*ブルーノイズ*
aoi

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・・・ *hp* ・・ *bbs* ・・・ *plof.* ・・・



 再確認してしまう。#8コトバのない二人。
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
+++




*****
カレといれるのは、
あと数時間。
あたしなりに精一杯。
一枚のラグにもぐりこんで、
背中合わせで
触れた部分のぬくもりをかんじるだけ。
それだけで、
精一杯。

『カレから』
の、行動を期待してた。
それはないだろ、ってわかってても、
期待してた。

『アタシから』
の、行動は避けたかった。
それではなにもないって、わかってても、
避けたかった。


同じ想いをしてたのかもしれない。




>>『・・・いい?』



それでも聞いたのは、
このまま終わってしまいたくないから。
それが世間的には間違ってても。

合わさってた背中をはなして、
カレの背中のほうをむく。

『・・・なにが?』

そっけなく返事がかえってくる。

>>『・・いいから!いい?』

答えにもなってない。
ある意味断りようもない?w


『よくわからないけど、いいよ?』

>>『・・・・・』






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あたしはカレを抱きしめる。
こっちを、振り向くことさえないカレを抱きしめる。
後ろから体をくっつけて、
腕を前にまわして抱きしめた。


『・・・・・・・』


なにもいわない。
アタシもカレも。
無言のまま。
無言のまま。

やっぱり、
拒絶もされない。歓迎でもない。
だけどやっぱり、
拒絶でないことがうれしい。
そんなことを考えるあたしは馬鹿かもしれない。

そこには、コトバはなにもなかった、
だけど。
だけどね、


抱きしめた右手にのった、
カレの右腕に
チカラがはいった。

抱きしめたアタシの腕を、
更に上からかかえてくれるというか、
体につけてくれるというか。
なんていうんだろう?
掌でもたれたわけではないけど、
『腕』で持たれたかんじ。


それが、
『許諾以上』
におもえた。

許諾するけど、どっちかっていへば否定したい。

それなら、
触れてても腕はのせてるだけだとおもうから。
わからない。
かってな都合のいい判断かもしれないけど、
あたしなら。
そうだとおもうから。


コトバのないまま
そして時間はすぎていく。


>>続く・・・・・




2003年08月31日(日)



 再確認してしまう。#7「問いかけた」
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ココのあらまし説明をつけてみました。
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それは、
馬鹿みたいな言い訳だった。
ばればれない移動だった。
そうおもう。

そこに
何かしらの感情があることは、
ばれてとおもう。

それでも、
受け入れないけど、否定しない。
たんにそのままな、カレ。


触れた背中が、
熱かった。
あたたかかった。
カレのぬくもりだ。



・・・・・




でも、アタシは、
欲張りだったんだとおもう。

そこにきたことを、
隣にもぐりこんで、
でも否定されなかったことを、
うれしとおもって、
だけど、

「これでいいの?」

っておもった。

本当はカレが、
こっちをむいてくれたらって。
そんな淡い期待をしていたかもしれない。

すごくすごく悩んだけど、






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数ヶ月前のように、
当たり前にここにいること。
だけど、
このまま触れた背中にだけ満足して、
それでもう、
いつあえるかわからない世界にもどるのは、
やっぱりいやだともったんだろう。


>>続く・・・・・






2003年08月30日(土)



 再確認してしまう。#6すこしだけ。
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ココのあらまし説明をつけてみました。
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*****
アスミさんサイト
に、リンクしていただけてしまってました☆
ひゃっほう(喜)
ステキです。
ありがとうです☆☆☆
*****



***** **** ****
再確認してしまう。


この、狭い部屋で、開いた距離。
あたしたちは、
このままなのかもしれない。

そうおもうと、
切なくなった。

アタシは、
カレをスキだった。
だけど、その恋愛感情は、
なくなったのかも。なんて思っていたのに。

否。



スキ・・・・・




わからない。
正しいことではない。
でも、そうおもった。
カレに触れたい。
カレに触れられたい。
戯れでいい。
エロイコトでなくてもいい。
ただこの微妙に開いた距離を、
もっと近づけたかった。

あともうすこしだけ。

せめて、
隣にならびたい。




それでもアタシはためらう。
『アタシから』なことをためらう。


>>『うぁーねてしまーう』
言い訳のようにふざけたように声に出して、
このまま睡眠で時間をおわらせないようにしたかった。
もちろん、
今ねむっちゃったら夜まで起きない
ような気もしていたから、っていうのもある。
だけど所詮いいわけ。


他愛もない会話をぽつりぽつりと繰り返し、
流れで机分の距離をうめる。
うめるために思考する。

>>『眠るなら、かぶるものいる?』
『あーあるならほしいかも。』

とんだ口実。
冷房の効いた部屋。
薄手のラグは一枚。

投げやりにカレの上にかぶせて、
そしてあの距離を飛び越える。







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ばればれ。
だったきもする。

だけど、
「いるならオレイイヨ」
とか、
そんなことは、カレはいわない。
ある意味黙認。
何をかんがえてるんだろう。
やはり、
「自分から」はだめな人なんだろうか?

