BBS  ケータイ用BBS  PROFILE  MAIL  
付き合って今年で9年目になる、私とヨウ。
2年同棲後3年前より遠距離恋愛・・・戸惑う毎日です。

THANKS!!
日記、掲示板のいずれかのキリ番を踏まれた方で
バナー等プレゼント致しますので是非BBSにてご報告下さい!
past  will



→ 大晦日。 2000年12月31日(日)

実家に帰る準備を終えて二人で駅前へ。
一応今世紀二人でのラストの食事。
とは言っても、全くいつもどおりだったけどね。

お土産を一緒に選んでくれて
電車の発車時間まで隣の席で何も変わらない話をする。
とてもこれから一人で実家に帰るような雰囲気でもなく
今日が2000年の大晦日、20世紀の最後の日とも思えず。

車内が混んできたのを見てヨウが「じゃ、行くわ」と言う。
私も笑顔で「気をつけて帰ってね」と言う。

「カオリも気をつけてな」

「わかった。電話するね」

「おう」

何度か振り返りながらヨウは電車をおりる。
電車を降りてからも何度も振り返る。

よくある別れのシーンのようで少し胸がくすぐったい感情にかられる。
でもさすがに辛さはない。
たった6日離れるだけだからね。永遠に別れるわけじゃないからね。

時計を見たら発車時間までまだ10分ぐらいあったけど
ヨウは最後まで振り返りながら
プラットホームの階段を上がって
私も笑顔を絶やさないように手を降りながら
ヨウの姿が消えるまで見送る。

行っちゃった。

確かに心の中でため息が出た。

途中で新幹線に乗り換え、予定どおり6時頃には見なれた駅のホームに着く。
改札には弟が出迎えに来てくれて、いつもどおり大きな私の荷物を持ってくれる。

高校の時には「ブラコン」と呼ばれていたぐらいだし(笑)
・・・今も否定をする気はないけど。

小さい時から一番身近にいた異性は弟だからね。
中学ぐらいまでは思いきり喧嘩もしたけど
お互い高校に上がったぐらいでは、一緒に買い物に行ったり
両親が旅行に行ってる時とかはご飯を食べに行ったりしたもんだ。
それを友達に目撃されてて
後から「彼氏と一緒だったでしょ?」と言われた事も何度かあるし(笑)

あまりに普通に実家のコタツに座ってる自分がいて
ヨウと一緒に暮らしてたつい何時間前の事が夢みたいで
・・・私はずっとこっちで暮らしてて
実家でいつもどおり生活してるような錯覚に陥ってた。
それぐらい「実家」というのは不思議な空間。
何ヶ月も、きっと何年も戻ってなくても
戻った瞬間にその空気が普通に思えてしまうんでしょう。

年越しのそばは父の手打ちそば。
最近はつゆも手作りらしく、両親のそば好きもここまできたか、と変に感心してしまう。
夕食を散々食べといて、またそばもガッツリ食べてしまう自分が恐い(苦笑)

そんな実家での大晦日。



→ 年の瀬。 2000年12月30日(土)

今日はヨウが大掃除の日で午前中は事務所に出勤。
私はその間に部屋の掃除とか年賀状書きとか
明日実家に帰る前にやらなきゃ、と思ってる事をやるつもりだったのに
結局二度寝しちゃったら10時とかで、全然出来ず。
まともに終わったのは洗濯ぐらい・・・。
うちは汚いまま新年を迎える事になりました(苦笑)

いつもいつも一緒にいるのが当たり前な私にとって
ヨウと1週間も会えなくなるのは少々厳しい。
遠距離恋愛をしてる人たちもたくさんいるのはわかってるけど
そして、その人から言わせたら1週間会えないだけで、と
言われそうだけど、常に一緒にいる人が急にいなくなるのは
なんとも言えずに寂しいものだ。
正直、実家に帰らなくてもいいや、と思ってる。
だけどほとんど実家に帰らない私を
正月ぐらい顔を見せにくるだろう、と思ってる両親の期待を裏切れない。
先日電話で母から「せめてあんたが結婚するまでは帰ってきてほしい」と
言われてしまったこともあるし(笑)
私は一人で生きてるわけじゃない。
父母がいて、私がいて。
ヨウと一緒に21世紀のカウントダウンはしたいけど
こういう時に親孝行しておかないとね、と言い聞かせる。

今年最後に一緒にいれる最後の日だったんだけど、
お昼にラーメンを食べて、
その足でゲーセンに行って預けてたメダルを使い切っちゃって
タオルケットとシーツをコインランドリーに行って洗う間に
少しだけ、と入ったパチンコが3000円で碓変入っちゃって(笑)
(ヨウは7000円負けちゃったんだけどね)
そしてユニクロでいろいろガッツリ買い物をして・・・
・・・なんて、とても年の瀬と感じない一日だった。

「来年は一緒に年越ししたいね」なんていう話はするけど
なかなか難しいかもねぇ。母の言葉があるからね(苦笑)
・・・とてもヨウには言えませんけど。

そんなわけで私は明日から実家に帰るので
しばらく日記は更新できませんが
新年5日ぐらいに帰ってきますので、またよろしくお願いします。
 

・・・ああ、この時点でもまだヨウと一緒に年越したい!って
心の中の私が叫んでおります(苦笑)



→ チャリ。 2000年12月29日(金)

今日で仕事も終わり。
営業所もいつもの半分もいなくて、私を含めても5人。
電話もそんなに鳴らず、非常にゆっくりといした時間が流れてました。
こういう時はなかなか時間が過ぎないもので
時計を見ては「まだ10時」とか「まだ2時」とか
自分の中のカウントダウンが進まない進まない(苦笑)

そんでも時間はいつもどおり過ぎて定時に。
打ち上げでもやるか、なんて盛り上がってたんだけど
私は31日に帰省する為にいろいろやらなきゃいけない事があって
丁重にお断りして家路へ急ぐ。
今日が普通の週末だったら、ヨウが今日は打ち合わせで遅い事もあり
みんなと焼肉!という選択をしていたんだろうけど
凍り付いた道路をチャリをとばす。

みなさん、凍った道路を自転車で走った事がありますか!?
私は実家も雪国で、高校もほとんどチャリで通ってたから
雪道のチャリは慣れていると自分で思っていたけど、
ここは雪、というより氷の道で思いっきりツルツル滑る。
実は昨日も2度程コケてたりするんだけど(笑)
それにしても、これじゃ都会の人が初めて大雪を体験して
うまく歩く事も出来ずにヨロヨロ歩いてるようなものじゃない!(苦笑)
24歳の大人の女がしかも一人でテクテク歩いてて勝手にコケてる図はマヌケとしか言い様がない。
笑ってくれる人がいないのは辛いもんだわ、と思いつついた。
チャリではさすがに転んでないけど、今日初めての経験をしました!
雪の上では雪にハンドルを取られたり、横滑りをするぐらいなのに
氷(完璧なアイスバーン)というのは
ペダルを踏み込んでも滑ってしまう事!!
わかるかなぁ?言葉で伝えるのは難しいなぁ。
どんなにまっすぐを保ってるつもりでも
氷の上では意味がないと言うか、
うまくサドルに座っている事も難しいと言うか。
あれは体験しないとその恐さがわかんないだろう、と。

スケート上でチャリに乗ろうとしたら同じような経験できるかも?(笑)

チャリでの帰宅に神経的にも肉体的にも疲れてしまったのか
朝食べれなかったメロンパンを食べると非常に眠くなり
コタツの暖かさにつられてウトウト。
今日は愛しの稲葉さんがMステSPに出るからうかつに寝てられない!!と
自分を叩き起こそうとするも、気付くと8時半(汗)
もしかしてB'z終わっちゃった!?という後悔の思いでいたら
ラッキーな事にまだで、一人でうっとり聞き惚れる事が出来ました♪
ああ、早くライブ行きたい〜!!



→ タコ口のキス。 2000年12月28日(木)

ヨウは「んちゅ(キスのこと)の顔は〜?」と私が言うと
幼稚園児がするようなタコ口をする(笑)
それが可愛くて面白くて、時々おねだりをする。
もちろん、タコ口をしてくれたヨウには
同じようにタコ口でキスをしますけど
ふと、そのタコ口が「タコ」じゃなくてピングーの口に思えた。
わかる?ピングー。
ピングーってラッパのような口になるんだよねぇ。
その口にも思えてきて二人並んで布団に入った時に
「ヨウ、『ピングーッチュ』って名前にしよう」と提案。

「なにそれ?」

「ヨウの『んちゅ顔』のこと」

「ええ〜、やだよ〜」

「可愛いじゃん、ピングーッチュ♪」

「そうかぁ」

「ラッパみたいな口の時そっくりだよ」

こんなやり取りの末、ピングーッチュは決定(笑)
他もなんか名前つけようよ、と私が提案すると
ヨウは暗闇の中黙っている。

「1つ考えるまで寝ちゃダメ」

しばらく沈黙。
1分ぐらいしてヨウがポツリと「・・・マッキントッチュ」と。

マッキントッチュ・・・か、可愛い(←バカ)
でも、どういうキスなんだ!?・・・と思った瞬間バカ笑いしてしまう。
それにつられてヨウも笑う。夜中1時過ぎてるのに大笑い。

私が家で使ってるのがMACなので「マッキントッチュ」!!

