薔薇園コアラの秘密日記

2007年05月30日(水) 心配性のとなかい

 なんだかね、コロンボも連日緊迫した状況で。

 先日のコロンボ南部の爆破テロで、死者7名、負傷者38名だってさ。
 反政府軍が、国防軍の兵士が乗るバスを狙ったんだけど、被害者の多くは一般市民が巻き添え。私たちも出歩けば、危ないってことです。

 ドライバーが、ニーャパリャマンもデインジャラスというので、ただ頷いて、ほうほうと聞いていたけど、ワタクシ、何のことかわからず。こちらの地名のこと?

 「ニーャパリャマン」= near Parliament のことだったらしい。
 国会議事堂は、コロンボ郊外、うはは、わがマンションのエリアだよ。

 昨日の晩。
 そのパリャマンと、1ヶ月前に反政府軍が爆撃投下を狙った石油精製施設の中間あたりで、白い爆撃光のようなものをみました。地上で半径300mぐらいの白い光り。その後、その一帯、停電しているの。

 パパも帰宅していなかったから心配でねぇ。

 ずーっと窓にへばりついて外の様子眺めていたんだけど。何も変化なし。
 深夜まで現地のニュースを見ていたけど、なんの報道もなし。

 翌朝見たら、光の中心地点あたりに、送電線の鉄塔がありました。
 もしかして、昨晩の白い光り、この鉄塔が発したもの? 
 とりあえず爆弾炸裂じゃなかったようで一安心。

 もう、とにかく、なんでもかんでもナーバスになっているようです。

 などといいながらも、今日は子供たちのおやつに、粉末緑茶入りクッキーを作ったよ。ムフフ、手作りクッキーはやっぱりおいしい。

 粉末緑茶メーカーは、去年の夏、ヤマダ電機で買ったんだけど、戸棚にしまいっぱなしで、存在すらすっかり忘れていたよ。頂きものの緑茶の存在も。で、今回のお引越しで出てきたの。こちらでは早速フルに活用。

 アイス緑茶とかもよくのむだろうし。 
 お砂糖入れて、抹茶アイスキャンデーにしたいんだと、坊ちゃんたちは。


 それと、リオちゃんママ、メール無事届きました。ありがとうでした。
 でも、こちらからはまだスムーズにヤフーメールが使えないので、個人的に返信できません。このばでお礼にかえさせてください。ありがとう、ごめんね。

 それから。こーにんきょうこさま。
 JSTVのデコーダーのリモコン、こちらに持ってきてしまってました。謎の包み、開いてびっくり、見てびっくり。やだー、ごめんなさーい。チューニング時にさぞかし不便な思いをされたことでしょう。それとももうリモコン買われました? 本当に申し訳ありませんでした。

 それからアジアに異動される方。
 酒類はNGでした。プレゼントの木箱入りウォッカ。
 熱でアルコールが揮発して、梱包の紙がぐじゃぐじゃになっていました。
 デコレーションキャンドル類は、意外と熱に強いみたい。OKでした。

 欧州からアジアへの移動は、黴とかの問題はほとんどなかったけど、その逆パターンはきっと大変なんだろうな。

 こちらのマンションのお友達に、台所の箱の開封を手伝ってもらったんだけど、「ぎゃはは、缶詰がこんなにていねいに梱包されてる〜」って大うけしてました。ご丁寧にありがとう、村瀬さん。

 
 



2007年05月29日(火) 私のデスクトップパソから

 木曜日に船便が届きました。
 
 ようやく。ようやく家の中が片付いて、私のパソもネットに接続されて、ほっと一息。

 ただ、新しい無線LANにしてから、すごく回線が遅くて、ヤフーメールは開くまでにすごく時間がかかります。だから、メールをくださった方へのお返事は後日になっちゃいます。
 
 それと、いくつかのメールは紛失しているようです。

 小1リオちゃんママの最初のメールが届いていませんでした。 
 でも、次の着信したかどうかの確認のメールは届いています。すぐには返信できないので、学校関係のどなたか彼女にその旨、伝言願います。

 真理さんからもずっと来ていないんだけど、こちらはどうなんだろ。
 私の存在忘れられてる?

