| 2004年05月31日(月) |
６月議会 質疑 質問 の検討 |
昼間は雨の中でのトラクタ運転。５５ａほどを耕運。
早めに農作業を終えて、明日通告する質疑と質問の検討。
粗方の準備が出来ているようでも、いざとなったら成文化はなかなか難しいものだ。
資料を最初から読み返したり、ネット検索をかけたりで、もう既に外は白んできた。
徹夜になった。
| 2004年05月30日(日) |
西条市民会館 ３３年の歴史に幕 |
先週、市役所へ行ったとき、市民会館の裏入り口にたたずむ知人に声を掛けた。
・この市民会館は６月から使えなくなりますけど、皆さん次の集まれる場所は手当出来ているんですか。
・飯岡の交流センターがどうかとは言ってくれているんだけど、不便みたいじゃねえ。
この市民センター１階の集会室で、毎日くらい囲碁や将棋を楽しんでいた方々なのだが、自治体合併に伴う施設形態の変更で、長年親しんだ部屋からの 追い出し を余儀なくされたのだった。
・福祉会館が出来たら、そこが使えそうだと聞いたのだが、それは何時からなん。
・１０月オープン予定で、今度の議会に運営のため予算がでていますから、しばらくの間我慢してもらはないといけませんね。
そんな会話で別れたのだが、この市民会館には、人それぞれに、それぞれの思い出が沢山あるのだろう。
かく言う私も、二十歳当時から現在まで、文化的素養を身につけさせてくれたり、精神修養の現場であったりと、数々の思い出を作っている。
青年団の素人芝居の発表の場から始まり、文化団体での映画会の主催、新劇公演の招聘など、怖い物知らずで突っ走った若かりし頃が走馬燈のように甦る。
中でも、演劇集団円 橋爪功主演の冬物語り公演と、劇団民芸 宇野重吉主演の三年寝太朗公演が、今日の私の根の部分を形成する大きな経験となった。
橋爪功さんからは、天職に打ち込む人間の輝きを感じさせてもらった。
宇野重吉さんからは、人間を行動に突き動かすものはその精神性である、ということを教えてもらった。
表面的な行動は同じでも、その精神によって中身は全然別ものとなる。その行動の一挙手一投足を集中して見ていると、次第にその人の精神性が見えてくる。
これは、茶道や華道にも通じるものなのだが、人間の生業を再現して見せそれを芸術の域まで高める演劇という手法に如実に現れてくる。
また、この市民会館ホールでの経験が、総合文化会館の設計図の中に挿入されている設計者の技量までも透け見えてきたという 大きなおまけ までももたらしてくれた。
さてと、これまではそうだった。それはもう過去の話。
人間、思い出話と自慢話をし出したらもう現役引退だ。
新西条市市役所別館となるこのコンクリートの塊。この中で、今からどんな人間模様が展開されるのやら。
さぞや魑魅魍魎が闊歩するパンドラの箱だろうなあ。とことん付き合ってやる。
ははは。一色達夫もそのうちの一匹かな。
| 2004年05月29日(土) |
農作業の間にも 考える事 |
四国地方は今日梅雨入りしたそうだ。例年よりも早い梅雨入りに、急かされるように一日農作業。
その作業の間にも、様々な事が脳裏をよぎる。
西条市の事では、今度の議会での質問内容が一番の検討課題。
愛媛では、四国中央市での市議在任特例の短縮問題が、私が得ていた情報よりも早く展開しかけた様子。新聞論調から推察するに、東かがわ市での事例に様相が似てきたようだ。
昨日から愛媛新聞で特集しだした「四国電力伊方原発」でのプルサーマル計画の件が気に掛かる。
この件については、その技術的な面に対する疑問と同時に、推進ありきで物事が進んで行く危うさと、県議会共産党に対する別資料の提示問題に愛媛の暗部を見る思いだ。
加戸知事に変わってから、そんな体質が改善されたと評価はしていたのだが、まだまだ残党が暗躍しているということか。民主主義の危機だよ。
日本の事は問題山積。
それぞれの問題に対する私の考え方は、既に書いているように思う。が書き足りない部分が有るけれど、長くなるので今日はこれまで。
質問の検討第一、農作業第二の優先順位で、生活の組立
以上。
| 2004年05月28日(金) |
堂宮彫刻師 近藤泰山展Ｎｏ２ |
１０時より文化会館において開催された「西条市合同慰霊祭」に出席。
長年恒例の行事なのだが、自治体合併に伴う行事のすり合わせによって今年で最後となるかも分からない。
続けて実施する意義は多いに有ると思う。が、それには実施内容に工夫が必要とも感じる。
催しは１時間足らずで終わったので、昨日見学した近藤泰山展で仕入れた知識を元に、早速、市内の実物を見に行った。
これまでには、そばを度々通っているのに、それだけの知識が無くて「おや良い彫刻があるな」ぐらいにしか見ていなかったが、じっくりと鑑賞すると、写真で見たものとは違う本物の迫力を感じる。
制作から既に７０年近く経過し、風雨にさらされ薄汚れてはいるが、仕上がった当時は、さぞや立派な仕事だったのだろうと想像を巡らした。
昨日に続いて泰山展会場の「こどもの国」を訪れ、主催者に話しを聞かせてもらった。彫刻師のその仕事の全容が現在進行形で明らかとなっている様子に、さぞや面白い研究テーマだろうと、聞いている私もが心踊る。
６月議会準備のための連絡事を一つ済ませてから、コンバインの掃除にかかる。
忙しくなる前に、仕事を一つから片づけようととりかかったのだが、今日はエンジン一発始動。ＯＫ。
心配事がどうやら取り越し苦労に終わったようだ。良かったねえ。
もう一つ仕事を済ませたのだが、終了は２１時頃となってしまった。
良いことが続いたので、缶チューハイに手が伸びたのだが、ＴＶ鑑賞しながらうたた寝。
資料検討するも、どうもいけないので、日記記入して就眠とする。
| 2004年05月27日(木) |
堂宮彫刻師 近藤泰山展 |
西条伊曽乃神社祭礼に奉納される「だんじり」の彫刻で知られる 近藤泰山 の仕事の知られざる全容を紹介する 近藤泰山展が、西条市こどもの国３階の展示室で開催されている。
会期は２３日からだったのだが、丁度麦刈りで忙しく、その仕事が一段落して今日町へ出かけた足で見学に出かけた。
主催は、西条市の「だんじり」資料の収集を長年行っている研究家。今回の展示会は、昨年に続いての企画だったようだが、昨年は見学の機会を失してしまって、ここ１年大変残念に思っていた。
展示品は、近藤泰山の仕事を年代順に紹介する様々な写真や下絵中心に３００点あまり。
大正３年から６０歳で没した昭和２７年までの、松山市から香川県周辺や大正の４年間ほど移り住んで仕事をしていた福岡県の神社仏閣に残る、堂宮彫刻や仏像・欄間など、様々なモチーフの彫刻が紹介されている。
これまで近藤泰山については「だんじり」の彫刻で有名で、現存する７台のだんじりを維持する地区でもって 七泰会 を作っているというような話を聞いていた。
会場に展示された写真で紹介されている中で、西条市内の神社仏閣の名前を見つけて、これまで「大工さんだ」と思っていた泰山が、現在に伝わる彫刻師であることを知らされた。
展示品は写真ばかりなのだが、作品の持つ躍動感が圧倒的力を持って迫ってくるのを感じる。
龍は、稲光を発して、雲間を飛翔するがごとく。
動物達は、各々のいななきを発し、あるものは伏せるがごとく。
草木は、その出生のあるままに、季節の薫りを漂わせるがごとく。
猿の彫刻の添え書きには、泥棒が入った時、ぎゃーぎゃー鳴いて退散させた という いわれ が書かれている。
そんな いわれ が現在に伝わる事が、さもありなん と思わせる正に名工。