「ど、どんなキスなのよぉ〜」←笑って引きつってる

「機、機械的な・・・(言葉に詰まる様子)」

「どんなん〜??」

笑いながら二人でこれが「マッキントッチュ」というキスを模索。
唇を合わせては「こんなんじゃ普通だ〜」とか言い合う。
全然「キス」に対する純粋さが無くなっちゃった気もするけど(苦笑)
これはこれで楽しいからいいのだ(・・・いいのか!?)
実はこういう時間が大好き。
あまりムードはないかもしれないけどイチャイチャしてるカンジが好き(笑)

初めてヨウがキスをくれた時
「オレ(キスが)へたくそでゴメン」なんて言ってたのが懐かしい(爆)

結局「これが『マッキントッチュ』だ!」というキスは
発見されないまま二人眠りについてしまいましたとさ。



→ 今世紀最後。 2000年12月27日(水)

ヨウが今日帰ってきての一声が「頭痛い」
実は私も朝から頭が痛かった。
でも、私は昨夜予定外の飲みにラチられて
その二日酔いみたいなものかな?とか思ってたんだけど
ヨウは風邪からくる頭痛かもしれない。
やっぱり、もう雪国で裸で寝ちゃいけない季節??
けど暖かいんだよ、二人でベッドに入ると。
大学の時も、確か去年も真冬も裸で寝てた気がするのになぁ・・・。
私は服着てても風邪ひく人だけど(苦笑)
ヨウは痩せてて弱そうなくせに意外と体は丈夫な方。
だからとても裸で寝たぐらいじゃ風邪ひかない人なはずなのにぃ・・・
もしかして・・・年?(謎)それとも私のせい??(もっと謎)

私は予定通りなんだけど生理が来てしまいました。
やはり昨夜のえっちが今世紀最後のえっちでしたか(笑)
来世紀は・・・私が実家から帰って来てからかな、ヨウ。

そうそう。
この日記を見てないはずの友達からのメールで
「ネットにはまり過ぎて、それが原因で別れた友達がいるよ」と・・・。
そのメル友は私が大学からの知り合いで
社会人になってからはいつも会社からメールだのチャットだの
ネットを思いきり私用に使ってるのを知ってて
やっと自宅にネット環境が整ったことを知ってのメールだった。
まさに昨日ヨウが放っとかれて嘆いたことを日記に書いてたので
さすがに「やっぱりヤバいな・・・」と思っちゃいました。

なんてこれを書いてる今もヨウは隣で背中向けて寝てるんだけど・・・(汗)
ヤバいのかな?これ。ヤバいのかな??



→ ネット。 2000年12月26日(火)

家での日記更新を日課にしようと思ってるんだけど
なかなか大変なことかも知れないと2日目にして思ってしまった私って・・・。
ま、それはヨウがすぐそこにいるということが大きいのもあるけど
やっぱり会社だと必ずPCを立ち上げるわけで。
しかもいろいろ事務処理等でネットも毎日開くから
そのタイミングで日記も更新してしまう日課が出来上がってたからかもしれない。
そんな「日課」は本当はマズイじゃん!
最近ここで上司に謝ってばかりだから今回は謝らないもん!(謎)

さて。
今日は予定外の飲み会に引っ張られて行ってしまい
帰りはヨウの帰りと一緒になってしまう。
帰るコールをくれたヨウに「迎えに来てぇ」と甘える私。
それをそばで聞いてた会社の人たちは「優しい彼氏だよなぁ」と私を冷やかすけどいいのだ。
今日は非常に荒れた天気で、横から下から雪が降ってくるカンジで
最高気温-2℃なんて言ってたけど、その強い風のせいで体感温度はそれ以下!
こんな中歩いて家に帰ることを思ったら、すごく助かってしまった。
本当はサクサク家に帰って片付けたいこともあったんだけど、良し。
ただで飲んで食って車で帰って来れたから(←嫌な女(自爆))
ただ、帰って即行つけたファンヒーターの温度計が1℃だったのは悲しかった・・・(泣)

ケーブルが繋がった我が家のPC。
早速大学時から行ってた某チャットに行ってみる。
7人ぐらい人がいて話題が尽きない。知ってる人もいる。
ヨウは隣で寝ているから、なおさら何も気にせずチャットを続けてると
あっという間に1時間ぐらいが経っていたらしい。
お風呂を湧かしていたタイマーが鳴った時に起きたヨウが
火を止めにいってくれるも
「カオリ、全然かまってくれない・・・」とポツリ。

「前だったら寝てると必ず無理矢理起こしてたのに」

・・・そうだね。ゴメン。
なんだか二人ではネットを楽しむことは難しいかも。
というか、ネットは基本的に一人の時間にすることにしようっと。
二人でいるのに、なんだか一人ずつみたいだもんね、ヨウ。ゴメンね。



→ 風邪。 2000年12月25日(月)

実は今日がクリスマスだってこと、みんな忘れてるんじゃないかというような
普通の月曜日なんだけど?(苦笑)

ただ朝起きてカーテンを開けたら真っ白の世界で
まさに「ホワイトクリスマス」を絵に描いたような。
・・・でも、平日の朝に雪が降っちゃうと会社行くの大変なんだよ〜!
私はまだいいけど、ヨウは会社まで車だから渋滞にはまると
倍以上の時間がかかったりするし、帰りも車の雪下ろしをしてからじゃないと
当然帰って来れなくなっちゃうから雪の日は大変なんだ。
キレイだし、私は雨よりも雪の方が好きと言えば好きなんだけど
何せ二次災害が多く出ちゃうんだよ、雪というヤツは。滑るし、寒いし。

そして。
私はまた仕事中に車を私用で使っちゃいました。
ごめんなさい(言葉だけ反省)
もちろん、買い物。何も言ってないんだけど今日はクリスマスなんだもん。
何か作ろうと急に思っちゃったわけで。
クリスマスといえばチキン!
去年も作ったモモのグリル焼きを作りました。
下ごしらえをして(タレにつけて)会社へ戻ったんだけど
家に帰って来る頃にはいい感じにつかってました。
良い色に焼けました。二人で美味しくいただきました♪

夕食を食べて一息ついてるとヨウがポツリ。

「なんか風邪ひいたっぽい」

!!これじゃ菜から言われたとおりじゃないの!!(苦笑)
と思ったものの、まぁ、裸で寝るのは止めようと思った私でした。

ケーブルテレビの工事も無事に終わり、今度は家からも快適高速インターネット、なので土日も日記書ける〜と思ったけど
ヨウと一緒の時間だと書きづらいかも(苦笑)
しかも、すぐに長期休みに入ると実家に帰るわけで・・・となると
やっぱり日記書けないじゃないの〜!!
ああ、ダメダメ。



→ 「いつもの週末」 2000年12月24日(日)

イブイブからイブにかけてどこかへ遠出しようか、という話も
ないことはなかったんだけど、22日の天気予報で
「週末は大荒れの天気」という言葉を聞いてて、ちょっと考えた。
そして迎えた23日の朝、本当にすごい雨・風で「どうしよう??」
なんて言ってるうちにお昼が過ぎ、買い物に行ったわけで
さすがにそこからどこか遠くへ、という気にはお互いならず
なんとなく振り返るといつもの週末の二人だったかも。

ただ、さすがに世間は「いつもの週末」では無く
出掛ける店店スゴイ人だし、ちょっと小ジャレた店でランチ!と思っても
店の前には「今日はディナーのみ」とか「ランチはご予約の客様のみと・・・」とか
門前払いを4、5件くらいましたとも(泣)

結局。
いつも行ってるパスタ屋さんへ
昨日もパスタだったなぁ・・・と思いつつも行くことに。
あとはゲーセンでプリクラとったり
(この日はヨウがくれたカーディガンを着てたし♪)
切れそうなシャンプーを買ったり。普通の週末だね。

いいんだ。いつもの週末。
いつもクリスマスみたいな週末を過ごしてたんだと思うから。
二人の週末ならそれで幸せなんだよ。

そして。
ヨウは私に内緒でミスドのクリスマスケーキを予約してた。
私がピングーが好きなことを知っての話。
去年も一昨年もケーキだけは決まってた気がする(笑)
ただ、そのケーキを食べながらヨウが一言。

「値段のわりにあんまし美味しくないかも・・・」

・・・苦笑。

「来年はケーキ屋さんの美味しいヤツを買う!」

「・・・そうだね」

「来年」。ヨウの口からサラッと出てきた言葉に私一人で反応してた気が(笑)
それは私と一緒のクリスマスのことなんだよね?ね??
あえて聞かなかったけど、勝手に私はそう解釈して微笑んでしまう。

それにしても。
毎年思うんだけど、さすがに二人でケーキ1ホールは多いよ(笑)
明日も、下手したら明後日も生クリームなのかも〜。
ああ・・・もう45キロの大台に乗っちゃってるのにぃ・・・。
そんな私の気持ちを知ってか
「冬なんだから少々体重増えても大丈夫だよ」とはヨウの言葉。

・・・「少々」ってどのくらいですかーっっ!?



