針の裏
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2004年10月29日(金) 檸檬


 予定が重なる時期がある。
 メールがたくさん届く日がある。

 今日はメールが来ない日。
 それも、出したのに返ってこない日。ことごとく。それも質問メール。
 淋しいわー。


 バイトなしの2連休なのに、予報は雨。
 しゅーん。

 でもでかける。多分。


 新しい本が読みたい。
 このところ、元々持っている自分の本ばかり。
 図書館図書館。



 なんか、やる気がでない。
 あるようなないような。

 でも割と自炊はしている。最近、何にでも酢を入れたがり病。


 高村光太郎の詩集をちゃんと読んでみたい。
 何篇かしか知らない。

 無類の本好きだけど、実は一般に言われる文学作品はあんまり読んでない。だって文章がかたいしあんまりおもしろくないんだもん。一部を除いて。
 室生犀星はなんとなく好きな気がする。
 坂口安吾も好きかと思ったけど、そうでもないかも。
 その他もろもろ。


                                                              【1:51】
 


2004年10月27日(水) 再開

+++++++
 ちょっと前まで、実は絶好調だった。
 でも、このところ心乱れることが多い。
 人生山あり谷あり。

+++++++
 来月、後輩が東京に来る。
 遊びにではなくて、ちゃんとした用事があって。
 すごく会いたくて、実際会うんだけど、心配だ。
 あふれだす感情を抑えつけるのって、きつい。
 2年以上会ってなかった。ちゃんと話をしたのは、3、4年前になる。

 期待と心配?不安?でいっぱいだ。

+++++++
 みやとさんがメッセでつれなかったのでしゅんとしていたら、なんと電話がかかってきた。察したのかみやとさん。
 嬉しいわ。


                                                              【2:57】


2004年10月24日(日) 仲良し

+++++++
 以前、2人組になってやる授業があった。
 その時にペアになったおねいさんと、なぜかかなり仲良くなっている。

 おねいさんっていっても、あんまりお姉さんお姉さんしていないラフな人。
 授業でペアになるまではほとんど話したことがなかった。
 いつも、明朗快活な声でおおらかな演技をしている印象があったので、人見知りしない朗らかな人だと思っていたら、そうでもないらしい。
 ネクラだよー、と、本人談。

 確かに、授業で発表する時の彼女と2人でいる時の彼女は違うみたい。
 テンションの上げ方を心得ているのね。素晴らしい。私も身に着けたいよ。

+++++++
 金曜は、彼女からお誘いを受けて芝居を観に行ってきた。
 もとはバイトが入ってる時間だったんだけど、彼女からアクションを起こしてもらえたのが嬉しくて。昼からのバイトを朝からにずらすなんて、朝に弱い私には滅多にしないこと。
 今月は芝居貧乏だけど、それも嬉しさでごまかす。

 この前、授業前に待ち合わせをして、喫茶店で一緒に授業の書き物をしたんだけど、その時に「授業以外でこんな風に学校の友達と会うなんて初めて」って言ってたから。
 ちょっと嬉しそうに、照れくさそうに。
 そんな彼女が誘ってくれたんだから、1日くらいバイトを朝から頑張ってみようとも思うさ。 

+++++++
 芝居は、今までに見たことのないもので新鮮だった。
 歌うし。

 演技がわざとらしかったけれど、時代背景が古いので、ああするのがいいと判断したんだろうな、と納得できた。
 おそらく声を仕事にしている人たちなので、身体表現でみせるとかごまかすということが、良くも悪くもなかった。その点が、普段観ている芝居との一番の違いだろう。

+++++++
 終わってから、大戸屋でごはんを食べる。入ってみたかったの。大戸屋。
 おいしかった。ごはんが多かった。

 彼女は、今期で学校が最後。もう別の所に行き始めているとのこと。
 学校の話や、彼氏の話などをする。
 つきあい始めて半年くらいなんだってー。いいね!楽しい時期だね!

 なんだか、やたら気に入ってもらえたみたい。
 私にしても、こんなにすぐに気安くなれることは、あまり多くない。
 仲良くなるきっかけは、いつどこにあるかわからない。

 おもしろいなあ。



                                                              【1:08】


2004年10月23日(土)

*******
 地震・・・。
 大学の頃に、震度4強?5弱?の地震を経験した。アパートの2階で一人暮らししてた時。
 こわかった。うちは割と背の高い家具が多くて、本棚を支えていた記憶がある。揺れがおさまった後、台所に行ったら、台所の収納の戸がぱかんぱかん開いていた。築年数が経って、留め金がゆるくなっていたから。
 もう経験したくないなあ。大学の時と違って、歩いてすぐの距離に知り合いはいないし、地理もよくわかってないし。
 学校に実家が新潟の友達がいるので、ちょっと心配。