 スリランカはネット事情が悪くて、メールの半分くらいしか届かないようです。大切なメールも嬉しいメールもあるのに、闇に葬られるメールがあるなんて哀しいや。

 こちらの近況。
 昨日、またコロンボ市内で自爆テロ。兵士1名死亡。
 一般市民や外国人が狙われることはないけど、出先で巻き添えに遭うことは避けられない。外出しないで暮らせるわけがなく、改めて緊張の日々。

 引越し荷物が届いて、台所仕事もできなかったのでしばらく外食続きだと、胃腸がばててしまいました。時々胃痙攣風の痛みに襲われます。

 親指と人差し指の間に、ケロイド状の湿疹。
 赴任直後からでき初めていまだ治らず。
 マンゴーアレルギーだと思っていたけど、これは明らかにストレス性。
 ストレス度合いに比例して、ケロイドがひどくなる。なんとかしちくり。

 寒暖計がなかったから今まで具体的な気温はわからず、汗の量が気温のバロメータ−だったんだけど、ようやくワルシャワで使っていたデジタル寒暖計が到着。

 連日、30℃だよ。うげ。。。
 でも29℃あたりだとやや涼しく感じる。

 やだな、こんな暑い国。。。
 

 
 
 



2007年05月22日(火) ばてばて

 明日船便が届くので、あれこれ考え事をしていたら、夜が明けてしまった。

 そのまま、雑多な所用を済ませに市内まで。
 2時間で8箇所回りました。
 さすがに帰宅したらぐったり。
 
 冷房の冷えと、睡眠不足と、疲れが首筋に出てきました。

 さすがの私も、午後からダウンするかも。

 



2007年05月20日(日) ソフトバレーボール大会

 本日、第24回日本人会ソフトバレーボール大会。

 私は肘の故障で参加を見合わせようと思っていたんだけど、ノリヒトがやる気満々。前日の練習にママも付き添いで行ったんだけど、見ればやりたくなって、肘をかばいながらちょろっと参加。←意外といけた。

 で、当日。
 結局ママもパパも飛び入り参加で、親子三人がんがん活躍してきました。
 5チーム、総当たり戦。1試合2セット。9人制。
 私たちは、商社・製造・サービス業チーム。

 結果は、1位・日本人学校、2位建設・設備、3位我チーム。
 学校の先生は、現役で体を動かしているから、何でも強いですね。

 チームメートは互いに初対面同士だったけど、4試合も一緒にやっているうちに、みんな和気藹々いい雰囲気になってきました。

 うちのチームに名アタッカーのお兄ちゃんが二人。
 1人はキャプテンで、ちょび髭チョイ悪体育会系、もう1人は、もと走り幅跳びの選手。ジャンプしている時間がすごく長い。鳥かと思ったよ。

 九州弁の赤毛のあんちゃんが、チャンスボールのことを「チャンボ、チャンボ!」って叫んでいたんだけど、チャンボの最後の母音をちょっと変えたら、北陸ではレディが赤面する単語。まったくもう。。。と苦笑をこらえている矢先に、鳥兄ちゃん、スパーィク! 



2007年05月17日(木) パイナップル

 今日は、近場のマイナーな市場で、パイナップルを買ってきました。

 もうね、すっごくあっまいの!
 どれだけ甘いかというとね、下のへたのほうを横に切ったらね、ありんこが出てくるくらい。←たとえがへんでごめんちゃい。

 でもね、ホントにあまくておいしくて。蜜がたまってた。
 一気に丸ごと1個は食べきれないから、さいころ型に切って、冷凍庫へ。アイスにします。口当たりがよくてたくさん食べちゃいそ。腹冷え注意。

 ここに来て、南国のフルーツはあんまり口に合わなくてね。
 マンゴーもパパイヤもバナナも。
 そんななかで、今日のパイナップルは大ヒット。
 大好物のスイカも買ったんだけど、こちらも十分甘かったんだけど、パイナップルの糖度には負けました。

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 私の美容法。

 南国での日焼け対策・ビタミンC補給に、毎朝、ライムを一切れかじっています。ライムはお弁当の防腐止めのため、毎日必ず使うので、残りは私に。

 朝に摂取するビタミンCは、体内への吸収がいいんですってね。
 そうせいかかどうかわかんないけど、そばかすがやや薄くなりました。
 長く続ければ、さらに効果あり? 
 でもそれ以上に日に焼けちゃったりして。

 こちらでは、黄色いレモンはあまり見かけない。
 グリーンのライムが主流。
 果肉が黄色い、限りなくレモンに近いライムもあるけど。

 フルーツいっぱい入れて、冷たいサングリアが飲みたいなぁ。
 うっ、ピッチャー船便。

 あと少しの我慢。

 
 