作品が多作であり、この地域に集中して見られる事。泰山作と知られていない作品が、今からまだまだ出てくる可能性があること。仏像彫刻にも優れたものがあること。昭和２７年（私の生まれた年。これは余計だなあ）６０歳で惜しまれながら亡くなった事。泰山の子供さんが西条市に健在でいること。人となりやエピソードが出てくる事が可能であること。
それになにより、作品の独創性が観る者を惹きつける魅力に溢れていること。
そんなところから、近藤泰山は地元が産んだ「近代における名工」として、その名声が年代を重ねる毎に高まっていくように感じる。
作品研究と同時に、将来にわたって大切に伝えていく事が望まれる。
機会を見つけて本物を見て歩きたい。
今日は良い日だった。
近藤泰山展「西条市こどもの国」にて３０日まで。
９時より農作業。
昨日収穫した来年用の種子の天日乾燥作業をしたあと、最後に残っている３枚区画計１０ａほどの裸麦の収穫作業。カントリーエレベータへの出荷作業まで仕上げて１４時には全て終了。
遅い久しぶりにゆったりした昼食。この２日間はコンバインの上でのパンが昼食だった。
来年用の種子は、今日一日乾燥しただけで水分１３％までなっており、昔ながらのトーミで調整後保存。納屋の片づけ。
１８時から所要のため、今日は早めの作業終了となる。
今年の裸麦収穫作業は、コンバインのバリカン刃を調整していたし、草もあまり生えていなかったので順調に進んだ。が、コンバインのデーゼルエンジンがおかしい。朝イチの始動が困難。バッテリーがあがるかと思うぐらい長時間セルしていないと始動しない。考えるに、トラクタのエンジンスクラップと同じ様な症状と推察している。ならばエンジンオーバーホールに１５万円暗い（違うう・く・ら・い）かかるだろうか。
この推察が当っていたら、麦での儲けで ノートＰＣ を買おうかなどと考えていたのだが「獲らぬタヌキ」となってしまうなあ。
愛情市役所 何だこのミスタッチ 西条市役所市民課から母宛の封書が来た。目がうすくなっている母が 読んで というので見ると戸籍事務コンピュータ化のための疑義紹介だった。
この事業もそろそろ仕上げの作業となってきたようだ。出雲市、松山市、旧土居町への視察をし、質問・質疑をしたことがある思い出の事業だが、今年６月２８日から、ようやく可動するようだ。ご苦労様でした。
小泉さんの北朝鮮訪問についての評価が、マスコミが実施した世論調査の数字のマジックによって、微妙に変化している様子だ。
５人の現状復帰を家族再生の美談に仕立て上げ、曽我さんの悲しみを対比させる。毎度毎度、浪花節日本人の忘れっぽさには呆れるばかり。ジェンキンスさんへの対応など外務省がこの１年７か月の間にやっておかなければならない仕事ではなかったのかねえ。職務怠慢ですよ。今さらながら田中元外相のスカートを踏んでいたのが誰だったのか思い出してしまった。
それからもう一人、横田滋さんのお孫さんの事はどうなった。
１年７か月前に、北朝鮮の一本釣りに引っかかって涙の会見を放映したのはどのマスコミだった。
横田夫婦は、拉致問題の幕引きを懸念して、お孫さんの来日要求を後回しにしている事も、誰もが忘れてしまっている。
テロ国家、北朝鮮は、日本人のこんな性格をとことん研究して、自分達の利益になると思われるに適当な方々をピックａｐして対応している したたかな国 だと言うことを忘れるなよね。
それにしても、この問題に対する共産党・社民党の評価には耳を疑った。
護憲の党さん、憲法に規定する基本的人権の尊重とは、そういう解釈でいいのですか。なるほどねえ。
経済制裁するな、人道支援のため米を送れという政党さん。あなたの博愛主義には拍手を贈らせてもらいます。
朝一件仕事を片付けてからの農作業となったので、今日は１０時からのコンバイン始動。１８時停止まで裸麦の収穫作業。
晴天の下での作業は、ある意味快適だが体力は消耗。
今日は小さな区画の農地での作業のため収穫面積は昨日よりも少ない。
台風の影響により降り続いた雨によって、麦が倒れている所が少々あったので、それも影響しての農作業の消化状況。
夕方、コンバイン停止してシートを掛けようとしたら、持ち上げたシートの�腓縫泪爛靴�とぐろを巻いていた。ビックリして飛び退いたが寿命が縮まった。
５年ほど前に、丹原ショーエ祭りですくってきた金魚が死んだ。体長１５ｃｍほどにもなっていた生命力の強いやつだったのに。今年すくってきた小さな７匹が病気を持ち込んだのか、それとも環境が変わったのか。数日前から餌をやっても食べなかったので、体調を悪くしたのかと水換えや薬品投入をしたのだが、残念。
夜、昨日出来なかった文章作成。メール発信一通。
６月議会の議案書が届いた。ざっと目を通す。
２年続いていた総務企画産業委員会から生活福祉教育委員会に変わったので、議案書の読み方も違ってくる。今日のところは さてとどうしよう と言うところかな。
近頃の世論について、どうも気になるところがある。
マスコミ等に乗って流れる政府批判にたいして、あからさまな攻撃が多量に執拗に返ってくる傾向が強まっているようだ。
その攻撃は、匿名であり、しかも幼稚な理論でしかないところが共通しているようだ。
目立つ人間は取り合えず叩いてやろうというような、卑しい根性の愉快犯が増えているのだろうか。
主張することは民主主義の基本だが、最低限名は名乗らないと議論のしようがない。匿名の主張に現れる世間の風など無視すれば良い。
そんなところもあり、今日は落ち込みぎみ。
昨日に続いての裸麦の取り入れ作業。
９時１０分からコンバイン始動、エンジン停止１８時。３１ａほど終了。
一日良い天気で作業は捗った。飛び地への機械移動のための１時間がもったいないが、いつもの事なので
ああダメだ、目がかすむ。文章作成が一つあったのだがもう限界 寝る。
８時より、灌漑用ため池の水路掃除。今年の参加者は９名。
このため池かかりの荒廃田を、復田するために手を入れてくれた所があり、その分だけでも手間がかからずに、例年よりも楽な作業となった。
１２時半頃終了。今年の灌水についての打ち合わせ後解散。
昼食後、裸麦の収穫にかかる。
コンバインのバリカン刃を修理しておいたので、今日一日一度の詰まりもなく作業は捗った。収量は１０ａあたりで昨年よりも一俵は多そうだ。
１７時半までで、１８ａほど終了。
昨年は２７日からの開始だったが、今年は早く終わりそうだ。
６月議会は１日からの開会なので、早く終わらせて準備にかからないといけない。ということで、今日は早めの就眠。
今日は小学校の子供会対抗球技大会があった。
農作業で見学に行くことができなかったが、地区ごとで子供達が遊んでいたり、保護者が集会所で集まっていたり（打ち上げかな）するのを見かける。
それぞれにガンバッタのだろうなあ。
| 2004年05月22日(土) |
パフォーマンス政治の急ぎ働き |
季節はずれの台風２号の影響での雨空が、ようやく一段落してチョットだけ晴れ間がのぞく。
今日から裸麦の収穫解禁日、カントリーエレベーターの受け入れ開始。
だが、収穫には早そうなので一日他の農作業を実施。
１週間前に籾まきした苗箱を広げたり、農作業用の軽油などの買い増しに走ったり、で暗くなるまで外にいた。
今日、気になる事は、小泉さんの北朝鮮訪問の成果。
２２日の再訪問を発表したのが、自らの年金未加入発表に絡めてだったところから、あまり多くを期待していなかったが、拉致問題家族会からの非難が出ているように、ここまで売国的とは思ってもいなかった。
基本的人権の尊重は、あの第２次世界大戦における何百万という同胞の血を流して勝ち取った、日本国憲法の根幹をなすものであろう。
それを、国家テロによっていわれなく踏みにじられた日本国民の権利回復することは、国を代表するものが第一に行わなければならないことだろう。
日本ＴＶが報じた通り、米支援と引き替えにした参議院選挙前のパフォーマンス。
