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本日はリズム&ブルースDAY


朝起きてカーテンを開けると!



ヤッホーイ!!

雪が降ったということは
本日はリズム&ブルースの日だ。
俺にとってリズム&ブルースは
暖炉なんだ。

一発目は迷いなく
CLAY HAMMOND

優しい歌声、あったかい歌声、正直なまっすぐな歌声。



最高なのだ。
あったかくて
優しさに包まれるんだ。


ずっと
リズム&ブルース
サザンソウルを聴いて
酒を飲んで過ごした。

陽が出ているうちから
酒を飲んで過ごした。



最高なんだ。

そしてまた
MUDDY WATERSを聴いた。
そして
JIMMY ROGERSを聴いた。

オーティス・スパンのピアノ
リトル・ウォルターのハープ
ジェームス・コットンのハープ

バンドサウンドの誕生



そして今
また
CLAY HAMMONDOを聴いている



暖炉のように暖かい歌声。
包容力豊かに包み込みこみ
うねるリズム



今朝、朝の5時に自然と目が覚めた時の牡丹雪。

そのまま
世の中を真っ白に
白く埋めつくしてくれと
思った



2020年03月29日(日)

TROUBLE NO MORE


外出を控えるよう言われていたが
午前中に歯医者にいった。
痛かったんだから、しょうがない。

帰って来てから
ワンマンライヴの準備をした。
この状況下ではあるが
やらない選択肢はない。

仕事上、テレワークをやってられない関係上
毎日俺は通勤電車に乗って、電車のつり革にも触って
渋谷の人混みに紛れ通勤している。
もちろん、自分自身は入念なアルコール消毒を
事あるごとにしている。
(事務所の入り口にもアルコール除菌スプレーが常設されている)

職場環境的に高円寺ALONEに行くよりも
おそらく何倍も感染率の高いところに身を置いている。

高円寺ALONEは
LIVE前、LIVE後、床、机、ドアノブ全面に
丹念にアルコール消毒している。
そこらの会社の打ち合わせ室、事務所より
清潔なのはわかりきっている。

ただ、渋谷に勤務しているという状況下にいるという事は
症状が出ていないだけで
もしかしたらすでに俺は感染しているかもしれないんだ。
これは俺だけじゃない。
誰しもが既に感染しているかもしれないんだ。
だから外出を控えるんだ。

感染するから外出を控えるんじゃなくて
既に感染しているかもしれないから外出を控えるんだ。
他にうつさないために。

だがLIVEはやるんだ。
やらないという選択肢はない。
しかし
4月11日(土)ワンマンライヴやります!是非来てください!
と、この状況下で言えないのが辛いんだ。

今日ワンマンライヴの構想を練っているとき
それぞれの曲が今まで見せたことのない表情で
現れてきている。
なんにも感染していない高純度な曲たちが
ここぞとばかりに爆発している。
こんな時こそ
曲はいつも以上のパワーを放ってくれる。

ワンマンは、濃密な時間になる。



今日は寝起きに
タウンズ・ヴァン・ザントを聴いた
すごく良い。
毎日聴いている。

そのあとも今日は
白人のアメリカンなちょっとフォークっぽい
柔らかいロックを聴いた。

フィフス・アヴェニュー・バンド
なんかもたまに聴くと良い。
心地よい。

ただ、白人の優しいアメリカンロックを聴いてたら
やはり飽きがくる。



MUDDY WATERS

ご機嫌にぶっ放してくれるアルバム
「TROUBLE NO MORE」


やっぱ、こっちが好きやねん。


2020年03月28日(土)


次男の小学校卒業式だった。

昨日
次男がまだ小さい頃の姿が映っている
ビデオを観た
笑いが止まらなかった。
同時にすごく寂しくなった。
次男が成長すればするほど寂しい。
その寂しさがなんだったのか
今日でわかった。
どんどん俺から離れていくからなんだ。

