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READY!STEADY!どっこいしょ!...刈田

 

 

The Times They Are A-Changin' その3. - 2005年07月31日(日)

そして最後に。
やっぱりエロ話である。

一昨日、愛犬が「そろそろ私と10歳違いのAVギャルが登場する!」と凹んでいた。
オレの場合は20歳のときに自分と同じ年齢のAVギャルが登場したとき、
「ちっきしょー、彼女はオレよりもヤッてるんだろうなぁ」と
軽く凹んだことがあったのだが、事態はそれどころではなかったのだ。

「いや、もう刈田さんと干支がひとまわり違うAVギャルもいるんじゃない?」

それをすっかり忘れていた…。
オレは猪年で、今年34歳の立派な中年なのだが、
干支がひとまわり違うということは、21歳である。

そんな年齢のAVギャル、たくさんおるやんか!!!!

それこそ、つい先日「ホントは白い粉やってんじゃないっすか?」
「そんなにホモとヤリたいんすか!」とか、
「地球の環境破壊どうするつもりっすか?」とか、
どうしようもないインタビューをした相手のコなんか、
明らかに21歳以下。
「なんでおっぱい大きくなったんすか?」と直球できいてしまった某アイドルにいたっては、
現在、19歳だ。

オレは一回り以上、年齢の違う相手に、
なんてどうしようもない質問をしていたのだ。

こんなんでいいのか。
こんな大人でいいのか。
てか「すか?」口調でいいのか。



ま、いいや。



なぜかって?
それは時代は変わっていってるけど、
自分はあんまり変わってないから。


...

The Times They Are A-Changin' その2. - 2005年07月30日(土)

もうひとつ思うのは、やっぱり出版業界のことなんです。

先日とある出版社の方に呼び出されて、
喫茶店で数時間だべったんですけど、
なんだかものすごくさびしくなったんですよね。
ま、ようは出版ってどうなの?的な話で。

ただ、彼はそれで悲しいとか凹んでいるわけでもないのです。
リアリストだし、数字を気にする立場の方なので、
狭いフィールドの中でどう売り上げを出すか?
新しいものを作るか、というお話をされておりました。

しかし問題なのが雑誌を作る若い人間がいない、ということでした。
具体的に言うと、決定的に20代の編集者が少ない、と。
「昔はさ、20代とか30代前半の編集長がごろごろいたんだよ。
 ところがいまは30歳でも『彼に編集長をやらせるのは
 まだ早いんじゃないか?』なんて声があがったりする。
 ようは現場はオヤジばかりなわけ。
 そんなオヤジが作った雑誌が20代に売れるわけがないでしょ?」
そりゃそーだ。

あと怪しいヤツが決定的に少なくなっている、
という現実もあるみたいです。
オレもよくは知らないのですが、昔の出版社の編集部には、
半分ヤクザみたいな人とか呼び屋みたいな人々とか、
頭の狂った読者とか、なんだかよくわからん人がたくさんいたそうです。
ケンカなんかもごく普通にそこいらで行われていたといいます。
今はなき某週刊誌の編集部では記者が全員サングラスをかけていたとか、
もうめちゃくちゃじゃないですか。
そういや、昔その方がいた編集部にもすげえ人がいましたよ。
ケイレンしながら罫線引っ張る落ち武者みたいな髪のデザイナーとか。
そんな障害者気味の人を平気で雇って仕事させてたんですよね。
そういう無軌道さがなくなったのも、つまらん原因だろうな、
とその方は話しておりました。

やっぱ、むちゃくちゃやらないとダメなんだろうか。
もしかしたらオレらはむちゃくちゃやることを忘れちゃってるんだろうか。
80年代の中産階級天国な日本の裏っかわで醸成されたシニカルな感覚とか、
90年代の焼け野原感とか閉鎖感とかダウナー感とか、
そういうのってオレら世代の滋養であることはまちがいないんだけど、
もうひとつ、何か思惟とか着地点が必要なのかもしれません。

つーか、昔の出版人ってむちゃくちゃできてずるいよな!
と全部、時代とか世代のせいにしてみました。


...