→ イブイブの朝。 2000年12月23日(土)

朝。本当にトイレに起きました(笑)
素っ裸でトイレに行って(苦笑)その格好のまま作戦どおり
居間のコタツの中に隠してた第二弾のプレゼント・靴をコタツの上に、
寝室の押入れに入れておいた財布を枕元にスタンバイ。
そして「寒い〜」ってベッドに潜り込む。で、二度寝。
でも、その時に見た時計の針を見るともう9時を過ぎてて
ここで本気で眠ってしまうと起きるとお昼になってしまう!と
思ったらなかなか眠れないし、だけど、ヨウは起きないし・・・で
仕方なく「ヨウ、もう10時になっちゃうよ」と声をかける。

本当なら私は二度寝について、ヨウが起きてプレゼントに気付く。
それで「カオリ〜、さんきゅ〜」と起こしてくれる予定だったんだけど、しょうがない。

声をかけてもなかなか起きてくれない。

「早く起きないともったいないよ〜」

「うーん・・・起きてるって・・・」←この声が起きてない!(苦笑)

「おはようっ」(ここで毎朝恒例のおはようのキス)

「んん・・・おはようぅ・・・」(一応返信のキスを返すも寝てる声・・・)

そんなやり取りが少し続いて、なんとかヨウも起きてくれるも
枕のすぐ上にあるプレゼントに気付いてくれない様子(泣)

もう、全然ダメ。鈍いんだから!!
どうして気付いてくれないのよぉ・・・。

って私の焦りが声になっちゃって、とうとう一言「プレゼント・・・」って言っちゃった・・・。
それでやっとヨウは振り返り気付いてくれた。そして。
「ガーン。俺明日の朝にやろうと思ってたこと、先にやられたぁぁ!」と叫ぶ。
それを聞いた時「勝った」と心の中でこぶしを振り上げた気分(笑)

「俺もプレゼント持ってくる!」

「どこから?」

「車の中にある!!」

ベッドから飛び上がるとフリチンのまま(爆)家を飛び出してしまいそうな勢い(!)
寒いし、それ見つかったら通報されちゃうって!

「パンツは履かないと!」

「おっと、そうだった!!」

パンツ、ジーンズ、トレーナーをパパッと着て部屋を出ると靴のプレゼントがある居間。

「ああっ!またやられた〜」

「はははっ(勝ち誇った笑い)」

「・・・まず、行ってくる!!」

ヨウは車までプレゼントを取りに行ってる間、とりあえずパジャマを着る私。
そこに誇らしげにベネトンの袋を差し出すヨウが帰ってくる。

それからはお互いにプレゼントを開けてウキウキの気分。
私はパジャマにパンツ一枚の格好なんだけど(笑)

別にばらさなきゃいいのに、お互いプレゼントのネタをバラす(爆)
私はヨウと一緒に見に行って
ヨウが実は一回試着した現品限りの靴だったこと、
前にあげた名刺入れとおそろいの財布だと思ったんだけど
実は違う種類のブランドのモノを買っちゃってたこと、等。
ヨウはヨウで実はベネトンでセールをやってて
カバンにいたっては50%OFFだったこと、等(笑)
バカ正直と言うか、なんというか。・・・前からこんな二人なんですけど。

ヨウサンタからのプレゼントは深緑で薄手のカーディガンに
デニム生地のシングルシャツ、そして黒のハンドバッグ。

「カオリ、結婚式にも使えるような黒いバッグが欲しいって言ってたじゃん」

うんうん、言ってた言ってた。
覚えててくれたんだなぁ。なんかほんのり暖かくなるココロ。
だからプレゼントってもらうのもあげるのも好き。
ドキドキする。ワクワクする。

メインのチケットはランチをしに行った今日オープンのパスタ屋さんで。
昨日会社の封筒に(←!)手書きの手紙を同封して準備してたヤツ。
「何何〜??」って開けたヨウが中から手紙が出てくると
周りの目を気にしてか一回閉まったんだけど「いいから読んで」という私の声で
再び封筒から手紙とチケットを取り出す。

目で文字を追っていたヨウが顔を上げる。

「マジ?10000円??・・・それって予算かかり過ぎでしょ〜?」

「いいの。そこまでが私のプレゼントだから」

「だけどさぁ〜」

「これからお買い物に行くでしょ、その時使ってね」

「お、おう」

「あ、それ『クリスマスチケット』だから期間限定ね」

「・・・げ。本当に!?」

「25日まで!」

「うわっ、何にしよう・・・」


ヨウはその日一日、そして次の日とかけて
そのチケットでお買い物を楽しんでくれました。
予想どおり、だったけど二人で使えるもの、として
土鍋とか洋服のハンガーかけとか
コンドーム(爆)とかそういうモノをメインに
うまい具合に10000円を使っていったのでした(微笑)



→ 計画では。 2000年12月21日(木)

クリスマス目前!
・・・本当は日曜日・月曜日なんでしょうけど
気分的にはやっぱり23・24日=週末がクリスマスの気分でしょう?
私もチケット作成を終えまして(笑)
帰宅後ヨウ用の年賀状などを作ってたら、7時過ぎに電話が鳴る。
誰だろうと、普通に出ると「もしもし〜終わった」・・・ってヨウじゃん!
慌ててもう一回時計を見直す。・・・やっぱり7時過ぎ。

「スゴイ、早いじゃん!!」

「ちょっと頑張ってみた」

「最高記録かもね?」

「今何時?」

「だってまだ7時過ぎたばっかりだよ」

「本当?最高記録かもなぁ」

今までヨウは7時半ぐらいが最高だった気がするし。
遅い記録は次の日になってる時だし。
こんなに早く帰ってこれる日もあるんだねぇ・・・と
嬉しいやら、困ったやら。

だって週末でしょ?
だとヨウとずっと一緒だから
ヨウに内緒の作業は出来ないわけで。
当然今作ってた年賀状も慌てて保存→閉じる。

チケットは出来上がって付けたトンボのとおりに裁断も済んではいたんだけど、
それを封筒に入れて、短いメッセージもつけたかったけど
それは明日の夜に持ち越しになってしまった。
・・・出来るか?イヤ、やらねば(笑)

計画では、こう。
クリスマスイブよりも早いけど23日朝に目が覚めると
枕元にプレゼント第一弾・財布がある、と。
そして発見してもらって「さんきゅー」といったところに
起きて居間に移動時に第二弾・靴を置いておいてみつけてもらう、と。
ここで終わりに思わせておいて(笑)
一応二人の予定で23日はお買い物に行こうと言っているので
車で移動して着いた先でメインのチケットをプレゼントして
そこでヨウの好きなものを買ってあげようか、と思ってるんだけど・・・

それをする為にはどうしても寝ている時に
一度起きてその準備をしなければならないんだよね〜。
かといって目覚ましはかけられない(ヨウ隣に寝てるし)

・・・うーん・・・

やっぱり夜寝る前に水をがぶ飲みでもして
トイレに起きるように仕組まなきゃダメかしら・・・??