拒絶もされない。
歓迎もされない。

カレは体制をかえることもなく、
ただアタシが入り込んでも、何もいわないだけ。


背中を合わせるようにして、
アタシタチの距離は一気に無くなった。

だけど、
背中は合わせたまま。


だけど、
触れた背中から、
カレのぬくもりが伝わってくる。


>>続く・・・・






2003年08月26日(火)



 現状・異常 #2ニガワライ。
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****
よっちゃんが。
アイツ・が。

アタシを困らせる。
激しく困らせる。

与えられる想いに・応えられない現状。
求められる想いに・応えられない実情。

なのにつきはなすこともできず、
失いたくないと思う。



他愛もなくかけあえれていた電話を、
すこしだけ億劫だと思い始めた。



お互いを結果的にきづつけるだけ



そんな電話を。
こんなのは、
アタシにとってもだけど、
アイツにとっても、
いいことなんかではないのに。

わかっているのにね。



「そんなことゆったら、ちゅーしてやんない。」
普通に話してて。
何かのきっかけで、アイツがゆった。
「いらないもんw」
アタシはいつものノリで、否定した。


途端に静まる電話口。


ねぇ。
あたしはさ。
すっごい大事なんだ。
人生で、かかわりを消したくないんだ。
だから、
キスも(キスはしちゃったけど、もういい。)ぎゅぅも
そして交わることも。
あなたとはしたくないのよ。
よっちゃんとはしたくないのよ。

そこには確かに愛情はあるけど、
そういう愛情ではない。
以前に戻りたくて、以前のように接する。
それが、
きづつけていることも、わかっている。

だけどさ。
だけどさ・・・・・。


もしもアイツを好きになって、
アイツだけを求めるあたしになれて、
そうすれば、
ためらわずに飛び込んで、
そして幸せになれるのかもしれない。

だけど、
抜け出したい現状や、
面倒としがらみでつなかがっている家族を、
振り払う理由にはならない。







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きっとアタシの思考をわかってるから、
求める言葉がこなかったことに、
言葉で責めたりはしなかったんでしょ?

「いらないのか。あっそー」

電話越しの声は、
一揆に投げやりで。
なにかいいたかったけど、
ねぇ、
アタシに何が言えるって?
何が言えると思う?

うそはつけない。
スキダカラ。
「うそうそwちゅーしてw」
なんて。
思ってないから、いえるわけがない。


あたしにできることは、
できたことは、
ただ、ニガワライ。

それだけだ。
















2003年08月25日(月)



 <<重くないですか?>>
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+++++
再確認してしまう。
の、途中だけど。
いろいろあって。

アル人にあらましを、
話してしまった。
旦那様のこともだけど、
アイツ(よっちゃん)のこともです。
ただし、
メインは旦那様のことでした。
すこし、いろいろご迷惑をかけた。
そんな気分。

さらっと。
話をして、終了な予定だったのに。
もっと、
さらっと、
話を流してくれるとおもっていたのですが。




予想に反して。



そんなにまじめに聞いてもらえるなんて、
思っていなかったんですけど。
いや、ありがとう。
だけどさ。

ちょっと、
戸惑った。


アイツ以外に、
初めて話したきがする。
旦那様のこと。
モチロン、旦那様が誰かを想ったことについて。
と、その周辺もろもろ。


『それでいーの?』

といわれました。
ええ。よくはないんだと想われます。
ただ。もう、面倒だよ。
っていって笑うと、

『いーならいーけどさ』

とかいいつつも、
ナニカいいたげに、
みつめないでください。

困ります。

コトバをアタシから、
引き出そうとしておりますか?
話してしまいます。
そんな目をされると、
はなしてしまいそうなので。

やめてください。


なんて。
ここまで話しといてナンダソレハ
というカンジだろうけど、
だって。







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嫌いじゃないんですか?


