初めての献血

またまた間が空いてしまって申し訳ないですね。
お詫びのしるしに献血行ってきましたよ〜献血。
これで皆さんが事故に遭った時・・・・・ってそんなにいっぱい血無いっす(苦笑)
まあ・・とりあえず献血に行ってきたんですよ。
あ、さすがにこの歳で「針怖いですぅ〜」なんてこたぁないので勇んで行きました〜。

・・・・・いや・・全く緊張しなかったと言ったら嘘になりますが・・。
こんなところでつまづくとは思わなかった・・くそ・・。

ロッカーの鍵の閉め方がわかんねえ(献血以前の問題)アホっすね。
さすがに「鍵の閉め方ってどうやるんですか?」とも聞けず・・・鍵刺したままさりげなくその場を去りました・・(恥)
いや〜献血って大変ですね・・こんなところから苦労が・・(んなのお前だけだ)

んで色々紙に書いて・・質問に軽く答えて・・。
18歳以上で体重が50kg以上だと成分献血を勧めてますって事らしいので言われるままに成分献血をチョイス。
50kg以下だったらかなりやせこけてるんではなかろうか・・・?ダイエットはほどほどにね〜みなさん。

とりあえずは検査をしてからできるかどうかを判断するらしい。
おっさんの居るところに行けと言われ・・。
座ると色々聞かれ・・・何されるのかと思ったら・・・・。
ぬお!これは・・・・・。
・・・ばーちゃん家にあるのと同じ血圧測る機械(正式名称知らない)だ〜。
ベルトを巻かれ空気がしぼんでいくから腕が圧迫〜で血圧を測り終えた。
ん〜さすがにここで引っかかったら献血どころか人間ドック行きになりそうですね・・^^;
当たり前ですが平常値でした。最高114最低53

んで次は隣のテーブルに居る白衣の天使(だからって若いわけではない)に検査その2をやらされるらしい。
今度はさすがに血を抜くらしく左の腕からちっこい試験管4本分血を抜かれました。
「力を入れて下さい」と言われ力を入れまくっていたら・・・。
「もう終わってますよ〜」と・・・ここでまたアホな事してしまった・・トホホ。
採った後クッキーとチュアブル(ヨーグレットみたいなの)を渡され。
暖かいものを飲んでこれを食べて待ってくれとの事なんで・・。
甘いもの得意ではなかったんですがクッキーを食べてチュアブル噛んで・・。
飲み物はうっかり砂糖を抜くの忘れてひでえ目にあいました・・(甘い・・)
食い終わった頃を見計らって看護婦さんが呼んでくれました。
「これから血を抜くからトイレはもう行った?」(看護婦さん)
「いや・・行ってませんけど・・?」
「一時間位かかるわよ?動けないわよ?」
「行ってきます!」(力強く/汗)
んでさわやかにトイレを済ませ・・・。

寝かされて血を採られるみたいなんですが・・お〜・・・。
歯医者さんの椅子みたいなのに・・寝るんですね〜すごい機械ですね〜。
前にテレビがあるなんてやっぱりそれだけ時間がかかるんだろうな〜・・。
横に血液が通るチューブが見えるんでやっぱりここでもビビ・・るかと思いましたがそうでもなかったです。
熟練っぽい看護婦さんにぶっとい針を刺され血が流れてゆく〜・・・・。
針が太いのなんのって・・予防注射の針なんて比じゃないですよ・・でも痛くなかったからいいか(いいのか?)
さっきの検査の時は左手の真ん中に刺しましたが今度は逆の右手でした。
ノイクが言うには普通利き手の逆で採るそうだ・・・って俺は右利きだから〜逆じゃないのか〜??
成分献血なので血が戻ってくるんですね〜血の中の血漿(けっしょう)と血小板を取るだけなので見た目の赤い部分とかはしっかり自分の中に戻ってくるんですよ。
んでさっそく採血〜開始〜しょわわわわ〜(←実際は音なんて聞こえねえ・・)