気付かれないように・・・気付かれないように・・・

プロジェクトどおりに事が運んだかは「待て、次号!」(謎)



→ 眠気。 2000年12月20日(水)

昨日も一緒にいたかのように普通に帰ってくるヨウ。
ただPHSを忘れていってたせいで
いつもある「今から帰る〜」という電話が無かった為
ヨウ用の年賀状をMACで作ってた私は慌てて保存→閉じる。
・・・危なかったぁ・・・(苦笑)
今年少々手抜きです。スキャニングでごまかしちゃいました(→ガンダム(笑))

二人で夕食を食べに出掛けて
昨日話せなかった事を話してる時は良かったのに
ヨウが満腹感に任せて、そのまま睡魔に襲われ始めて・・・
そう。嫌な空気が流れる時ってヨウが眠くなってから。
いつもそうだ。
イヤ、ヨウが寝ることを怒ってるんじゃない。
何も言わずに眠ってて私が話しかける言葉に
適当に相づちうってるのが(「ああ」とか「うう」とか(苦笑))寂しい。

なんとなくね、一人でいるのと一緒で。
何か言っても返事が来ないし。
何も反応が無いのがなんだか。

眠いのはわかるよ!・・・わかるけど。

そんなにケンカは多くない。
ヨウが眠くない時はほとんどケンカしてないなぁ、と思う。
ケンカの原因が「ヨウの眠気」にかかってるらしい。
4年もつきあっておいてやっと気付いた(笑)

一言ね「ちょっと寝かせて」と言ってくれればいいのに。
私も寝るな、なんて言ってないんだから。
気付くと寝てる、というのが寂しいんだよ。
中途半端な返事がくるんだもん、起きてると思って話してるのに
本人、話の内容は全て耳を素通りしちゃってるんだよ?
そういう些細なことでイライラしちゃう私は
まだココロ広い人間には程遠いかな?(泣)

逆を言えばヨウが寝なければ
もしくは「寝る」と一言言ってくれれば
ケンカの原因半分以上が解消されるような(?)

あ。
ヨウの寝起きの悪さもケンカの原因の一つかも(苦笑)

悪魔だな、「ヨウの眠気」って。



→ ヨウ・実家に帰る。 2000年12月19日(火)

家に着くと郵便受けに何か入っていた。
見ると結構前にタウン情報紙にあった懸賞に当たったらしい。
封筒の中にピエヌの口紅が入っているじゃない♪
確か各色1名ぐらいにしか当たらない懸賞だったのに!

普段ほとんど口紅をつけない私だったけど
試供品で使っていたピエヌの口紅がなかなか落ちないし、
色もキレイだし、で気に入ってたんだけど、
なにせ貧乏社会人なもので(笑)一本3000円の口紅なんて買ったことが無い。
普段つけないのもあって、買っても2000円以内のもの。
そこにたまたま見つけた懸賞にダメ元でハガキを一枚出したのであった。
まさか当たるとはなぁ・・・。
さすがに気分はちょっとハイに(笑)

仕事も午後から同僚の女の子と一緒に廻っていたので
気分的にかなり紛れて楽しく仕事できたし、で
なんとなく鬱な自分を忘れていたんだけど。

懸賞が当たったこと、仕事が楽しく出来たこと、
いつもなら遅くてもうちに「ただいま〜」と帰ってくるヨウに
マシンガンのように話しかけるんだけど今日は出来ない。
一緒に「スゴイじゃん!」「良かったね」って言ってくれる彼がいないから。
そういう時に「一人」を感じる。とても。

たぶん1〜2ヶ月ぶりぐらいに実家に帰っただけ。
普通に考えればいつも側にいることの方が普通じゃないハズなのに
彼がこの家に帰ってくるのが「当たり前」になってて
その時間が少し無いだけでなんだか違う時間を過ごしてるみたいだった。

早く伝えたくてPメールを打つ。
(私らいまだにケータイじゃなくてPHS(汗))
『けんしょうあったっちゃった♪』
そう打って、いざ送信!

・・・と、寝室の方で何か動く音→アラーム音。
もしかして!と戸を開けてみると、ヨウのPHSがベッドの上に・・・。
「なんで、忘れていってんのよぉ・・・」もう脱力よ(苦笑)

ヨウから電話が来たのは9時半ぐらい。

「ピッチ忘れちゃった」

「・・・気付いた。さっきPメール打ったら隣にあるんだもん(泣)」

「ごめん、ごめん」

もう、「ごめん、ごめん」じゃないよ〜!
その事実に直面した時の脱力感ったらないんだからね!!

「明日は終わったらすぐ帰るから」
・・・待ってるよ。



→ ペリー。 2000年12月18日(月)

それは突然の電話だった。

母からの電話。
年末な雰囲気なこの頃、「アンタいつ帰ってくるの?」系の電話だと思って
少々面倒くさい気持ちになった。
・・・でも違った。

「すごくいいづらかったんだけど」

語尾が濁る。声のトーンも暗い。
話の内容はこうだった。

約1ヶ月前、電話で知らされていた。
私が小学校4年から飼っていた雑種犬が最近脳に障害をもってしまったということで
少し危ないカンジなのだ、と涙ながらに母から電話が来た。
母の涙につられたのと、昔私に一番似ている、と言われた彼女ペリーを思い出して
私もヨウが隣でマンガを読んでいたのにも関わらず
ボロボロ電話しながら泣いてしまった。

そのペリーが実は2週間も前から行方不明になっていると。

「カオリ『何かあれば連絡して』って言ってたけど
どうにも確認が出来なくて連絡も出来ずにいたんだけど・・・」

亡くなった、と断言できるわけじゃないからと母は私への連絡を渋っていたらしい。
脳がやられてしまって上手く歩く事も出来ないと言っていたのに
そんな体でペリーは家族の前から姿を消してしまったというのだ。

「そういう話、聞いた事はあったけど、まさかペリーもいなくなるなんて」

「そうだね・・・」

「賢いっていうのかしらね?」

「でも・・・なんかスッキリしないよ」

「お母さんもいなくなってから毎晩毎晩泣けてね」

「・・・」

電話後、急に胸が締め付けられるような気に襲われた。

彼女は今どこでどうしてるんだろう。
本格的な冬を迎えてる実家の地で
2週間も姿を現していなければ、絶望的かもしれない。
まだ若い犬というわけでない、老犬でしかも病気の彼女が
誰からも見つからないようなところで
ひっそりと身を隠して息を引き取ったとしたら・・・
考えただけで体が震える。

私が就職でここで一人暮らしを始めるまでの12年間も一緒だった。
楽しかった事、辛かった事、結構ある。
ペットを飼わない人は分らないかもしれないけど
本当に「ペット」じゃなくて「家族」も同然だった。
考えればヨウよりも長い間一緒にいて
私を癒してくれる時もたくさんあった。
車に酔う犬で(苦笑)車中吐きまくって困らせられたり
散歩中に雪で見えなくなった側溝にハマって笑わせられたり
自分で家の裏のフェンスに紐がグルグル巻きになって動けなくなったり
振り返るとオバカで憎めないヤツだった。

涙が瞳に充満してきた時に地元の友達から電話が来て
私は泣くタイミングを逃してしまって
そのままただなんとなく始まった「やまとなでしこ」最終回を目で追っているだけだった。



お風呂で一人になって突然、溢れてきた。
友達からの電話で消えてしまった感情が一気に。

散歩の時間が惜しくてサボったことを後悔したり。
地元を離れてしまったせいでしばらく会っていないことも。

私はいつも何かに後悔をしてる気がする。
後悔をして、戻れない時間を悔やんで、どうしょうもない思いが涙になる。
この繰り返しだけじゃ、きっと何も変わってないんだ、私。

ペリーは幸せだったかしら。
幸せに人生を終えられたかしら。

考えれば考えるほど不安で心配で。
せめてその瞬間に立ち会わなければ私は彼女の幻を追いつづけてしまう気がする。

しばらく。
こんな感情のまま時間を消化していきそうだ。
とりあえず、休みに入って地元に戻って
彼女がいつも横になってたあの庭先が空っぽになってるのを
この目で確認するまでは。



→ 二人のサンタ。 2000年12月17日(日)

ランチ。某びっくり○ンキーにて。

「今年『ヨウサンタ』はやってくるの?」

「・・・(苦笑)」

「年に一回だからさ。『ヨウサンタ』に会えるのは」

「『カオリサンタ』は今年来るの??」

「もちろん!ヨウがイイ子にしてたら(笑)」

「そうかぁ・・・『ヨウサンタ』はお正月に来るかも」

「ええぇ、サンタはクリスマスに来るんでしょう!?」

「そうなんだけど・・・お正月かも」

「いやいや〜。サンタさんはクリスマスだもん〜!」(←バカ)

ヨウの会社のボーナスは年末ギリギリに出るらしい。
それで「ヨウサンタ」の出動がお正月になるというんだろう(笑)
わかっててあくまで
ヨウ≠ヨウサンタ
カオリ≠カオリサンタ
という前提で話を続ける私たち二人。

「じゃあ、俺が『ヨウサンタ』の代わりに
クリスマス当日にカオリと一緒に町を廻ってプレゼントを買うよ」

「・・・『ヨウサンタ』はお正月に来るの?」

「イヤ、俺が代わりにプレゼントあげたらサンタは来ないの」

「『ヨウサンタ』に会えないじゃん!」

「そうなんだけどぉ〜」

ヨウはお金も無いけど、プレゼントを内緒で買いに行く時間が無いのだ。
仕事が終わる時間は、お店が閉まる時間よりずっと後だし
一日中机に向かってる仕事で小さい事務所だから、
仕事中にこっそり抜け出して、というわけにもいかないんでしょう。

「例えば。今年『ヨウサンタ』『カオリサンタ』両方とも
 出動しない事にするというのはどう?」

私はプレゼントをもう買ってあるけど、
あまりに懐が寒そうなヨウを目の前に提案すると
ヨウは目を輝かせて「そういうのアリ!?アリなの??」と言う。

ああ、そんなに喜ばなくても・・・(泣)

しばらく言葉に詰まってる私に
「そういうのアリでもいいの?」ってあまりに聞くから「・・・いいけど。でも、なぁ」
自分からふった話のくせに言葉を濁す。

だって。だって!だって!!