『話すだけでも、楽になるから。
楽になるなら。きくから。』


ありがとうございます。

そのコトバだけで、
とても救われるきがした。
そして、
もう、あまり話してはいけない気がした。
甘えてはいけない気がした。







2003年08月22日(金)



 再確認してしまう。#5狭い部屋遠い距離。
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二人きりに、なれるのかもしれない。

そう、期待した。
せっかくひさしぶりに会えて。
こんなことはめったになくて。

みんなでいるだけで、終わる。
それが当然だとおもいつつ、
そうでない時間がもてるといいな、とおもってた。
そして、それが実現しそうな発言があって、
アタシは更にバカに期待する。


++++
呑みでは、
アタシタチはいつもどうりだった。
何も、かわっていない。
そんなカンジだ。

いろいろエロいこともあって。
だけど期間をおいて、そういうのもなくなって、
一時カレから感じていたアタシへの想いは、
幻想だったのか、もしくは、
あっても今はもう、うすれてしまっているのか。
次にあったとき、どうなんだろう。
なんておもっていたけど。

普通。

普通に今までドウリで、
適度にお互いをかまいつづけた。
そんな気がする。
周りに、
相変わらずだな。なんていわれた。
カレラとカレのなかでの、
アタシとカレは不変的にみえたのかもしれない。


++++
みんなで呑んで。
呑んで呑んで。
結局、
アタシの期待は打ち砕かれるのか?
朝になる。
電車の始発もでる時間。
帰ろうと想えば、
そのままカレだってかえればいい時間。

なんか、
もう、それならそれでいいか、
なんて気持ちももたげてくる。
所詮、あやふやなんだ。
カレの感情も、アタシの気持ちも。
だから。



****
だけど、
最後のお店をでて。
数十分後。
カレは、アタシの家にいた。

眠るだけなら、
カレラの誰かの家にいけばいいのに。
それでも、
カレがアタシの家をえらぶのは、
何だろう?
別に、意味なんて深くはないんだろう。
単に、アタシがことわれないのをしっているのか。
ジブンが想われていることを知ってる分、
わがままも気も使わなくていいからだろうか?

よくはわからないけど、
カレは、ウチにいた。








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そのまま、
二人とも横になっていた。
それは、同じ部屋だったけれど。

数ヶ月前。
まだ、こたつが置いてあった頃。
当然のように隣り合っていた場所は、
いまは、そうじゃない。



>>続く・・・・







2003年08月20日(水)



 再確認してしまう。#4予想と現実。
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*****
当然のように。
カレのなかで、うちにくることになってた。
当然のように吐かれたセリフ。
すこしだけ、おどろいて。
でも、すこしだけ、
そうかもしれない、っておもっていた。

うちに、くるかもしれない。
なんて。


先日のよっちゃんとの電話で。
わざと妬かせるようにゆっていた。
呑みがあるんだよ・と。
カレがくるんだよ。と。

よっちゃんは妬いた。
カレが帰れないとこからくるのをしっていたから。
うちに泊まっていってたことをしっていたから。
いままでをしっていたから。

「とめてっていわれたら、とめるのかー?」

そう質問されて、
あたしは、
「・・・うん。」
ってゆってしまってた。

****
そして、本当になるの?

アタシは少し、期待した。
二人きりになれることを、期待した。







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だけど、
それは、その後から・・・・・。


>>続く・・・






2003年08月19日(火)



 再確認してしまう。#3当然のように。
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その呑みは、
昔のアタシタチの仕事場の近く。
カレはもう、この街にはいなくて。
この呑みにでたら、
多分その日のうちには帰れない。

どーするんだろう?

って思うけど、
あへてきかないまま。
呑みのことで、数回連絡をとったけど、
どちらからもそのことについてなんて、
話にはでなかった。

*****
飲み会の時。
なんかぜんぜんかわらない仲間であつまった。
仕事場ばらばらになってから、
こんなに勢ぞろいしたのは、
初めてかもしれない。


カレも楽しそうで。
アタシも楽しくて。
楽しい時間がすぎてゆく。


どういう流れだったか、
全く覚えていない。






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あまりにも、突然。
あまりにも、当然。


「はぃ!?」


一瞬ききかえしてしまった。
そんなに当然のように、
決まってたことのように
いうのか、ヲイ、とwww


>>続く・・・・・・・・・




2003年08月18日(月)



 再確認してしまう。#2ソレハ勇気?
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アタシは。
『飲み会』という名目で。
カレに会った。
再び、会った。

もう、二度と、
『二人きり』に、なることなんて。
ないのかもしれないと、思っていた。


思惑は微妙。


必然に。
アタシは困惑する。
カレは、何を考えているのか。
わからない。
だけど、
曖昧さが誘惑する。
アタシを、誘惑する。








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もう、本当に。
いつあえるか、わからなかった。
なのに、
このままでいいのか、
恥ずかしいとか、
怖いとか、
いっている場合なのか。

だって。
再確認してしまったんだもん。
アタシ。
やっぱりカレに。

コイゴコロをもったままだという気持ち。


>>続く・・・・・







2003年08月16日(土)



 再確認してしまう。
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*****
カレと、
あった。

正確にゆうと、
会うことはわかっていた。

同期の同僚とか
とにかくやめたヒトとかまだ働いてるヒトとか、
ちょっと上とか下とか交えて、
飲み会が開催されることになって。

くる、ってゆっていた。
それをしっていたから。


アタシ。
『旦那様』のことがあってから、
気持ちがどっかすれてて。
もう、
だれも好きじゃないきがしてて。
いや、多分すきかもだけど、
最後にカレにあってから、
旦那様のことがあって、
よっちゃんともいろいろ暗くて。