俺から離れていく、、当たり前だ。
次男は今日、卒業したんだ。
俺も卒業しなければ。
これからは見守る事に徹するか。

次男の小学校生活のすべてが今日で完了した。

俺はあと何年生きられるだろう。


2020年03月24日(火)


目覚めのアルバムは、友川カズキさんの
「夢は日々元気に死んで行く」



素晴らしいアルバムである。
言葉、ギターが渦巻いて
混沌としていて、静かに叫んでる。
激しく叫んでる。
聴き終わった後。
何も言葉が出てこない。
全身に友川さんの言霊を感じる。

2枚目、友川カズキさんの
「一人盆踊り」



このアルバムの中の「桃源」という曲は
とても儚く、切なく、非常に綺麗で美しい物語。
これを聞くとなぜかいつも自分は救われる。
心がキラキラと洗われる。

昨日の夜から、友川カズキさんの本
「一人盆踊り」を読んでいたからか
朝から、友川さん一色になっており
そしてあっという間に読み終わった。



読みながら、ノートとボールペンが手放せず
たくさんメモをした。

感覚が研ぎ澄まされ、無駄のない言葉が
俺の気持ちをビシッと立たせていただき
物事の本質を見る目というのを
目の当たりに感じさせていただいた。

読み終わった後、友川カズキさんの
LIVEアルバム「渋谷アピアドキュメント」を音量を上げて
聴いた。



最高だった。
他に言葉が出てこない。

友川カズキさんのアルバムで
「ぜい肉な朝」と「無残の美」が友達に貸しままだが
この2枚は、無人島に持っていく10枚に入るアルバムだ。

朝から、飲んでいた。

爆音でジミヘンを聴きたくなった。



ジミヘンに呼応するかのうようにボブディランを聴きたくなった。



タウンズ・ヴァン・ザントを聴きたくなった。



その後
スモーキー ロビンソン
ハウリン ウルフ
クロスビー、スティル、ナッシュ&ヤングを聴いた





それにしても
友川カズキさんのアルバムを久しぶりに聴いたが
強烈だ。

聴いている時
一瞬の油断も出来ない緊張感、いや緊張感とは違う
集中力がこっちにも無条件で余儀なくされる。

それが、とてもいいのだ。
1対1で対峙しているようで
想像力が湧くのだ。
何を想像しているかといえば
何も見えないがきっと己なんだろうかと
それ以外ないのではないかと。
心が空っぽになるのだ。
空っぽになるのにあまりにも潔く突き刺さるもんだから
よくわからないんだ。

ただ俺も
研ぎ澄まされないとな!
やらないとな!と
すごく思うんだ。




2020年03月22日(日)


夜ご飯を久しぶりに家族で
外食した以外は
ずっとギターを弾いたり
音楽を聴いたり
本を読んで過ごした。

1ヶ月ほどかけてやっと読み終わった
伊兼源太郎 著 「巨悪」



300ページほど読み終えたところから(全体の3分の2位)
やっと話がポンポン進み始め、展開が早くなったが
それまでは全然進まず、読むのも途中でやめてたりしてた。

何しろ登場人物もそこそこ多いのに加え
出てくる漢字が検事だの検察だと特捜だの地検特捜部ナンチャラカンチャラ事務局長だの
誰と誰が何とか党の何とかという政治家の指示のもと
どこの銀行とどこそこの銀行の口座を経由し
どこそこのなんちゃら運送会社の社長あてになんとか義援金のなんちゃらかんちゃらで
どうしたあ〜したをして、それぞれになんとかというお菓子の名前で領収書にナンチャラカンチャラと
記入したのが暗号でもあり、その解読が何ちゃらんかちゃれであのことこのことを知っている
あの人物とあの人物のあ〜だこ〜だの技術と偽名とナンチャラカンチャラで
とわけわからん話が続いたのだが

