愛玩人形の抱き方+
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あなたは私の身体が他の人にどういう風に扱われたかなどどうでもいいのだろうか、なんて思う
あなたにとっては、 私を所有すること、 私の身体に触れること、 私を好きなように扱えること、 それだけが重要なことなのね
なんて思う
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淡々と生きたい 私は好きになったのがあなただったから辛いんじゃなくて、ただあなたのことを好きになりすぎたから辛いのだと思うの もっと好きじゃなくなれたらいいのにって いつも思う 泣きたくなるくらい
これから先の時間のことを考えてる。
いつも誰と居ても考える。これからの時間、私は誰と過ごせるのだろうかと。 あなたと過ごしていけるかしら。どこかで終わると予感していた事もあった。けど今はいつまでもずっと一緒に過ごしていきたいと思ってる。 なんて都合がいいんでしょうね。
あなたの言葉に仕草に怯えていた日々は、早く離れられるようになりたいと思ってた。それでも離れなかったのは、あなたの事まだ好きだったから。ひとりの夜が怖かったから。 そしてそれを超えて今は、あなたの言葉も仕草も、柔らかいタオルケットみたいに気持ちよくて、包まっていつまでも眠って居たい。ここに居れば大丈夫なんだって、無条件で思える。そんな気分。
私はあなたのタオルケットになれてる? …まだまだ、ハンドタオル程度かな。
いつかわたしは、あなたの毛布になれますように。
弱っている時に、何一つ責めずただひたすら労わるあなたの気持ち。 それにどれだけ私が救われているか。
初めてデートをキャンセルしてしまった時、あなたに悪くて半泣きで電話したけど。あなたは仕方無いよって笑って、それよりも身体を直しなさいと、そう言ってくれたよね。その後の涙はね、嬉しかったから。ありがとう。
振袖を着た。
振袖を着て、ベッドに腰掛けさせられ。ひざまづいたあなたに、裾を丁寧にはだけさせられて、寒さで白くなった足の、付け根にきつく口付けられる。 私は耐え切れなくて、でも、声を殺して、あなたの頭を両腕で抱いた。
焼け付きそうなくらい、くらくらした。
あなたともっと沢山過ごせますように。 あなたと幸せな時を過ごせますように。
二人で居ることが幸福であれますように。
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