The Times They Are A-Changin' その1. - 2005年07月29日(金)

今日、テレビのディレクターやってる友達と電話で話していたら、
「給料がすげえ下がった」とか言って嘆いてました。
そういえば先週も「知り合いのディレクターが給料半分になったらしいですよ」
とかいう話を聞いて。
そうか、そういう時代になっちゃったのか…。

で、実はこの2人が次の転職場所に考えていたのが、
同じ会社だったんです。

その会社はブロードバンドコンテンツのポータルサイトで、
まあ有りものを流すだけなのかなと思っていたんですが、
彼らが転職を考えているということは、どうやらそうでもないんだな、
オリジナルの番組を増やすんだろうな、ということになるわけで。

そういえば完全無料ブロードバンド放送局「ギャオ」とか、やっぱすげえと思うんです。
映画まるまる1本をタダで見れちゃうとか。
あ、そういや、オレ、エウレカの本放送に追いつくために、
「USEN SHOW TIME」に普通に加入して、
1話見るために105円とか払ってたんですよね。
で、最新話は無料放送してるんで、
本放送を録画し忘れたら、こっちで見るとかしてて…。

あれれ? 
いつのまにかにネットのテレビがうちに入り込んじゃってんじゃん。

フジテレビも「フジテレビ・オン・デマンド」はじめるし、
日テレもやるとかいう話ありましたよね、確か。
クオリティーブロードバンドって会社も専用端末使って、
映画やらテレビ番組の配信やるみたいですよ。
(専用端末が必要というのがBSみたいで嫌だけど)
ついでにパソコン本体もチューナー付きとか大画面化とかして家電臭くなってきてる。
こうやって、テレビとネットって境界線がなくなってくるんですね。
ロジックとしてはわかってたけど、こうやって体感すると、
ジョンスペの3rdアルバムのライナーの言葉じゃないけど、
「時代が回転する瞬間」(だっけ?)を感じます。

もちろんお年寄りはいままでのテレビを見ると思うんですけど、
エウレカ見てて、すげーと実感したのは、
テレビで本放送見れなくても、録画し忘れてても、
一定期間までにという制約はあるけど、
ブロードバンドでタダで見たい時に見れちゃうということ。
こっちのほうがオレらユーザーとしては、
ラクじゃない? ありがたくない?
ついでにバッファ時間の問題もありますけど、
ぶっちゃけCM飛ばせますからね。
(広告収入的にすげえ問題になってくるんでしょうね…)

郵政民営化(どうなんの?)とか
ipodへの課金問題(また持ち越し?)とか
その他諸々がそうだけど、
なんだかいろんなことが変わっていくんだな、と軽く妄想中。


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自転車泥棒 - 2005年07月28日(木)

●今日は病院→L社討ち入り式→S社入稿。
 どうせ帰りは金曜朝だからお昼寝たくさんするよ。

●終戦記念日も近づいてるので、BGMは
 マーヴィン・ゲイのアルバム「ホワッツ・ゴーイング・オン」だよ。
 歌いだし冒頭の「ブラザー、ブラザー」を
 「ブラジャー、ブラジャー」と歌うと、
 途端にやる気のない歌に聞こえるからフシギだよ。
 そのほか、インヴィクタス/ホットワックスの
 ヤングソウルなども流れているよ。

●尿検査の結果、カルシウムがちょっと出てたみたい。
 みんな、オイラのおしっこを飲むと毎日骨太だよ!

