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WILD4


俺達は、
東京を離れ、
裸になり、
自然とたわむれ、
原住民と化し
ずっとずっと
吠えて
笑い
唄い
いつのまにか
寝てた。

フライパン
食いたかったが
それは
出来んかった。

さらさら
渓流に
別れを告げ

降り立った
東京

マッハ50より早く
チャック

集まって酒を
飲む為だけに

俺達は
東京を離れ
嗅覚を頼りに
行き止まりまで行き
左に曲がり
目はマジ
走り、伸ばし、潜り
泳ぎ、語り、

ガキよりガキの
アクセル全開を
豊かに広げてた。

俺達は大人になった。

28と29と31の
WILD3は
東京で
逃げることなく
正面から挑む事を
選んでる。

感受性、蘇る誇り、
守りたきゃ自分で守れ、あほんだら

何よりも
最高だったのは
WILD3がパワーアップしている
ことだった。

今回30は、いなかったが、
30がいれば、
俺達は
究極WILD4になる。

葛飾北斎のしぶきが待っている。

WILD4は死に向かって
死ぬまで生きる、優しすぎる破滅型。

親愛なるWILD4
今回WILDチェリーは、なめなかったが
あのピストルは
引き出しにしまってあるかい?

・・・・・
・・・・・

WILD4の
冒険は続く。





2003年06月30日(月)

友から電話



「これから行くぞう!!」
「早く行こうぜ〜!!!」

出かけるぜ〜 
出かけるぜ〜

何処行く〜??????

何処でも良い!!!行くぞう!!!!



2003年06月28日(土)

搭載


もうそろそろ、
俺達の出番にならないと
いや、むしろ
俺達の出番にしないと
俺達がやらないと。

今度は俺達の番だ。
オレラの番だ。



2003年06月27日(金)

青としぶきと白と音


多分俺は自分の良さみたいな所を
感覚的に知っている。

今、メチャクチャ楽しいじゃん。
今、メチャクチャ気持いじゃん。
今、メチャクチャ暴れてるじゃん。

この「メチャクチャ」って言うのを
感じたいがために
いつも当然
「メチャクチャ」に真剣になっちゃうんだよね。

メチャクチャにバカやって
メチャクチャに走り回って
メチャクチャに追いかけっこして
メチャクチャに転ぶ。

何をやる時も
頭に「メチャクチャに」がつかないと嫌なんだよね。

気持いいんだよね。

どれ程でそうなれるかしらないけど
俺はメチャクチャに苦しんだ経験もない中で
将来の青写真なんか描けないし描きたくない。

メチャクチャに苦しい状況って
どんな状況のことを言うんだい?

何もかもが物足りない中で
将来の青写真なんかを描ける自信もありゃしない。

ま〜目標を持って、そこに辿り着くには今、何が必要で
何をやるべきか、
ってなもんが通説であるが、
ちょいと違うな。ちょいとそれはにぶいな。本心じゃないな。我慢だな。

一人じゃ何にも出来ない。
何かと関わって、それが人でもいい、ギターでも、愛犬でも
空気でも何でも良い
何かと関わって、ハマった瞬間
メチャクチャに気持いいんだよ。

その瞬間をがっちりつかみたいがために
良いか悪いか知らないが、
メチャクチャをしているようなもんだ。

落ち込む時、メッチャクチャに落ち込むけど
出来れば勘弁して欲しいけど
でも、わりと頭に「メッチャクチャに」がつかないと嫌な体質の
持ち主にとっては、案外避けては通れない必要不可欠な要素だったり
するんだよね。

どこか壊れちゃってる人ってメッチャクチャ本気だったり
するんだよね。

ところで、どうやら海は水平線じゃないらしい。
葛飾北斎みたいなシークレットポイントがあるらしい。
なんだかメッチャクチャに乗りたい気分なんだ。





2003年06月26日(木)