急ぎ働きは怪我の元
持ちカードを全部相手に見せてからの外交交渉は小学生か。
テロ国家に気前よく日本国民の支払った税金を回すものだねえ。
なさけなやなさけなやああなさけなやみなのしゅう
| 2004年05月21日(金) |
住み慣れたまちで安心して暮らすために Ｎｏ７ |
福祉の事全般を捉えて日記に書き出したが、このシリーズをどんなところで始末を付けようかと考えてしまう。
俗に言う「落としどころ」だろうか。
このところは 福祉＝高齢者福祉 という図式に内容が行ってしまっているが、この部分をきっちりと押さえておけば、福祉という概念が分かってくるように思えてきた。
最近の年金問題は、国会議員の 未納 未加入 問題にすり替わっているが、この騒動によって参議院に送られた政府案では、年金問題の根本解決にはならない事を多くの国民が理解したようだ。それは、アンケートでは７割の方が廃案にすべきと答えているところからも分かる。
納付と給付の関係が改正案では、「出すもの多く得るもの少なく」という風に理解すれば良い。
この図式は、自治体が実施主体となっている介護保険でも当てはまる。
介護保険は介護認定者を在宅で介護することを柱として構築されているが、その事を踏まえず施設介護にシフトすると介護保険料に跳ね返ってくる。
と言い切ってしまうと語弊が出てくるが、地域の高齢化率や利用量の増加等を含めて話をするよりも分かりが良いようだ。
福祉都市を標榜する目安として「出すもの少なく得るもの多く」という、これも分かりやすい方式を求めるのが世の常だが、そうはいかない。
反対に、税収が多くて福祉に回ってくる資金が多い自治体が住み易い福祉都市かというと、そうとも限らない部分もあるから厄介だ。
高浜市のような恵まれた地域を羨んでも、ここは西条市なのだから、この地を如何にパラダイスに近づける努力をするかが問題。松山市の団地でのアンケートでも分かるように、「住み慣れたまちで安心して暮らしたい」と考える方が多いのだから。
その究極の方法は「精神性の高まりを共に求めて行く」ことに尽きる。
家族仲良く・お隣ご近所仲良く・人生生き甲斐と目標を持って・丈夫で健康医者いらず・たまには地域奉仕も怠らず・家は整理整頓身綺麗に
そんな人生を歩む方を如何に多くしていくかが行政施策のポイント。
何だそんな事かと言うなかれ。これがなかなか難しい。
やっぱり今日もまとまりのない日記になった。
| 2004年05月20日(木) |
住み慣れたまちで安心して暮らすために Ｎｏ６ |
愛知県高浜市には、平成１２年６月に民政経済委員会での行政視察で訪れている。
さらに、一昨年１１月に神戸市で開催された市民参加とまちづくりシンポで、高浜市の森市長の話を聞く機会を得て、この市におけるまちづくりの基本姿勢を知ることができる。
平成１２年の視察項目は「介護保険及び高齢者保健事業」となっている。
当時の記憶をたどろうと、保存資料を引っぱり出して検証し直したのだが、名だたる福祉都市として全国にその名をとどろかしているだけに、４年前のデータでも少しも古さを感じさせない内容であると改めて敬服した。
高浜市においては、平成１２年の介護保険スタートの時から高齢者保健福祉計画の各種整備状況は１００％達成。
保険料基準額は 標準給付部分 ３０６０円 高浜市上乗せ部分 ３３１円 横出し部分３２円 の計３４２３円
このような手厚い計画が達成出来ている要因は、市長の姿勢におうところ大である事が第一にあげられるが、他の要因も触れておかないといけない。
その要因とは、高浜市の都市形成について。
高浜市面積１３平方�辧陛貔升粥ぃ横烹蹇‘酲味機ぃ毅烹蹇砲某邑�３８４９８名（高齢化率１４，４％）（平成１２年６月現在）
財政力指数０，９８６ 経常収支比率８３，０
たとえると西条市の市内中心部の人口密集地だけで市を形成していると考えたら良いだろうか。
全て平坦部であるこの様な都市形態は、市予算の歳出部分に占める農林水産業費・土木費・災害復旧費の割合を低く押さえることができ、その分民生費・衛生費・教育費を厚くすることが可能となる。
地域における高齢化率も福祉を語る時重要な要素となるが、福祉充実都市を語るとき、介護保険の保険料基準額も見ていると面白い。
もう一つ福祉先進地として知られ、視察が多かったところに秋田県鷹巣町があるが、この地の取り組みを紹介した映画を観たとき、介護保健保険料基準額が４０００円を超えているのを知って、正直な話首を傾げてしまった。
高浜市は、その地域特性を活かして福祉都市を実現出来ているが、その知恵の出所は、市に立地する福祉系大学が負っていることもあるようだ。
さて西条市だが、市域の中での過疎過密の存在、広大な面積、山間部と海岸部という異なる地域意識の混在、合併すれば財政力指数は０，６くらいに落ち、高齢化率もＵＰする。
さてどうやって福祉都市を実現していくか
| 2004年05月19日(水) |
住み慣れたまちで安心して暮らすために Ｎｏ５ |
各地の議員のＨＰを検索していても、福祉関係の取り組みについて詳しく書かれているものは少ない。
それだけこの方面の施策は細分化され充実しており、議員が腕を振るう場面が少なくなっていると分析できなくはない。
語弊があることを承知で言えば、ヤクルト一本多く配った事を手柄にするような所が見受けられる。
制度に則った様々な措置は、個人の情実を排するためその選定基準は明文化されているので、議員の立場として様々な相談を受けても、そのほとんどが制度への偏見からくるも。
私も自家用車税の障害者免除についての相談を２度ほど受けたことがあるが、２件とも基準にのっとって対処されていた。
ならば、福祉に関する議員の仕事が無いかというとそうでは無い。
制度に乗らないいわゆる上乗せ横だしの部分のアイデアをどう出していけるか。ヤクルト（予算）一本（少しでも）勝ち取った、も、福祉政策の充実の第一歩ではある。加えて、「地域で生活する事への生き甲斐」という、お金に換算出来ない部分を向上させることができるか。そんな評価基準に照らし合わせるアイデアを出せるかどうか。
その手始めは知るという作業から
福祉の概念を知る、様々な制度を知る、一人一人の要望を知る、福祉制度の充実の歴史を知る、先進諸国の事例を知る、先進地といわれている地域の事例を知る、生活する地域の地形風土を知る、地域文化の歴史を知る、住民感情の有り様を知る、政治状況を知る
そこから進むべき方向が見えてくる。
ここまで書いてみて、この作業は福祉というジャンルに限ったことではないなあと感じて キーボードを打つ手が止まった。
先進地事例として愛知県高浜市について触れ、次に西条市との比較までもっていこうと思ったのだが
やっぱり福祉は難しい。
| 2004年05月18日(火) |
住み慣れたまちで安心して暮らすために Ｎｏ４ |
今日の表題は「納税貯蓄組合長会の視察」としたほうが分かりがよいだろうが、この表題の方が私の意図するところと合致する部分があるだろう。
１３時半より西条総合文化会館小ホールで「平成１６年度 納税貯蓄組合長会」が開催された。主催は西条市税務課 出席者はざっと数えて１７０名ほどだろうか。
今日、私がこの会を視察した目的は、２市２町合併協議の中で「納税貯蓄組合の運営は東予市の事例に合わせて調整する」という方針によって、平成１３年実績で６２９３万ほどの補助金が、平成１７年度より見直す事を出席者にどう説明するのかを確認するため。
昨年の日記に記入している事を振り返って見ると、「西条市の納税貯蓄組合は２５９組合・１２０００名の組合員・平成１４年度実績１６億９１００万円・市税に占める割合４割」と市長挨拶で述べていた としている。