なんか、
なにもいらないって。

そんなきがしていたの。



だけど、会えることを楽しみにしてた。



ココロのどこかで、
ナニカを期待していたんだ。


*****
飲み会の数日前。
アイツと電話をしてた。
よっちゃんとしてた。

よっちゃんが『アノ子』と連絡をとっただとか、
そんなハナシをしたから、
あたしは今度飲み会にカレがくるんだよ、
なんて、話をした。


結果。



ダークに染まる電話口。




アイツは。
連絡がとれたことをうれしくおもいつつも、
アタシにやきもちを焼かせたかった。
わかってたから、
あたしもやかせてみようと思った。








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>>『14日までによっちゃんに会いたい。
  会いたいよ・・・』

なんてコトバをほざいてた。
それができないことをわかっていて。

アタシ。
再確認するのが怖かった。

・やっぱりスキだとおもうかもしれない。
・もう気持ちがないかもしれない。

このどっちかを、
確認することになるって思った。
だから怖かった。
どっちになっても、
どっちの確認がとれても、
アタシ、イヤだ。
そうおもったから。

自分が、
わけがわからない。

どうにかしたくて、会いたいなんてゆった。
アイツに。

会えば、
どうにかなったのか?
寂しさや怖さから。
現実から逃げるだけで、
どうにもならないのはわかっているのにね。







>>続く・・・・・・




2003年08月15日(金)



 現状・異常。
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アタシとよっちゃんの関係は、


『おかしな関係』


らしい。
昔から。

でも今は、
そのときとは違う意味で、
おかしな関係だ。








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などと・思う。


*****

よっちゃん。
アイツは。

アタシに気持ちが傾いたとゆった。
かなりな重みをもって、
その天秤は傾いたと。

アタシは。
まさかそんなことは、ありえない。
あるはずがないことだ。
そう思って生きてきてた。
むしろ、
ない。ありえない。
これが、前提だと無意識に理解して、
他人からみたらおかしな、
だけど確実に格別で大切な
人間関係を育んできた。

それが、
一気に傾いていく。


アタシは。
基本的には変わっていない。
アイツを、格別にダイスキで、
だけど、

それは『恋愛感情』として
独占されたいとか、独占したいとか、
そういうものではなくて。

だから。

『お前を手に入れたいんだ。』
といわれても。
『好きになった』
といわれても、
苦笑いしてしまうだけだ。
どう反応していいか、わからない。

なのに、
自分を汚いと思う。

ありえない感情だったことが、
なぜかありえることになって、
そうしたら。
その感情の方向性が変わることが怖いだなんて。
嫌だなんて。



単なる我侭でしかない。



苦しめるものでしかない。



言わないけれど。



同じオモイではないのにね。
関係は崩れてゆく。
戻れると思っていた。
そんなに現実は甘くないのか。
でも、
あのころのままなき持ちは、
お互いココロにあるのに、

そうでないものが侵食し始める。
気がつけば、
『あのころからあーだったかも』

なんて。
ゆわないでよ。


苦笑いで聞く電話口。
アタシはコトバをにごしたり、
笑いにつなげたりで逃げている。
逃げないときは、
アイツをきづつける発言ばかりする。


苦しめるものを、すべて、
とりのぞいてあげたかった。


まさか苦しみの元にあたしがなるなんてね。
なれるなんて、というべきか、
そんな現実があるものなのか。
あるはずなんて、ないと、疑うこともなかった現状。


これは、異常。。。。










2003年08月10日(日)



 どうでもいいことかもしれないw<<疑問
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ええ。本当に。
どうでもいいかもしれない話。

最近日記くらめだしw

まぁぁぁったくハナシは変わりますが、


ブレーメンの音楽隊


って、ハナシ。しってます?
てかさ。どっかで聞いたことはあるんだろうけど。

最近、ひさしぶりに、それを聞く機会があって。

*****
年老いて働けなくなったロバが、
ブレーメンにいって音楽隊に入れてもらおうと決意して、
旅に出る。

途中で、同じく年老いた犬、猫、雄鶏に出会い、
みんな年おいてで未来に不安を感じていたから、
ロバのコトバに乗ってブレーメンを目指す。

途中、一軒の家をみつける。

のぞいたら、
たくさんのたべもののと、金目なもの。
どうやら、泥棒(窃盗団?)の家のよう。

動物たちは協力して、
泥棒たちをおどろかす。

『ばけもの』だとカンチガイして、泥棒は
逃げていく。

泥棒の家の食べ物をおなかいっぱいたべて
幸せな動物たち。眠る。

『やはりおかしい!!』
とおもった泥棒の一人が夜中様子を見に来る。

暗かったから猫のしっぽをふんでしまい、
猫にひっかかれる。
犬にかまれる。
雄鶏につつかれる。
ロバにけられる。

『ひえええーーー』
と、やはり泥棒は逃げていき、
二度ともどってこなかった。


*****


このへんまではね、
ああ、そんなハナシだったかもなぁ。
なんておもって聞いてた。
だけどさ
結末だよ?