そんなにお金が無いってわかってる人に
無邪気におねだりなんか出来ません(苦笑)
かといって「両方とも出動しないようにしよう」ってもちかけて
私だけプレゼント隠し準備してたら・・・
ヨウ驚くよりショックかなぁ・・・。



→ 美容院。 2000年12月16日(土)

ヨウを送り出して二度寝についたら最後、12時を過ぎていました。
一人の休日はこれだから内容が薄くなるんだよね、と
自分自身反省しながら起床。

今日は年末だし、なによりクリスマス前だし、と
あまりお金はなかったんだけど美容院に行ってきました。
行き付けの美容院のカードを見ると
どうやら私は2ヶ月近く美容院に行っていなかったらしい(苦笑)
そういや伸びてきた髪の根元らへんの色、黒いよなぁ・・・。

20世紀最後のクリスマスをこんな適当な髪のまま迎えるわけにはいかん!(謎)

風が冷たかったけれども、意を決して家を出ました。
冷たいだけじゃなく、ハードに強くて痛い風ながらたどり着くと
「2時間待ちとなりますが・・・」って!
当然、待ちました(笑)
実は家のファンヒーターの灯油が無くなりそうなのもあって帰れなかった(爆)
車が無いというのは本当に不便。
美容院までもチャリだもんなぁ。クソ寒いのに。

結果は1時間もかからずに順番が来てサクサク切ってもらって退散。
思ってたよりも短くなっちゃった気もするけど
もともとヨウは短い髪が好きらしいので、結果オーライ(謎)

彼は眞鍋かをりが好きなんだけど(笑)

でも、帰ってきたヨウの一声が「髪切った」ってだけで
その後続いたのも
「前はもっと長かったよね・・・?ちょんまげ?覚えてるけど」と・・・。
なんなのよ、それぇ〜。覚えてないじゃん、ヒドイ。

ちょんまげというのは前日ポニーテールに満たない長さの自分が
ジャマだからと結んでいた様子を指してるらしい。


後から「カワイくなった」と連呼しても、今更遅いんだから!



→ 仕事。 2000年12月15日(金)

ちょっと仕事の話。

今日久しぶりに一人で大きなお客さんのところに乗り込んで
新設置の機械のインストを行ってきたので。
この間自分の事を給料泥棒と言いましたが、
まぁ、そこそこやることもちゃんとやってます(笑)

あ、「インスト」というのは「インストラクション」の略で
新しく機械(コピーやらプリンターやら)を
買っていただいたお客さんに対して
その使い方や便利な機能を説明する仕事です。
私は性能比較書も作れば、
機械やマテリアルのチラシを作成したり
外に出てそのチラシを配ったり、
機械の消耗品補充をしたり、
さっき言った「インスト」ということもやる、
めちゃめちゃな仕事内容なのです。
当然、見積・契約書の作成もやるし、
いわゆる営業さんの便利屋かもしれない(笑)
・・・役に立ってるかどうかは謎ですが
まぁ、出来る限りの事はやってるつもり。
いつもいつもPCの影に隠れて日記更新をしてるわけではありません(笑)

会社の中でやる仕事と、お客さんのところに行ってやる仕事。
だいたい半分ずつなんだけど、どっちが好きかというと難しい。
どっちも好き。そしてどっちもキライ。

さっき行ってきたお客さんは優しくて
こんな私の話しを聞いてくれて
説明する言葉にも冗談が混じったり。
「南条さん、スゴイ〜」とあくまで機械の性能なのに誉めてくれたり
いろんな機能を一つ一つ感動したりしてくれるお客さんの前のインストは
こっちもやってて楽しくなる。
気付いたら2時間経ってて(笑)さすがに疲れたもんです。
でも、そういうお客さんばかりじゃないから大変。
最初の雰囲気からわかるけどね、そういう時は(苦笑)

未熟な私は
聞かれる事全てに答えられるわけでもないので
痛い質問をされると非常に嫌な汗をかくけど
だいたい、前使ってたものより性能が上がっており
それを目の前で見せた時の反応を感じた時が
一番こっちも嬉しく思う時かもしれない。

こんな仕事もあるんですが
これから就職を考えてる方、意外と楽しいもんですよ♪
・・・ただ会社内の人間関係とか雰囲気もスゴイ問題だけどね〜(自爆)



→ 自分の時間。 2000年12月14日(木)

ふと、カレンダーに目をやるともう12月も半分になるじゃない。
一大イベントとなるクリスマスももう来週とかの話だし。
肝心の「お買い物チケット」のデザインはだいたい立ち上がってきたものの
まだPCでの作業に移ってない私は少々焦ってきました(苦笑)
年賀状も買ったのはいいものの、こちらはまだデザインも固まってない。
友達同士の情報交換の場である同人誌の締切も近いのに、全然ペンを執っていない。
(※注:「同人」といってもアニメとかそういうのではありません!(爆))
友達にもらったドラクエ7のデータで移民の町を変えたいし(笑)
同じく借りたゲームもやりたいし、借りてるビデオも見なきゃ返せないし。
・・・なんだかやらなきゃいけない事が
山のように隣にあるのに見てないフリををしてるような気分。
気持ちだけは焦るけど、何も始められない。

今週この先もヨウは仕事が追い込みらしく帰りが遅い。
そういう時こそゆっくり自分の時間があるわけなのに
どうしてかやりたい事・やらなきゃいけない事が手に付かない。
当然。
10時とかにヨウが帰ってきてしまえば
プレゼントの制作作業は当たり前の事、他の事もますます手に付かなくなる。

一人の土曜日も同じようなカンジかもしれない。
一人でたっぷり時間があるのに
ただただボウッと過ごしてしまい、あっという間に暗くなってしまう。
なんだかすごくもったいない時間の過ごし方ってわかってるんだけどね。
内容の薄い時間を過ごしてしまう自分を変えられないでいる。
今週も、一人の土曜日。果たしてどうなることやら。

最悪、クリスマスプレゼントぐらいは何とかしなきゃ・・・!

ヨウと一緒にいると、
こういう一人でやる作業の時間はなかなか取り難い。
これは気分的に取り難いだけで、別に一緒にいるから、と
いつもベタベタイチャイチャしてる為、というわけじゃない(笑)
せっかく二人でいるんだし・・・と一人の作業は遠慮しちゃうけど
同じ空間にいて、違う事を黙々とやってる二人の時間も
そんなに悪い時間でもないかもなぁ、という事を
石印作りをやった時に思ったっけなぁ・・・。
何も言わないで、一人一人自分の事に必死で
でも途中途中作業を止めて笑いあえるのも楽しい時間だったから。

今度は二人で年賀状を作ろうね。



→ 肥満度。 2000年12月13日(水)

ヨウの事務所では11月に健康診断なるものがあったらしい。
そしてその結果が今日届いたとかで見せてくれた。

真っ先に彼は「身長・体重」の項目を指差す。

「これやってみようよ」

そう言った先は肥満度の計算式。
なになに・・・ 比体重 =体重《Kg》÷(身長《m》×身長《m》)
・・・・・・・ 肥満度(%)=比体重÷22×100
ふむふむ。
ヨウは身長・・167.7cmィ??

