじゃ飽き足らず、結局Twin ReverbeのVolを回していよいよ狂いだすTK氏は最後はエフェクターボードを越えてモニターにまで倒れこみ、そこにギターを置いて去っていったのだった。
まん前過ぎてびびったのは内緒。
立ち上がって、去り際に投げたピックはクルリと周りモニターにあたってエフェクターボードの中へ入っていった。笑

場内アナウンスが2回流れるまで客が弾かずにアンコールを待ち続けたけれど、やはりアンコールは無く。それで良いと思う。

そうしてライブも終わり、横の40台っぽいジジイがセットリストの紙を速攻パクッて去っていった。
片つけの人が来たらもらおうと思ってたのに・・・
少しムカついていたアホ客の一人がマイクスタンドに付いたままの未使用のピックをジャンプしてパクッていた。
モニターにのっているギターを触る奴、写真に撮っていく奴等々。個人的にはモラル的にどうなの?という奴も結構いたが、普通にエフェクターボードに興味津々のやつも多く、やっぱりやってる奴に人気があるのかなぁ、なんて思ったり。

清掃の兄ちゃんが来たので、TK氏が投げて結局ボードに入ったピックをもらい、前列を退散。
チケットをドリンクに換えて、トイレ行って、知り合いちょろっと話したりして退散。

物販でワンマン限定の缶バッチが買えず・・・おねいさんにちょうどさっき無くなったといわれる・・
ちょっと顔覚えてもらえたかな?通常の新缶バッチを購入して帰宅。

電車に乗る頃は雨が降り出してたけど、立川は振ってなかったのでセーフでした。


Setlist
01 想像のSecurity
02 感覚UFO
03 Sadistic Summer
04 Crazy感情Style
05 小田和正 Featuring TRF
06 Acoustic
07 傍観
08 夕景の記憶
09 秋の気配のアルペジオ
10 TK in the 夕景
11 鮮やかな殺人
12 テレキャスターの真実
13 赤い誘惑
14 ラストダンスレボリューション
15 Sergio Echigo

syrup16g@渋谷AX
2006年09月24日(日)
UK.PROJECTの人(ダイマスさん)とかが主催のイベント924。今年で二回目。
出演は出順で以下。
BIGMAMA
VOLA&THE ORIENTAL MACHINE
海北/大岡(LOST IN TIME)
lostage
POLYSICS
PERIDOTS
BEYONDS
syrup16g


とりあえず、昼過ぎに渋谷についてゲーセンへ行き時間をつぶす。
ここ一月二月ほどWE2006ACにはまっているとかいないとか。
彼女が後から合流してゲーセンを出て、モスにて昼食。

なんかグリーンモスにタコライスがあって、ついつい食べてしまった。

んでAXへと。
チケットもぎられつつ入るとSOUNDSHOOTER以来結構なかよくなったTKOちゃんがいて軽く挨拶しつつ中へ。
ちょうどVOLAがやってた。
うーん、相変わらず何がいいのか全く分からず、全然興味がもてなかった。
ロビーでぶらついてるとダイマスcafeのホットドックを持ったTKOちゃんがBIGMAMAのキーホルダー買ってきて、と頼んできた(仕事中なのでさすにが買えない)ので買ってきてあげる。
んでそのまま外でグダグダと喋っているとVOLAが終わった模様。
人がかなり出てきたので、そこでTKOちゃんと別れて中へ。

どうやらPOLYのカヨちゃんとフミちゃんが参加してVIDEO KILLED RADIO STARやってたらしい。
少し聞きたいような、どうでもいいような。

で、お次はLOST IN TIMEのお二人。
サポートにVOLAのBa(気持ち悪い人)とBAZRAの鉄平ちゃん(気味が悪い人。笑)をしたがえてました。
カバーでチューリップの心の旅をやったりしつつ、カバーだけじゃなくオリジナルもフォークロック臭い曲ばかりでありました。
特に思いいれも感想も無く。

お次はlostage。ちょっと期待してたけど、まぁぶっちゃけどうでも良かったです。
うーん、多分悪くはないんだけど・・・ぐらい。
途中で抜けるとロビーに去年もロビーをご一緒したHちゃん発見。
ちょいと話をしたりしつつ、プラプラしてました。Hちゃんのお知り合いのMさんも来たりしつつでlostageもおわり謎の休憩タイム。