●週末はフジロック、隅田川花火大会。
 もちろん両方とも行かないよ。

●えっ、杉本哲太が自転車泥棒?
 映画「自転車泥棒」を哲太でリメイク希望。


 


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トマトジュースとスクール・オブ・ロック - 2005年07月27日(水)

●有名なコを相手に失礼なインタビューをした。
オレ「ホントは白い粉とかやってんじゃないスか?」
相手「そ、そんなぁ…(凹み顔で)」
オレ「オレなんかティンコが白い粉だらけですよ」
相手「は?」
オレ「仮性包茎だから恥垢がたまりやすいんですよ。悪かったな、包茎で!」
相手「はあ」
 こんなどうしようもない話、絶対原稿にいかされない(笑)。

●ティンコからトマトジュースが出てビクーリ!
 そのかし腰痛がほとんど治った。
 なぜの嵐!

●小説3rdウイーク、一応脱稿。でも、あくまで一応。
 脱肛じゃなくて。

●最近の仕事のBGMは、常にHOME MADE家族の「少年ハート」。
 オレが名乗ろうとしてるHOME MADE裸族では、
 「童貞ハート」と替え歌にする予定。

●うちの近所は女子高が多いんだが、
 昨日、女子高生に囲まれてキャッキャ言われてる
 若い男性教師の姿を見た。
 なんかドラマみたいで、すげえ楽しそうだった。
 というわけで、教員免許お持ちの方、
 どなたかゆずってくれませんか?
 金なら出します!実家の家と土地売ればどうにかなります!
 カン違いされると困るんで、
 一応言っておきますが、別にオレ、
 ヤリたいとかそういうんじゃないんですよ。
 一緒に登下校したり、悩み相談したりしながら、
 軽くボッキしたいだけなんですよ!
 スクール・オブ・ロックみたいなもんですよーーーーっ!


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芝浦→六本木経由、渋谷→新宿経由、下北沢 - 2005年07月20日(水)

知り合いに誘われて、渋谷のフロート
http://www.shibuya-froat.com/
ってクラブのプライベートパーティーに
出撃してきたんですよ。

いるのは同年代ばかり。
しかも男だらけ。
プライド(無)男祭り!

で、そこでたまたま知り合った人々が、
やっぱり同じようなシーンで生きていたことが判明。
もちろん、ルーツはみんなメタルで。
「オジー(笑)」
「マイケルシェンカー(爆笑)」
しかも10数年前、みんな同じディスコ・クラブに通ってたという現実も。
「ゴールド?」
「青山MIX?」
「渋谷ZYX?」
「いや、そこはナンパ天国だから(笑)」
しかもこの5年くらいは、クラブ事情がわからんというのもまったく一緒。
「アゲハってなんだよ?」
「シラネー」
その後、攻殻機動隊TVシリーズ、
エウレカセブンの話で盛り上がったのも、これまた象徴的で。
「もとこー!」
「エウレカー!」

みんな、リンクしてんだなぁ。
微妙に落ち着いてて、微妙に闘志燃やしてる感じとかも。


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ジョーのガレージ - 2005年07月19日(火)

●エウレカセブン最新話を見たら主題歌が変わっていた。
 OPがHOME MADE 家族「少年ハート」。
 EDが新人・伊沢麻未「Fly Away」。
 曲は両方ともジャミロクアイかブランニューヘヴィーズって感じで、
 今度のテーマはアシッドジャズか!?
 DJバー・インクスティックとか思い出しました。
 やっぱプロジェクトエウレカ(博○堂さんとか)は、
 90年代再構築しようとしてるなあ、と思った。

●小説がけっこう進む。
 フランクザッパ「ジョーのガレージ」の「カソリックガール」よろしく、
 「オッシコすると痛いよー、性病かなー?」
 というお話を書いてたら、
 本当に尿道痛くなってビックリ。
 原因は髪の毛。
 朝風呂入ったときに入ったみたいです。
そおっと抜いたら痛くなくなりました。

●SPA!の電話取材を受ける。
 ペットのプレイリードッグの話をしてみる。

●二村ヒトシ監督の最新AV、
 「電車男の接吻とセックス」を見る。
 フツーのOLさんのエロいSEXが描写されてて、
 これがミョーにリアリティがあるなぁ。
 キスだけでエロい!
 カラミの合間の<間>がエロい!
 でも一般的には、特典映像の、
 「もし得ル牝が痴女だったら」
 「もし得ル牝が淫乱だったら」
 のほうがクルんだろうなぁ。
 雑誌とかでも「エ○メスが痴女に!」とか
 なるんだろうなぁ。