このような実績を有する納税組合の運営見なおしは平成１０年の違法判決によって各地では既に見なおしがなされているが、西条市では、「合併を契機として見直す」という事で既に確認されている。
このため過去の一般質問において、自治会活動との連携がなされているような組合においては、その活動資金が無くなる弊害が出てくるが、その部分を補い新たな地域コミュニティー構築のための施策を実施すればどうかと提案した。
６千万からの補助金を廃止して浮いた資金を、住民のアイデアを活かした新たな町づくりの施策に投入する事によって、納税組合組織を地域活性化の担い手として再構築する事が出来る。
地域が広域となればなるほど、狭域での地域コミュニティーによる自治活動が重要となり、その活力は行政コストを下げる事に繋がり、また、地域に生活する人々の「住んで良かった」という喜びとなる。
だから「納税貯蓄組合長会の視察」という表題ではなく「住み慣れたまちで安心して暮らすためにＮｏ４」との表題となる。
今年の市長挨拶は
自らが進める産業情報支援センターの実績を強調し、福祉や教育を行う根幹は税であるから、儲かる仕組み作りをしっかりとやっていきたいと述べ、最後に「補助金変更が予測されるがご理解いただきたい」と結んだ。
この挨拶を聴きながら、日本が敗戦後の混乱から抜け出し、自己実現を経済成長その一点を目指すのみに集中していた、１９７０年代の古き良き時代を思い出していた。
その目的が実現したとき我が世の春と喜び浮かれ、やがて来たりし冬の時代の長きことよ。
会は事務連絡のあと最後に出席者からの質問受付となる。
一名質問
Ｑ補助金は平成１６年は出るが、その後平成１７年は（貯蓄組合は）解散と考えて良いのか。
Ａ皆さんとの話し合いの中で考えてほしい。
Ｑその（解散の）手続きはどうしたら良いのか。納付書を送ってこられても困るが。
Ａ解散なら平成１６年後期の補助金もあるので、平成１７年３月３１日としてほしい。
もう、解散風が吹いている。
出席者には顔見知りの方々も多かった。その方々は地域で熱心に活動している実力者も多数見られた。
これだけの組織を次の活動に活かせるような方策を講じないとは、なんとも勿体ないことだと考えるのは私一人なのだろうか。
| 2004年05月17日(月) |
住み慣れたまちで安心して暮らすために Ｎｏ３ |
福祉の取り組みについて、松山の団地での調査から何を学のか。
私は「レポートとしてまとめられた資料があるかどうか」という一点で、評価をしたいと考える。
人間の歴史において、文字を作ったことによってその後の文明が発展したように、人それぞれの経験を後々に伝える行為があって初めて物事の起承転結が成るということだ。だから地域の図書館の質は地域の文化レベルを推し量れる。
話題がそれた。
団地での経験を聞いて回ってみると、一年前の調査の件を、その意図する所を正確に伝えてくれる方と巡り会う事はなかなか難しい。
全容を知るタメには、数多くの方々との接触が必要となる。そんな 口伝え の欠点をカバーするためには 事業のプロデューサーによってまとめられた資料を読む事が一番良い。
一遍のレポートは、事業の成果をみんなのものとし、次に続く人への導となる。
西条市の「保健・福祉・医療」における政策面での取り組みを考察してみると、事業成果としてまとめられたものは、私の手持ち資料の中には見あたらないようだ。
法に基づいた福祉計画等はあるのだが、地域の特性を考慮したモデル事業などの結果報告の類は見あたらない。
かといって、何もやっていないと言ったら怒られる。
確かに事業はやっている。
数年前、私の部落の集会所に市の保健センターから職員が出向いてきて、地区のお年よりに集まってもらって生活保健指導をしている。この集まりに母も参加して毎週の集まりを楽しみにしていたようだ。
その後この集まりは、自主サークルとして現在も続いており、部落のお年よりにとっての毎週の楽しみとなっているようだ。
この事業は「地域住民グループ支援事業」というのだろうか。事務報告書には詳しく書かれていないし、予算書の項目を一つひとつ調べていくのも骨が折れる。
日記を書く前に、担当に聞けば分かるんだったなあ。
とにかく「保健・福祉・医療」の全容は、症状ごとに細分化していてこの私でもいまだに迷ってしまう。
昨年だったかの次世代育成支援対策の一般質問の時も、女性福祉対策事業の体系についてまとめるのに、保健関係と福祉関係の施策を振り分けるのに苦労した。
この方面の事を文章にしょうと思っても、やっぱりまとまらない。
今日はもうやめた。
５月１７日 手帳には「線引き廃止施行日」と記している。
これによって、今後この地域でどんな人間模様が展開されるのやら。
| 2004年05月16日(日) |
西条市 二つの地域再生計画の申請について |
金曜日からの持ち越しで、地域再生計画の申請について考えている。
土曜日は、籾撒き作業が身体にきつくて調べてみるところまでいかなかったが、今日は朝から雨が降って 休養日 となったのを機に、色々と調べてみた。
「地域再生計画」でヤフー検索を掛けると１６８０００件のヒット。順番に文章を読んでいって概要が朧気ながら理解できるようだ。
地域再生本部の文章は 申請書類など 至れり尽くせりでネット上に公開されており重宝する。だが、ここでもＩＳＤＮの遅さが恨めしく、待ち時間だけで一日が瞬く間に過ぎていった。
「地域再生計画」のキーワードは・特区構想第二弾・規制緩和による経済再生・民間活力の積極導入 と見た。
そこで次に、３月議会での坪井議員の一般質問に対してどんな答えをしているかを調べてみる。
「一色達夫政策メモ」には
地域再生策への取り組み 特区との兼ね合い 結び付く中から地域経済の刺激が出てくる 第２弾の特区 木材の輸出がある 決済の問題 スポーツ教育特区 機能外機能目的外使用 公民館のサービス拡充 エネルギー使用特区 研究会部長 １５，９，２４勉強会 １６，１，２４周南市電気事業税
とある。
３月議会の議事録はまだまとまっていないので、正確な言葉は分からないが、このメモを見ながら記憶の糸をたどっていくと、答弁の中では「目的外使用による公民館のサービス拡充」という下りが、目新しい項目だと一色達夫は閃いているようだ。
今回の西条市「地域再生計画の申請」で納得いかない部分は、西条市中央公民館の廃止は、昨年の１１月時点で合併協議の項目として了解がなされ、既に「新市建設計画」に明示されているのに、どうして今回の申請項目としてあげられているのかという点。
５月１４日の新聞報道によると、「計画申請による認定の可否は６月中に決まる見通し」とあるが、（これは地域再生本部のスケジュールとしてＨＰに明示されている）申請が否となることはないのだろうか。否となると、「新市建設計画」に齟齬が起きることになるが。
朝から籾まき作業。
天気の方も一日何とか持ってくれて、夕方近くまでかかった作業は予定通り終了。
今年は転作田を増やすので、その分籾まき作業の少なくて済むのだが、それでも腰の痛さは年々増してくるようである。
今日の新聞は盛りだくさんな内容だった。政局は一気に加速するようだ。
我が家では２人の高校生も新聞をこのところ熱心に読み出した。彼等なりに社会の変化が加速度を増している事を感じているのだろうか。
「小泉さんは悪質だねお父さん」という言葉が子供の口から付いて出たのにはビックリした。
浪人中の山崎氏を使って外務省にもナイショで首相訪朝を画策したことは、どうも当たっているようだ。そんなところに嫌気がさして福田氏は（年金問題も絡めて）辞職したのだろう。
自由民主主義とは、個人の基本的人権を党是とすると理解しているが、拉致被害者の現状復帰を自らの延命の道具に使うとは、あんとも呆れた首相だことだ。