がんじがらめ


ちょっと、今週月曜日から3日間
ガンジガラメの田村君

きっと、あしたもあさっても
ビームを浴びる田村君

どうしたの今週は?っていうぐらい
急激な密度で突然ビームを浴びる田村君

物凄い勢いで標的になっている田村君

くっそ〜負けないぞ〜。

だって決めたんだも〜ん。

苦しい顔は見せないって。

でも、どうやら僕はすぐに顔に出るらしい。

そんなことないも〜ん。頑張るも〜ん。

ところで、顔と言えば

この前、後輩に
「田村さんの目ってボタンみたい」って言われた。

そんな事ないも〜ん。

野生の狼みたいな目つきに帰ろうと思う今日この頃だも〜ん。

ところで思うのだが、

僕は、へこみ度がへこみ@が少ないのか?
鈍感なのか?。
防衛本能が強いのか。弱いのか。

もっと、もっとへこむ状況で僕はへこみ方が足りないのか。

もしくは「気にすんなよ」で片付けられる程度の
ささいなことを、さも大げさにとらえて
自虐的本能がぼっ発しているだけのことなのか。

わっかりませ〜ん。

君ならどうする?

この前の日曜日のLIVEが
刺激的だったし、新たな一歩踏み出せたし、
新たな発見があったし、気持良かっただけに
そのギャップに戸惑っているだけなのか?

虚像と実像って奴か〜?

あ〜こんな時、ベンジーならどうやって
跳ね返しているのかな〜。

僕のやりかた・・・・・・・
僕に出来る事・・・・・・・
このビームを、このガンジガラメビームを
やることなす事気に入らないんでしょビームを
どう跳ね返しているのかな〜。

う〜
強くなるって決めたのに〜。
もはや、言えば言う程、醜さ倍増悪循環突入。

まさかこの僕が人間関係たる
とんでもなく、くっだらね〜醜い争いに
ぶち当たって、ガンジガラメになるとは
思いも・・・・・・・・・・・してた。

いやいや思いもしてなかった。

るるるるに言われた事がある
「お前の素直さは時々、強い向かい風を受けるな〜」って

う〜
僕は素直なんかじゃね〜。

ガンジガラメがガンジガラメが
死ぬ程、死ぬ程、嫌なだけ〜。

何を持ってもその状況に
今現在、何も太刀打ち出来ない自分に
なおさら腹が立っている。

どう立ち直っていくか、楽しみっちゃ〜楽しみでもある
今日この頃。


2003年06月25日(水)

ひとこと


余計なおせっかいかも知れないが
お前さんが元気ない時、俺が元気だったら
さりげな〜く元気を出させてあげたいぜ!

俺が元気ない時、
誰かのそんなおせっかいを
感じた時はむさ苦しくなるぜ!

お前さんが元気な時
俺は打ちのめされるぜ!

今日のLIVE
マスターに誉められた
「これから覚悟しとけよ〜。容赦しないよう〜」

し〜こさんに言われた事嬉しかった、
いつもいつも心構えがないうちにホントをつく人に
打ち上げの時ひとこと・・・・・
おっとこれは大事にしまっておこう。

源さんがそばにいてくれた。

ただ単純に
俺の近い将来の目標として
見も知らぬ、いつかのどこかのその日のあの日に
会えた人達でいっぱいになるようなLIVEをやりたい。

はじめは誰もが身内シャン。

お客さんがゼロの恐さを知っているからこそ
身内シャン。(ミウチシャン)

かけがえのない身内シャン。

飛ぶ。どこまでも飛びたい。

午前3時酔っ払い。
また、明日冷静に考えよう。

今日のLIVE、新たに良かった。

来月は新曲の出番だ!

目が半開きの日記終了。

明日にしよう。

アディオス。



2003年06月22日(日)

夏気分


好きな季節は秋
特に11月上旬の質感が好き。

いつもいつも学園祭を思い出す。

本番までの準備期間、本番、
そして一生懸命、造り上げたもの同士だけ
分かり合える一生懸命な片づけ

夜になって全て片付け終わった後の
仲間と交わす笑顔。



東京の夏は好きじゃ無い。
コンクリートの照り返し
クーラーのエンジンから出るモワ〜っとした空気

「無駄に暑い」

どんなに暑くても、緑があれば・・・・
澄んだ空気があれば・・・・

ただただただ今年の夏は
なんだかなんだかなんだか

思いっきり汗かいて
思いっきり体力つけて
思いっきり太陽浴びて
思いっきり熱くなりたい気分

カブト虫、麦わら、クワガタ、網

そんなのがなくとも

夏を謳歌したい気分







2003年06月21日(土)

