ハードボイルド・ワンダーランド

2004年10月28日(木) ナミ

わーってきて
わーって連れ去られた



2004年10月27日(水)

祈るしかないときもある



2004年10月15日(金)

雲ひとつない空は
ひどく無防備で
何処か繊細で
でも深い

なんだかせつなくなる



2004年10月14日(木) 換気

運が悪かったり
夢見が良くない

気持ちがざらつくとき

深呼吸ひとつ
心呼吸ひとつ



2004年10月11日(月)

人間くさく生きてたい

矛盾だらけで
足掻いて
もがいて
悩んで迷って
不器用は不器用らしく
誇りをもって 胸をはって

それでいいんだ



2004年10月09日(土)

この部屋からなにをもっていくかを考えたとき
それほどたいしたものがないことに気づく

持ち出したいけど持ちきれないからと
狭めるほど 鞄ひとつで足りてしまう
モノに伴う思い出はこころに持たせればいいと

そう割り切れてしまうほど
事態を甘く捉えているのかもしれないが

日々を このときを
惰性で生きていないか
もういちど振り返る



2004年10月08日(金) 眺めてるところ眺める場所

足が痛んで歩けないなら
痛みを取り除く一方で
たとえば手をつかってできることを
すればいいんじゃないかな

足りないところや不都合なところは
まわりに頼っていいんじゃないかな


泣きたいのに泣けないなら
無理に泣かなくていいんじゃないかな
笑ったり怒ったり
自然にできる範囲の感情表現を
していけばいいんじゃないかな
そしてたとえば誰かを想うとか
自分のソトに向かって意識を広げていけばいいんじゃないかな



2004年10月04日(月) つづき

そんな哀しみを
大切なひとたちが抱えているならば

たとえ理解できなくても
その哀しみの存在ごとすべて受け止めたい
きっとなにもできないけど
ただ そばにいたい



2004年10月03日(日) 何気ない選択はこころの要望か

思考の迷路にはまったとき
ふっと手に取る彼の著書は
勇気づけや激励ではなくて
ただそこにあるものとしての安堵や落ち着きをボクにもたらす

「…世界には涙を流すことのできない哀しみというのが存在するのだ。

それは誰に向っても説明することができないし、
たとえ説明できたとしても、
誰にも理解してもらうことのできない種類のものなのだ。

その哀しみはどのような形に変えることもできず、
風のない夜の雪のようにただ静かに心に積もっていくだけのものなのだ。…」


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
村上春樹 著



2004年10月02日(土)

普段隠れて見えない
誰かのヤなとこが見えたときは
または見えてしまう場は
かなしくなる

それを知ったときの自分の反応に
自分のこころの狭さを実感する


   あしあと  

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