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なんだそれ!?



って、思うのは、アタシだけですか?
ねぇ。ねぇ!!!!!!
こんなハナシだったっけなぁ・・・・?
てか、それってさ、

ブレーメンの音楽隊、じゃないじゃん。
むしろ、音楽隊でもないじゃん。
ブレーメンだって関係ないじゃん。

ハハハ




2003年08月09日(土)



 他にはイラナイ。2<<そして誰かを再び。
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****
それでも時が経ち。
乾いたココロは反動のように
何かを急激に吸収する。
疲れ果てたココロは
其れを満たすものを求めていた。

しっていた。

見ていたから。

アタシはハナシを聞くだけで。
そしてこのヒトが満たされていけばいいなぁと、
そう思っていた。

それはアタシが満たしたいと
思ったわけではないということ。
それはアイツが
アタシに満たされたいわけでも
なかったというのがわかっていたこと。


そして突然なきっかけで、
二人は出会う。
再開と呼ぶべきが。

それは、
手に入らなくなったものを
忘れたということではなくて、
ただ、感情の方向性が、
手に入らないならば壊してしまえと、
そういう方向性からは
離れて穏やかに刹那であった頃。


二人は出会う。
アイツと、カノジョは出会う。
そして少しの恋愛感情の楽しさと、
時間とコトバといろいろなものが混ざって、

カノジョはアイツを想いかけ、
アイツはカノジョを想いかけ、

いろんなスパイスを伴って、






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****

アタシ。
よかったね、ってゆったんだ。
本当にそう思った。
幸せそうに笑う姿が好きだった。
苦しんでいたことをしっていたから、
余計にそうだったのかもしれない。

他にヒトを想えることなんてできやしないんだ
って。
思っていたことは『嘘』ではなくて『過去』になるだけ。
それは、
アタシだって身をもって知っていたから。

コレもアイツのオハナシ。
よっちゃんのオハナシ。


アタシが、
ずっとずっと、見続けていたアイツの恋愛。




2003年08月08日(金)



 他にはイラナイ。<<それでも生きている。
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*****

アイスルヒトがいた。
アイサレテイル関係だった。

だけど、
それはいつしか『手に入らないもの』になった。

体で繋がれても、
自分のものではなかった。
関係の後に
背中を向けられて眠ることが、
いやでいやでたまらなかった。
『こっちをむいてよ』
と、つぶやいても、
聞き届けられない、願い。


ほしいものは、
肉体だけではないもの。
ほしいものは、
アイスルヒトから向けられる、
自分へのオモイ。


将来。
自分の手に入る可能性がないものなら、
その命を奪ってしまいたかった。
他の誰かのものになってしまうのなら、
その呼吸を終わらせてしまいたかった。

ココロがなくとも、
隣り合って眠っているうちに。


そんなことはできなかったけれど。
できないことはわかっていたけれど。

******

コレは過去のお話。
まだアタシタチが出会ったころの出来事。
苦しい恋をしていた。
もがいてる姿は痛々しかった。
そんな恋が、
苦しくなる前から見てきたんだ。







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2003年08月07日(木)



 コイビトゴッコ。(始まり・それがオハナシの御仕舞。)
+++
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『あぁ、そうだな・・・』



ぎゅっとだきしめたままの体勢で、
少し寂しそうにつぶやかれた。
その声はアタシの耳元で聞こえて、
あたたかくて、
なんだか切なかった。

ごろっ、と、
あたしにかぶさっていたアイツは、
あたしから離れて、
となりに並んで寝転がる。


『大切すぎると、抱けないな・・・』


そしてそうつぶやいた。
あたしは苦笑いでアイツを見た。

そう。
大切だ。
アタシにとって、アイツは、
どんな意味でも格別な位置にいる。
こんな関係はおかしいのかもしれない。
だけど、
ずっとずっとはぐくんできた。
大切だと思ってきた。
でも、
一方的だと思ってた。
だけど、アイツがいう。


『俺にとっても、同じだよ。』


そうなの?
すごいな。
まさかアタシもそうなれるなんて。
なんてすごい。
すごすぎて、
大切だ。

『お前、、、、
 本当は途中でやめられないんだぞ?w』


いたずらっ子のように、
優しく笑いながらつぶやかれた。
なんだかおかしくて笑った。


正直、
あのままでもいいと思った。
そう。『抱かれる』ことを、
許容してしまいそうだった。
でも、
その先にあるものは、
今までの関係の崩壊なきがした。
そんなのはいやだった。
だって、
大切だから。


