日記雑記



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ソンナモノハ妄想ダ
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2013年08月28日(水) ぐるっとパス使用記録。

招待券をいただいたり、ぐるっとパスを購入したりしたので、ここのところせかせかと美術館・博物館をめぐっています。

◆八王子夢美術館「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」
正直チェブラーシカよく知らなかったので旧版「チェブラーシュカとなかまたち」(アルフェーフスキー画。某古書堂小説で出てきたたぬきみたいなあれです)を借りて道すがら予習しました。八王子遠いです。
色々な版の色々な挿絵が並んでいて面白かった。挿絵だけではなく、キャラクター絵本やぬいぐるみ等のグッズも色々なデザイン、絵柄で出されていました。チェブラーシカがなんだかよくわからない姿の生き物だから余計にバリエーションが豊富なのかもしれません。
(ロシアの切手の参考展示としてすごく茶色くてずんぐりむっくりしたプーさんの切手があって可愛かった。以前古書店サイトでロシアのプーさんの絵本が出ているの見た気がするんだけど、また見たい)
ロシアアニメでは、チェブラーシカのアニメと同じ監督が1967年に作った「ミトン」が素敵でした。子犬を飼いたい女の子が、手袋を子犬に見立てて遊んでいる話。女の子の中では手袋が確かに子犬になっているのが伝わってきてかわいい。それとお母さん本読みすぎだろうと思いましたw お母さんももしかしたら想像力の豊かな人なのかもしれない。
2000年代の作品も数作流していました。「ふしぎなおじいさん」(My Strange Grandfather http://vimeo.com/57395065 )っていう作品がすごく良かった。おじいさん・廃品からいきものだなんて、どツボです。
「開くドアに注意」「不眠症」とかもアートぽくてきれいでした。


◆江戸東京博物館「花開く江戸の園芸」
こちらは浮世絵(と古書)が多くてものすごく見ごたえあった。キャプション読んでるだけでいっぱいいっぱいだった。時間がなくて常設展見る余裕がなかった…。
「五行之内朝顔の土性」に、土性(丑・辰・未かな?)の女性は面倒見がいいという感じの説明があって、口に歯磨き?をくわえつつ朝顔の世話をしている絵だったので、なんとなく何の脈絡もなくセラムンのまこちゃんを思い出しました。
有卦無卦というのも面白かった。「うけにはいる」という響きが。
(メモとるとか図録手元に置くとかしないと内容があやふやで記録をつけにくいなあ)

庶民が園芸を大々的に楽しむようになったのが江戸時代、ということがよくわかる展示でした。
どうでもいいけど名だたる浮世絵は年代を見ると大概江戸時代後期のもので、あ、思ったほど遠くないな…と感じます。この前の「大妖怪展」もそうだった。さすが近世?

あ、あと、おまけのように変化朝顔の写真展示をやっていた。前売り券に変化朝顔の種をつけていたとかいう話でした。写真、投稿者の人のコメントがついていたんですけど、葉(葉の形も変わってくる)だけの写真に「間に合わなかった!!」とかあってちょっと笑いました。
変化朝顔は歴博でも育てているはずで、見に行きたいなあと毎年思うだけ思って終わりになってしまう。今年も。


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