諦めずに少しずつ読んでいたら、やっと300ページ以降からすっごく
面白くなってきた。
はっきり言って、前半3分の2の流れを完全に理解していなくても
全然大丈夫だった。
もちろん、全体の構図がわかっていた上で読んでいたらもっと面白かったのかもしれないが
フィーリングで動いている私としては全く問題なしだった。

闇金、裏献金の流れを突き止める中で
検事が検事として成長していく様
大物の黒幕と主人公が対峙していく様が良かった。


今日聴いた音楽

だいたいこの辺を
行ったり来たりしている今日この頃





身の回りにあるもの

ギター

音楽



ノート

ボールペン

家族

マキオちゃん




友達


窓の外のベランダの植物







2020年03月21日(土)



朝起きて

不良くささも感じさせるが
ストリートでやんちゃに遊ぶ音楽大好きBLUES MAN
リトル・ウォルターを聴き終わると
ガツンと一発、バディー・ガイの超絶エレキギターが
聴きたくなった。

ど迫力かつ狂気じみているサウンドに朝から興奮。
油断して聞いていると体をえぐってくる。
聴き終わった頃には、いい意味でいささか疲れた。

ヘビーに響いた体を和らげようと
プロフェッサー・ロングヘアを聴いた。
陽気なサウンドに自然と体も踊りだす。
ベースとドラムの重要性を改めて感じながら。

プロフェッサー・ロングヘアを聴き終わり体が暖かくなっていると
無性に
ボブ・ディラン「JOHN WESLEY HADING」が聴きたくなった。
無人島に行くなら持っていく1枚。そして
もう1枚「BLONDE ON BLONDE」。続けて聴いていた。

ミュージシャンの才能が一気に開花した時
奇跡に近いグルーブで放たれるサウンド
音楽というとてつもない力を持った魔法の存在を思い知る。
終わりなき想像力。
遊び心の集中力。

そしてイアン・デューリーを聴く。
センスが要。突き抜けてこそ始まり。
何でもあり。答えなどない。



先日、同僚に送った
「東京の空」「扉」「風」「昇れる太陽」のアルバムからチョイスした
エレファント・カシマシのタムラセレクト。
セレクトしてみて
かなりお気に入りの曲順となり自分の分もCDに焼いていた。
同僚もこれを聴いて、元気になってくれると良いな。何て少し思いながら。
エレファント・カシマシ、たまに聴くとすっごく良い。
リズム隊がしっかりしてるし。何より歌声が良いし。
本気だし。歌詞も良い。
結構な数の名曲がある。
ボーカルの宮本の声には
兎にも角にも何だかよく分からないがぶっ壊したいとき聴くと
立ち直らせてくれる歌唱力がある。




マイルス・デイビスのトランペットの音は
脳天突き刺さるような一直線の細い線が
すごいスピードで放たれたと思いきや
ゆっくりゆっくりダークに地を這うような重たい音が
渦巻いてる。

BOB DYLANの初期、ギタ−1本でのLIVE版
ホッコリする。
メロディーがないようでありまくる
センスがこの時から光ってる。
「時代は変わる」「激しい雨が降る」

ROBERT JHONSONを聴くころは
もう酔いがまわっていた。

ライさんかもらった
LYセレクトのタウンズ・ヴァン・ザント
カントリー色もありつつ
フォークというのかと思いきや
渋いファンキーな曲もあり
聴けば聴くほどハマってくる。
素朴な歌いぶりの中に、何かの力を感じる。

ANI DIFRANCO
夜も遅くなってきたので
アコースティックギターの静か〜な曲が入っているアルバムを聴く
きらびやかな弦の音、アニーの声。透き通る。

アラン・トゥーサン
あったかくて、ゆるやかで、穏やかな波のようなファンキーなノリが
たまらなく心地よい。
夢心地になるサウンド。






そして
寝る前にマイルスをもう一度聴いた日だった。



2020年03月20日(金)


