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ある平日


とても久しぶりに平日に
家族4人揃って夜ご飯を食べた。

子供達が藤原さんに
「今日の夜ご飯な〜に〜」って聞いていた。

「シルバー西京焼きだよ」って藤原さんが答えた。

子供達は目をキラキラ輝かせて
「なに〜!?そのかっこいい名前〜!!」と
言ってはしゃいでた。

いざ、テーブルの上に夜ご飯が出された。

子供達はいっせいに
「なんだよ=!!魚じゃないかよー!!」って
とてもブーたれた日だった。

シルバーって名前の魚がいることは
俺も知らなかったが
子供達が「西京焼き」のことを
「最強焼き!」と勘違いしているであろうことは
さすがに俺もわかっていた。

あ〜、子供っていいな〜(笑)

その感性が、いつから失われていってしまうのだろう。
ある時を境に、脳内で何かが突然変異をおこすのかな。

夜ご飯を食べたあと、子供達はやり残してた宿題を
始めた。

「最強焼き!」を食べれなかった子供達。
特に次男は全くやる気なしになっていた。
長男はいたしかたなし!と受け入れ黙々と
宿題をやりはじめた。

宿題が終わったあと
俺は子供達と一緒にマリオカートやったり
マリオカートやったりマリオカートやったり
して過ごした。

そして最後に
次男に面と向かって
オナラをひっかけられた。

次男は満面の笑みを浮かべて布団に入っていった。

俺は
やっぱり、あんまり、平日、早く帰るもんじゃない。と思った。


2016年09月12日(月)

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