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イケナイコトカイ(ソウダヨ) - 2005年07月17日(日)

岡村ちゃん逮捕

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050717-0006.html

でも、どこかで「ああ、岡村ちゃんらしいなぁ」
というのもあるんですよ。
ちょっと不謹慎かもしれないですが…。

昔、アメリカにスライ・ストーンって天才がいて、
彼も何度も引退しかけて、
そのたびに復活して、でもまた引退しかけて…。
ってのを繰り返したんですよ。
それゆえに彼は伝説になりました。

なんかその人と岡村ちゃんをなぞっちゃうんです。
だから「また3年後とかに祭りが来る!」
と信じて待つことができるんですよ。

この時間差攻撃、ファンを待たせることこそが、
ここ最近の岡村ちゃんの魅力のひとつであったことは、
正直、否定できないのですから。

だから復活のその日まで、
信者のみなさん、岡村ちゃんを聞き続けましょう!


というか今度はNEWSが補導?
菊間と飲んだの?
いいなぁ。


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セブンティーン☆キス - 2005年07月16日(土)

今売ってる『セブンティーン』を読んでたら、
http://www.s-woman.net/st/

「カレとの距離がぐーん近くなる
 夏キスしたいな(はあと)」
という特集がありました。
その中の「カレをメロメロにするキステク」から、
以下抜粋します。

「相手のくちびるを自分のくちびるで
 はむっ、と軽くかむ」
「舌の先だけを使って、お互いの舌をペロペロ」
「彼の舌を吸う!!」
「「んっ」という小さな声を漏らす」
「キスをしているとき、手で彼の背中をまさぐる」

痴女AVかと思ったよ。
ほんと、たつかと思った。
あぶねえ、あぶねえ。
(そんな自分があぶねえ)


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「趣味:ゴルフ」に興奮します  - 2005年07月13日(水)

オレの愛読書(?)のひとつに、
「アイドル記事のプロフィール欄」があります。
もちろん、たいした情報は載ってません。
でも、この行間を読めば読むほど、
そのアイドルの素が見えてくるんですよ。

たとえば15歳なのに「趣味:ドライブ」とか書いてあると、
当然彼女は運転できない年齢なわけで、
「あ、男がいるな。しかも運転できる年齢の男だな」と読めるし、
これが16歳で「趣味:ゴルフ」とか書かれると、
「オマエ、オヤジに買われてるだろ!」
などと妄想できて楽しいわけです。

ひとりのアイドルのプロフィール欄を年月を追ってみていく、
というのもかなりの興奮度です。
ちょっと前に、すごい清純派の売り出し方をされてた
アイドルがいたんですよ。
もちろん、当時の彼女は14歳とかだったので、
趣味欄が順当に「お菓子作り」とかだったんです。
が、その一年後には「趣味:スケボー」になり、
別の雑誌には「ヒップホップの音楽を聴くこと」とかになっていて。
しかも私服の写真が地味系からギャル系へ。
もう、明らかにそういう趣味の男と付き合ってる
としか思えない変貌振りだったわけ。
ああ、こりゃ先は長くないなぁ、と。

その1年後、彼女は芸能界を引退してしまいました。
「オレの読み正解!」とガッツポーズを取ったんですが、
一抹の寂しさを覚えたのも、また事実でした。

みなさんもアイドルのプロフィール欄にぜひ注目してください。
何か新しい発見・妄想ができるかもしれませんヨ!







ま、不毛な作業なんですけどね。


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何が「オーライ!」なんだか全然わかんねえよ - 2005年07月12日(火)

●ベニーKにならって、
 ペニーK(Kは刈田のK)と改名しようか検討中。
 するわけねえだろ、バカ!
 ちなみにベニーじゃないよ。ペニスの「ペニ」だよ!