*******
 地味に風邪が流行ってるんでしょうか。
 私のまわりにはいないけど、日記を見てると結構多いみたい。あと、電車のなかで咳をしている人。ちゃんと手でカバーして欲しいけれど、しないでゴホゴホしている人、多い。嫌だなあ。
 最近微かにのどが痛いことや頭痛を感じることが多かったんだけど、今朝起きたら悪化していた。のどの粘膜が乾いたかんじがして、痛くて、鼻もなんだかおかしい。
 ということで、泣く泣くバイトを休んだ。
 今月か結構休んじゃったから、残りは頑張ろうと思ってたのに。。。来週はかなりの人手不足なので、どうにかして出られる状態にしなければ。

*******
 みやとさん。
 今日、おそるおそるメッセで“昨日はごめんなさい”って話しかけたところ、返答なし。なので切断したら、少しして電話がかかってきた。先生と話していたらしい。


 みやとさんとは、喧嘩という喧嘩をしたことがない。
 いいなあ、と思う。

 私は嫌な子で、恋愛において、相手に罪悪感を覚えさせるような物言いや話の持っていき方が得意らしい。
 らしい、というのは、たいてい口にした直後でないと自覚できないから。
 気づくとへこむ。ことが多い。

 でも、みやとさんのつきあいが落ち着いてから、そういうところに気を遣うようになれている。変に保守的になっているんじゃなくていい意味で、余計な波風を立てないように穏やかにつきあっていけるような怒力が、半ば自然にできる。
 これは、みやとさんのおおらかで穏やかな性格のなせるわざだ。

 私はけっこう売り言葉に買い言葉で乗ってしまうたちなので、穏やかにと努められる自分を珍しいもののように感じる。
 そしてこの状態を、いいな、と感じる。


 ということで、普通に仲直り。
 みやとさん素敵。


                                                              【3:05】


2004年10月22日(金) おねいさん

+++++++
 ネットを止められてました。
 復活。

 久しぶりのメッセなのに、みやとさんにあたる。あたる、というか、わがまま?わがままなのか?そんなつもりはないけれど、とりあえず私は今へこんでいて、みやとさんもへこんでいるかもしれない。
 はぁ。

+++++++
 寝不足。
 昨日2時過ぎにお布団に入って、5時くらいまで眠れなかった。
 不眠症とかじゃなくて、生活リズムがずれてるんです。
 で、朝からバイト。
 明日も朝から。
 月曜朝の人員が足りないらしく、声をかけられたけれど、絶対に断ろう。
 ごめんなさい。今の私には無理です。

 ということで、眠い。

+++++++
 昨日はどうやら小悪魔高耶が発動したらしい。
 というかそんなつもりはなかったんだけど。そういう面を出す機会がなかったから、その場にいた人たちに免疫がなかっただけだ。
 ま、普段はそういうキャラじゃないしね。たぶん。
 これくらいでそんなに大きい反応をくれるの?ってかんじでおもしろかった。
 
 年上のおねいさんって言われた。
 もっと言ってー。




 ああ、眠い。
 おやすみなさいぽくり。

                                                              【1:23】


2004年10月09日(土) 人の幸せ

+++++++
 “好きこそ物の上手なれ”という言葉、なるほどと思う。
 この言葉、好きだ。

+++++++
 台風。
 18時過ぎのかなりひどいころ、家に向かって歩いてました。
 追い風が吹いていて、背面びしょびしょ。ひー。
 靴はじゃぷんじゃぷん。
 靴下とジーンズの膝下がしぼれた。ぽたぽた。