「ねえねえ、170cmって言わなかったっけ?」
「俺もそれぐらいだと思ってたけど、なかった」
「私は159.8cmだから、160cmと言っても嘘でもないけど
ヨウが170cmと言うのはウソツキでしょう!?」
「・・・ははは(力ない笑い)」

で肝心の体重。49.0Kgォォォ!!??
痩せてるじゃん、去年より。
そして肥満度 79.19%→『やせぎみ』・・・やっぱり。
79%以下が『やせすぎ』なのでギリギリの『やせぎみ』なんだけど。
ヨウは細い。痩せてる。そのまんま。

「ねぇ、カオリはぁ??」

私にふられてうちの会社は夏ぐらいに出た結果表を出してくる。
身長159.8cm・体重43.4Kg・・・今より少し体重が軽かったヤツを(笑)
同じ計算式に当てはめると
なんとっ、肥満度77.25%!?『やせすぎ』!!??

「やせすぎだって!」
「でもでも、ヨウの方が絶対痩せてるのにぃ」

私は確かにどちらかというと細い方だけど
下半身、特にお尻から太股にかけての肉付きは自慢なぐらい(泣)
ジーパンとか太股で入れなくなって
泣く泣くワンサイズ上げたり、なんて良くある事だし。
なのに数字的には「やせすぎ」なのかい??
こういうのってあまりに当てにならないなぁ。
間違いなくヨウの方が「やせすぎ」だって。

「カオリ、もっと太っていいよ」
・・・絶対嫌です!!!
それに今はもう2〜3Kg増えてるしね(苦笑)



→ カオリサンタ。 2000年12月12日(火)

私は給料泥棒でございます(笑)
何を突然?という感じかもしれないけど、真実だからしょうがない。
こうやって仕事してるフリして日記更新したり
お客さんのところに行く途中で友達宛の手紙を書いたり
けっこう自由に自分の時間として使ってしまってるから(苦笑)

そして。
またまた仕事中に私は社用車を使いユーザー訪問。
あ、これは仕事だけど(笑)
その時に買っちゃいました、ヨウへのクリスマスプレゼント。
前にいろいろ見て廻ってる時に何にするかだいたい決めていたんで
時間的にはそんなにかかってないけど、
今自分の車が無い事もあって社用車を少しばかりお借りした形に(苦笑)
もちろん、買って家に戻って押し入れ奥にしまって会社に戻ったわけです。

所長、ゴメンナサイ。
課長、ゴメンナサイ。

さて。反省も終わったし(笑)
今年のカオリサンタは予定どおり財布をセレクト。
これは夏の誕生日の時にプレゼントした名刺入れとおそろいのモノ。
そして私はいつも誕生日・クリスマスと、プレゼントを1点に絞れないのもあり
こまごまと2〜3点をドンとプレゼントしたり、分けてあげたりしてるので
今回も3点を計画中!
2点目は靴。欲しがってたからね、純粋に。
男物の靴は確かに高い物ばかりだから、ちょっと無理だなぁ、って思ってたんだけど
たまたま現品限りのちょっと気に入った物を発見。即ゲットいたしました。

とりあえず仕事中に買ったものはその2点。
考えてるもう1点は制作中。
・・・実は
「カオリと一緒にお買い物チケット」をPCにて作ろうかなぁ、と。
しっかりと大学の頃の課題制作のようにクロッキーを開いてる自分がいます。
「お買い物チケット」というのは額が決まってて(予定では1万円)
その額までのお買い物をお付き合い、お支払いしましょうという画期的システム(笑)
ただ一緒に行って買ってあげる、と言っても普通だし
ヨウはけっこう遠慮するタイプだからね。
「これは高いよ〜」とか言って、ねだらないだろうという予測の元なので。
だから定額でございます、その「お買い物チケット」。

かわいくて私らしいデザインのチケット、考えなきゃ。
こういうプレゼントって幼少時に父・母へあげた肩タタキ券みたいで
ひさしぶりにワクワクします。

どうですか、こういうプレゼント?



→ 「Merry X'mas & Happy New Year!」 2000年12月11日(月)

さて。

家に帰ると郵便受けに赤い封筒。
B'z公式ファンクラブ「B'z PARTY」年末恒例のグリーディングカードでした。
いわゆる「Merry X'mas & Happy New Year!」っていうヤツ。

そしてこれな予想外のLIVE GYM 2001 優先チケット予約のお知らせ!!

3月から7月までの予定がギッシリ書かれた紙が入っていまして
その予定をダーッと目で追って「・・・今回ここでのライブないじゃん(泣)」独り言。
一番近くでも私の地元。でも、平日。
その隣の県も2DAYSやるけど、やはり両日平日。
こうなりゃ、休みの日に関東方面に出るか!?と思うも
いつも一緒にライブに行く中学校からの親友ヨウコとの予定が合わず
それもなかなか難しいカンジで、こういう時「社会人って時間が無い・・・」としみじみ思う。

電話で二人してため息。
まぁ、彼女は地元の幼稚園で保母さんをやってるので
地元でのライブは金曜日ながら私が有休で何とかするという事で決定したものの
もう一日が決まらない。同じ所を行ったり来たり。

「沖縄だと日曜日だけどねぇ」
「え〜、でもでもっ、それだったら札幌の方がいいと思わない?」
(二人で無理な話ばかり(苦笑))

最終的にはムリヤリ西武ドームを押さえてみよう、ということで話はついたけど、
一人で行く事になったら少し寂しいなぁ・・・。
もし無事第一希望どおりチケットが取れたとして
彼女がやっぱり仕事の関係でライブに行けない!となったら
私の隣の空席で弾けたい!!という方がいましたら
今からキャンセル待ち募集いたします(笑)
ちなみに7/14(土)西武ドーム。
席の善し悪しにかかわらず、私と一緒に暴れられるB'zファンの方、いかがです?

まぁ、ヨウが行ければそれはそれでベストだけど
どうでしょう?貧乏だし(爆)
一応、彼がキャンセル待ちNo.1なんですが。



→ サロン・ド・カオリ 2000年12月10日(日)

久しぶりに「サロン・ド・カオリ」開店。
といっても、我が家の台所にて。
そう、ヨウの髪をカットしました。

冬は夏に比べて準備するのがいろいろと大変。なにせ寒いもの!
もともと台所には暖房が無いので、寝室のファンヒーターを持ってきてスタート、
下には新聞紙を敷き詰め、同じく寝室にある姿見を持ってくる。
椅子は高いところのモノを取る時に使ってる踏み台。
その踏み台の中には前に買った「スキカルハット」にカット用のハサミも入ってる。

「スキカルハット」を導入前は夏でも冬でも上半身裸に、パンツ一枚、というスタイルで
ヨウは鏡の前に座る事になってたから、今回もサクサク服を脱ぐヨウ。

「『スキカルハット』あるから上脱がなくてもいいのにぃ」

「あ、忘れてた!」

「寒いよ、そんなんじゃ」

「まぁ、いいや。大丈夫大丈夫」

「・・・じゃ、お客さん。どんなカンジで?」

「カオリにおまかせします」

「わかりましたぁ」

ってなカンジでカットスタート!!

私はいつも適当に切り始める。
イヤ、当然最終的にこういうカンジ、というのは頭に入れて切り始めるわけで(フォロー)
いつもは前はほどほど・後ろを短く、というカンジなので
まぁ、冬だしいつも一緒だとつまらないしなぁ、ということで
前髪を短めに襟足を残すスタイルにしようと決定してのスタートでした。

ヨウの眉毛はキリリとした眉で、隠しておくのはもったいない!
とドンドン短くしたら、当初の予定より短くなってしまい、見慣れてないのも重なって
自分で切ったくせにヨウと目が合った瞬間に吹き出してしまう。

「なんだよ、なんで笑うんだよ〜」

「ゴメン、切り過ぎたかも!」(ここで鏡を覗き込むヨウ)

「げ。ホントだ、短い!!」

「ま、まぁ、元がいいから、カッコいいって!!(必至のフォロー)」

「そ、そうかな」←ごまかされるし(笑)

最終的には、なかなかいいカンジになりまして。
切った時に「!?」と思ったのは長めの前髪のヨウに見慣れてて
おかしく思っただけだったような。
ちょっと幼さアップのヨウは
キュートさもアップしてパンツ一枚のままニコニコ顔でした(笑)

その長さなら帽子もきっと似合うよ。



→ 回転寿司。 2000年12月09日(土)

今日は買い物三昧!!
といっても、いくらボーナスが入ったといっても先立つ資金が乏しいので
廻るお店の数がたくさん!という「買い物三昧」(苦笑)

考えてみるとヨウと一緒の連休は1ヶ月ぶりぐらい。
11月はなんだかんだと休みのハズの土曜日に出勤命じられてたからね、ヨウ。
一緒にお店を見ていると、それだけでクリスマスが近いっていう
年末の雰囲気を妙に肌に感じられるような気がする。