この日は門の所まで開放されていて、外に出てさらにグダグダ。
ダイマスcafeには長打の列。アホらしい・・・
しばらくするとホットドックも売り切れて、結局再入場可に。
なったと思いきや、ダイマスcafeも70食ほど追加販売するというグダグダさ。
後々並ばず食べました。
微妙に腹減ってたのもあり、まぁまぁ美味しかったです。

んでPOLYSICKSも終わりかけ。
最後らへんにアヒトが入ってきてP-MODELのカバーしてましたとさ。

お次はPERIDOTS。
本日は弾き語りスタイルと言う事もあって期待していたけども、始まって3曲はカバー。
ってか始まる直前にAX入りしたらしく、妙にキョドってました。笑
Without You(Harry Nilsson)
やさしさに包まれたなら(荒井由実)
No Surprises(RADIOHEAD)
+オリジナルは2曲
うん、でも綺麗な声だわ、やっぱ。

で、BEYONDS。
ドラムのセッティングで妙に上手いなぁ、と思ってたらそう言えばアヒトがドラムなんだったと思い出し納得。
やっぱあんなクソみたいなバンドやるよりドラムやったほうがいいだろうに・・・そんなに目立ちたいのかね?しらんが。笑
実際のBEYONDS自体は、熱さはあるんだろうけど周りとコミットしようとしない感じ。
要は独りよがりなのかなぁ・・・うーん。。はっきり言って全然楽しくはない。心にあんま響かないっつーか。
彼らなりのエモーショナルを出しているんだろうけどね。チャンネルは合わないです。


もう長すぎてテンション下がりまくったところで真打のsyrup16gの登場です。
なーんか暗い感じで入ってきた彼ら。一曲目は新曲。
syrup16gにしては珍しく、和っぽいメロディラインの暗い歌。ほんと暗すぎてこまった。笑
全然テンションあがらずいたら、お次に来たのがイエロウという事で。
えぇ、速攻テンションあがりました。笑
真空をはさんでのI'm劣性もやってくれる!という感じで。Hell See攻勢いいですねぇ・・
神のカルマの後はこれまたカバーで「春夏秋冬」
選曲にびびった。さいしょ吉田拓郎の曲かと勘違いしてたら泉谷しげるだった。笑
でも、うん。いい感じではあったと思う。
ラストにアヒトとVOLAのベースが出てきてリアル。

リアル自体は好きだしいいんだけど、別にセッションでやる意味も意義も見出せず、という不完全燃焼具合。


特別感を出したいんだろうけど、全バンドにカバーさせてるのも正直あんま気に食わないし、無理やりセッションさせるってのもどうかなぁ?と。(本当の意味でのムリヤリではないだろうけど)
普段どおりの彼らのライブを見たいのであって、義務感漂うイベントライブを見たいわけじゃないのです。
そういう意味でもあまり良いイベントではないなぁ。やっぱなんか押し付けがましいというか。

やはり、ライブってのはバンドの自主性がなきゃつまらなくなって行くんですね。
難しいもんだ。


帰り道でチョコクロを食べながらお茶をして、彼女と別れて再びWE2006ACやって帰宅。
そんな日
flipside@横浜FAD
2006年09月22日(金)
知り合いの初企画ライブ。undergoesと言うイベント。
失業保険が当日までに振り込まれたら行こうかなーなんて思いつつ、朝から起きだしてダラダラ。
昼ちょいにコンビニへ行きATM確認してみると振り込まれていたのでじゃー行ってみようかなという気になりました。

とりあえずヤンジャンを立ち読み。

帰宅してなんとなくアジカン(〜君繋5M)を聞きながらギターを弾いたり、久しぶりにPOTSHOTを聞いて見たり、Mixiのお気に入りリスト作って見たりと過ごし家を出る。

横浜FADは石川町。家から軽く2時間程度。遠い・・・
とりあえず立川から南武線→川崎→京浜東北→石川町といった感じ。

石川町について場所を良く知らないことに気づき、あたふたするもウィルコムでHPを検索かけて近場まで辿り着く。
すると知り合い登場。
とりあえずFAD前まで行きグダグダ話していると程なく知り合いAが来て少し話して中へIN。