小泉改革の内情は、こんな三文芝居パフォーマンスなのだろう。
さてさて、この仕掛けの顛末や如何に。
「地域再生計画」という政策も、なんだか手放しでは評価出来ない代物のような気がするのも、こんな小泉さんが音頭取りして進ていることから感じること。
籾まき作業の疲れから、施策の資料検討する気にもなれず、書くことが無かったので、政局分析でお茶を濁した今日の日記。
１２日に議員用ＦＡＸで連絡が入った「地域再生計画」について
�＼松鮖垰唆半霾鵐札鵐拭爾竜’十室臓Χ�化計画
�∪松鮖堊躪臺顕讐餞曚虜得犬砲茲詁�わいのまちづくり構想
とあったが、�△浪燭覆鵑世蹐Δ閥縮�を持っていた。
今日昼間は農作業等で忙しくしていて、新聞には詳しく目を通していなかったのだが、夕方近く休憩をしながら読んでいると
「文化会館などの機能充実 ・西条市 地域再生計画を申請」との記事がある。
その記事を読んでみて おやおかしい と思って早速に担当部署に電話を掛けて聞いてみた。しかし納得いかない。
しばらくすると、議員用ＦＡＸに９枚からなる「｛地域再生計画｝に申請について」という書類が送られてきた。
拾い読みしたが、やっぱり納得いかない。
その事を考えながら高速道路を松山に向かって走っていたら、小松付近のオービスが目前に見えるではないか。慌ててブレーキを踏んだのだが、８０Ｋｍ制限の所を１００Ｋｍほどが出ていたかもしれない。
この前の交通違反は、２５歳の頃単車で北陸をツーリング中に、金沢兼六園公園の前の道路の一方通行を違反した事が記憶に残っているが、今回速度違反にかかっていたら四半世紀ぶりの事となるのかな。
このもの入りの時に・・・。何とも・・・。どうぞ通知が来ませんように。
（来たら報告します）
松山には２月に一度の演劇鑑賞のため。今日は西条市文化会館でも「ムツゴロウさんの講演会」があったのだが、松山での演劇は高橋恵子さん主演で、地人会公演「雁の寺」（水上勉作・木村光一演出）という魅力的な出し物だったので、西条での仕事を切り上げても出かけていくのであった。
が、出がけの出来事で ああ 落ち込むなあ。
芝居は良かった。水上文学の一つの魅力である、人間心理の深層を描き出す しんどい 作業を、その演劇的様々な手法を駆使して構築している。
帰宅してから「地域再生計画」についての文章を詳しく読んでみる。
西条中央公民館の廃止については、昨年１１月１４日の日記に書いている。
なのにどうして今頃「地域再生計画」の申請項目として 仰々しく 提示されてくるのか。
文章は西条市役所シンクタンク作だから良くできているし、言っている事には多いに賛同はしたいのだが。
国政も年金問題で攻守が目まぐるしく変化して目が離せないが、市政もそれなりに面白い。
だが、あまり踏み込みすぎると行政内部での責任転嫁が往々にして出てくるのが見えて嫌になる。
「文化とは囲炉裏」とは良く言う言葉。そこに集まってくる人々の顔を照らし、考えている事すらが見えてくる。
明日は籾まき予定なので、今日のところはここまで。
| 2004年05月13日(木) |
梅雨の走りか一日雨空。田植えの準備 |
天気予報通り朝から雨。雨音を良いことに朝寝坊。
それでも降り止まないので、雨の中での一仕事。
朝寝坊の原因は、福祉関係の資料を引っぱり出してのデータ整理と、神奈川県逗子市関係のＨＰを覗いていて夜更かししたこと。
「景観」というキーワードでヤフー検索を掛けると、逗子市の景観条例がヒットする。そこで調べて行くと長島逗子市長の政策の中に、建築物の高さ制限の強化というのがあった。
さらに逗子市の市議会議員のＨＰなどを覗いて、景観条例についての背景等を調べて見たいと考えたのだが、この地は政争が激しいようで、その方面の事が多くて参考とするような記述には行き当たらない。
そんなことをしていると、時間がすぐに経ってしまって、挙げ句に朝寝坊となる。
夕方より水稲苗箱の準備にかかったのだが、これが苦痛を伴う。２３時過ぎまでかかったが、準備終了まで行かないままに明日に繰り延べとする。
したがって資料検討する時間がなく、一日の事実関係を だらだらと書く状況となった。
久しぶりに掲示板への投稿あり。ＨＰの双方向性があって嬉しい限り。
レスを付けてから思い当たって辞典を引いてみた。
・部落�〔渦箸�一群になっている所。村の一部��被差別部落をさす
・地区 土地の区域「風致ー」
とあった。
地区とは風致地区・美観地区・環境保護地区というような使い方が適当なのだろう。
部落の意味として提示されていた、「民家が一群になっている」というところから、土地に生活する人々の匂いが感じられ、やっぱりこっちが私としては気に入っている。
文章の流れの中で、その言葉の持つ意味を十分に踏まえながら、これまで通り使っていけば良いだろう。
| 2004年05月12日(水) |
住み慣れたまちで安心して暮らすために、Ｎｏ２ |
「西条市で取り組める事業はゴマンとありますよ」
と書いたらメールをいただいた。
ゴマンも仕事をしていたら身が持たないし、現行制度の中でみんな精一杯の事をしている そのうえに 何をどうすれば良いのか具体的提案を求める という キツイ内容である。
この日記をマジメに読んでくれている方々がいることが分かり、ありがたいやら怖いやら。
「保健・福祉」と一言で包含される内容を細分化したら、それこそゴマンとある。その内容を一つひとつ紐解いていってたら、内容分析だけで何日もかかってしまう。それでも 何処からかでも触れていかないと、メールの主への答えにならないだろう。
これは弱った。というのが本音。
坂出市での研修についての内容分析も、伊予市でのＴＭＯの研修についてもまだレポートを書いていないのに。
感想ならば事前準備なしに書けるのだが、内容分析となると手持ち資料の検収と共に新たな資料の収集が必要となるから、一日の一項目でも時間ばかりがかかることとなる。
その作業が 即 次の議会の準備となるから、一挙両得なのだが。
そんなところから、まず過去の事務報告書から読み始めたのだが、瞬く間に２時間くらいが経過してしまい、挙げ句にこんな愚痴ばかりの日記を書くはめになった。
今日の結論。
事業を役所の職員が直営でやっているか、それとも関連団体への委託事業か、という最初の入り口部分から分析結果が大きく枝分かれする。
「くらしと健康」調査事業を行った 東松山在宅ケアセンターが松山市の直営組織なのかどうか、そこから知らないと事業を分析することはできない。
ちなみに西条市では４つある在宅介護支援センターの業務は 委託 である。
別件事項
議員用ＦＡＸに 「西条市における 地域再生計画 の認定申請についてを紹介するＴＶ放映があります」とのお知らせが入った。
放映日時は ５月１２日（水）１８：００〜 （ＮＨＫ）とある。
ＦＡＸの送信時間は１８：１３分。
そのＦＡＸを見たのが１９；２０分頃で、放映内容確認は出来なかった。
３月議会での一般質問の項目にあったが、早速の申請のようだ。
ある町長のＨＰに、この地域再生計画について、「アイデアを出せ。良かったら予算を付ける」という従来の中央集権思想の枠組みそのままの形から抜けていないとの評価が書かれていた。そんな傾向があるのかどうか、自分の目からみて確かめる作業はまだ出来ていない。
それとも「そんなことはどうでも良い。予算を取ってくれば」かな。ああ、仕事が増えるばかり。
| 2004年05月11日(火) |
住み慣れたまちで安心して暮らすために |
東松山在宅ケアセンターから送って貰った「東鷹子団地 くらしと健康 の調査結果報告書」を読みながら、このところ世間が騒いでいる 年金制度 の改正問題が頭に浮かんだ。
