日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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2005年03月31日(木) |
「猫に名前はいらない」+まるマ、スピカ。 |
「猫に名前はいらない」 猫ハードボイルドと言いたくなるような、硬派な猫の一代記でした。 彼がタミーに出会ってから甘えたりいちゃついたり甘えたりするくだりがスキだ。大いなる静けさについて、自分の考えを全然変えようとしないのがすごく猫らしくて感心してしまいました。といっても猫がほんとはどうなってるかなんて分かりませんが。 いろいろあったあとで、やっぱり自由っていいなーと思いました。
実は、水曜深夜には、まるマとスピカをみる習慣がついています(笑)。
マ王。 アニシナ嬢が出てきた瞬間の長男のくずれっぷりが笑えた。あみあみの仕草が不自然極まりないのも笑えた。私、長男も結構好きですよ。憎めない。 次男はどちらかと言うとタイプじゃない…というか嫌いじゃないんですけど。あんまり正統派過ぎて、恥ずかしいからこっち見ないで下さい!と言いたくなります。 どちらかと言えば、ユーリ誕生前の荒み時代から赤ちゃんユーリを無心に可愛がっている頃くらいまでが好みな訳で。カップリングとしては苦手というか…(笑)。 だから、今回の荒み次男は物憂げで素敵でした。お母さん、可愛らしいのにはちゃめちゃですごいな。
ふたつのスピカ。 何となく漂う気恥ずかしさでぐったりしながらマを見終えた直後、あんな暗くてテンポの良い音楽が流れたら、見るしかないです。そういうのが好みなんだから。 因みに私はライオンさんに魂持っていかれています。人形の目でモデル立ちです。頭と体のギャップがたまらないのです。子安さんボイスも、とても落ち着いてて素敵です。友達は怖がってますが、私は大好きです、あの目。 とは言うものの、窓の向こうの木から手を振ってたら、確かに怖いかもしれない。あれはお面だったけど。
小さいアスミちゃんがライオンさんに会いたいと膝抱えて泣いてるところ、なんかこっちまで泣きそうになった。 登場人物皆、ふくふくしてて可愛いですよね。今のところお気に入りはライオンさん(別格)と、めがね君とアスミちゃんとマリカちゃんと眉なし君です。殆ど全員ですね。
何だかお腹の具合が思わしくなく、一日中本を読んでいました。天気いいのになあ。
■恩田陸「黄昏の百合の骨」 これは、昨日、夜中まで読み耽ってました。一気に読み通さずにはいられなかったので。 それでいて読み終わってみると、重かったあ…と。「ここがどうだった」とか振返るのが難しい。(元来がいい加減な性格なんですけどね) 言葉が悪いんですが、すごくなまぐさいと思う。 物語の展開やあの人たちの世界がなまぐさいっていうのもあるんでけど、もっと根本的に、感情の表し方とか、お互い探り合ってる感じとか。 決して嫌いなわけじゃないんです。正しいことだとも思ってますし。 ただ時々、物語の描写が普段自分が感じ取ってる範囲を超えていて、そんなとき、わあなまぐさいなあと思う。
恩田陸の話は読んでる間が一番面白い、というようなことをおっしゃっていた方がいて、本当にそのとおりだと思いました。 気持ちが落ち着いたらもう一度、また勢いよく読み返したいような話です。っていうか正直、麦の海をもう一度読まないと細部が飛んでる…。 読み返したいなって言いながらも、なかなか二度目の飛びこみは勇気が出なかったり(笑)。
■三浦しをん「乙女投げやり」 面白かったです。一部、よくこれ出版できたな!とか感動したりもしましたが(笑)。某洋画俳優さんに対する熱の入りようとか。 白い巨塔とキルビルとアラベスクが気になってしょうがない。
■A.N.ヴィルソン「猫に名前はいらない」 読みかけ。タイトルで分かるように、猫の話。 思えば、猫一人称の話は結構あるのかもしれませんね。犬一人称より多くないですか?気のせい?
明日は、お腹が落ち着いてくれたら、電車に乗ったり歩き回ったりしたいです。
四月からは晴れて大学生です。 …学校に報告しに行ったら「そういうことは前置き抜きで言えよ!」と叱られたので単刀直入に言ってみる(笑)。暗い顔してるから心配したとも言われたので精一杯目を輝かせてみます。
試験終了後いきなり燃え尽きてしまい、卒業式には場の雰囲気に流され、図書館で遂にマジ泣きしてしまい、卒業してからは発表まで座り心地が悪い感じにそわそわしつづけ、終わってみたら終わってみたで寂しくてめそめそ(※本気にしないで下さい)していましたが、今日高校最後の提出物を投函してまいりました。多分これでもう大丈夫だと思うんですが。
受験が終わってからは、かえって本も読まなくなったので生きた心地もしなかったというか(笑)。自分でないような変な気分でした。世間の流れからも置いていかれるし。日頃以上に話題に事欠く上に会話の仕方も忘れているっぽい。(家族とは喋ってたんだけどなあ…) それでもちゃんと健康に過ごしております。
ライブラリーシック(学校の)から脱却すべく、地元の分館に足繁く通うようにいなりました。
森奈津子の「西条秀樹のおかげです」が面白かった。笑いとエロスのSF百合短編集らしいです。 「西条秀樹のおかげです」は幸せだなーと思った。これくらい妄想の世界に逝ってしまえるんならそれはそれでいいような気がして。妄想は偉大也。 奴隷の話は時子さん萌え。あの調子でラブコメになればいい…。あと「エロチカ〜」が凄く笑えた。どうも緊縛は私にはしっくり来ないんだけどでも笑えた。「悶絶!バナナワニ園」はなんというか…印象に残っている部分は「悶絶!バナナ」ですかねえ(…)。 あまり大声でどこがどうというのも憚られますが、とても楽しめました。実際はもうちょっとSF寄りの話もあるのですよ。どうして百合の感想ばかり書くかな私は。
というわけで、まったり復活したいと思います。
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