読書日記 別名、生存日記。


2004年12月30日(木) 魔法使いハウルと火の悪魔

(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、徳間書店)

映画「ハウルの動く城」を見た帰りにK書店で買いました。映画館の隣に本屋があるんだもん。
映画を見てから原作本を買うことはあまりないのですが(たいてい読むほうが先)、原作を立ち読みしておもしろそうだったので。映画より描写が詳しいところがいいのですよ。映画でもハウルがヘタレでかっこよくてかわいかったのですが、原作のハウルもほんとにヘタレ。つーか、すごい惚れっぽいみたいです。相手が自分に惚れるまでをゲームとしてせっせと通ってる。その相手が自分の妹たちだったから、ソフィーもハラハラ。ソフィーはおばあさんになってから自分を主張することを覚えたみたいで、次のアブダラと空飛ぶ絨毯のソフィーなんかすごく気が強くて、ハウルとしょっちゅう喧嘩してるそうです(笑)。そういうところが微笑ましいなあ、と。
他にバッテリー 3やがてマのつく歌になる!を購入。おつりの一部をスマトラ沖地震の寄付箱に入れようとして、手がすべって全額入れてしまったという…。ケチるもんじゃありません。




2004年12月28日(火) 王国の鍵 6

(紫堂恭子、角川書店)

最終巻。泣けました。人間でなくなったら、死んだことになるのだろうか。同じ世界で生きられないのなら、もう会えないのなら、死ぬことと一緒だけれど。お互いを信じて、お互いの道を歩む。子供だった日は終わり、命や責任の重さを知り、相手に羞じないように生きる。今回も名作でした。
他、カルバニア物語9巻銀朱の花 暁の約束マリア様がみてる インライブラリーもM書店笹沖店で購入。そういえば、今月は風の王国も3冊買いました。歴史ロマンが読みたかったのだ。




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