ここで出演バンド。出順で
軍鶏
Hi-KING BEAR
DUMPRILONGER
BUSTOP
NICHE INDUSTRY
Flipside

入ると二バンド目。
あんまり覚えて無いけどベースがリッケンだったのは覚えてる。
ギターは普通にレスポールで、マーシャル直アン。
うーん、やっぱマーシャルの音ってあんま好きじゃないなぁ・・・レスポールも悪くは無いんだけどやっぱ面白みが薄い気がしちゃう。
曲調はまぁメロコアっつー感じ。

その次はコアっぽいバンド。
BaVoがスティングレイで、ギターは2本。両方レスポールの直アンTRIAMPとマーシャル(だったかな?)
うーん、悪くは無いしクオリティもあるけど・・つー感じ。

お次はミクスチャーって言うか、なんつーかわからんけどそんな感じ。
ストラト→JCとエクスプローラー→マーシャル。ベースは覚えてないや
ストラトの人が上半身裸+顔に布巻きつけでライブを完遂。アホだ・・・

次のバンドはなんかa-nationに出ただかなんだかと言うバンド。
ジャガー→JCとレスポ→マーシャル、ベースはまたも覚えてないや。
メロコアっちゃメロコアなんだけど、ちょっと違う感じもありつつ確かにクオリティもあったなぁ。
知り合いのバンドはこのバンドの後で大丈夫なのか?なんて思ったり。
俺が以前見たライブからするとちょっとレベルが違うかな、と余計な不安を。
そういえばやってる最中に知り合いKが来たわ。

んでラスト。
ベースはジャズベでギターはレスポ→TRIAMP。TRIAMPってのはステージ栄えがして良いね。
前みたときはレスポ→SD1→マーシャルだった(と思う)で音圧が全然足りて無かった印象があって、今回TRIAMPのおかげか音がモダンになったこともあり中々良くなった印象。
つーか思ってたより全然やれてた。
知り合いのドラムの子もやっぱ上手くてストロークが妙に早い。
ベースのMCが滑りまくりだった事は差し置いて・・・ま、前の方の人たちはとりあえず盛り上がれるからいいんだろうけど。
メロディー的には出演バンドで一番POPな感じだから聞きやすいし。
でも曲構成というかギターの傾向的に、もう一人ギターが居たほうが良いんじゃないかな、なんて思ったり。
や、3ピースの良さはもちろんあるんだけどね。なんとも言えないところ。

まぁそんなこんなで22時前終宴
ちょっといつも行くライブとはジャンル違いだったけども、とりあえず全バンド妙にテンションが高い。
それは見習いたいところもあった。
企画のflipsideのGtVoの人ずっと一番まえで飛び跳ねてたし。笑

終わって少し話して帰宅
すげー腹減ってたけど何も食わずあの長い道のりを帰りましたとさ。

めしや丼てやよい軒て名前かわったんだよね。
中身変わって無いけど。

そんな日
ELLEGARDEN in GG06@渋谷AX
2006年09月17日(日)
久しぶりのELLEGARDEN。
出演は出順で以下。

大樹(O.A.)
BEAT CRUSADERS
YOUR SONG IS GOOD
ELLEGARDEN

5月のJSC@新木場以来だから実に4ヶ月ぶりのELLEGARDEN。
今年は何回見れるかな・・・次のTOURは今の所横浜のみゲットしました。
千葉、熊谷、宇都宮あたりどっか一個見たいなぁ・・・
新木場は、まぁどっちでもいいや。

つーワケで朝も8時には起床してグダグダ。
特に何をするでもなく過ごし、昼飯食べてお昼寝をして後家を出発。
4時半ごろに渋谷に到着してビックカメラにてW-ZERO3[es]の実機をみたり、ひさーしぶりに渋谷タワレコ行ったり。
小雨ぱらつく中ちょうど開場ぐらいにAXへ。
ロッカーに荷物をしまっていると相方出現。一緒に荷物をしまい中へと。

入って中央の中ほどで開演まち。
久々に大きいライブに来たが、やはり人嫌いは治らない模様。
空樽は良く鳴るもので、いつまでたっても騒がしいアホどもはどうにもならない物か。ならないなー・・
startは18:30。
18:00ごろに場内が暗くなり、何かな?と思っているとOPENING ACTの大樹だった。