 
 
 



2007年05月16日(水) オーブンがほしい

 ここの家、オーブンがありません。
 欧州生活17年間、ごく普通にごくあたりまえに備え付けのオーブンを使ってきたのに、それがないと非常に不便。

 1台買わないといけない。
 で、前々からめぼしをつけていたオーブンを見に行ったら、売り切れ。
 2、3件回って見たけど、いずこも売り切れ。おぉ、いつの間に。
 なんなんだ、この国。この回転のよさ、景気のよさは。

 船便が届いて、台所用品が届くまでには、ぜひともオーブンを用意しておきたい。肉も、魚も、ピザも、ケーキもクッキーも焼けないんだよ。

 ワタクシのレパートリー、大幅減。

 なんと言っても、自分で焼いたケーキを食べたい。
 見かけは無骨なんだけど、お手製はおいしさに安心感があるもん。

 

 



2007年05月15日(火) 鍼治療二回目

 午後からアーユルベーダ病院へ。二回目の鍼治療。

 今日は、鍼を刺して、そこに電気ショックをかけました。
 今回も何をされるかわからなかったので、緊張の冷汗びっしょり。

 初めは痛くて、ショックにあわせて、ぐぅ〜とかってうなっていたんだけど、そのうち、電気ショックの感触にもなれてきた様子。

 20分ほどでおしまい。
 韓国の消炎剤の外用薬と内服薬をもらってきました。
 どちらとも匂いが韓国チック。
 即効性を期待せず、静かに回復を待ちます。

 肘の内側のかゆみは引いたけど、まだオムツかぶれ状にまっかっか。
 皮膚の下からの熱が、この高い気温下でうまく発散できず、汗腺が詰まってしまったのでしょうね。皮膚呼吸がうまくできない赤ちゃんみたい。

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 もろもろのタイミングの悪さが手伝って、船便到着が二週間近く遅れてます。来週あけにはきっと荷物が届いて、また忙しくなることでしょう。

 

 
 
 



2007年05月13日(日) あいたたた

 今日の私。

 肘の痛みが増したので、思ったように家で働けず。
 肘の内側がすごく熱を持って、患部にあせもがびっしりできました。
 体がまだまだこの気候に慣れていないのでしょう。
 エアコンが寒くて長袖を着たら、蒸れてさらにあせもが悪化。

 いたい、かゆい。うわーん、どうしたらいいのよ。。。
 今までこんなにひどくなること一度もなかったのに。
 疲れとストレスが肘に出ちゃったかな。

 今日は、母の日。

 パパ出張。←我関せずの人。

 子供たち、気づいているんだかいないんだか。
 ママを怒らせないよう、めいめい静かに過ごしています。

 今日は肘が痛いから、あんまり元気でないや。



2007年05月12日(土) 宝石の産地

 スリランカは宝石の産地だそうです。ダイヤモンド以外の。

 今日は、お友達とヒルトンホテルにいったついでに、テナントの宝石店で腰をすえてじっくり指輪を見てきました。

 チャールズ皇太子が故ダイアナ妃に、スリランカ産のブルーサファイヤの婚約指輪をプレゼントしたのは有名なお話なんだそうだ。ふーん、ここにくるまで知らなかったぞ。

 確かにね、ずらーっと並んだブルーサファイヤの指輪は壮観だった。紺系の服を着ていたので、是非いつかはひとつ……と心が揺らぎましたね。

 前日の日記にも書いたんだけど、最近の私の手、よく手入れしています。指先を手入れすると、爪も丈夫になるようで、今はとっても健康的に丈夫な爪が長く伸びています。

 でね。大振りのピンクサファイアで、私の手の肌の色にとってもマッチする石があったの。ちょっとでも色が薄いと貧弱だし、濃くても薬指に映えない。

 私のためだけに存在する色のピンクサファイヤ、運命的な指輪……ってなかんじ。何かを感じちゃいました。いや〜ん、ほしーい。。。

 今度、主人と一緒に来ます。キープしておいてください。と言い残して、お店を後にしました。←おぉっ?! まじ買う気だね?