そしてオハナシは最初にもどる。
最初の『コイビトゴッコ』にもどるんだ。
(*2003.05.10の日記のことです。*)


それからアタシタチは、
今までしたこともないことをした。

いろんなハナシをして。
今までのこととか、
アタシタチの関係とか。
第三者に理解されなくても、
「男と女」を持ち込まなかった今までの話とか。
どれだけ特別だったかとか。
一方的に勝手に食い下がってたと思ってたあたしが、
アイツにとってもかなり格別な位置にいたこととか、
いままでの彼氏のこととか、彼女のこととか、
とりとめもなくとりとめもなく。

そして、
そしてまた抱き合って。
頭を撫であって。
くすくす笑いあって、
手をつないで。

『コイビトゴッコ』をした。

自然にそうなった。


それは、ゴッコ。
今日だけの。
この日だけの夢。


『今日だけねw』


もうすっかり朝だった。
アイツはユウガタには他の約束が入っていた。
だからそれまでねって。
慰めあうというより、
戯れあう。
ほしいものを与え合って、
悪くいへば、
傷口を隠しあって、
そしてひと時の『ゴッコ』遊びに逃避した。


アタシは、
思いとどまってよかったって思った。
なくしたくないものはなくさずにすんだと。





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わからない。
もう、戻ることを、さびしいとも思うアタシがいる。
でも、戻りたいとおもうあたしもいる。
あの日の記憶を消し去れば、
何も変わらないアタシタチで存続したのかもしれない。

いや、
現状でアタシタチは、
やはりお互いを格別に思いあう、
それは全くかわっていなくて。
だけど。
まさか。
そうくるとは。

そんな状況にいる。

アタシが『格別』だとおもう気持ちが、
アイツを傷つけることになるなんて。
アイツがアタシを『格別』だとおもうきもちが、
アイツをそんなに苦しめることになるなんて。

そしてアタシ。
どうにもナラナイアタシ。


また、
このハナシの続きはいつか。

「コイビトゴッコ」はとりあへず、
ここでおしまい。









2003年08月06日(水)



 コイビトゴッコ。(格別な位置にいる。)
+++
ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
+++





それが何を意味しているのか。



あたしもそこまで馬鹿じゃない。
わかってる。
わかっていて、突き放せない。
アイツの唇が優しく首筋に触れるたび、
アタシは正直に反応してしまう。
楽しむように、
アイツが繰り返す。


>>『・・・ま・・まってよっ・・!!』


首筋から、
その唇のあてがわれる場所が移動されそうになったとき、
やっとアタシはそういえた。

『・・・いやか?』

あぁ。
そんな真剣な目をして、
アタシをのぞきこまないで。
そんな妖艶な声で、
アタシにきいたりしないで。


判断を狂わされそう。


>>『・・・・・』

嫌・だと、いえないアタシは、
「そうなっても」いい、と、どこかで思っていた。
弱い。弱い弱い、オンナの部分なアタシ。
でもね。
それは一時の感情で、
一時の救いにしかならない。
失う代償は、
大きすぎるよ。


>>『あほっ!!!!!』
今度はアタシがアイツを抱きしめた。
ぎゅーーーって力いっぱい抱きしめた。
そしてゆった。





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あぁ、そうだな。

アタシのコトバに、そうつぶやいて、
アイツはアタシを抱きしめてた腕から、力を抜いた。
それが解った。

>>続く・・・・・・






2003年08月05日(火)



 コイビトゴッコ。(壊レタ均衡。)
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
+++





『・・・ばぁか・・・。』




抱きしめられて、
抱きしめて。
そして初めて交わした会話。
震えていたアイツの腕。
いや、もしかしたら、アタシの腕。
どちらか、わからない。
もしかしたら、どちらもだったのかもね。

アイツが、体を少し浮かせて、
お互いの、
肩にうずもれていただけの顔を、
アタシの顔を、
目を、
見た。


アタシは、
目を見て話すのは苦手だ。

まっすぐにアタシをみるアイツの視線を、
わざとらしくそらした。


>>『・・・・ごめんね。
  あたしばっか、甘えて。
  アタシがアンタの前ですがりきったら、
  アンタのすがりたい部分を、
  すがらせる場所がなくなるのにね。
  目の当たりにして、自分を隠してしまう。
  そーいうやつじゃん。
  ・・・わかってたのに、
  自分のことでいっぱいいっぱいだった。
  いつも、お互いわかってたから、
  すがっても、どこかでお互いを受け入れる余裕を
  保ってたのに。
  それをわすれてすがりきったアタシをみて、
  いつも隠れていたアンタのつらい部分が、
  よけいに苦しむきっかけになっちゃってるね。
  ・・・・・なのにむりをして、
  アタシをなぐさめようとなんかしなくていいよ。
  気づかなくてごめん。
  もう、無理しないでいいから。あたし、大丈夫だから。』