昨日の夜ご飯は「カレー風味の鶏肉じゃが」。
次男は俺が帰ってくるまで夜ご飯を待っていた。

お腹空くだろうから、先に食べてればよかったのに
まだ、そんな可愛いところがあるんだと思ったら
そうではなかった。

「父ちゃんも食べるのに、自分がどれだけ食べれば良いか、見極めたかったから」
という理由だった。

それは裏を返せば
俺がいなかったら全部食べていたということになるのだ。

俺に気を使っているのか
人として独り占めはよくないと思っているのか
よくわからんが
お父ちゃんと夜ご飯を一緒に食べたいという
健気な理由でなかったことは確かだ(笑)。

そんな食いしん坊の次男も
もうじき小学校卒業。

産まれた時
ハイハイをし始めた時
つかまり立ちした時
喋り始めた時
歩き始めた時
走り始めた時
自転車に初めて乗れた時
幼稚園の入学式
幼稚園の卒園式
小学校の入学式

現在に至るまでの数々の場面

いっぱいいっぱい思い出す。


2020年03月19日(木)

リマスターは買うべきだった


BOB DYLANの「Blonde On Blonde」
CDリマスター版を買った。
最高の一言に尽きる。

音が生きてる。
生きた音が、スピーカーから放たれる。
何もコーティングされていないかのごとく
その場で演奏されているかのごとく
音がすごそこにある。

1990年代、10代の時に買った
リマスター前の「Blonde On Blonde」とのえらい違いに
ただただ、今回のリマスター版の音に
俺はえらく幸せな気持ちになっている。

隠れていた、音の質、ミュージシャンの息遣いまでもが蘇り
眠っていた音がここで生き返った。

灯台下暗し。
宝物が、このリマスター版にあった。




1曲目「雨の日の女」音が鳴った瞬間、今までの音と違うのが
すぐわかった。

2曲目「プレッシング・マイ・タイム」渋すぎる。かっこよすぎる。
スローでギンギンなBLUES。ぶっ放してる。

3曲目「ジョアンナのヴィジョン」気だるくもあり美しいメロディー
ミディアムスローのDylanロック。かなり気持ちい。
しかしこの曲は、この前買ったカナダ版、別ミックスの方が
さらに良し。

4曲目「スーナー・オア・レイアー」が流れている時には
部屋で腰をフリフリしながら一緒になって
歌った。

5曲目「アイ・ウォント・ユー」の時には
頭を揺らしながら、ちっちゃくジャンプして唄った。

6曲目「メンフィス・ブルース・アゲイン」
もうこうなりゃ失神だ。

7曲目「ヒョウ皮のふちなし帽」Dylan流超BLUES。
惚れちまうやろ。もっと来い。もっと濃い。ギンギンに来い。
首をフリフリ、親指をパチパチ。酒が進むやろ。

8曲目「ジャスト・ライク・ウーマン」言わずもがなの名曲。
一緒に口ずさむ「ジャスト・ライク・ウーマン」
悲しい歌だが、優しい目で見てる 愛情のある歌
ありがとう。

9曲目「我が道を行く」ゴリゴリと転がるサウンド。
骨太なサウンド。ゴツゴツと闊歩し生き生きとしたサウンド。
歌詞を見ると、ちょっとまた違うのがまた良い感じ。

10曲目「時にはアキレスのように」ゆ〜ったりとした曲。
ここでちょっくら休憩や。

11曲目「アブソリュートリー・スイート・マリー」軽快なPOPなミュージック。
リズムに合わせ指をパチパチ、足踏み、腰をフリフリ。

12曲目「フォース・タイム・アラウンド」ワルツ。心地よい3拍子。
非常に心地よい。

13曲目「5人の信者達」ボリュームが上がる。かっちょえ〜〜〜BLUES!
頭も、首も、腰も、足もフリフリ。指もパチパチパチパチパチパチパッチン。
この曲のブレークのところがたまらな〜く好きであります。
バックに聞こえるマラカスの音もとてもイカしているでござる。

