一色達夫の日記

2013年04月25日(木) いちご一番生りは 鳥の餌食

我が家で育てている いちご は「芳香早生」(たぶんこの字)という品種。
ハウス栽培される いちご の品種には様々あるが、買ったりもらったりして食べる味は、この芳香早生に勝るものは無い。

このいちご苗は、高校生の時学校で育てていたものを一株もらって帰り、それ以来永遠43年育て続けている。

今年も40株ほどのいちごが育ち、実を付け出す頃となった。

さる22日。その一番生りが少し色付き、さあ、今日の夕方には食べごろ収穫となるだろう と 楽しみにしていた。が、夕方になって仕事を終え、いちごを見に行ったが色づいたものは一つも無いではないか。
早やで回しに家内が収穫したのだろうかと聞いてみたが、私は採ってません。
さてわ鳥の仕業か。 残念 遅かりし由良の助

そこで今日の昼間、二番生りが実りだしたのを見計らい、まんだらこで白いものを かまわず5個収穫、夕食のデザートに供した。母2つ、私2つ、家内ひとつ(このひとつが一番大きかった) で 三等分。

赤白半分半分くらいの生りだが、やっぱり結構いける 自然からの贈り物。
美味いものを食べて、今日も一日無事息災。



2013年04月13日(土) 携帯電話に緊急地震速報 恐ろしい時代の到来

夢の心地のところに 地震の揺れを感じる。「地震だな」と感じつつそのまま眠りにつく。

昼前、用事で出かけた時、軽自動車に付いているナビが早朝の地震のことをセンセーショナルに伝えている。地震があることが当たり前の地盤の上で生活する者が、いちいちパニクッテいられないものを、と聞き流す不感症者。

だが、そんな私がびっくりしたのは、携帯電話に「緊急地震速報」とのメールが送信されてきていることだ。

このメール、機種を問わず、電話会社を問わず、一斉に送信されているようだ。

何時、誰が、こんな システムをつくったのか。なんとも 空恐ろしい 時代になったものだ。憲法に定められた義務をきちんと果している個人が、金を出して所持している持ち物に、断りも無く勝手に情報を送りつける空恐ろしさ。有名俳優総上げで宣伝費をジャブジャブ使う営利会社に、個人の安全をゆだねた覚えは無い。

体力 気力 能力 社会的に貢献できる仕事を十分にこなすことができる年代を過ぎ、60も過ぎて そろそろ終活に取り掛かっている者にとって、社会がどう変化していこうと そうそう しったこっちゃない。
自然と同化することに価値を見出すことが多くなった者にとって、わけの分からんシステムの構築で損をすることもそうそう無くなった。

などと知らぬ顔を決め込んで 捨て置く 訳にはいかない この現代社会の空恐ろしさ よ




2013年04月05日(金) コシヒカリの田植え

今年ももう四分の一が過去の時となり、4月となれば「早期コシヒカリ」の田植えが始まる。我が家でもお盆時期に新米が食べられる魅力に引かれ、様々な関門に抗して30aほどの作付けをする。

過去、イノシシ被害、スズメの被害、風水害等で散々な目にあいながらも、「コシヒカリ」のあの黄金色の稲穂と食味の良さが苦労を忘れさせ、今年もやってきましたその時期ですね。

周囲を見回せば、この「早期コシヒカリ」を作付けする圃場が減っているように見受ける。「早期コシヒカリ」の作付けが というよりも、水稲の作付けが徐々に減っているのだろう。

明日は大荒れの天気予報。花に嵐。季節は今年も巡って、稲穂の国の齢を重ねる。


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