365日×24時間×60分×60秒×70年分の1


「こうありたい」っていう

なんて言うか、

たとえ、そんな在り方に全く及ばない器だったり
感覚的にしか分からない手のひらだったり
黒い穴を動かすだけだったりする影を

追い求めたり、憧れるより

なんていうか

「こうありたい」を

保ち続けることが

結果的に良いんじゃなかろうか。

少し頑張れば出来る事や
少し意識すれば変われる事や
少し解き放てば軽くなれる事は

どんどん、試してみようと思う。

絶対苦しい顔は見せない とか
胸を張る とか

ささいなことから始めて

まず、変わろうとする。

どこかに、軸を持っていたい。

例えば、酒。

どんなに飲んでも酔っぱらわない。はしゃがない。

これって、かなり僕にしてみれば、自分との勝負になるが

でもこれは無理だ。

酔っぱらっている時の自分、大大大好き。

やっぱ「酔っぱらわない」は「こうありたい」のリストに入れない事にしよう。

とにかく、なにげな〜い日常の中で

ちょっと、意識してささいな事で
自分と勝負したい気分。

例えば、
靴下は脱ぎっぱなしにしないとか、
このプラット−ホーム歩く時はポケットに手を突っ込むとか
歯磨きは5分するとか
タバコのポイ捨てしないとか

ま〜どうでも良い事っていや〜どうでも良い事の数々を

意識して全うして、ひとつずつやり遂げたい気分。

少しづつハードルを高くして
今週は肉は食わないとか、
筋トレとか

意識して自分が決めた、ささいな事
目標となると大げさになってしまうから
そうじゃなく、日常のなかで何気な〜くなりがちな忘れてしまう部分を
意識して、保っていきたい。

惰性の流れを、流れている事を、肌で感じて保っていきたい。

ポケットに手を突っ込んだ時
ひとりで、こっそり「やり遂げたぜ〜」って
ほくそ笑んでいたい。



2003年06月20日(金)

覗いてみた



雨って本当に雲から降りて来ているのか?


2003年06月18日(水)


そんな言葉が
照れずに良いな〜
と思える時って
決まって
酔ッぱらってる時かい?

でも感じる
酔っている時こそ
現実って。

俗に言う
現実の方が
よっぽど夢ん中って

ふざかんなよ〜夢って

悪り〜が、
僕は空を飛んだ現実を見たんだぜ〜。


ルフィー、サンジ、ゾロ、ウソッッピウと友達だぜ〜。

ナミと子供のように遊んで、琴線に触れる悲しい出来事があった時
声を出して泣いた時もあった。
止めどなくこぼれた涙を2人で流した仲だ。





2003年06月17日(火)

とても近くに感じた日


今日の日吉NapでのLIVE。うんちく垂れる前に言うと
たまらなくお客さんの力を借り、とんでもなく
自分を好きになれたLIVEだった。

実際、聞いてくれたお客さんは
どう感じていてくれたかは分からないけど、
皆それぞれ毎日があるわけで、
そんな毎日の中の今日は1日なわけで、
そんな中で、僕の唄う唄に
「これはこういう唄です」なんてものは
1ミリも必要ないわけで、皆さんの毎日の中で
僕が気持を込めて唄っている感情と全く違う感情で感じられる
自由があるわけで、
そんな中で、唄を唄い表現した今日は
僕の完全なるわがままを言わせてもらえば、

物凄くお客さんとの距離が近く感じた、
とても、嬉しいLIVEだった。

僕のお客さん、
なかなか日吉まで来てくれない。

今日なんて日は、僕のお客さん1人もいなかった。

日吉が遠いからなんんて僕の中でのあきらめはこれっぽっちもなく、
むしろ、どんなに遠くても
日吉まで足を運びたくなるようなミュージシャンにならなきゃ,
面白くも何ともないのは、十分分かっているから、
全て僕の技量のなさを横目で流し、
日吉Napからたった1人でもいい、また僕のLIVEを見たいと
感じてくれる人がいてくれる事を今日は心底、気持こめながら唄った。

毎月たった1人でもいい。僕の唄を好きになってくれる人が
いたら、10ヶ月後には10人、2年後には24人,
その24人が友達と一緒に来てくれたら更に倍と
増えてくれたら、僕は何もいらない程、はじけちゃうぜ!