14曲目「ローランドの悲しい目の乙女」長い!!!!
でも、この曲が最後だから、またそれが乙なのだ。


Dylanがこのアルバムについて

「頭の中に聞こえてきたサウンドに一番近づいたのは『Blonde On Blonde』に
収録されたそれぞれの曲だ。あの薄くて自由に動き回る水銀のような音。
どんなイメージを呼び起そうと、金属的で黄金に輝いている、、、、
それまでずっと作り出すことができなかった音だった」

と語っている。




かっこいいDylan


当時、世界初の2枚組アルバム。


最高にイカしてる。



2020年03月18日(水)

4月11日(土)ワンマンLIVEのお知らせ









ご来場、心よりお待ちしております!




2020年03月16日(月)

リマスターを買うべきか?


俺が高校生の頃、CDが普及し始め
レコードで発売されていたものも
一気にCDに変わっていった。

今思うと、
アナログデータを一気にデジタルに変えるわけだから
音が変わるのは当然な訳で
ちゃんと色校正ならぬ音をレコードの元の音と遜色ないように
音校正というのかなんというか、そんなようなことを
やってればまた別なんだろうが、そんなことがされぬまま
一気にレコード屋がCD屋に変わった時
当然BOB DYLANのレコードも一気にCDになり売り出されていた。
当時は1990年代。

2010年代に入ってから
アナログからデジタルへ変換する技術もかなり進化したため
リマスター盤が数々発売され現在に至っている。

お金がもったいないというのもあり
持っているCDをわざわざ
リマスター盤で買い直すのもなんだし手をつけていなかったが
もう決めた、この二つのアルバムは買おう。

今までも良かったが
きっともっといいはずだ。
音の抜けとか立体感とか芯とか奥行きとか
体に感じる生の刺激が違うはずだ。

BOB DYLANのとてもイカしているアルバム

「Bringing It All Back Home」



「BLONEDE ON BLONDE」




リマスター盤を買おう。




2020年03月15日(日)

これは最高


ジャケ買いの何物でもなかったが
これがもう最高です。



BOB DYLANの超名盤「BLONDE ON BLONDE」は発売当初
各国で違ったミックスが存在し収録されていたようで、
このアルバムは
カナダ、イギリスで発売されていた公式ミックスとは違う曲を集めたアルバム。
ジャケットだけではなく
中身も涙が出るほど最高だった。

ミックスのバランスが違うとこうも
曲の印象が違うのかと思うのもあり
BASSが大きめの
「Vision Of Johana」とか、断然こっちの方が
俺は好きだったりする。

このころのBLUES色全開でROCKしているBOB DYLAN
とても良いです。

あくなき音楽への追求がここへきて一気に開花し
道無き道をどんどんどんどん突き進んでいた頃の
絶頂期。

収録曲の
「メンフィス・ブルース・アゲイン」
これを聴かずして何を聴く。



2020年03月14日(土)

一番POPなアルバム


朝の5時
目が覚めてしまった。
音楽が聴きたくてたまらない
その気持ちが早起きさせたんだ。

まだ街は眠りの中
大きな音でかけられない。

マイルス・デイヴィスを聴く。
暗闇に細いワイヤーのような純粋な光を瞬時に放ち
叫びにも、悲鳴にも、怒りにも、悲しみにも、似て非なる
マイルス・デイヴィスの
一気に天まで突き抜けるような金属的なトランペットの音。
そして静寂。
そこに浮かび上がる音の波紋。
うねるリズム。絡み合うピアノ。




陽が昇りかけているときに聴く
マイルスに身を委ねた。





外が明るくなってきた完全な朝
マイルスの「IN A Silent Way」を聴く
流れる清流の如く、キラキラ輝く水
スローに見える波打つ映り





自分の家のスピーカーから放たれる音が
良ければ全てそこで安心する。
自分の家のスピーカーから流れる音は
俺ん家の音。

ちょっと申し訳ないが
完全な朝になったことで少しボリュームを上げさせてもらった。
ザ・ローリング・ストーンズ。
『STEEL WHEELS』
ストーンズのロッケンローアルバム。
軽快でたまに聴くとかなりゴキゲンになる。