 うーん。うーん。
 でもね、実は、じつは。た、た、たかかったの。。。
 ワタクシの指のサイズ、ぽっちゃりしてて15号くらい。手も大きい。
 こういう指には、大振りの石しか映えない。両側にダイヤモンドのパヴェいっぱい。必然と高くなる。石も何もかもが大きいんだから。

 何かの記念日にしか買えないお値段。
 うーん、うーん、ほしーなー。
 指輪をして、あんなにきれいに見える指はじめてみたのに。

 めったに素直にママのことを褒めない子供たちも、あの指輪してるママの手、素敵だったよ、ってあとでいってくれたんだ。むふふ、嬉しいじゃないの、ねぇ。
 
 今夜は、ほんわかほわほわきぶん。
 指輪を指にはめただけでも、しあわせきぶん。
 むふふ。うきゅっ。わたしって、単純なオンナ。。。



2007年05月11日(金) チャングムみたいに鍼治療

 先日から、右肘を痛めていて、ラケットスポーツを控えているんだけど、日常生活にも支障をきたすほどに痛くなってきたので、近所にある、アーユルベーダ・ホスピタルに行ってきました。

 日本で、アーユルベーダといったら、マッサージエステとか癒し系のスパとかを想像するかもしれないけど、本場スリランカのアーユルベーダは、純粋に治療行為を目的としている病院のようです。

 ドライバーが、熱心にそこの韓国人ドクターがいいと薦めたので、好奇心も半分手伝って、今朝、朝一番に行ってきました。

 まぁ、ここはスリランカだから。。。
 病院の建物が、大昔の軍事病院みたいなかんじ。ふ、ふ、ふるかった。
 でもどこかしらヨーロッパ的。長いこと英国植民地だった影響かな。

 で、病院内の表示のすべてが、クルクル文字のシンハラ文字。
 警備員さんもシンハラ語オンリー。

 ????? 一体どうしたらいいのよ、私。。。受付はどこ?

 心配そうにこちらを見ていたドライバーを、きょとんとした顔で見返したら、車を降りて、中まで一緒に付き添ってくれました。

 大きい病院なので、科はいろいろあるのだと思うけど、そのドライバーお勧めのコリアンクリニック科というところにいってきました。

 先生は、私と同世代ぐらいの韓国人。日本人だと告げると「こんにちは」ときれいな発音で挨拶してくれました。スタッフに問診をされ、その後、ピンクのユニフォームの若い韓国人女性の看護婦さんに、ベッドのある小部屋に案内されました。

 しばらくして、韓国人ドクターが来て、真空パックの小袋からおもむろに数本の針を取り出し、手際よく、ぴぴっ、ぴぴっ、ぴぴっと十本ばかりの鍼を右腕と手と足に刺していきました。

 鍼治療をするなんて知らなかったので、びびってしまった。
 鍼を刺し終わるまでに、緊張で汗びっしょりになってしまったよ。

 でも韓国鍼は効果があるんだろうな。チャングムみたいに。

 鍼の周りにメンソール系の薬を塗って、赤外線を15分。
 終わったら、シップを張ってもらって、はいオシマイ! 
 次回は火曜日ですって。

 で、治療代は、ただ。←どうだ、見習ってみろ、欧州先進国!

 鍼効果のほどは。。。うーん、即効性はないみたいだけど、シップをしていたら痛みは和らぐ? まぁ、気長に回復を待ちます。

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 今まで顔のお手入れに使っていた、エステーローダーのリッチなナイトクリーム。この土地で、夜にそんなものを塗ったら、朝、顔が脂でギットギトになります。はじめは、いつもの習慣で塗っていたけど、さすがに朝の顔のぎらつきが気持ち悪くて、やめました。

 で、捨てるのがもったいないので、今度は手に塗ることにしました。

 するとねー、手の甲にものすごく効果あり。もちもちぷるぷる。
 色もきれいなピンク色。メラニン色素を抑えているからかな。手の甲だけが白いんだよ。

 もともと手はぽっちゃりしているから、触ったら更にぷりぷりして気持ちいい〜よん。フフフ、触ってみる? でもおっぱいはだめだよん。

 



2007年05月10日(木) 連日カレー食べてます

 今日のランチは、スリランカ料理のビュッフェで。
 海が見えるレストラン。←インド洋は日本海側の海みたいなんだよ。

 私がとったのは、栄養満点のレッドライスに、ジャックフルーツカレー(黄緑色)、パンプキンカレー(濃茶色)、ラディッシュカレー(黄色)、オーソドックスにチキンカレー(赤茶色)、ビーフカレー(こげ茶色)、フィッシュカレー(茶色)、付け合せに、オニオンマリネ、パイナップルにトマト。大皿に少しずつとったんだけど、とってもカラフル。とっても辛カラ。。。