アコースティックギターを使ってパーカッショニズムあふれる演奏でリズムもメロディも一人で構築していた。
http://sound.jp/otodama-ya/s/music01.wmv
PVが見れるので興味がある人はどうぞ。後半が素晴らしい。
一曲目終わって「目が覚めた?」なんてあっけらかんとした感じ。「今の曲は千手観音の往復ビンタと言います。」そんなギャップもまた面白い人だった。
4曲ほどかな?やって終わり。

空樽は良く鳴り続けて定刻。
ジョージとかいうハーフのおっさん現る。ビークル呼び出してビークル入場。

いつものお面を投げ捨て。
そういえばビークルの初期の8cm四方のシングル2枚持ってたなぁ・・なんてこの前思い出した。
でも基本的に興味が無いのでね・・・全然キライではないけど。
途中YOUR SONG IS GOODと一緒に2曲ほどやったり。
それにしてもお客さんはノッたふりが上手いもんだ。
day after day(?)なんて凄いエモい曲だと思うのに中途半端にピョンピョンしかしないもんなぁ・・・まぁ客もバンドもそれでいいならいいんだけど。
個人的に欧米かよ女子かよ系のMCは見ててキツイものがあったなぁ・・ウケてたけど。

で、再びジョージの口入れからYOUR SONG IS GOOD登場。
ベースが凄いグルーヴあって良かった。
ギターは二人。そのうち一人はテレキャス使い。
エルレの月よろしく全員座っての曲ありと、音源は全然しらないけど、なかなかGOOD。

んで、三度ジョージが現れ、いよいよELLEGARDEN
細美もうぶさんもアンプが変わってた。
うぶさんはVHT(多分Ultla Read・・・)細美さんはDiezel(多分Herbert・・・)で、キャビは二人ともマーシャル。
二人ともケトナーの粒づいた音じゃなく、もう少しナチュラルでラウドな音になっていた。
VHTはTriampより中音域がスマートな抜けの良い音が印象的。DiezelもWarpよりすっきりとした印象の歪みになっていた。

ライブはSpace Sonicから始まる。
今日はなんだかうぶさんのテンションが高くて、前に出てくる回数がいつもより多かった気が・・・
細美も最初入って来た時はなんとなくうつむき加減で「ん?」なんて思ったけど始まってすぐいつもの細美の顔になってた。
もう秋だからかThe Autumn Song。
作詞中の細美のイメージに合う曲だなぁ、なんて。今年は曲作りでおわったから寂しいのでしょうか。笑
結構歌を忘れてるようで、ところどころVoを入れ忘れる細美。でも楽しそうで楽しくて関係は無い。
Supernova、Missing、Pizza Manと続く
久しぶりに聞くELLEGARDENの曲たちは、どれも輝いて聞こえて。あぁ、こんなに良い曲だったんだな、なんて再確認させてくれる。

次の曲は虹
気休めの音楽がどれだけ力強いか。
そう、どこにでも行ける自由を失うほうが怖いよなぁ・・・

Marry Meと来てライブでは始めて聞くSalamander。
あぁ、もう2段飛ばしくらいで上がってるなぁ・・・
よりラウドにラウドに。激しく鳴っていくELLEGARDEN。
世界でもこんなにまでメロウでキャッチーでラウドなバンドは居ないんじゃないだろうか・・・

と、見せかけて風の日。
ラウドに駆け上っていく後姿とは対照的にさえ思えるこの曲が、実は一番ELLEGARDENらしいのは何でなんだろう。
いろんなバンドにとって、置いて行かれてしまう事の多い初期の楽曲達の中で、今でもELLEGARDENというバンドすぐ横にある音像。
それは変わらないスタンス。
著しい進化を続けている彼らは、しかし何の変化もしていないことの証明。
新しい皮を被るのではなく、脱皮し続けていることの証。

ジターバグはさらに鮮烈な言葉になって、過去・現在・未来の自分への賛歌として昇華されていく。
最後はRed Hotで終わる。
同時にすぐにアンコールがかかり、帰ってくるメンバー達。

テレビのイベントは必然的にカメラが必要になる。その分見れない人も見にくい人もいるからあまり出たくない、と切り出して細美は言った
「本当は2,3年前から誘われてて。んで、今年も誘ってくれてさ。あー、この人なら信用できるかなって思って」
客席のジョージコールに呼ばれて出てきた彼は恥ずかしそうに嬉しそうにして、小さい細美と抱き合って。
メンバーに会釈をして、客席に会釈をして戻って行った。

Make A Wish。
最後の曲。次への曲。
細美はなんとかツアーまでには作詞間に合わせるよ、と言っていた。
あー、ツアーが始まる。

全てが終わり、ジョージが出てきて今日の出演者が全員出てくる。
客席をバックに記念撮影。
多分写ったかな?ジョージのすぐ横あたりに。

で、結局ジョージって誰よ?