アタシの目をみようとするアイツをどうにかしたくて、
もう一度ぎゅっと抱きしめた。
そして、
子供をあやすように、
『とん、とん・・・』と背中を叩いた。

ちょっとだけ、されるがままになってたアイツは、
少しして笑い出す。
くすくすと、笑い出す。

『お前って、やっぱ、お前だなぁ。。w』

小さな声でそういうと、
さっきみたいにまた、
体を少し浮かせて、
今度はアタシが目をそらせられないように、
アタシのアタマを優しくなでながら、
自分のほうを向けさせる。

『めぇ、見ろよ・・・・』

やだよ。苦手なんだよ。
知ってるくせに。
と、軽く抵抗してみる。


そぉ?


と、いうと、
もう一度アタシのアタマをなでてから、
アタシに再び被さった。
アタシを再び抱きしめた。


最初と違う。
そんな抱きしめられ方だった。
力強さも違う。
でも、そんなことではなくて。

何かが崩れた。
それだけはわかった。






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こんなことは、はじめてだ。
アタシのなかに、
こうなるかもしれないことが、わかっていた自分と、
でも、こうなることが信じられない自分と、
そしてアイツとの今までの記憶と、
そしてこれからどうなるんだ?って疑問と、

いろんな感情が湧き上がっていた。



>>『・・・・・っ!!!!』

首筋にアイツの唇が触れた。
その感触に体が反応した。
「やヴぁい・・・」
瞬時に思った、正直な思考回路。


さっきまでは、抱きしめ返せていたアイツの体。
今は抱きしめ返すことはできないアタシ。




>>・・・続く。








2003年08月04日(月)



 コイビトゴッコ。(見落シテイタコト。)
+++
ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
+++



昨日日記更新しようと、
長々かいたら、
あと一行で『登録ボタン。』
というところで、


パソコン画面真っ青。


エラー画面。
パソ終了。
叫んだ。笑



日記続き

******
アタシを抱きしめるアイツ。
アタタカイ。
ぬくもりが流れ込む。
別に驚きもしなかった。
あわてたりもしなかった。
何故だろう。
まるで当然のなりゆきのよう。


アタタカくて、ココチがいい。



コトバはなかった。
そこにあるのは沈黙と、
プレーヤーから流れる小さな音楽。

横たわるアタシにかぶさるように、
アイツがアタシを抱きしめている。
ガラスの向こうは白んで来ていて、
あたしはしばらく、
その心地よさに埋もれていた。
重くもない、むしろ軽いくらいの肢体の重み。


アイツから流れ込んできたものは、
アタシへの優しさだ。
うぬぼれかもしれないけど、
何故か間違っていないと信じれる。
でも、
その優しさの向こうに、
『別のもの』
を、みつけた。








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それは、
アイツの悲しみ。
アイツの痛んだココロ。

瞬間、
どうして忘れていたのかと、思った。
そして、忘れていた自分を馬鹿だと思った。
自分のことばかりでいっぱいになって、
いつもなら気づいてあげれていたものに、
きづけなかった。

同時に、
どうしてコノヒトはこうなのだと、思った。
そして、そんなアイツを馬鹿で切なくてダイスキだと思った。
スキは恋愛感情ではないもの。
でも、格別なもの。
自分に余裕がないくせに、
崩れそうな精神を仕事の忙しさや、
『アノ子』への淡い『恋愛感情』で、
見ないようにして、
そして保っているコトを、
だれよりも、だれよりも全部見てきたノニ。
知っていたのに。

アタシの出来事はアイツには直接関係はしなくて。
アイツの出来事もアタシには直接関係はしなくて。

だけど、
一人で抱え込むことに耐えれず、
みんなにさらけ出すことも出来ず、
ただ、コトバにして吐露する先だけどしてでも、
アタシタチは唯一なもの同士であったのに。

だからといって、
いつもべったり依存はしない。
それはどこか、違うものだから。

なのにアタシは依存した。
『出来事』から浮上するモノになったかもしれない、
『アノ子』よりアタシを選ばせた。
そしてアイツはアタシを慰めようと、優しさをくれた。
なのに、
アタシはアイツの『闇』を塞ぐものを奪って、
そして甘えたんだ。
いつもはしない、
『べったりと依存』
をしてしまったんだ。



アタシを抱きしめる腕が、
少し震えている気がした。


>>『ゴメンね・・・。
  ・・・・有難う。
 

  ・・・・・・・・
  大丈夫・・・・・?』


『・・・・ばぁか・・・。』



コトバの意味が通じたのか。
抱きしめられてから、
抱きしめ返してから、
初めて発した声だった気がする。



震えていたのは、  アタシだったかもしれない。




>>・・・続く



2003年08月03日(日)



