ヒビノコト
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2004年10月28日(木) 古本屋さん

ほほぉ-。

欲しい写真集が絶版になっていることを知り、
足で探すしかないかと思ってましたところ、
友人が教えてくれました「日本の古本屋」という
日本中の古本屋さんが集まったサイト。

ほんと探してくれるのかな?
あったとしてもボロボロだといやだな。
対応や値段も不安だな。
と思ってなかなか「探してます」の送信ボタン押せなくて。。
でもやっぱり欲しくって、日本中の古本屋さんに探して貰うことに。

あらあら、翌日には日本中の古本屋さんの一件から丁寧なお返事が来て、
あっというまに私の手に欲しかった写真集が。

それも新品とどこが違うの?と思う程の美品だし、
お値段全部含めても定価の半分以下。

いと嬉し。

日本中の古本屋さんといっても神田の古本屋さんでありましたが。。


日本の古本屋


2004年10月26日(火) 夜から夜へ。

夜はようやく明けたばかりだ。
次の闇が訪れるまでに、まだ時間がある。

村上春樹の小説「アフタ−ダ−ク」読み終えました。

真夜中の小説。

今日は朝からしとしと冷たい雨で、それでなくても気分が

すぐれないっちゅうのに、真夜中です。闇です。

グレ−の空の下、仕事先に行き、帰りの地下鉄で

読みかけの「アフタ−ダ−ク」を読み、

グレ−から真夜中の闇の中に突入。

気持ちが暗くなってきてたけど、

最後の言葉に救われる。

「夜は明けたばかりだ。

次の闇までまだ時間がある。」

そうだ明けたばかりだっ!光がたくさんある世界に行こう!

なぁ〜んて急に気持ちまで夜明けのような清々しい気持ちに(単純)。

梅丘に着いたら、夜になってた。

本に熱中していて、気づかなかった。

日が暮れる時間になっていたとは。

夜から夜へのバトンタッチ。

次の闇まで時間はなかった。






2004年10月19日(火) 微妙

充実した帰省でありました。

相変わらず天然の母に、また笑わせてもらい、

相変わらずしっかりものの兄嫁さんに、優しくしてもらい、

相変わらずマラソンしてる兄に、ちゃんこ鍋(なぜ?ちゃんこ?)

奢ってもらいました。

有り難し。

微妙なお話し。

母は外でペットボトルをボトルの口から直接飲んでる方が、

(普通そうだと思うんだけど。。私も。)

どぉ--もお気に召さないようで(本気で嫌がってる)、

外でペットボトルを飲む場合はストロ−を持参して

それをボトルにさして飲むんだそう。

そちらのほうが、お行儀がいいらしいです。

さっそく私にも帰りの新幹線で飲むためにとストロ−渡してくれました。

反論したかったけど、なんて反論すればいいのかわからず、

ストロ−もらっておきました。使わなかったけど。

ペットボトルにストロ−さして飲む姿は、品がいい?微妙な感じ。。



*ル−マニアのマラムレッシュに行きたぁ〜いと叫んでおりましたが、

あの後かなり詳しく調べて(といっても情報少なし)、

やはりあったかくなってからにしようと決断いたしました。

行けそうだけど、馬車をヒッチハイクするしかない?かと

思われるほど交通が不便みたいなので、

詳しくもっと調べてから行くぞぉ〜です。

お騒がせいたしました。。




2004年10月14日(木) ジョアン

先日ジョアン・ジルベルトのライヴに行ってきました。

休憩なしの4時間ぶっとおしのライヴ。

ご老人といってもおかしくない年齢なのに、

なめらかに、楽しそうに、だれることもなく、美しく完璧に、

演奏してくれました。

ジョアンって誰?という友人を誘って行ってきたのですが、

友人は演奏がはじまると、ただひたすら、じぃ-っと

4時間聞き入っておりました。

ライヴが終わった途端、友人が一言。

「開けたね」

そうそう私もそういうことを感じてたので、びっくり。

すべてをそぎおとしたよな、何ももたないよな、

それでもすべて含んでるよな音。

悟りを開いたような、禅のよな音。

俗人の私ですら、4時間の長丁場で、ジョアンと対峙してるうちに

そんな事感じてしまった。

無我の境地。。という感じなのか?あまりうまく言えませんが、

なにかが開けた感じなのでありました。

一つを極め続けているジョアンの音に再び出会えて

幸栄でありました。

さてさて、すっかり俗人、凡人に戻った私、

遅すぎ夏休みをとって、大阪の実家に日曜まで戻ってまいります。

短すぎなのでただ家族とか友人とご飯食べたりゆっくりする予定です。

皆様もよい週末を。


2004年10月06日(水) ココログ












青山で仕事を持って行った帰りに、友人が参加している
東京デザイナ−ズブロック2004(ココログ)
という展覧会を観に行く・・ではなくて搬入を手伝いに。

東京デザイナ−ズブロックってあんまりよく知らなかった
けど結構メジャ−な展覧会らしいです。

友人が参加したのは、ニフティ−が主催しているブロックで、
家具を作っている人、絵を描いている人、服を作っている人
等が集まって一つの部屋を創りあげていくという面白い企画。