もういっちょストーンズ。
『VOODOO LOUNGE』
貫禄のあるロックンロールアルバム。
腰にくる。





午後からは
元気になりたく
あったかい気持ちになりたく
SOUL MUSICをかける。
大音量。

CHARLES SMITH
ソウルフルでありPOPであり
キメキメで巧みに感じるオシャレなサウンド。
しびれる。





LATTIMORE BROWN
ソウルミュージック万歳。
涙が出るほどあったかい気持ちになる。





なんだか気持ちが、あったかくてPOPになってきたところで
我が家にあるアルバムの中から
俺が一番POPだと思っているアルバム。
POPの概念もわからんが
「これぞPOPだろ」と思っているアルバムがある。

俺が思うPOPとは
まず根本にROCKがあること。
そして聴きやすいこと。
うねっているサウンドはあからさまではないが
確実にROLLしている。
そして
気持ちがポッとなる。


それは、これなんだ。


Bob Dylan
『武道館』







初来日の時のLIVEアルバム
最高にイカしてる。




2020年03月08日(日)



春は好きではない。
これから始まる冬までの長い長い1年を
思うと途方にくれるから。
陽気が気持ち良く、もがいていない空気が
なおさらはなにつく。
新年の始まりはそんな事思わないが
春はどうも苦手だ。

でも
新しい芽が徐々に出てくる春。
春に近づくにつれ眠っていた生命力が
目覚めてくる感じ。春ならでは。



ポカポカ陽気になった頃には
一気に成長し、伸びていく葉っぱ。
植木の葉っぱが生えてきたり
木が伸びたりしているのは
興味がそそる。




2020年03月07日(土)

ポエム的


お風呂が使えなくなっており
この1週間、家族で銭湯に出かけていた。

夜の1時半までやっている。
壁に富士山の絵はなかったけど、、
ある時は腕いっぱいに刺青の入っているおじさんが湯船に浸かっていたりしたけど
いわゆる「ザ・銭湯」に出かけていた。

隣駅から歩いて20分はかかるだろう。
自転車でも我が家から20分はかかるだろう。
車だと我が家から5〜6分で着くということで
家族全員、俺が仕事終わるまで家で待っていた。
仕事終わりに駅前にある「カーシェアリング」で俺は車を借りて
我が家へ帰り、夜ご飯を食べてから、家族を乗っけて
毎日「桃の湯」で風呂に入っていた。



とても良い湯だった。
家族でこんな毎日銭湯に行くこともこれから先もうないだろう。

藤原さんが銭湯からの帰り際
「今日で銭湯しばらく来ないねぇ」というから
俺も
「そうだね。名残惜しいね。さっき湯船に浸かっている時、また来るからねって心の中で呟いたよ」
と言ったら
6年生の次男が
「ずっと思っていたんだけどさ、お父ちゃんのそういうポエム的な言葉、ホント嫌いなんだけど!」
と言ってきた。
続いて中学2年の長男が
「そうそう、超うざい」と声変わりした声で普通に言ってきた。