 <<ネット世界ですので(言い訳?)>>
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
+++



******
今日は単にお知らせまで。
リンクもはってあるけど、
プロフィのほうに、
写真アップ。






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いや、ほら、やっぱり、ねぇ・・・?苦笑
そのうちコッチにものせる予定。(未定)


*****
エンピツフォームから、
メールをくれる方がたまにいらっしゃいます。
有難うございます。
*****

夏ばてなのか
よくわからない体調不良気味。
更新も稀でのろのろ。
アタシの文章は思考回路同様、
わかりにくいんじゃないのか、っておもうのに、
継続的に読んでる方もいらっしゃるようで。

お礼。(ぺこり。)







2003年08月02日(土)



 コイビトゴッコ。(ヨリソウ二人)
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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ひさしぶりに、こっちを更新。
*****



『だってお前が泣いたから・・・・』



いつもなら、
目覚ましにしてるから、音にしてるのに、
偶然にもマナーになっていた。

いつもなら、
夜中にメールがこようが電話がなろうが、
めったに目が覚めたりしないのに。

マナーにしていたのに。
キズイテシマッタ着信。

あれは、夜中の何時だったか。
とにかく、真夜中・・・・・・。


不意に震えだした携帯電話に、
アタシはハット目が覚めた。
液晶には着信の知らせ。
アイツからの、着信。

数時間前、見送った背中。
そのあと、
アイツの『想い人』な『アノ子』と遊んでいたはずの、
アイツからの着信。

>>『・・はぃ?どうしたの?』

ねぼけながら電話に出る。


『いや、来た。w』



はぃ!?
一瞬思考が止まる。

アイツいわく。
よっちゃんいわく。

家の前

に、今、いるということ。

>>『あれ・・?○○さんと遊んでたんじゃないの?』
『あーーそうだけど。さっき解散した。』
>>『てか、寝てて(寝てたけど)気づかなかったらどーしたのさw?』
『あー、それなら帰ったよ。』

とりあへず、電話を切って、
玄関のチェーンをはずし、鍵を開ける。

よぉ

と、少しだけの笑顔。
アタシは寝起きだし、
部屋はちらかってるのに。
なんて軽く文句をいいながら部屋へあげる。

>>『てか、なんで(来たの)?』

当然のように、並んで座る。

『いや、だってさ。』

まるで学生時代のようだなぁ。
などとボーっと想った。
用もなくうちに居座って。
馬鹿な話をしたり、お互いの好きな人の話をしたり、
何もはなさなかったり。
ただ同じ空間に、
その時間は当たり前のようにイル二人。
とても、
心地がよかったアノコロ。


『だって、お前が泣いたから・・・・・』


少しだけ真顔で、
アイツがそうゆった。


結局あのあと、
『アノ子』と遊べたらしい。
でも、二人きりではなくて、
でも、それなりに気の知れたメンツで
それなりに楽しかったけど、
アタシが。
アタシが泣いたから。
そして強がって笑ったから。
そう見えたから。
気になっていた、とゆった。

真夜中まで遊んで。
そして解散して。
そしてその足ですぐ、
家まで来たらしい。
そして電気も何もついていない家の前で、
でなくて当然と思いながらも、
電話をした。

ということ。


>>『ばかぢゃないの?w』
来る前に電話すればよかったのに。
気づかなかったら来た損ぢゃん。
いやいや、それ以前に、
『アノコ』と進展するチャンスだったのに。
何をやってるんだか。


『仕方ないじゃん。気になったんだからよ。』

あぁ。オバカだなぁ。全く。





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アタシタチは、
テーブルにお茶の入ったグラスを並べ、
絨毯の上にクッションを枕に横になっていた。
でもそれは、
カラダを寄り添わせていたわけではなく。
アタマとアタマと少しだけぶつける形で、
カラダの向きは90度以上離れてる。
ただゴロゴロとしながら、
そのまま数時間、他愛のない話をし続けた。
色々なこと。

とりとめもなくとりとめもなく。


そうして、窓の外が明るくなりはじめたころ、
アタシはアイツに抱きしめられていた。

どうして、そうなったのか、
曖昧な記憶ははっきりしない。
ただ、多分、
あまりにもアタシが、
乾いた言葉を何気なく吐くから。
何でもないように笑って話すから、
そんなアタシをアイツが、
埋めてくれようとした気がした。
埋めて?
もしくは、止めて、かな・・・・苦笑


でもね、
寄り添っていたのは、
間違いなくココロとココロだった。
まちがいなく、そうだった。






>>続く・・・・






2003年08月01日(金)
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