 バイト先から借りた傘を持っていったので、壊れないかひやひやしながら帰った。

+++++++
 人の幸せを素直に喜べる人って、いい。
 もし100%素直に、じゃないとしても、いくらかでも感じた喜びや祝福の感情を相手に伝えられる人。


                                                              【0:22】


2004年10月08日(金) 明日も明後日も

+++++++
 明日は大切な用事で学校に行かなければならないのですが。
 台風関連で延期等の連絡があったら今日中にくるはずだったのですが。
 
 連絡が来ないということは、明日来いということですね?
 台風ものすごいらしいですが。

 はぁ。ずぶ濡れになっちゃうよきっと。なに着て行こう。

+++++++
 世の中3連休ですが、明日は学校、明後日も学校で、休みは月曜だけです。
 好きで行ってる学校だから文句は言えないです。
 
 が。


 んー・・・・・・。






 ま、行ってきます。

                                                              【2:38】


2004年10月07日(木) くすぐり


 今日の授業は、ペアになった男の子がツボ。私の笑いのツボにばんばんはいってきた。
 
 寸劇みたいなのをやったんだけど、「どういう状況なんだろう。とりあえずこの2人の関係はこうで、相手はこういう人で、話してる場所はこんなところだよね。」って私がテキトーに喋っているのを「うん。」「うん。」「うん。」と聞くばかり。「いいのこれで?何か異論はないの?」って聞くと、考える間があって「うん、いいよ。」。
 「じゃ、やってみようか。」というと、なかなか踏ん切りがつかない様子。なので話し合いをしすぎて、1回しか練習ができなかった。
 発表の段階になっても、今日の授業は彼の苦手な分野で、ものすごく発表したくなさそうにして、ため息が何度も聞こえてくる。「大丈夫?」って訊くと無言で首を横に振るし。喋ろうよ!みたいな。挙句の果てには「おなかいたい・・・」ってお腹抱えてるし。

 こう書くとただの優柔不断のダメな男の子だけど、実物はなんだかいちいちおもしろいのだ。
 というか、この人は親しくなればむしろ口数の多い人だろうなと思った。
 なんかこう、口数の多い女家族の中で育った男の子なかんじ。
 しかしもう笑いっぱなし。私ひとりで。

 おもしろいなー。普段何考えてるんだろ。


                                                              【1:54】
 


2004年10月04日(月) うらがわ

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 みやとさんとのメッセ、不完全燃焼。
 ぶーぶー。

+++++++
 雨。
 1階ということも大きく関係しているのでしょう。湿気がひどいです。
 夏なんかは、家の中の空気が気持ち悪かったです。
 湿気取りを変えなきゃ・・・と思いつつ放置。

+++++++
 なんか最近、月曜日まともにバイトに行ってなかった気がする。
 バイト・・・今日は攻撃的なお客さんに当たってしまった。
 人の話を聞いてない方、結構多いです。
 さっき伝えましたよ?みたいな。
 その他、コールセンターは人の裏側がよく見える。

 攻撃的なお客さん、怒ってクレームになったらどうしようかとちらり思ったけれど、どう考えても私の話を聞かないで理解していないとしか思えなかったので、気持ちをぎゅうぎゅう押さえ込んで笑声で根気よく説明したらなんとか説得できた。
 ふぅ。苦労したぜ。

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 不在表をなくした荷物は、無事に届けてもらえることになった。
 バイトの休み時間、2回に分けてとびとびに電話したうえに、2度目の電話の途中で携帯の電源が切れた。
 会社内の公衆電話からかけようとしたら、カード専用。持ってないよ。
 今のご時世、テレホンカードよりも硬貨の所持率の方が確実に高いですって。

 うろうろしてたら、バイト仲間のお姉さんが通りかかって、携帯を貸してくれた。ありがたい。
 で、無事終了。

+++++++
 最近そんなに寒いかな。
 確かに風はぐんと冷たくなったけど、北国育ちのせいか、まだまだ全然。
 寒いか涼しいかと問われれば、どちらかというと涼しい方。
 でも、ジャケットを着たりして秋冬重ね着モードの人が多いので、私は浮いてしまいます。
 それにしても、ジャケットにマフラーまでしている人がいるのにはびっくり。
 
 扇風機とはさよならだ。


                                                              【2:47】


2004年10月03日(日) じとじと

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 今日の気になった言葉:「自分ちょーかわいい。」

 みやとさん。
 誰しも自分がかわいいよね、という話をしていたときの発言。

 そんなにかわいいのかい!って笑っちゃった。

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 今月で今期の学校が終わる。
 今日、とある先生の最後の授業を受けてきた。
 微妙に感傷的になったりして。
  
 友達とマックに寄って帰った。

+++++++
 よさげなボイススクール発見。
 でも、歴史の浅いところで、あんまり実績はないみたい。

 悩んで体験レッスン申し込みは保留にしようかとも思ったけれど、そうするとそのままずるずると時が過ぎてしまいそうなので、申し込む。

 ボイススクール・・・・・何をするんだろう。
 ドキドキ。
 
+++++++
 郵便物の不在票をなくした。
 荷物番号とかがわからなくても大丈夫かしら?
 明日電話してみよう。


                                                              【1:12】


2004年10月02日(土) 偽恋

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 今日の気になった言葉:「一般人が後ろにいるからよけてあげようよ。」

 学祭に行って、私たちの前に立ちふさがっていたうちの男の子が、仲間に行った言葉。笑いながら。

 あなたは何様?