雨降りの中帰宅。そんな日
凛として時雨@八王子MATCH VOX
2006年09月09日(土)
September 9th。
まさにSunny DayでSmell Of Summerな日。

前日無睡眠・12時間労働の末、18時開演のマッチボックスについたのが21時過ぎ。
電車の車内では、6バンド目のトリということだけは知っていたので時間を計算しつつ、先にマッチボックス入りしている彼女にメールで状況を教えてもらいつつ自分を落ち着かせる。
八王子駅に着いて走ってマッチボックスへ向かう。

エントランスでお金を払いつつ「時雨まだですか?」と聞くとまだとの事。
一安心しつつ急いでドアを開ける。

入ると中々の人だかり。
セットチェンジ中の模様。
一息ついて彼女を探す。

人を押し分けて前の方へ行くと彼女とその姉発見。
ちらりと見えたステージは時雨では無い模様。

汗を拭きつつ紅茶をもらいつつ待っているとなんかバンドが始まる。

ポストロックポップなバンド。
なんか楽曲が全然求めていない変拍子やらラウドやらなパートがあったりで、ただの自己満足バンドにしかみえず。
背が低いせいかギターの縮尺が変だったし、ピックを握りこむ弾き方があまり好きじゃないし、ベースの音作りがバンドに全然マッチしていないし・・
ま、要は全然良くなかったと、言うことです。

で、時雨さん。

スクリーンが下がっていつものSEが流れる。
LOWが強すぎて音割れしてたけど、この音はやっぱり気持ちが入る。

しばらくサウンドチェックが続いて暗転。
幕が上がりきる前に始まったのは想像のSecurity。

今日もTK氏はFenderのパールピックガードのテレキャス。
Non Coveredのフロントピックアップからつながっている足元は変わらずOCD、OverDrivePro、OD-3、SPH-1、DigiDeley、LS-2の構成。
そこからさらにつながる先のTwin ReverveはTREBLE4.5、MIDDLE5、BASS6あたりのセッティング。
サブは今日はシェクターではなくフェンダーのシンライン(BK)。昔のメインだった。確か。

対する345氏は(おそらく)G&Lのワインレッドのマッチングヘッドのプレベ。
ピックアップ構成がPJタイプの物。
SBV-550もそうだけど、PJタイプにこだわりがあるのかな・・?
足元はPROCO RAT2、EBSのドライブとSANSAMP。

「Feeling Your UFO」と同じ流れで感覚UFOへ。

OCDとプレベはやはり中音域の強さを増した様子。

以前のつんざくようなテレキャスターでも無く、ぶち破るようなSBVでも無くなった。
けれど、ボトムが増してさらにパワーアップした印象を受けるフロントマン二人の演奏は、左右から包み込もうとするかのごとく圧倒的に襲い掛かってくる。
凄まじい手数足数の中野氏のドラムがさらに下側を支えて、フロントマン二人の歌が円の中心で重なり合うように競い合うように響く。

そのままSadistic Summer、O.F.T。
「キラーチューン」であるテレキャスターの真実をやって、ラストダンスレボリューションへ。

バラードのキラーチューンである傍観でラストダンス。
今日もVOLノブを思いっきり開いて踊るTK氏。
スティックを投げ捨てた中野さんが去って行って、ベースを慎重に立てかける345さんが去って行った所でギターを投げ捨てたTK氏がゆっくりと去って行ってライブは終了。

今日は非常に疲れていたこともあったのか、始めて傍観以外で泣きそうになった。
Sadistic Summer、O.F.T、テレキャスターの真実・・・

今、一番ライブを見たいのはELLEGARDENじゃなくて凛として時雨かもしれない。
Acousticが聞きたいなぁ。

そのまま帰宅。