松山の団地での「くらしと健康」の調査は、介護支援センターが地域で安心して暮らすことができるよう、自分達が取り組むべき仕事内容と、住民自らが取り組むでき事柄を考えるための意識啓発活動のためのもの。
介護保険制度を周知し、そのカバーできないところを理解したうえで、つぎの方策を考えている。
年金制度も、それぞれの老後生活を保障するために重要なものであるが、その制度の改正を考える国会議員側の不手際で、あらぬ方向へ向いてしまい ダッチロール 状況となってしまった。
介護保健の場合は、介護を担う現場の人々が対象者と接する事によって、制度に血を通わせその恩恵を享受することができる。
それに比べて年金は、老後の安心を買うための 保健 であり、人の手を介さないでも機能する。だから、その制度に対する信頼感が納付者に理解されなければ、未納者が出てくるのが必然なのだろう。
思わぬつまずきにドタバタとしている民主党議員。菅代表の辞任表明にたいして口汚いヤジを飛ばしている議員がいたが、天唾行為であることが分かっていない輩は何処にでもいるものだと感じる。
そんな状況に高見の見物を決め込んでいる自民党未納閣僚。
調査報告書に込められた地域福祉の現場で活動する方々の 想い を、その文章の行間から感じ、地域政治を行う一人として国政の混迷を情けなく思う。
介護制度は、全国一律にムラ無くその恩恵を受ける事が出来る。制度のマニュアルに乗っ取って仕事を穏便にこなしていけば 事足りる だろう。
事務所に座って、来た仕事をこなしておればそれでも制度は機能する。だが、それだけで地域に暮らす一人一人の心の安息を、関わるべき人々が共に作り出しているといえるだろうか。
西条市で取り組める事業はゴマンとありますよ。
| 2004年05月10日(月) |
平成１６年５月臨時会 |
この時期恒例の 議長・副議長改選、および委員会構成のための臨時会が開催された。
様々な事で忙しくしている間に、その方面では様々な人間模様の中から新しい人事が形作らたようだ。
滞り無く議事が進んで、私は生活福祉教育委員会で合併までの期間活動することとなる。
１７時半から議長・副議長就任祝賀会が市５役と部長を交えて開催される。自己負担での会だから、心おきなく参加して楽しませてもらった。
お酒は人間関係の潤滑剤。
３月議会から少しの間にも、様々な事柄があって、それなりに会話が弾む。
帰宅したら、先日松山市の在宅ケアセンターに依頼していた「くらしと健康調査報告書」が郵送されていた。
達筆な宛名書きの封筒と丁寧な一言が添えられており、それだけで仕事内容が理解できるようだった。
酔いの残る状態のままで、報告書に目を通したのだが、どうも頭に入らないようなので明日にでも改めて読むこととして、今日は就眠。
ずずずーー。
５月の連休が終わると、農作業の準備で忙しくなる。
裸麦も、日増しに黄色く色づいてきている。
昨日は、種籾の準備をして、我が家でも田植えの準備が始まる。夜には農事用水源組合の 寄り合い があり、今年の揚水の段取りが決まった。
そして今日は、８時から水路掃除の出役があった。
年々参加者が高齢化し、その人員も減少していく。食生活の変化と国内の食糧事情も重なって、部落内の農地の お守り も、一段と厳しさを増している。
そんな現状を改善しようとの思いから、農地基盤整備事業への取り組みを模索していたが、２０ｈａの補助対象要件をクリアすることが出来ず、今回の体制としては断念。何時になるかは分からないがつぎの機会を待つこととなった。
なんとも残念である。
一応のけりを付けた途端に、今までの逡巡雰囲気から残念だ気分に人々の言葉が変わってくるのは、予想していた事とはいへ「世の中こうしたもの」と割り切ることがなかなか出来ないこの頃である。
そこで、
昨日の水源組合での寄り合いでも
「基盤整備を念掛けて、ここ２年ばかり水路の整備などを控えていたのだが、出来るところからでもやっていこう」との意思が標され、今週には水路補修を出役で行う事が決まった。農民は ねばい ということを感じて、私にも出来ることから関わっていこうという気になる。
数日前に依頼を受けた荒廃田の件は、所有者が業者に依頼して耕作可能状態に復田するように段取りが出来た。
通行量の多いバイパスから良く見える農地だけに、綺麗になっていく田を見ると、こちらの気分までもが高揚してくる。
部落内では、所有者の死去などによって放置農地となる懸念がある田も既に出てきているが、早出回しな対応を部落内の皆さんでやっていく必要がある。そんな想いをもっている方が、数名いることが確認できたので、この点での取り組みを今後抜かりなくやっていく仕事が必須となる。
このような取り組みの中から、農業問題についてこれまでに分からない部分も見えてきた。
農業委員を務めていた時には見えなかった、地域農業委員会の運営方法についても様々有ることも感じる。
そういえば、今年の市長施政方針には農業振興についての積極的発言があったが、具体的施策はどんなだったっけ。注目しとかないといけない。
| 2004年05月08日(土) |
四国中央市議会のリコール運動 |
愛媛県内の自治体合併における先行事例である「四国中央市」
先頃、若い新市長も決まって 前途洋々の船出 と行きたいところだが、一悶着有りそうな気配が漂っているようだ。
旧自治体の市議・町議・村議が全て新市の市議となって、６９名での議会が１年１１か月開催されることに異を唱える、議会リコールの動きが市民の間から出てきているという。
まだ、新聞報道はされていないが、かの地の議員のＨＰ掲示板に詳しく書かれている。
今日は、別の所からの情報も入って、同様の情報が二つ一致したので、もう日記に記入しても良いだろう。
リコール署名を始める時期は、７月の参議院選挙が終わった８月頃。
既に、本請求達成は確実との観測も流れ、今年中には定員３０名での選挙が実施されることになるだろうとの見方もある。
香川県の東かがわ市では当初予定の任期を待たずに市議選挙が実施された。
この事例が、愛媛県の方々にも広く知れ渡るところとなり、芋の子を洗うような議会の全容が市民の目に明らかとなった時、リコール運動が一気に盛り上がりを見せるようだ。
人間心理の普遍性があるのか、事前にそのような事態を回避する事無く、実態が目の前に標されて 初めて 人の心が動くのだろう。
「そのパワーを町づくりの現場に活かして欲しい」というのが偽らざる心境である。
知恵が無いと批判するようだが、新市が混乱するのを回避する算段をしておいて、初めて市民の町づくりへの意識啓発活動が序に付くというものだろう。
この四国中央市での議会リコール運動の動向は、長期間の任期延長特例を使う議会に飛び火するのは必然だろう。
議会を解散するだけで、何億もの税金の節約となるという単純明快な 理由付け は、議会リコールの理由として十分だろうから。
西条市民は元来が権威従属意識が強い。だから、市民運動はイマイチ盛り上がりに欠けるきらいがある。権威側も、意識的にモグラ叩きをしてきたところもある。
だが、新西条市民は今までとは違う方々が半数を占める。
合併住民説明会でも、議員任期延長について西条市では比較的批判が少なかったけれど、東予市・丹原町・小松町では痛烈な批判があった。
火の手は西からあがり、風に乗って東までも焼け野原とするか。
議員任期延長に反対した一色達夫としては、なんら怖じるところはないのだが、今から憂鬱になっているのが正直な心境である。
| 2004年05月07日(金) |
政治の世界 一寸先は闇 |
年金改革法案の審議が思わぬ展開を見せて、小泉政権の要である福田官房長官が辞任した。
