裏くずきり
もくじぃ|過去|未来
人はみな
互いに鏡なんだ
それを 忘れてしまったら
ほほ笑むことも
ゆるすことも
どんなに 難儀になることか
夜の街 心痛いような罵倒が響き渡った
罵倒される人には 罵倒されるだけの理由がある
罵倒する人にもまた 同じだけの理由がある
故意に仕組まれた罠に使われた鎖がが 今恐ろしいほどに 金属音をたてる
キーン キーン
耳が痛い
街はもう疲れていたから 街であることを やめることにした
何かが壊れ始めるきっかけ
別に それは大地震じゃない
原子爆弾でもない
あまりにも弱く儚い 小鳥の吐息のようなさえずりに他ならないのだ
雨の一雫が 人生の全てをひっくり返していくように
風邪、ひいた。 クソッたれだ。
心が浮いてるみたい。
なんの為に文章を書くのだろう。
なんの為って あーあ、、 浅はかな言葉ね。
そーさ、 言葉は凶器にもなるし 救いにもなる。
言葉と書いたが 元をたどれば 人。人。人。
人こそが 凶器にも救いにも。
私たちなんてどうせ うっすい皮に覆われて、、、 たったの一突きで 終わる。
身を守るために 所持した刃物が まわりの野郎には とんだ威嚇に見えるんだって。
あいつは 勘違いされて死んでった。
終わった後で誰かがそういっても かえってきやしない。
できること あるか?
こんなクソッたれの 私なぞに。
くそったれ、くそったれ 逃げ道探しに日が暮れる
なんなら全部捨ててやる。
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