俺が「え!どこがポエム的なんだよ!」というと
次男「その、また来るからねって心の中で呟いたよ、とか、その言葉いる??!!」
俺「何が悪いだよ」
次男「名残惜しいね、だけでいいじゃん。そしたらこっちもそうだねって言えるよ」
俺「言えばいいじゃん」
次男「だから〜。また来るからねって心の中で呟いたよ。なんて言われた後、どう返事すればいいんだよ」
俺「別に全然しなくていいじゃん。俺はただ思ったこと言っただけだし、返事なんか求めてないよ」
次男「だから〜。だったら言葉にする必要ないでしょ。って言ってんの。お父ちゃんいっつもそうだよ!」
長男「そうそう。超うざい」
次男「ねぇ、お母さん!」
藤原さん、、ずっと笑ってる。
次男「お母さん!お父ちゃん、ポエム的な言葉を言うよね」
藤原さん「うん、言う(笑)。昔から(笑)。」
俺「嘘〜!!いつ〜!そうだったなの〜!どう思ってた〜!」
藤原さん「(笑)そっか〜って思ってた。(笑)」
次男「そっか〜じゃないよ!聞いている方、ホント嫌なんだから!」
長男「ホントホント、聞いてて超面倒臭い」
俺「なに〜!!そうだったのか〜!!!!!」

本人は一切ポエム的なことを言っていた自覚はなかったが
確かにポエム的なことを言われたらそりゃうざいもんだ。。
俺はそれを何十年もやっていたのか。。。。
初めて聞かされた。とてもショッキングな事が判明した。
1週間、家族で銭湯に出かけた最終日だった。

「桃の湯」ありがとう。また来るよ。


2020年03月06日(金)

LIVE終了そして次回は


3月1日(日)高円寺ALONEのライヴ
無事に終了した。
前日までの「いやな感じ」をひきづっていたが
ギターを持ちジャランと鳴らした瞬間
不思議なもんで
嫌でもなんでも向かっていくしかない
生きていくしかない、そんな気持ちが湧いてきた。
LIVEがある。
死にかけている自分の魂を
生き返らせてくれる。
「よっこいしょ」と重たい体を持ち上げ
気合い入れてステージに向かわせてくれる。
それは生きる活力になっている。
ステージに向かうのは時としてとても苦しい時があるが
死にかけた魂を奮い立たせ立ち向かわせてくれる。
LIVEをやっていない生き方を知らない。
怖くてたまらない。
怖くてたまらない時、音楽がいつも救ってくれる。
音楽のない日常にいる時間が長ければ長いほど
怖くてたまらなくなる。
そして不思議なことがもう一つある。
LIVEで自分の作った曲を人前で演奏する、唄う。
自分の作った作品を
「観てほしい」「聴いてほしい」という気持ちも
もちろんあるが
最近とってもよく思うのは
観に来てくれているお客さんを
「喜ばせたい」「気持ちよくさせたい」「感じて楽しんでもらいたい」
そんな気持ちが湧いている。
ゲラゲラ笑う楽しさとかではなく、
俺がそうであるように
最高のLIVEを見た時に湧いてくる、楽しさ。
喜び、悲しみ、怒り、全て丸め込み踊らせてくれる
ビンビンに感じさせてくれる理屈抜きの刺激。

子供は誰かに親切をされた時
「ありがとう」の気持ちが芽生えるという。
そして他の誰かにその子供は親切をするようになる。
という話を聞いたことがある。
それに似ているのかもしれない。
LIVEをやるということは。

ミュージシャンに限らず、小説家、絵描き、漫画家
それこそ漫才師、料理人、誰かに自分の作品を提示する人というのは
根本的に自分の作品で人を喜ばせたいというのがあるんだ。
どんなに暗い絵を描く人も、ダークな小説を書く人も
それを人前に提示して表現するというのは
人に喜んでほしいからなんだ。
もちろん「喜んでほしい」の前に、表現しなければ精神が壊れてしまうというのがある。
表現しなければ死んでしまう。
創っていないと死んでしまう。
だからこそ創って救うんだ。自分を。

自分の中にあの時生まれた「ありがとう」が
表現の原動力だ。
音楽に出会って自分は救われたのだから。

自分の作品を、ただギター鳴らして唄うだけでは
誰にも「喜んで」もらえない。

次回のLIVEは4月11日(土)
高円寺ALONEでワンマンLIVEだ!

みんなに喜んでもらいたいぜ!!!!


2020年03月02日(月)


今日はライブだ
今日がライブで良かった

2020年03月01日(日)

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