ニッキ...ara

 

 

『わだば、ゴッホさなる。』 - 2003年08月03日(日)

母親と妹が青森市にやってきました。
お昼ごはん食べてラッセランドにねぶたを見に行きました。

今年は青森市出身の板画家棟方志功生誕100年ということで
志功の釈迦十大弟子を送り絵に使ったねぶたがあって、
そのねぶたの周りの金魚ねぶたが志功さんの顔!というのが見たかったのです。


雨が降ってきたので県立郷土館に移動。
棟方志功生誕100年記念展を観ました。
前に雑誌『サライ』に載っていた、板画ではなく油彩で、
まさにゴッホの『ひまわり』に囲まれて写生している自画像の
『太陽花像』がどうしても観たかったのです。
会場で実物を観て、それが私の生まれた年の1972年作だと知った時、
ちょびっと泣きそうになっちゃいました。

ちなみに、油彩のサインはカタカナで『ムナカタシコ』と書いてあってめちゃめちゃ可愛いの!


全然棟方志功らしくないポストカードばかりを買ってしまいました。
初期のちょっと洋風の作品なんて初期のウォーホルみたい。って志功のが全然古いのか。

釈迦十大弟子の一部の版木も展示されていて触ることができて
みんな遠慮して足元しか触ってないのに
どんどん顔部分を触ってしまう私でした。

あとは3人でお茶して、母親と妹は五所川原の実家へ。
明日からの立ちねぷた観るんだってさー。
私はお仕事なんだもーん。7日のズーム見てくれ。

んっと、明日からまた連勤で、一応、これで私の夏休み、終わり。
奇しくも青森市が生んだ2大版画家(と最初に言ったのはタモさんらしい)の展覧会づくしでした。
あ、ナンシー関のも棟方志功生誕100年のリンクイベントなのよ。
で、今日のタイトルが棟方志功の有名なお言葉、
昨日のタイトルがナンシー関が志功のそれに対して残した言葉なのでした。



ちなみに棟方志功生誕100年記念展は青森の後は下記の日程で開催予定です。

奈良展 平成15年9月27日(土)〜11月16日(日)
会場:奈良県立美術館

東京展 平成15年11月22日(土)〜平成16年2月1日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム

愛媛展 平成16年2月13日(金)〜3月28日(日)
会場:愛媛県美術館




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なんし〜!かむほ〜む!! - 2003年08月02日(土)

ひさびさお休みダー☆ 何気に13連勤しちゃってました。
んでお友達ともこの時期としては奇跡的にお休み合ったので
「なんし〜!かむほ〜む!!」行ってきました。
会場がね、笑っちゃうくらい私ん家から近いのだ。歩いて5分かからん。

まずは会場近くの喫茶店「夢屋」でランチ。ここはワッフルも美味しいのだ。

小雨の中てくてくと会場の沼田家へ。
ここねー、でっかい家でねー。
通勤で前を通るたびに「この塀の中はどうなってるんだろう…」と気になってたので
この沼田家の中に入れるだけでもワクワクです。

『中は写真撮れるんですか?』
『最後の馬場のいる部屋で撮れますよ。』
そっか、最後に馬場がいるのか。

予想通り、玄関からもうアンティークな家具だらけで素敵〜。
古い和家具はもちろん、雪だるまの形のいろりなんて!
縁側から見える日本庭園、個人宅なのに有り得ない広さだし!
え〜、あんまり凄いので思わず神棚を拝んでしまいました。
他人の家の神棚拝んでご利益あるのか?

あ、意外におばあちゃんとかも多くて、
床の間に向かって膝折って鑑賞してる様が
ものすごーく仏壇ちっくで笑えました。
だって、それで拝んでるのが馬場と猪木なんだもん。

あんどんとか屏風とか掛け軸とか、和モノにプリントしてある消しゴム版画、
予想以上に沼田家にハマってました。
走馬灯に森繁久弥ってのはギリギリでナイス☆

バスルーム周りは戦後進駐軍に接収されたとかで洋風モダンなのね。
浴室の天井は必見。見上げて良かった。


無事に馬場との記念撮影もしましたよ。
これの他にもちょっとアップめでそれぞれ馬場との2ショも撮ったんだけど
それが2人ともここ最近で最高の写真写りの良さで
馬場のとなりで無駄に可愛かったです。

天気が良かったら出口でラムネ買って庭園のベンチでゆっくりしたのにねー。



5日までの限定企画でナンシー関の同級生達の手による追悼展をやってるというのでそっちも見に行きました。
市民センター、なかなか古くてなんか文化祭の展示みたいで懐かしい感じでした。
でも小学校時代の写真とか、表紙を手がけた文集とか、お宝アイテム満載。
お友達が書いたナンシー関年表もいい感じに個人的で面白かったし、
最後の『訃報』の部分でちょっとウルっとなるし。

作品は、エアジョーダンの底のジョーダンの人型にさらに掘ってあったりするのとか
消しゴム版画の原版の消しゴムとか、実物見てちょっとカンドー。
それらがガラスケースに陳列されてるんだけど
そのガラスケースにいちいち『ガラスコワレマシタラ』って貼ってあるのにニヤリ。
実家の関ガラス店の前を通ったことのある青森市民にはお馴染みのフレーズなのです。

あー、楽しかったねー。って新町に移動。
アウガのカフェがあんまり混んでるんでよそ行こっかー。とか言ってたくせに
ロンバケ時代のキムタク似の店員さんを発見、即入店(笑)
実際顔見たらどっちかっつーと伊勢谷友介で
araさん『ド真ん中!』友達『んー別に』(キムタクのが良かったらしい)
とかキャーキャー言いつつも接客にきてもらえませんでした。がっくし。


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