+++++++
 高校時代の男友達と、芝居を観に行った。
 会うのは5年ぶりくらい。

 行き先の最寄り駅で待ち合わせた。
 改札正面の木の下で待っていた彼の後ろ姿を見つけたら、なんだか嬉しい気分になった。
 遠距離してて久しぶりに会ったみたいな、わくわくしてくすぐったくて楽しくて、ハイテンションな状態。
 これでもかっていうくらい、喋りに喋った。
 楽しくて仕方なかった。


 芝居は、微妙だった。
 絶対にもっとおもしろく演れる脚本なのに、笑いどころを潰しすぎ。
 準主役的役者の滑舌が非常に悪いし一本調子だし。
 内輪にはしってる箇所が何箇所か見受けられたし。
 殺陣を障害物の多いありえない場所でやってたり。
 メインストーリーが生きてないし。 
 等々。

 アンケートは書かないできた。


 その後、通りかかった雑貨屋さんに入ったり、書店に行ったりする。
 本の趣味が思いの外似通っていたことと、本についてなかなかに深く語り合える相手だということを発見。なんて嬉しいこと。

 これでお別れかあ、とさみしく思っていたら、友達が「新宿でお茶でも飲まない?」と言ってくれたので、にこにこでOK。

+++++++
 新宿の喫茶店に入って、学校のことをメインに話がはずむ。
 私が「また今遠距離してるんだー。」と言ったことから恋愛話へ。
 彼は今微妙なところらしく、話しているうちに、彼自身自分が何を話したいのか、自分が何をしたいのかわからなくかってきたみたいで、混乱しているのがかわいらしかった。


 そして新宿駅で別れる。
 もっと話したい気持ちもあったけど、彼のおうちは遠くだから、19時過ぎあたりにばいばい。

 改札前でお別れを言っていたら、彼が行くそぶりをなかなか見せないので、「見送ってるよ?」と言ったら、そういうのは好きじゃなと言うので、「じゃあ、私が歩き出した方がいい?」って訊いたら「うん。」とのこと。
 「わかった。じゃあ歩くよ。いっせーのーで。ばいばーい。」と言って歩き出したら、彼も笑って改札に向かっていった。
 本当に遠距離の恋人同士みたいだなとおかしくなって、にやにやをこらえながら帰った。

+++++++
 高校の頃は、彼の良さがわからなかったんだよなあ。不思議。
 視点がちょっと違っているところがおもしろい。
 恋愛感情を持ち込む気は全く起きない。
 魅力的なのに。これも不思議。
 
 大切な友達。



2004年10月01日(金) 国語力と新たな思い

+++++++
 今日の気になった言葉:「やってくれますでしょうか。」
 
 バイト帰りの乗換駅にて。
 美容室に電話していた女子高生の言葉。

 はぁ。
 もっと勉強してください。

+++++++
 学校に行っていて、言葉を扱う職に就きたいと勉強しているのに、そんなんで大丈夫?と思ってしまうことが正直結構ある。

 私は本が好きで、かなり読んでいる。読まない日はない。国語も好きで得意だった。
 でも、本の読み方がものすごくさらっとしているので、知らない単語や言いまわしに引っ掛かりを感じることがほとんどない。それは、私の知識の幅が広いのではなくて、あくまで筋と流れの雰囲気で読んでいるからだ。
 速読できる人の視線を追うと、縦に行を追うのではなく、どちらかというと横に視線が流れているという実験を、ずっと前にテレビで見たことがある。私もそんな感じ。しっかりかっちり文字を追っているわけではない。それに、ストーリーや登場人物の名前も、あんまり覚えない。

 この学校で学んで、私は自分の国語的感性が優れていることを始めて知った。
 まだまだ磨きようがあるし、上はいくらでもいるけれど、例えば同じ文章でも人それぞれみんな表現が違って、複数の先生に感覚の良さを指摘されて、自分でも納得できるところがあった。
 
 普通だと思っていたところが、優れているものに変わった。
 おごりじゃなくて、それを自覚することは大切だと思う。自信にもつながる。

 でも、私の文章は硬いと言われることがたびたびある。
 自分でもたまにわかる。

+++++++
 最近考える。
 私は今の学校に、2年はいるつもりだった。途中で所属できなかったら、の話。
 でも、今の学校は、正直生温い。
 ただ、私の技術レベルは総合的には自分に誇れるほどじゃない。偏っている。
 でも、その偏って高い項目は、私が目指している分野に近い項目だ。

 もう半期今の学校にいて、来年度からは私のやりたい分野に強い事務所の養成所に入りたい、という気持ちが頭をもたげてきている。事務所直属の養成所。
 入所試験でふるいにかけられるなら、なお良い。
 落ちても受かっても、それが自分の今の力だと、客観的判断がわかるから。気持ちだけではやっていけない分野だから。

 
 私の気持ちがこんなに熱く前に向いていることは、きっと学校の友達の誰も知らない。
 見せたくないし、たぶん見せようにも見せられない。
 そんな内にこもる性格を、改善したいと思うこともあるんだけど。


                                                              【2:15】


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