●接骨院ではじめてお褒めの言葉をいただく。
 「腰周りの筋肉がスポーツマンみたいに強靭です」。
 でもその筋肉が骨を引っ張って、
 腰痛発生させてるという。結局意味ナシか!
 あと「最近、胃腸の調子悪いですか?」とか
 「アッチの調子悪いですか?」言われて
 全部あたってたので驚いたー。
 ハマリ方的には、まさに占い師のそれですな(苦笑

●エウレカセブン、第13話。
 謎解きの伏線だらけ。
 エンディング手前で「コーラリアンの中で姉さんと会ったきがした」
 と言うレントン君。ニヤッとするホランド。
 やっぱレントン姉はコーラリアンに飲み込まれてて、
 ホランドはそれを取り戻そうとしているのか?
 レントン姉の分身?=エウレカを必要以上に気遣うのは、そのためか?
 エヴァ的構造引き合いに出してフカ読みしすぎですか?

●知り合いが「最近、出張ホストにはまってるんです…」
 26歳のごく普通のおねえちゃんが出張ホストとは。
 で、4時間のデートをすると、うち2時間は映画鑑賞。
 ホストは隣でグーグー寝ているそうです。
 まったくいい時代だぜ。
 あと15年遅く生まれてりゃ、
 そういう男になれたかもしれんのに!!!(無理?)

●最近、90年代中期〜後期の日本のロックとかを再聴してるんですが、
 なんだかぜいぶん豊かな時代だったんだな、と思いました。
 音楽業界不況が訪れるギリギリ前の、いい時代のお話って感じで。
 で、あの時代の人、辞めちゃったりとか解散とか、
 半ば休業中みたいな人が半数くらいいて。
 でもこの時期にいろいろ可能性広がらなかったら、
 今のヒットチャートはないよなぁ、とひとりごち。

●南海キャンディーズの女は、
 絶対にエロいセックスをするはずだと結論。



...

破壊王、墜つ - 2005年07月11日(月)

「破壊なくして創造なし」の、
プロレスラー橋本真也が亡くなっちゃったみたい。

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050711i305.htm

ま、マジかよー。

ウチに三銃士時代の新日のCDがあるんだけど、
猪木の「ダーッ!」からはじまって、
橋本の「ダーッ!」で終わるという、
闘魂伝承的な側面がすげえ出てるCDで。
まあ、あの時代の産物といえばそれまでなんですが、
猪木が新しい団体WXFを
旗揚げしたばっかのこの状況下だけに、
このCDはヤケに響くね。

カロリー高いもの食うのやめようと思ったよ。
肉とか肉とか肉とか。



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ぽこちん - 2005年07月08日(金)

愛犬がドラマ『電車男』を見て、
「絶対にフツーの人が2ch用語言い出すよ!」
と鼻息荒くしてました。
そっか、街中のおねーちゃんとかも、
「だめぽ」とか「漏れ」とか言い出すのか。
世間がそうくるなら、
オイラは「だめぽこちん」とか、
「オシッコ漏れは〜」とか言うことにします。

ところで『電車男』って痴漢の話でいいんだよな?
ヒロインはエロメスだっけ?
ま、どうでもいいやー。


...

これが男の優しさだ! - 2005年07月07日(木)

友人が歌舞伎町の雑踏で、
知らない男にこう声をかけられたそうな。
「お兄さん、お探し物は何ですか?」
男は流出ビデオ屋だった。
友人が実は大の流出ビデオマニアで、キャッチの男は
それを一発で見抜いてしまったというわけだ。

が、この後の展開がすごかった。
男は知人をビデオ売り場に案内したのだが、
それはシティホテルの1室だったのである。

ベッドの上には、DVDの画面撮影写真がずらりと並んでおり、
それを見て選ぶシステムになっていた。
幾人かの客が食い入るように写真を見ていたという。
なんなんだ、この状況は。