 昨日はインドカレーだったし、今日はスリランカカレーで、連日カレーです。

 インドカレーは、複雑なスパイスが混合しているけど、スリランカ料理はシンプルでチリパウダーが多量。素材の味勝負。私の味覚的には、スリランカ料理のほうがあってかも。←たまになじみのない野菜を使っていていただけないこともあるけど、オーソドックスなものは辛い辛いと大騒ぎしながらも結構おいしい。

 スリランカ的辛さも徐々に慣れてきましたね。
 数年前までは、ちょっとでも辛かったら大騒ぎしてたのに。←お子様だったのよ、私。

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 ひょんなことから、会社備品のカラオケセットをうちにおくことになりました。←わりと新しい。去年購入?

 ははは、カラオケ屋でも開くかな。

 



2007年05月09日(水) インド料理の店

 今日、中学生のママさん6人で、コロンボで人気NO.1のインド料理のお店「マンコ・ツリー」に行ってきました。←?!?! いやいや、濁点忘れちゃったよ。ぎゃはは。

 正式名称「マンゴ・ツリー(mango tree)」です。内装がものすごく洗練されていて、ちょっと気取ったかんじがよかったかな。

 スリランカカレーと違って、インドカレーは、S&Bインドカレーの5倍ほど濃いスパイスの香りがしました。←たとえの表現が貧困で申し訳ない。でもどれもこれもおいしかった。特にマトンカレー。大繁盛なのも納得。

 一応、私の歓迎会ということだったので、私はしおらしくしていたんだけど、私の隣は女の子のお母さんで、私の一枚上を行く猥談をぶちかます人だった。←ものすごくかわいい人なんだよ。

 私の猥談は、交友関係からして基本的にはオヤジを対象としたエロ話が多いけど、女同士でする女の視点のエロ話は、聞いているほうが赤面しちゃうね。女をオンナとして捉えているからか。。。意外と女の子の親のほうが、あけすけとエッチなことを平気で言うんだよね。とにかく今日のオンナの猥談は度肝を抜かれてしまった。この私ですら。

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 今日、郵便受けにワルシャワからのお手紙を見つけ、にんまり。
 懐かしいメンバーで馬鹿騒ぎをしている笑顔の写真が同封されていて。
 となかい、ちょっと胸がきゅん……ってなっちゃった。。。

 新しい人間関係の開拓も楽しいけど、わたしはどちらかといえば、過去の思い出をいつまでも懐古するのが好き。。。

 ほんの3ヶ月前のことなんだけど、遠く離れてしまったら、「この前楽しかったね」じゃなくて、正真正銘の「思い出」になっちゃったんだな。

 となかい、あらためてしみじみ。。。

 

 

 

 



2007年05月06日(日) メール行方不明かなぁ

 最近、メールがよく行方不明になっている。
 先方に届いていないのもあるし、返信が来ないのもある。
 返信を書いていなければこないのは当然だけど、先方の性格からしてこないはずはないと思うんだけど。。。こうとなったら確認するすべもなく。

 今日は、夕方から腹を下して苦しんでいます。
 初期症状の胃痛は胃潰瘍かとおもって心配になったけど、ただの南国性の下痢でした。つらいけどそれだけで済んでよかった。

 今週末は、集中豪雨の後、マンション横のどぶ池が大氾濫して、マンションから幹線道路まで出ることができず、子供たちはスクールバスで送られて緊急下校。以降、三日間マンションで軟禁状態。パパは4WGだから難なく通勤しているけど、一般乗用車の私たちは大変。。。

 私がこちらに赴任してから、タミル人反政府組織(LTTE)による、空からのテロ行為が3回もありました。たったこの6週間の間に。いずれも、だれもが気を抜く週末の深夜に。

 今も日曜日の夜だから、今夜、また何かあったらどうしよう……って心配でしょうがない。

 先週末に、LTTEが爆弾投下を図った石油精製所が、リビングの窓の真正面に見える。今まで存在すら気づかなかったのに、今は常に視界の中心にある。

 距離は目測約2km。ぽつねんと建つ高層マンション。
 その間に遮る物なし。
 
 万が一、爆破されたら、何が飛んでくるんだろう。
 爆音と熱風だけで済むのだろうか。

 って、だれも心配していないんだよな、周りの人。
 きっと、マンションの向きも階も違うから、日頃から石油精製所が視界にないからなんだろうな。。。
 

 

 



2007年05月04日(金) 爆音騒音ノイローゼ?

