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■ 最後の引き金を引いたのは
“留守番の2歳児焼死、スノボに出かけた母親を書類送検”
きっかけは、昨日の昼間に見たネットの中のニュースだった。 この数日、どうにもこうにも気持ちが不安定で仕方なかったのだが、最後の引き金を引いたのがどうやらこのニュースだったみたいだ。
昨年末、埼玉県に住むとある母親(24歳)が2歳の子どもを一人残してスノーボードに出かけていた時に自室が火事になり中に一人残されていた男児が死亡したという事件。 子どもがコタツをひっくり返したことでコタツ布団に引火したことが発火の原因らしい。
ありえないと思った。 2歳の子どもを一人残して17時間も家を空けるなどと。 おにぎりを作って置いていたらしいが、母親はそれで満足だったのだろうか? 一人残された子どもはどんなに寂しかっただろう。 年末といえば暖冬だったと言えども寒かっただろうに。 燃え盛る炎の中、どれ程母の名前を叫んだことだろう。
考えれば考えるほど気が滅入る。 確かに、私にはその男児を助けてあげることは出来なかったけど、そんなことはわかってるんだけど、でも何故かとてつもない罪悪感に苛まれているのは事実だ。 世の中の仕組みがこのような事件を起こしたのかもしれない。 核家族化が進んでしまったことによる弊害だろう。 若い母親が一人で子どもを育てることがどれ程大変なことか。 や、世の中にはそのような状況でも、負けることなく子どもを愛し頑張っている人がいるであろうことは十分わかっている。 だが、私が言いたいのはそこではない。 親になることの意味をもっと理解しほしいということだ。 人の命を守るということがどういうことなのか。 守られるべきは子ども。 守るべきは親である。
「食事を用意していたので大丈夫だと思った。申し訳ないことをした」 と後悔する気持ちがあるのなら、母親として、一人の親としてもっと早い時期に自覚をもってほしかった。
どうして世の中こんなにも擦れてしまったのだろうか。 分からない事だらけだ。
2007年02月20日(火)
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