僕は1度、廃人になりかけた。
仕事が忙しくて、約2年間休みのない、外食産業の店長をやっていた。

僕は空間が好き。空間を作るのが好き。

音楽で飯を食えない現実の中で、
お店という空間で、かわいい、やんちゃな従業員と
一緒に混んでいる時こそ、パワー全開で
「店はバンドだ〜!!こんなにお客さんがいるんだから、
みんな見られているんだから思う存分、自分の音符でやれ〜!!」
ってな気持ちで、
メチャクチャ真剣にオープンキッチンの厨房で料理作ってた。

でも2年経って、体を壊した。
腰を痛め、立てないくらいになって、呼吸するのも苦しくなって
初めて仕事を休んだ。

その時、思った。
疲れてるのも分からないくらい、疲れてたんだな。
悩んでいるのも分からないくらい、眠かったんだな。

休みを1週間もらった日、ずっと寝てた。
体が動かなかった。
そん時、思った
「俺、何やってるんだろう。勝手に頑張って勝手に体壊して
勝手に追い込んで、何やってるんだろう」

アルバイトの子達には悪いと思ったが、仕事を辞めた。
それしか自分を救う道は無いように思えた。
エヘへ、逃げたんだ。

ごめん、喋り過ぎた。
そんな経験が、ここ最近、無駄ではなかったと、
冷静に考えると、あんなに苦しかった2年間、
思い出したくもない2年間が
僕の原動力になりつつあるなんて・・・・

そんなこんなで、この前僕は29歳になった。

かっこつけや、憧れじゃなく、体で音楽を愛してる。

唄の深みや、唄の魂や、唄の力や、唄のリズムや、
唄の恐さや、唄の嬉しさ
その他もろもろ、全て大げさに言うと、
「好きだ!」って気持なんだと思う。

僕には、友と呼べるおバカさんがが5人いる。
テッペイ、るるるる、サイトノリアキ、チン、友香ちゃん。
昔のバンドメンバー+ワンだ。
5人もいるなんて、ぜいたくな話だ。

今日のLIVE,今日のLIVE,名前の知らない新しい友達が
増えたような気がした。

友達はいいもんだ。ますますそう思える年頃。

なんの利害関係もない、いつまでもどこまでも
軽い嘘を「お前バカだろ」と「パンクじゃね〜よ」と

「東小金井の改札は新宿からの進行方向の1番前だよ」と
ホントは1番後ろなのに、
それを知っているのに1番前に乗って
電車を降りて「今,東小金井についたよう」と携帯電話してくるテッペイ、

そして、テッペイは嘘だと知っているのに
1番前に乗ってくれる事を知っている僕は

プラットホームの進行方向1番前で、
なんの迷いもなく待ち伏せして、
テッペイが携帯をかけている目の前に僕がいて

そのまま、高尾山行って、たき火して、朝日と同時に
山をくだり、「このまま死のうぜ!」のドライブを、
本気で真剣にふざけて出来る友を僕は誇りに思う。

う?
論点がずれて来た、
いったいどれくらい喋っただろう。
もう、日記を書き始めてからビールは500ml4杯目。
あたりめをしゃぶり。

今日のLIVE嬉しすぎただけに、1人であたりめをしゃぶり
ビールを飲みながら、明日をめくる瞬間に
何故かロックを感じる言わば、僕はアマチョンなんだが、
トムウェイツ、シオン、ベンジー、チャボ、!
きっと、今の僕なんかじゃはかり知る事が出来ない
素晴らしい世界、景色、ドつぼの苦しみ、みなぎるエネルギー、を
体感しているんだろうな。

ちきしょう〜!!
くやしいぜ〜!!

まだまだ、見た事ないものばかりさ!

ビール5、6杯。
今日は朝、目玉焼き。昼カップラーメン。夜、きゅうりとあたりめと
ビールじゃ、酔いも回るっつうの!

何だか、喋り過ぎちまった。
最後まで読んでくれた人!好きだぜ!

今日、最後まで残って、僕のLIVEを聞いてくれた、約15人の方々、
感謝、感激です!