我が家では妻とともに「福田さん、いい加減小泉さんのお守りが嫌になって、潮時だと思ったんじゃあない」というのが感想であった。
政治家のＨＰ掲示板等を検索してみると、今後、要を失った小泉政権には、その口から出任せの煙幕発言の尻拭いをする者が居なくなって、急速にその求心力を失っていくとの見方をしている意見がある。
そうなれば、自民党内では、その潔さと合わせた福田氏の実力が評価され、つぎの総理の椅子も見えてくるのではないだろうか。
年金問題は国民の目には分かりにくい。税と保険の根本的違いがよく分からない方がいるようだし、納付と給付の割合、厚生年金と国民年金の制度上の違い、いまだに議員年金を恩給という方の存在、等々。
このような制度上の複雑さが、制度改正議論が広く国民のものとならない原因となっているのだろう。
この分かりにくさ故に、国会議員の未納問題での辞任要求ばかりが、今後さらにクローズアップされてくるだろう。民主党もつぎの人がいないから、さてこの難局を党内結束を固めて乗り切れるかどうかが、将来を占う試金石となるだろう。
政治の世界は、一寸先は闇。政治家の言葉は強力であればあるほど、その跳ね返りも強くなる。
強力であれば独善的スタンドプレー独断専行と非難されるし、聖人君子では弱腰日和見軟弱と無視される。
国政ではイラク問題・年金・憲法・行財政改革とどれをとっても重要問題ばかりでフラストレーションが溜まるばかり。
市政では合併問題・環境問題・線引き撤廃・農業再生等々が重要課題だろうか。
そんな中にあって一色達夫は小さな事からこつこつと。今日も部落内での仕事の処理二つ。
宇和島市の合併協議会離脱について書こうと思っていたのだが、他にいろいろあってどうも億劫になってしまう。
| 2004年05月06日(木) |
ホームレスに宿泊施設 |
昨日の急な運動が祟っている。
足がジンジンするし、腰にも鈍痛が走る。もう年なのだから無理が利かないのだが、何時までも若い気で動くからその跳ね返りが身体にモロに出てくる。
そんな身体と相談しながらも、連休明けを待っての仕事をこなしていく。
部落内へのお知らせの配布１０枚ほど。
水田転作の用紙の記入、ＪＡへの提出。出かけたついでに散髪。
ＪＲ絡みの事項の現場確認と電話での問い合わせ。
連休間に張り替えた納屋の腰板へクレオソート液（防腐剤）の塗布。
夕方には田圃の畦の草刈りのついでに市道路肩の草刈り少し。
市議さんは 忙しい のです。
表題について。
この表題に触れるのは、市のイメージが悪くなると批判があるかも知れない。が、これも現在進行形での世相の一部分だから、現状を正面から見据えておく必要があると思う。
あなたどうして西条にいるのですかとの私の問に、その方は、「全国回っていたけれど此処は水が綺麗だから暮らし易いのが気に入ってます」と答えた。
あたりさわりのない会話を重ねる中から、そんな答えが返ってきて、この地に四国８８ヶ所の札所が５つもある事の必然性が心に浮かんでしまった。
旅人が、心を休める事の出来る要素がこの地に有るのなら、受け入れて定住してもらう算段は出来ないのか。
先月、大阪に行った時に見た、大阪城公園の中に点在するブルーシート。
松山城の公園内にあった野球場の外野スタンドの下にもブルーシートがずらりと張られていたが、建物が取り壊しとなるのに、あの方々どうしたのだろうか。
対応を松山市に問い合わせてみようか。
そんな思いを持つていた矢先の４日。お花の稽古場で、包み紙に使おうとした新聞紙の記事に目が止まった。
２月２９日付けの愛媛新聞には「ホームレスに宿泊施設 松山市 民間借家借り上げ」との文章があるではないか。
記事の内容は、松山市でのこの４月からの事業として「ホームレス解消のため、緊急宿泊施設として民間借家を借り上げ、ホームレスに無償で貸し出す、自立支援のための事業予算１８９万円」を計上するという紹介だった。
地元の新聞は隅から隅まで目を通しているハズなのに、この記事は見落としていた。その記事に２か月遅れでお目にかかるとは。巡り合わせ の妙技に、「だから人生面白い、生きてて良かった一色達夫」です。
さて、つぎはどうしようか。様々な要件をこなしていきながらも、この件については今日はまだ思案投首。
| 2004年05月05日(水) |
部落での「子供の日」サッカー大会 |
今日は立夏。晴れの特異日だったのか、昨日とはうって変わった五月晴れとなった。
９時から部落の河川敷グランドを使っての「第４回サッカー大会」に参加。
子供達に混じって１０分ハーフの競技に参加したが、グランドを一往復しただけで息が切れる。
それでも手（足かな）を抜きながら、わいわいと走り回っていい汗をかいた。
以前から部落の子供達がグランドでサッカーに興じていることがあり、ミニゲームにでも使えればと自治会でゴールポストを作ったのが４年前。その制作は部落の方が材料費だけで大半ボランティアで作ってもらえた。その行為に報いるため完成披露を兼ねてサッカー大会を企画してから始まった部落行事である。
男子はソフトボールの練習と、女子はキックベースの練習に使っている河川敷グランドの使用頻度を高めるための方策でもある。
河川敷は県の管理だが、市による専用使用の許可によって整備されてから、あとの管理は部落が担当して使用している。部落の老人会によってクロッケー場も整備していたのだが、使用者の高齢化によってこちらの方はお花畑になっている。
雑草もはやさずに綺麗にして置くためには、年に２回部落総出での清掃奉仕がかかせない。
同じ頃出来た河川敷グランドの中には、既に自然に還ったような所も見受けられるが、部落毎の行事毎が多い玉津校区の各グランドは、どこも整備が行き届いている。
その場その場のグランド状況を見れば、その地域のコミュニティ活動の概要があらまし分かるようだ。
昨年、使用者からの要望により、市の公園管理予算の中から整備用まさ土を入れてもらった。グランド整備は、主に使用している子供達の保護者があたり、ソフトボール使用の内野部分のコンデションが良くなった。
そんな状況の確認とともに、外野部分の全面が長年の使用によってまさ土が洗われて硬くなっていることの確認などが、催しの休憩中の会話などに出てくる。
催しが終わって片づけの後の反省会では、次ぎの催しの計画や要望が出て話は尽きない。
子供を介してのコミュニティは、何の打算も無く誰もが素直になる。
５月３日の前後には、決まって 改憲論 護憲論 が各種報道をにぎわしている。
自民党も民主党も 改憲 創憲 と言い方が違っても、現憲法の文言を修正しようという立場に立つようだ。
その時期的なものは憲法が還暦を迎える頃を一応の目途としているようだ。
この目途とは、憲法改正の手続きを定める法律の制定を考える時期といった方がいいのかもしれない。
敗戦後５７年。憲法をいじることが無かったので、その改正のための手続きも定める必要がなかったのだ。
改憲論が台頭してくるのは、まがりなりにも２大政党に政党が収斂されてきて、民主党が政権に手が届く目途が出てきた事によることが大きいと思う。
だれが政権をとっても、世界経済を牛耳る米国追従外交を基調にする政策を採ることになるのだから、そうすれば米国の求める「集団的自衛権の行使」を基調とした９条改正を考えざる得なくなる。
この機軸となる方針に、国内の戦争したがり組の世論操作が重なれば、日本は大っぴらに戦争の名の下に殺人をする国に成り下がる。
世論操作のシュミレーションは、Ｙ紙を中心とした「自己責任キャンペーン」で既にその力は実証済みだから、じわりじわりと既成事実を積み重ねて行けば手もないことだろう。
改憲論の中には、現在の社会状況を反映した環境とかプライバシーとか知る権利とかを挿入して行こうとの意見からのものもあるようだ。