皆それぞれほんとレベルが高い!
ついでに家具も服も雑貨も、欲しいものだらけ。
お手伝いしながら見ていて面白いし刺激になるしでした。

写真じゃなにもわかんないですね。すみません。。


ココログ


2004年10月05日(火) ばんざい♪

幸せはぁ〜歩いて来ない だぁから歩いて行くんだよぉ〜♪

友人のOが結婚することになり、朝早くから長電話。

彼女の結婚相手の人は、会うたびに山や木を連想してしまうよな

気持ちが大きくて、ゆったり、穏やかな人らしいです。(ごっつぁんです)

きっとまわりの自然や人に暖かく育まれた方なんだろうなぁ〜

Oは、私が東京に出てきて、一番最初に出来た友達。

彼女のたぁくさんの汗かきべそかき♪を知っているので、

彼女と話してて、よかったなぁ〜とよかったなぁ〜と、

近所のおばちゃんみたいに涙ぐんでしまいました。

電話をきってから、幸せは歩いて来ない〜だぁから〜♪と歌いながら、

やはりこれまでの彼女の汗かきべそかきは、

無駄どころか肥やしであったんだなぁ〜と思いました。

彼女の結婚は、彼女の感じてきた事、経験してきた事、

頑張ってきた事、培ってきた事それらすべてと、

とても自然につながっている。

結婚によって一層彼女は一歩ずつ成長しつづけるに違いない。

遠くなってしまうのはかなり淋しいことだけど、

なんだか幸せなのであります。

バンザイ♪♪♪

私も汗かきべそかき一歩ずつ。。頑張ろっと。










2004年10月02日(土) マラムレシュ。






お問合わせありがとうございました。
マラムレシュはとても安全なところです。
ルーマニアの首都ブカレストなら、ちょっと気をつけなければなりませんが、マラムレシュはそんなことがなく、日本の田舎みたいに100%安全です。

女性一人でも行けますが、英語が少しでもわかるとたすかります。

ブカレストから列車で、Baia Mare あるいは Sighetu Marmatiei まで行き、あそこからバスかチャーター車でマラムレシュの奥の方に行けます。

ルーマニア政府観光局

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ル−マニアって、コマネチだとか、独裁政権の悲しい結末だとか、
ドラキュラだとか、なんだか色がないような暗いイメ−ジでありました。
(コマネチさんは別だけど)

うすら寂しくて、人々も無口で。。

たまたま図書館で綺麗な色の写真集だなぁと
「ル−マニアの赤い薔薇」を借りました。

フォトア−チスト、エッセイストのみやこうせいさんの本。

フォ−クロアの伝統が守られていて、人々の衣装もあでやかで、

子供からお年寄りまで普段着も皆オシャレで可愛い!

彼のル−マニアに対する想いを読んでいたら、人々は無口などころか、
お喋りで明るくて人生を思う存分楽しんでいる
心優しい人たちであること知りました。

何よりも良心を大事にして、魂が豊かな人々。

あ〜行きたい行きたい、本当にそうなのか感じてみたい学びたい。

交通の便がなさそうな程の田舎、
マラムレシュという半農半牧の地方に行きたい!
そこにお邪魔してたくさん絵を描きたい!

思わず、興奮してル−マニアのこと何も知らず、
ほんとに経済的に仕事的に行けるのかも考えず、
心躍る勢いでル−マニア観光局に質問メ−ルしたのでした。

観光局の方から丁寧な返信メ−ルが来て、
よっし、おなご一人でも行けるかも、英語もカタコトでどうにか
なるか、なんて思い、
ネットでまたル−マニアの事調べたら、
冬は山間部(マラムレシュ)はマイナス30度。。。
ふむ。
零下を体験したことのない私、沖縄大好きな私、来年花が咲きほころび
景色が美しくなる季節まで我慢しようか。。
もう少し恋い焦がれている状態でいようか。。
もっといろいろ調べてからにしようか。。
時間がたつと、恋してたのに、いつのまにか心変わりしてるかも。。

ふむ。。ただ今思案中。

ほんとあつかましいですが、
ル−マニアに行かれたことのある方
(マラムレシュに行かれた方)
いらっしゃいましたら、ぜひぜひお話聞きたいので、
ご一報くださいませ。

よろしくお願いします。



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