友人はビデオ屋に尋ねた。
「いつもこんな感じで営業しているのか?」
「●井とかのデパートの会議室を借りて、
 そこで売るときもありますね〜」
「つーか、ホテル代とか手間かかるし、儲からないでしょう?」
「いやー、店構えるよりはリスク少ないっすよ」

品揃えはそれほどよくなかった。『ビデオザワールド』を愛読し、
ここ数年、すべての流出ものを買っていた彼だけに満足できない状況だ。
が、ホテルの部屋なので、何も買わないで帰るのは気が引けた。
仕方なく数本のタイトルをチョイスし、○万円を支払ったという。

帰宅し、さっそく手に入れた流出DVDを、
プレイヤーにセット。再生ボタンをプッシュ。
中身は何も映らなかったそうです。
「たぶん、店の人が間違えて生DVDロム渡しちゃったんないかな?」
と、どこか店員を信じてる友人が、
すごく愛おしかったです。
というか、慣れてる男は違うね。優しいね。


...

今日の出来事 - 2005年07月04日(月)

●振り込めサギは嫌! 
 ラブコメ詐欺とかエロコメ詐欺とかねーの?
 と独り言。

●神のCDが届く。かなり素直に喜んで小躍りする。

●『ハチクロ』のはぐちゃんは、
 やっぱり障害を持った人だろう、と結論。

●内輪のエウレカ信者が最新話を見忘れたらしく、
 エウレカ・トークが出来ないと、軽く鬱。

●一番最初に『エウレカすげえよ!』と言っていたデザイナーさんが、
 「あれはなんで空でサーフィンしてるんですか?」と質問してくる。
 「なんでそんなことを知らないんですか!」と10分以上解説。
 スカウトなみに迷惑条例違反だったと思われる。

●いろんな話が舞い込んできて、あの映画のセリフを思い出す。
「ねえ、落ち着いて考えてご覧よ。今俺達が何をすべきなのか。
 それぞれの持ち場で何かしなくちゃ、何かしよう、
 その結果が状況をここまで悪化させた。そう思わないか?」
 まだ事態は悪化してないと思うんだけどね。

●某誌編集さんらと夕飯。
 占い師+整体師のユニット作って、
 HP作ったらモテるんじゃないか?と妄想しあう。

●えっ、お兄ちゃんが相続権放棄? 
 すごいよ!! マサルさん(←古)

●先日の飲み会で「付け乳首があるなら、
 付けマン毛があってもいいじゃないか!」と
 力説していた自分を思い出して恥じる。

●じゃ、寝るわー。


...

ドラマみたいな展開 - 2005年07月01日(金)

お知り合いの方の通夜に行ってきた。
なんだかわけわからんかった。
オイラは上手く事態を飲み込めないでいた。
会場から出ると、故人と親しい間柄の人が
目に涙をいっぱい溜めていた。
また、ある人は平静を保とうと気丈に振舞っていた。
彼らのそういう姿を見るのははじめてで、
それを見ているのは故人の遺影を見るより辛かった。

閉場後、参列者の知人数人と合流。
結婚したばかりの人もいて、後からその新妻も合流してきた。
なんだかなごやかなムードになった。
「週に何回やってんの?」
「えっ、この旦那はマグロなの!?」
店には通夜組の別働隊もいて、
その中に10年ぶりに再会した人もいたりした。
「えっ、カタギに戻ったんすか?」
「子供までいるのかよ!」
さっきまで平静を装いながらも
必死に耐えているように見えた知人に、
素の笑顔が浮かんでいた。

解散後、別の知人が誕生日だったことが発覚。
別グループと合流して飲む。
同道した通夜組の一人が凹んでいることを察したのか、
場はいつもにも増して盛り上がった。
メンバーのその気遣いにはグッと来るものがあった。
その件をたずねるとメンバーのひとりはこう言った。
「いやー、別に彼を気にして盛り上げてるわけじゃないよ。
 オレが飲みたいだけだから」
ドラマみたいな展開だったよ。


...




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