ただ一緒にいられるだけで幸せ。

夜に二人で久しぶりに飲みに行こう、と
厚着して歩いて飲み屋街の方へ歩いて行くも、どこもかしこも満席・満員!!
さすがボーナス出た後の最初の週末、皆考えることは一緒かなぁ・・・と
ガックリきて、また同じ道を戻って家の近所の回転寿司で夕食。

初めてヨウと一緒に回転寿司に行ったのは大学の頃。
某チェーン店の回転寿司が月に一度行う「一皿全て120円!」の時(笑)
回転してても寿司は寿司。
そんなに食べられるものではなかったんだけど、私の好物でもあって
どうしても食べたい時はその月1の日と決めていたのでした。
そして私から言ったのか、ヨウから言い出してくれたのか覚えてないけど
コンベアーから取ったその一皿をヨウと私とで1貫ずつ食べる事に。
もともとヨウはそんなにお寿司を食べられないらしい。
そういうのもあって、私とヨウの食べる量は変わらなかったのが大きい。
そして好きなネタが似たモノが多い、ということ。
一人で食べれば、6〜7枚ぐらいしかたべられない=ネタの種類もそれぐらい、ということ。
でも、
二人で一皿を1貫ずつ食べると単純に倍のネタが食べられるという事!
当然旨かったものに関しては、
もう一皿手を伸ばしてちゃんと一人一皿分食べるし(笑)
まぐろ、えんがわ、ひらめ、かにみそ、いくら、たこ、ほたて、納豆巻、いか・・・。
まぁ、食べるものは大体決まってるんだけどね。

二人で一皿。少し貧乏クサイかもしれないけど(苦笑)なかなか楽しいよ。
同じ物を二人で分けてるのも、なんか嬉しくなるしね。

まぁ、彼女の倍ぐらい食べるような彼氏の場合はこんなこと出来ないんだろうなぁ・・・。



→ 半分。 2000年12月08日(金)

なんと、今日はボーナスの日!!
といっても私はしがない契約社員の身。
その辺にいらっしゃる社会人さんに比べて
悲しくなるほどの額しかでないボーナスですが
今のご時世を考えればいただけるだけ有り難い、というやつです。

そして。
私が大学を卒業してヨウと同じこの地に住んでるのは
とある事務所にたまたま内定・就職したからで
他の企業はすべてコケて、ヨウも決まった一社が同じ地だった。
だけど、私はその事務所を1ヶ月もいないうちに退社。
両親には7月まで、と期限を決めてもらって
再就職口が見つからなかったら地元に帰る、と約束して
今の会社を「QJ」にて発見、応募、内定、となった。

でも、契約社員なので期間が決まってて
最高でもここでは3年しか仕事が出来ない事になっている。
そして私はその半分、約1年半になる。

前にヨウがボソッと言った。
「カオリは今の仕事辞めたらどうするの?」

「ええ?・・・そうねぇ、新しい仕事探すしかないでしょうね?」

「そっかぁ」

後からヨウの質問の中には「地元に帰るの?」という内容が含まれていたという。
確かに。私たちは結婚してるわけでも、その約束をしてるわけでもない。
だから私の気持ち次第で地元に帰ったって別に問題はない、けど。
今の生活をしてる私に、ヨウのいない毎日を想像する方が難しかった。

「俺、カオリが帰っちゃったらどうしようって考えた事何度もあるよ」
すごく泣きそうな顔で言われたっけ。
当の私は契約期間が過ぎた後も帰る気はサラサラなかったんで
そんな心配をしてたヨウには全然気付いてなかった。

「一緒にいたいから、ここにいるんだよ。
バイトでもなんでも探してヨウと一緒にいるから」

そう言った私をヨウは小さく「おう」って言って抱きしめてくれた。
まるで学校のように期間がくれば卒業が待ってる今の仕事は
私には「一生ここで働くわけじゃない」という気楽さを与えてくれるせいか
少々辛くてもまだ辞めずに働いてる。

あと半分。
1年半後、私はどうしてるんだろう?
ずっとヨウの事を変わらず好きでいて、
ここに一緒にいるんだろうか。
・・・それとも・・・??

とりあえず、ヨウ一人の収入では
とてもとても私の分の生活を支えてもらえる額でない事は
確か、なんだよね(苦笑)



→ 「ELEVEN」 2000年12月07日(木)

とうとう、くじけました。
考えてみると3日坊主?(泣)

そうです、今夜は自分の夕食はタラコスパゲティを作ったんだけど
ヨウの帰りが思ったよりも早いというのもあって
お湯だけ沸かして待っていてしまいました。ああ、意志弱い(自爆)
それでもヨウは文句も言わずに
「俺やきそばバゴーン食べよう♪」ってお湯を注いでるし。
昨日の残りのモヤシ&白菜のあんかけを食べながら「旨い」と言ってるし。

ゴメン。

私がボウッとFNS歌謡祭を見てると、8時過ぎに電話が鳴った。
ヨウからの帰るコール「図面上がらないけど、もう帰る」
思いがけないほど早い帰りに喜びそうになったけど押さえて
「土曜日とかにズレこまない?大丈夫??」

「・・・大丈夫だよ。それよりB'zのCD買いに行こう」

「あ、う、うん!」

「お腹すいたけど、食べてからだと出るの嫌になりそうだから
先に買いに行こうか」

「わかった。すぐに準備するから前で待ってて」

最初にTSUTAYAに行くものの、なんと売り切れ。
なのに、その近くのGEOでは10%引きで売っているのに山のようにあった。
もち、初回限定のデスクカレンダー付の「ELEVEN」

私は中学校からのB'zファンで去年は初めてヨウと一緒にライブにも行った。
いつもは、やはり中学校からの友達でB'zファンの女友達とライブに行ってたんだけど
社会人になってからはなかなか時間が合わなくて
彼女から仕事の関係で「彼氏と行ってきていいよ」と言われて、
ヨウは初めてB'zのライブに行ったんだけど、
これが前から10列目ぐらいの私の中でも一番いい席!!
最初はヨウが隣ということが気になって
なかなか弾けられずにいた私も、
こんないい席で大人しくライブを観賞してられず
ヨウが隣だという事も忘れて「稲葉さ〜〜ん!」と叫んでいましたとさ(笑)
ライブ後「楽しかった」って言った後に「また来たいなぁ」ってヨウは言ったけど
やっぱりこういうライブは女友達同士の方が遠慮なく楽しめるかも・・・と
思ってしまった私はそろそろ時効ですよね?(苦笑)

ヨウも弟さんの影響だとかで中学・高校あたりは
よくB'zを聞いていたらしく、昔の曲も結構知っていて
今は一緒に新曲チェックをしたりしてる。

同じモノが好きというのはすごく大切な事だと思う。

明日は美味しいもの食べよう(笑)



→ 修業。 2000年12月06日(水)

今週ヨウが毎晩遅いのは
来週月曜日までの図面を上げる為らしい。
11月2回も休みのハズの土曜日がつぶされてしまい、
私はもうかなりウンザリきていて
今週はかなり久しぶりの連休になる。
ところが月曜日に上げなければならない仕事が
終わらないようであれば自主的に休日出勤をしなければならなくなる。
それを避ける為に平日毎晩遅くまでドラフターの前で頑張ってるという。

わかっているし、わかってるからこそ怒ったりはしていない。
だからといって全て彼を理解して包んであげられてるわけでもない。

子供みたいなんだよね、自分。
土曜日・日曜日にゆっくり二人で過ごしたいから頑張ってるとわかってるのに
帰りが遅い現在だけを見ては少しイライラしちゃうし
優しく「おつかれさま」って笑顔を作れないんだもん。

まだまだ、修行。

「おつかれ」って言えないかわりに夕食を準備するんだ。
前の煮物にプラスしてモヤシと白菜のあんかけにご飯と味噌汁。
今日は本当に吹雪みたいな天候で、めちゃ寒いから暖まって欲しかったしね。

明日も寒そうだよ、天気予報。
だから温かいモノ作るからね。・・・何にしよう?

