裏くずきり
もくじぃ|過去|未来
誰だって
走りたいと
思ってるんだ
誰かの憎しみを
うける義務
私はそれを
放棄してはいけない
痛いほどに 鮮やかな色を見るのは
ほんの少し
泣けてくるけれど
この雪の向こうに
春がやってくる
寒いのは
春を春と感じるため
根拠のない敵意と
根拠のない好意
どちらも同じものではないか
同じものなら
どちらでもいい。
敵意と好意の合間で
私は
わかりやすい逃げ場を
選ぶことを憎んでいる
そして
沈黙する以外に
何もできなくなった私が
ココにたつ
2006年01月24日(火) |
私は何を待っている? |
幸せを待つフリをして
私
本当は
やがてくる崩壊を
待っているのでしょうか
なんだか
嘘みたいに
いい天気だ
夢の中に
もう一度生まれなおしたみたい
自分の限界を
思い知るほどに
がむしゃらに走れたなら
流す涙も違うだろうに
流してさらに痛い涙は
自分のセイだ
ある
あつくも寒くもない日に
道を歩いていたら
雨が降ってきた
例えばココが
まっくらで
歩くこともままならない場所だとして
例えば明日
私の瞳は
世界を感じることが
できなくなるとして
だったら
このばしょで
今を感じて生きてゆくしか
ないじゃないか
わたし
さ
誰かに関わって
いけるかな
誰かに触れても
いいのかな
一ミリ先に希望がないと
誰がいえるの
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