とても近くに感じられたのは、とても皆さんの事が見えたからです。

近いけど遠いとは、良く言ったもので、
見てくれる人がいる、待っててくれる人がいる、
必要としてくれる人がいる
そんな気持に答えられるには、受け止められるようになるには
今まで以上に情熱を燃やさなければ、エネルギーを掻き立てなければ
答える事ができません。
それは、とんでもない冒険であり、とんでもない重さであり、
とんでもない勇気であり、とんでもないぶっ壊れであり
とんでもないクールであり、とんでもない虚像であり、
とんでもない素であり、とんでもないスキップであり、
とんでもない笑顔なんです。

僕はそんな人生がただ単純に好きなだけなんです。

ヨロシクお願い、承けたもう候。

アディオス!!!!!


2003年06月15日(日)

29


虚像の世界の中へ行こう
波は自ら起こさなければ
風を自ら発せねば
熱を自ら生み出さねば

始めよう
思う存分始めよう
やりたいように始めよう
思うがままに始めよう

この気持ち
何気ない日常に持ち込んで
思う存分はじけようとしても
それは、無理なのかもしれん。

その無理っていうのが
嫌で嫌でたまらなかったけど
もどかしさでいっぱいだったけど
悔しさでいっぱいだったけど
嫌いで嫌いでたまんね〜
等身大の自分に向き合うのが
つらくて、つらくてたまんないが

ため息ばっか出る時もあるが
そんな時もあるだろうが
軽く流せたら、軽く笑えたら
どうにもならない時もあるだろうが
冷や汗かいて、テンパル時もあるだろうが
そんな日常で思う存分はじけられない事に対して、
虚像の気持ちを
持ち込むのは、僕の場合はただただ苦しいだけ。

突っ走りたい。

日常で保ちたい。

どんな場所でも、
たとえサラリーマンでも
そこが自分のステージになったら
そこは虚像の世界になり
思う存分熱くなれるってもんで
クリエイティブな発想で動けるってもんで
クリエイティブってもんは壊れる事ってもんで
創造なわけで

まだステージにもなっていない
日常で求めても始まらない。

自分と戦っている人が僕は好きなんだ。



2003年06月14日(土)

GO!


AM4時。
良い時間だ〜。

さっき貨物列車が通り過ぎていった。
今、線路清掃車が明かりを照らし
通り過ぎていった。

昼間直射日光が当たる部屋は
窓がかなり大きく
夜はきっと
真夏でも窓を開けとけば
クーラーの必要性がないほど
風通しが良い。

ひさしぶりに電話で
気狂いるるるると
喋ったのは
今から3時間前の話。

奴もまだ今頃
余裕で起きている時間だろう。

きっと、隙間をうめるように
タバコを吸っているにちがいない。

気狂いのくせしやがって
イカレタロマンチストるるるは
そんな1人の時間をこよなく愛してる。

そしてテッペイは
今頃、お気に入りのCD聞きながら
ほろ酔いで明日のスタジオの事や
未来の事や大切なものについて
めぐらしているにちがいない。

サイトノリアキといえば
あいつは、いつからサーフィンが出来るように
なったんだ?
この前、件名「a day in the WAIKIKI」の
メールが届いてた。
ロケで全国各地を歩き回り、スカンクにまたがっている。

下落合の家賃3万のテッペイの部屋で
隣の住人がティッシュペーパーを取る音までもが
聞こえるあの部屋で、
俺らはドでかい、ドでかい、ドでかい夢を見ていた。

チンとの始めての出会いは、そんなテッペイの部屋で
俺が1人で昼寝している時、
チンも昼寝しようと思って入って来たら
知らない奴が寝ているって事で一度、部屋を出たが
その後、あの日寝てたのが俺だと分かるまでに
時間はかからなかったほど、引力だった。

いつのまにか10年経っていた

AM4:20ともなると、この季節の
外はもう明るい。

あの下落合の季節が蘇っていた

見えない力が何かを蘇らせていた。





2003年06月13日(金)

