僕の1番仲イイ、真面目で要領が悪い、優しい先輩が辞めるって。
や、歳は5歳下だけどね
いい人は辞めていく。 厳しい社会に何か感じ、負けたり、見切ったりして。
寂しいよ。
でも、僕もう諦めないんだ。 自分が上にあがればいいんだ。 先輩達を抜かしていけばいいんだ。
問題があるなら、遮るものがあるなら、それに勝てるくらい力を付ければいい。 力で勝てないなら、頭を使えばいい。 自分にはそれができるって信じてる。 間抜けな話だけど、 僕自身は信じてんだ。
上がって、もっともっといい環境を作ってくんだ。 今居る場所に不満や疑問を感じるなら、自分の思うように変えたらいい。 努力はその為にある。
勝つんだ。
覚悟を決めてる。 勝つことにあまり興味のなかった自分が。
この場所に居るから自分が生かされない。 じゃない。 この場所で生きるために、自分が上がってやる。
僕は恵まれてる。 昔は経済的なものにしか価値を見いだせなかったけど。 違う価値に気付き、本当はそれが大事な事だと思う今があるから。
それを支えてくれてんのは、底の底では、両親の愛です。 子供の頃、自分は愛されてないんだと思ってた。 寂しくて苦しくて、しかも他人と違う自分が憎かった。
でもそれは違う。 僕に、受け取る器が無かっただけ。 気付く心が無かっただけ。
僕には十分過ぎる物が与えられていて、 これからはその恩に報いる時間。 その為に大きくなる。
この、目標は、生きてる限り、なくならないもので、 自分が、生きる価値のある人間だと思えるもの。
逃げるな。 大丈夫だから。 自分が自分を信じられたら 出来ないことなんてない。
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