 人といるときはいつも元気に、いつもどおりにこやかにしているんだけど、家で私独りきりでいるときは、意外にも「びびりんぼう」で、ちょっとした爆音にはっとしたり、どきっとしたり、窓辺にたって心配そうに外の様子を眺めたり。

 これは、先日のタミル過激派による爆弾投下攻撃の後、音に対して過剰反応しているのかもしれないけど、それ以前からここは何もかもがうるさい。

 車のクラクションの音、聞きなれない鳥たちの鳴き声、拡声器で大音響で流れるお経、わけわかんない物売りの声。常にどこかからかやかましくもろもろの音や声が聞こえてくるので、窓辺にたって下界の様子をうかがう習慣が初めからついている。

 ほかにも、荒れ狂った豪雨の雨音、圧迫感を伴う雷鳴。時折、爆竹、先日は爆弾投下音、高射砲射撃音。釈迦の生誕日の祝日の晩には、夜明けまで大音量でイベントの大騒音。なんなんだよ、いったい、この町。うるさいよ。。。

 ひたすら神経がまいる。

 更に、先日の攻撃の後で、私が後になって一番混乱したのは、爆弾投下の地響きが、ただの雷もしくは打ち上げ花火で、高射砲射撃の連続音が、ロケット花火にちがいないと呑気に思っていたこと。

 一夜明けてみたら、そんな悠長なことをいってられる場合じゃなったとわかって、背筋に冷たいものが流れ、自分の呑気さを怖ろしく後悔した。

 自分の聴覚からだけの情報で、それが安全な音なのか危険な音なのか、自分ではとっさに判断しきれないからか、今となってはありとあらゆる轟音に恐怖心をあおられる。

 たとえば別の例だけど。
 今、雨季が始まったので、一日に何度も雷を伴ったスコールがやってくる。スコールなんて表現はあっさりしているけど、実際には、熱帯アジアの集中豪雨は、文字通り「バケツをひっくり返した」ような状態なので、家の中にいても、窓の外の視界はゼロ。異様な圧迫感を感じる。

 そんな中で建物の外側から脅しをかけられるかのように雷鳴が鳴り響く。初めて体験するから恐怖心をかきたてられるのかもしれないけど、視界の利かないところで、マンションに雷が落ちる音を高層階で直接聞くのほど恐ろしいものはない。

 単純に雷鳴の轟音に対する恐怖心もあるけど、マンションに雷が落ちれば、停電になるし、いとも簡単にエレベーターが止まってしまう。実際に、ほんの一瞬、四角い箱の中に閉じ込められたこともあった。(うちのメイドはかなり長い間、暗闇の中に閉じ込められて、恐怖の冷や汗で全身ずぶぬれになっていた。)子供たちも、自由気ままにいろんな家に遊びに行っているけど、当然、毎回エレベーターを使っている。心配でしょうがない。

 雷が落ちようが落ちまいが、破壊的な轟音や上空に閃光が走るだけで、神経が警戒モードになり、異常に緊張している私がいる。

 そんなこんなで、近くで天地を裂き割る雷鳴も、遠くで轟く地響き的轟音も爆弾投下音も。爆発光なのか稲妻なのかわからない閃光も。ただの爆竹なのか、散弾銃なのかわからない破裂音も、今は何もかもに過剰に反応して身が縮む思いがする。

 一つ一つの聞きなれない音に神経を研ぎ澄まして、子供たちの身を案じ、遠距離通勤の夫の帰宅を待ちわび、自分の異常な神経の細やかさを案じ、今日も外出を控え静かに一日を過ごしている。 

 /////

 今、スコールがあがった。

 リビングの窓の正面は、見渡す限り南国の緑がいっぱい。近景の目印には、日本人学校と日系有名リース会社とマクドナルド。

 遠景には、コロンボ市北西部が面するインド洋の水平線。

 その中間よりやや手前には。
 先日タミル反政府軍が爆弾投下を試みた石油精製所が見える。
 あらためてみるとかなり大きい施設のようだ。

 ここに爆弾が命中、引火したていら、それこそどうなっていただろう。
 直線距離で、このマンションからはそんなに離れていないはず。

 でも人はみんな、何事もなかったように暮らしている。
 いや、実際には何事もなかったんだけど。

 


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祐子 [MAIL]

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