残念ながら私の食欲は戻ってないけど
休みの日には美味しいものを食べに行こう。
ゆっくり仕事を忘れてイチャイチャしよう。
だからあと少し仕事頑張ってね。無理しない程度に。
私は怒らないように夕食を作って待ってるから。



→ 出社拒否。 2000年12月05日(火)

マズイ。どうにもこうにも食欲が無い。
朝、非常に気分が悪い。吐き気もする。
でも午前中はひどいけど、夜になるにつれて気分は軽くなる。
残念ながら食欲は戻ってこなかったけど
それでも吐き気がおさまってくれただけ助かった。
私の夕食はアイスクリームだけ。
他に何か食べようとも思わなかった。
まぁ、最近ちょっと体重増えてたので
これで知らない間にダイエットにでもなってればラッキーかなぁ、
と思う事にしてヨウの帰るコールの後、彼の夕食を作る。

実は昨日もだ。朝起きれないほど気分が悪くて半休を使った。
その前の日曜日、土曜日は全然大丈夫だったのに。
・・・もしかして登校拒否ならぬ出社拒否!?(苦笑)
会社に行かなきゃいけない、と思うと気分が重くなるし。
別に今上司とトラブったとか、何か重要な仕事があるとか
そういう具体的なストレスは思いつかないんだけど、うちの営業所、
小さいくせにその中の人間関係がハッキリいって良いものでもない。
営業所にいる、という空気がすでに私の気分を低下させてる気がする。
出社拒否かなぁ、本当に・・・。

今日の夕食メニューはチキンドリア風リゾット(南条風)
フライパンのまま食卓へ運んでヨウの前へ。
ちょっと小麦粉がダマになってる部分もありつつも
なかなかいい味に仕上がったらしくヨウはビックリ顔で「旨い!」と叫ぶ。
初挑戦・適当なワリには成功かもしれない(笑)
・・・適当だったから調味料の分量とか再現できないような気もするけど(苦笑)

バターとチーズの香ばしいニオイにつられて
私ももう一つのスプーンを持ってコタツへ。
フライパンをつついてるヨウの隣に座って
私もホワイトソースの香りをかいでから一口。そしてまた一口。

「ちょっとコレ美味しくない!?」
自分で作ったくせに、自画自賛(笑)
「ウマイ。ウマイ」
「だよねぇ!」
なんて言いながら私も食べる。
・・・って食べられるじゃん!!私。
さっきまでの「もう何も食べなくてもいい〜」という嘆きは一体どこに!?というぐらい
美味しくフライパンのままの夕食を食べている自分。

なんだよ。ヨウと一緒だと食べれるんじゃん。
少量だけどヨウと一緒だと美味しく食べれるよ。
「病は気から」ってことなのかしら?(え?違う??)



→ いつもの・・・。 2000年12月04日(月)

珍しく夕食をしっかり作っていた。
ご飯を炊いて、白菜とタマゴの味噌汁に、大根と鶏モモの煮物に、牛肉とネギのピリ辛炒め。
一緒に夕食出来るかなぁ、と思って8時半過ぎまで待ったけれど
結局ヨウが帰ってきたのは9時半前。
私は待ちきれなくて一人でご飯をかっ込んでいた(苦笑)

でも。
一人で食べた夕食はいつもの半分くらいしか食べられなかった。
半分以上残ったオカズを帰ってきたヨウはペロリと平らげてくれた。
「旨いよ〜」何度も言いながら、食べてくれた。

夜も。
ヨウから「エッチしたい」って言ってくれた。
なかなか自分から口にはしない人なのに、言ってくれた。
少し眠かったんだけど、ヨウからそう言われたら断れません(笑)
「カオリ声が大きい!」って言われながらも
気持ちがいいから出てしまうのだ、大きな声が(照)

終わった後に汗でペタペタなヨウのお尻を
ペチペチ叩きながらイチャイチャする。
寝る時間を惜しみながら。
朝が来てしまうのが悔しいと思いながら。

まったくもって、いつもの平日。



→ いつもの日曜日。 2000年12月03日(日)

雨。ヨウと一緒の日曜日。
時間はあっという間に過ぎていってしまう。
ふと気付くと周りは真っ暗になってしまう。
最近日が本当に短いから、時間もすごく短く感じる。
こうやって過ぎてしまうのはいつもの日曜日。
いつも短い日曜日。

お風呂に入る前のヨウのニオイが好き。
もちろん、彼は香水などは全くつけないので
彼から染み出てるニオイが私は大好き。
汗とかいろいろなものなんだろうけど
私は全部ひっくるめて「フェロモン」と呼んでる(笑)
特に首筋のあたりをクンクンするとヨウのフェロモンを感じる。
感じては私の力がクタァ〜と抜けていくのがわかる。
思わず、ここのところの生理の為の禁欲があいまって
ヨウの着ている厚手のフリースジャケットのファスナーに自然と手がかかる。
一気に下ろして中の薄いTシャツを確認。
私の鼻はまだヨウの首筋から離れられない。

「ちょ、ちょっとカオリ〜。お風呂入ったら!」

ヨウは言うけど、お風呂上がりだとヨウのフェロモンが
石鹸の香りに紛れて消えてしまうんだもん。

「エッチだぁ〜。カオリは」

その言葉は私にとっては誉め言葉同様なんです(笑)
それに事実だし。

まだ生理5日目。だけど彼は不安ながらも(笑)
お風呂から上がってから愛してくれました。

もう裸で寝るには寒い季節なハズなのに
ヨウと一緒に潜り込むシングルベッドは
どうしてあんなに暖かいんだろうなぁ。



→ デート。 2000年12月02日(土)

今日は会社の同僚とデート。
ヨウは仕事だからね。
もちろん同僚といっても女の子です。
彼女は私より年上なんだけど、全然そう言う感じが無い人で
一緒にいろいろ楽しめる人。ヨウとも何度も会ってるし。

二人で店の中を歩いてると
やっぱり目につくのは仲良さそうに歩いてるカップル。
いつもヨウと一緒に歩いてると気にならないんだけど
隣にいるのがヨウじゃないからか
妙にそういう人たちに目がいってしまう。
そして「ヨウは今頃何やってんのかなぁ」と
手をつなげる人が近くにいない寂しさを感じる。

別に彼女と一緒にいて楽しくないわけじゃない。
女の子どうしだからこそ、ゆっくり見れるところとかもあるし
楽しいんだけど、いつもどこでもヨウが一緒だから
どうもいない寂しさというのを感じてしまうらしい。

ふと。その店の中でヨウの高校の時の友達を発見。
私も2、3度会ってる人で、彼はいつもどおり彼女と一緒だった。
ヨウと一緒だったら声もかけられるんだろうけど
さすがに私一人じゃ声をかけられなくて。
遠くで彼等を見つけた時
どうして私はヨウと一緒じゃないんだろう・・・なんて。

一人でもいられる強さが欲しい。



→ 散文。 2000年12月01日(金)

結局今週はヨウと一緒に夕食出来なかった。忙しいらしい。
それで私は昨日ヨウにメールを打って
一緒にランチをすることにした。
お互いがスーツ・制服でご飯というのは変なカンジ。

前にも何度か一緒にランチ、というのはあった。
いずれも私から電話・メールしてアポを取って。
考えたらいつも私からだ、と思って何度もヨウに訴えたことがある。

「夕食一緒に出来ないんだしたまにはランチそっちから誘ってよ」

そういっても全然そういう連絡は来ない。
もう1年も経つけど、一度も来ない。
“ヨウから連絡来るまで自分からはしない”なんて思って、
意地を張って自分から連絡しないでいたこともあったけど
悲しいほどにヨウからは連絡が無いので
だんだん辛くなってきてしまう自分がいて。
思ったの。
いいじゃない。
私が誘ってオーケーしてくれる時もあるし、それでいいじゃない。って。

たぶんね、なんか少しだけ「役割」みたいなことがあるんだと思った。
私は誘う方、計画する方。
待ってても何も動かない彼をイライラして見てるより、
私の心の負担は少ないから待ってるのを止めて動かないと、と考えた。
動いて断られたり、嫌な顔をされる時もある。
そういう時はすごく寂しいし、悲しくなる。
「だったらヨウの都合のいい時にそっちから連絡してよ」
「忙しいっていうけど、こっちが誘って大丈夫な時は
逆に言えばヨウからも誘えるってことでしょう??」
・・・言いたい事はたくさんあるけど、
言ったところでヨウはきっと変わってくれないだろう。

諦め?
良く分らないけど、イライラする材料が減るなら
なるべくそこには触れないように、考えないようにしたい、と思う。
今まで散々ぶつかってきて思ったこと。
思って・・・それでもきっとぶつかるんだろうな。

諦めてる、と思ってるくせに実は諦めきれてないのね。

今日も遅くから打ち合わせのあるヨウ。
一人の夕食を思うとどうでもよくなる。
明日仕事の彼を思うと、これもどうでもよくなる。

なんか荒れてるなぁ、自分。

そして、
今日の日記はどうも何を言いたいのかわからなくなってきてるな(苦笑)
生理のイライラのせいかしら。



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