お〜出てる出てる〜チューブが俺の血で染まってゆく〜(当たり前〜)
それが機械にどんどん飲み込まれてゆく〜どれだけ採られるんだか・・・?
しばらくすると黄色い液体が分離されて出てきました。
多分血漿と血小板なんでしょうけど・・なんかビールの炭酸部分が抜けた〜みたいな色をしてました。
これは後から聞きましたが400採られたそうです。
・・・ん?でも血漿と血小板の奴を400って事はそれ以上を採血されていたって事・・だよな・・?
トータルで1000は採られていたみたいです。でもいっぺんに採ったわけではないんで貧血にはならないみたいです。
テレビがあるんで豪華だな〜と関心しつつリングの再放送みてました・・・が途中からなんでよく分からなくてあんまり見ませんでした。
それより何より興味を引くのはこのなんだかちょっとハイテクな採血機(勝手に命名)いや〜医学の進歩ってすごいですね・・。
自分は病気は去年10年ぶりにやってしまったインフルエンザ以外ほとんどないもんで・・知らないところで進歩してますな・・。
んでやることが特にないんでぼ〜っと今までのことを振り返ってみる・・。
針にちっとビビった割には痛くなかった。いや、全然痛いとかじゃないですが多分皮膚つねるのより痛くないのは確実。
ロッカーの鍵が閉められなくて微妙に恥をかいた・・・うーむガチャガチャ回しまくったのに・・全然閉まらなかった・・。
コーヒーを飲んだら砂糖抜きボタン押し忘れて自分にはかなり甘かった・・。
採血の針が異様にぶっとくてビビった・・がやっぱり痛くなかった・・そして太い割には全く針の跡が残らないのが不思議だ・・(青タンにもならなかったしなぁ・・)
んでもって・・このでっかい分離機(名前変わってるやん)のハイテクさにビックリ・・。
結論・・暇(うわ〜今まで考えてるの全然参考じゃないし)

どれだけ時間が経ったか分かりませんでしたが・・やっぱり成分献血は一時間前後かかるみたいですな。
針が抜かれた感覚さえないとは・・・恐るべしベテランおばちゃん看護婦さん・・・。
神業ですな・・跡にも残さないとは・・。
採れたてほやほやな血漿達も見せてもらいました・・よくよくみるとやっぱりビール炭酸抜いた〜みたいな色で人肌な温度でした。
「うわ〜なんかあったかいっすね〜」
「あっはっは、当たり前でしょ〜あんたの中で流れてたばっかりのモノなんだから〜」
う〜む笑い飛ばされてしまった・・当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。
その血漿やらなんやら入ってる水はなんか点滴やるときに使うあのビニールの袋でした。
半分くらい入ってたかな?全部だと多分1000なんだと思う。
採られたり返されたりを繰り返された割には手が冷たくならなかったのが不思議だった・・いや・・だからってほっかほっかだよ〜ってわけでも・・。
んで包帯を巻かれロビーでゆっくりと茶でもすすって・・ゆったりしてました。
なんか歯磨きセットもらいましたよ。
さ〜て帰るべ〜と思っていたら・・ぐはぁ・・しまった・・包帯を巻かれてるのって右手の真ん中・・ひじを巻かれてる〜腕が曲がらん〜。
必死こいてとりあえずブレザーを着る。カバンを背負う!(鍵はかかってないから開けるの簡単!)
エレベーターを降りて〜駅へ〜・・・ん?
おお〜ちょうど青信号〜急げば間に合う〜ダ〜ッシュ〜。
ぐほぁ・・・心臓が痛い・・・走るべからずって・・言われてたのに・・猿より物覚えが悪いな・・俺・・。
ここまで体力が落ちると思わなかった・・というか運動すな〜って紙にあんだけでかでか書かれて読んでそれでも走るとは・・。

次の日・・
「おら献血行ってきただ〜」(俺)
「お〜そうか〜出来たんだ〜?」(M)
「最初は昼飯食ってなくて没。その次は献血バスのクーラー故障で没。そのまた次が歯医者のヘボで血流したんで没・・。」
「やっと念願果たせたわけか〜」
「どーやら献血運なかったみたいでさ〜なはは」
「じゃあ今度はもっといい所行ってみるか?」
「え?なんで?」
「あっちの方がもっとサービスいいかもしんねえぞ〜」
・・・献血行脚する気なのか・・というかなんかもう後輩も行くとか言ってるし(汗
血を売ってまでお前はジュースが飲みたいのか・・・M・・根性座りすぎ(笑)
周りはあいかわらずこんな感じです・・平和なんだか・・もう・・。
とりあえず献血ってみんながイメージしてるほど痛いもんでもないんで一度は行ってみると結構楽しかったりしますよ。
俺は献血よりテストの点のほうが遥かに痛い・・うぐぐぐぐ。
2002年11月03日(日)

いんこのつぶやき / 司

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