長くなるなあ、このテーマは。
私は、憲法を今は改正する必要は無いと考える。
力の外交に追従して殺人国家に成り下がる算段をしようとする輩が台頭している 今は。
国とは如何なるものなのか。憲法に明記された基本的人権とは何ぞや。
そんな基本的な理念も分からない方々が権力の座に着き、コンテナの中でじっとしている人道支援部隊に、一日何万円もの危険手当を税金から支払っている事から目をそむけている方々が、言いたい放題なことをいう卑しい日本の現実。
多種多様な人種と文化が存在する地球社会の生業を理解し、人間の尊厳を如何に守って行くのか。そんな崇高な理想主義が、戦争やりたがり組を封殺したとき、その事を明記する憲法を作ればいい。
けれど現行憲法は、そんな理想主義が十分に貫かれているでしょ。
環境や、プライバシーや、知る権利などは法律の制定で今のところ十分守られます。
（女）しょーえー祭りはどうなるんやろ。
（男）もうないなるんじゃない。
昨日の「西条産業文化フェスティバル」会場で、昼食に焼きそばを食べていたら、隣で食事をしていた男女の会話が聞こえた。
話の内容からして、丹原町の方と思うが、この会話を聞いて私は無性に腹が立った。
毎年連休中に丹原町文化会館の駐車場を会場として行っている、地域交流イベントである「丹原しょーえー祭」が、合併に伴う諸行事の見なおしの中から中止となることを示唆した発言と、私は理解しての腹立ちである。
青年団に足をどっぷりと浸けていた若かりし頃、盛んに活動していた周辺地域の多くの団員との繋がりができた。その方々がお互い年を取った現在まで、それぞれ自分の地域での活動を継続して行っている。
丹原しょーえー祭の立ち上げから現在までの継続にも、深く関わっている方々を知っているので、「丹原町の方とおぼしき者の会話」が、無責任な傍観者としての思考から出ていると感じたからだろう。
その「丹原しょーえー祭」の開催日は今日である。
昼食頃を見計らって妻と一番下の子の３人で出かけた。
途中、「こどもの国」で今日予定の催しを覗いて見たが、昼前だったのでもう終わっていた様子。以前から気になっていた自転車置き場の放置自転車は綺麗に片づいている。
館長に善処を申し入れた事は日記に書いたかな。まあいいや。
丹原の会場には、例年通り会場一杯の人出がある。会場を一回りして催しの内容を一通り見聞してから昼食。
二日続きの「産業フェス」だからという事と、昨日の男女の会話が頭に残っていたのとで、今年の会場状況を見る私の目は昨年のものとはあきらかに違っていたようだ。
合併協定では「観光イベント助成事業等については、新市移行後も当分の間現行どおりとし、随時調整する」となっている。
つまり、地域に定着しているイベントを、行政事務レベルでは 勝手に どうこうしようというような協議はしていないということだ。
「もうないなるんじゃない」と言っていた男性が、どんな立場の人間で、どんな考えでもってそう思うのか聞いておくのだった。
「丹原しょーえー祭」を私の目から見て評価すれば、地域に定着したイベントとして大きなパワーを持っている。が、長年の運営での慣れがあってか雑念とした雰囲気があって疲れる。
これだけの力を整理して新たな方向性を付加できる敏腕プロデューサーがいれば、この地域の潜在力は大きく花開く。
例えば、会場レイアウトを西条産業文化フェスのようにゾーンニングに配慮したものにするだけでも雰囲気が洗練されたものに変わってくる。
それと、最も大切なことは、地域に生活する者が自分の行動への理論付けをしっかりと行い、傍観者的考えやあなた任せ主義を排し、積極的に将来を切り拓く当事者となることだろう。
「丹原しょーえー祭」だけではない、それは全ての事柄に当てはまる事は言うまでもない。
| 2004年05月02日(日) |
第４回 産業文化フェスティバル |
商店街と古川玉津橋線幸町通りを会場とした「第４回西条市産業文化フェスティバル」が開催された。
加入している趣味の会の、活動資金捻出のため出店したフリーマーケットの手伝いでこの催しに参加。
フリマの出店は今年で３回目となるが、物を買ってもらう側から世相の移り変わりを眺めることも、何かと参考となる。
朝８時の準備から、午後３時の撤収まで、時間の経過するにしたがっての人々の流れや人出はどうか。イベントに今年はどんな工夫が凝らされているか。そうして一番肝心な財布の紐の開き具合は。
「大枚の市費を投入してのイベントとしての意義は」等々。
私の出した結論は「まだら模様」
そして一番の驚きは 外国の方が増えたこと。
イベントを積極的に利用しようとする商店や、女性起業家チャレンジショップ等の産業部門での新たな試みが見受けられるものの、シャッターが閉まっている商店が見受けられたり、普段と変わらない対応であったり、取り組み姿勢に個人差が如実に現れている。
新しい取り組みと見られる「消防自動車・救急車・パトカー・白バイの展示」には、沢山の子供達が興味を標しており良い試みだと感じる。
願わくば防犯・防災・地域安全・救急対応への取り組み内容が市民の方々に理解いただけるような展示があればもっと良かった。
一日、屋外での行動で得られるもの多数。顔見知りの方々との話、聞こえてくる見知らぬ人の会話に、社会を取り巻く様々な情報が満艦飾。
ああ疲れた。
大型連休が始まった。遠出をする予定は無い。
今日初日は、昼１時から先生のお供での用が入っていた。
要件は２時間ほどで終わったのだが、この用でもって一日が終わったようなものだ。
先生の運転手を務める要件だったのだが、一色達夫がこの世で頭のあがらない数人の筆頭である「人生の師」と仰ぐ方だから、終始緊張の時間だった。
帰宅して緊張から解き放たれた時間、前回は３時間ほどかかった新聞の「難解度☆３つ」のパズルで気分転換。緊張感が頭の血の巡りを良くしたのか、今回は３０分ほどで解ける。
こんな効用がもたらされる師との付き合いは、まだまだ続く。
顔を見ただけで、額に青筋が立つようなお方とのお付き合いは願い下げだが、人生そうはままならない。
人付き合いは、プラスマイナスでチョットだけプラスなら御の字としなければならないか。
最近面白いＨＰ掲示板を見つけた。そこでは年金問題での議論が花盛りで、新聞紙上での情報では分からない専門的な書き込みがあって タメ になる。
根が 出しゃばり だから早速書き込みをしたら、県外の方から早々にメールでの反応が返って来た。私が以前に務めていた市内の企業にご両親が務めていた機縁があるとのこと。
年金問題は与野党痛み分けで、制度の本質議論に発展して行く事が望まれる。
情報を総合すると、小泉首相は年金制度にはあまり詳しくなく、今のところ官僚の意のままに動いている様子が見える。だから、国会議員多数の年金未加入未納問題は、民主党の言う年金一元化論に耳を傾ける絶好の機会となるのではないだろうか。
新発見のＨＰ掲示板への書き込みの推移を見ていたら、そんな分析が頭に浮かんでくる。
ちなみに私は企業に就職していた２５年間は厚生年金が給料から自動引き落とし。退職して市議会議員となってから即国民年金に加入。妻の３号保険者加入もＯＫだ。
したがって現在まで未納期間ゼロ。
夜は文化会館でリコーダーの演奏会。女性ばかりで力強さには欠けるものの、身内ばかりの演奏会はプロの出来合のものには無い緊張感があって良。
大型連休でも 個人経営の自営業 には用が山積。納屋の腰板の張り替え作業に取りかかったら息子が手伝いに出てきてくれる。高校生になって小遣いが入用なのが見え見えだが、親としたらそんな成長が嬉しいものだ。
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