2号


トイレの給水管
タンクに水を送る給水管

ヒタッ ヒタッ 
タンクに繋がるネジで締めてあるところから
水滴が垂れるので

その下に空き缶置いて
オシッコして水流したあとは
給水管の根元の蛇口を閉めると
したたる水滴も止まるって
すんぽうを選んで

なんとか1日乗り越えて
翌日大家さんに電話しようと思っていた
矢先に

給水管の根元の蛇口を
締め忘れていたらしく

約2時間後
もう一度トイレに行ったら
床一面、水びだし
ってわけで

ひたひた、水滴も
2時間も経てば
立派な水たまりなわけで

雑巾しぼって吸い取っていた
夜の1時に
玄関を叩く音、ひとつ。

何だと思い、扉越しに
たずねると、

この部屋の下に住む住人で
どうやら1階で
水漏れが発生していて
ふすまの中も
水がしたたっているらしく
こりゃ大変だ。

事情を説明すると
「田村さんは悪くないですよ
ただ、出来る事ならトイレが治るまで
トイレ我慢して頂けないでしょうか」と
「了解、そりゃ〜悪かった」

良いパパのような人だった。

今日トイレ直って
お菓子もって下のおうちに行ったら
可愛い奥さん登場。

引っ越した当日も挨拶したが
そん時は何とも思わなかったが
とても可愛らしい奥さん登場。

「昨日はすいませんでした。」
「いやいや田村さんは悪くないですよ
こんなもの頂けるなんて本当にありがとうございます。」
その家の子供
「うちに上がってけ〜」
「お子さん可愛いですね〜」と思わず言って
子供に手を振った。

これってもしや、
俗に言う
近所付き合いの始まりってやつか〜??

急に照れくさくなって俺は
自分の部屋に戻った。

どうでも良いけど、

全く関係ない話だが

交通事故や何か不幸な出来事が起きて
完全に意識がなくなって
三途の川が見える瞬間
男の場合、チンチン(2号)は立っているらしい。

本能なんだろう。
「何もしね〜って言うのかよ!」
「この世に生まれ、自然の摂理のなか
お前は何もしね〜っつうのかよ!」
「何も残さないっつうのかよ!」
「何も生み出さないっつうのかよ!」

って2号は本能で発射するんだろう。

その後について来る、論理や概念で
動物は子孫を残す習性やらなんやら
付け加えられても、
この2号は理解出来ないぜ。

この2号がいつも思っているのは

「この世に生まれて来て
何もしね〜っつうのかよ!!」

と、悶々と発射することだけであって

ムヤミヤタラにもいいけど
もっと神秘的な部分でうずくんだろう。

「この世に生まれて来て
何にも残さね〜っつうのかよ!
生まね〜っつうのかよ!
何にもしね〜っつうのかよ!」

って、神秘的な部分で
細胞と細胞というのは
決して重なる事はなく
無数に繋がり合い
一つの形を作り出すらしいが
唯一重なり合って
二つが一つになり
新たな細胞を作り出すのが
新たな生命らしい。

2号はモンモンとしている

「何もしね〜っつうのかよ!」

って今日も明日もあさっても
三途の川で執着しているらしい。

ビ〜ンと叫んでいるらしいぞ。











2003年06月12日(木)

ヨロシク!加藤荘


浮気な俺の心はお前に夢中。

始発電車が走る。感じる車輪の使命。

ベランダで深呼吸。

「東京」行きの中央線。

窓ガラス。見える人影。寝てる。

「高尾」行きの中央線。

ベランダで歯磨き。潔いオレンジ。

徐々に減る山積みダンボール。畳。

これからどんな姿を現す?夜。

カーテン越し、電車の明かり、40m先。

だから安心。

6個のスピーカーからボブディラン流るる。琴線。

ガムテープ引き裂き、ビニール引きちぎり

今までの心のずっとずっと奥のイザコザ

吹き飛ばし、ダンスダンスダンス。

何度でも何回目でも、もう一度、もう一度。

始めたら始まりさ。

振り向かない。必要ない。

今は。全く関係ない。

進める力がみなぎっているのは
進めない気持ちがどんなものか
少し気付いたからか
とにかくゴメンダ。とにかく進めないのは。
とにかくゴメンダゼ!!

変わりたければ、まず変わろうとする事。

思う事。

続ける事。

口に出さないと決めた事は
口に出さず、こらえて、にらみ
始める事。

鍛える事。

必死に向き合う事。

真剣に触れあう事。

大切に大切に大事に大事にしたい事。

どれ程か試せばいい。

気がすむまでやればいい。

自分が動けば

自分が動けば

自分が動けば

それで いい。





2003年06月11日(水)

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