春の日記
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2005年06月24日(金) 「死体が多すぎる」エリス・ピーターズ著、大出健訳、現代教養文庫

修道士カドフェル二冊目。狐と狸の化かし合い、というと何となく狸有利な気がする今日この頃です(?)。ヒューとの腹の探りあいというかその辺の描写が面白かったです。スティーブンとモードとか世界史的お話は…その…私世界史習ったことありませんから!残念!(…)


2005年06月21日(火) 「堕ちたる天女」横溝正史、春陽文庫

「堕ちたる天女」「眠れる花嫁」「蜃気楼島の情熱」の三本。…濃!(笑)あいかわらず金田一さんはモテモテでした(え?)。どうでもいいことですが春陽文庫は解説もそこはかとなく怪しいのは何でなのでしょうか。


2005年06月18日(土) 「ねこのばば」畠中恵、新潮社

シリーズの三冊目ですね。やっと読めました。こうやって短編がたくさん載ってる方が好みかな…。若旦那もその周りの人々(?)もかわりはないようで。しかし映画化って本当なのですか…ふぅん。


2005年06月17日(金) 「聖女の遺骨求む」エリス・ピーターズ著、大出健訳、現代教養文庫

修道士カドフェルシリーズの第一作。イギリスのガイドブック系の本とか見るの好きなので名前自体はその関係で目にして知ってはいました。ただ読んだことがなくて修道士と言うとお堅い話なのかなとか何か凄く昔に書かれた物っぽいイメージがあったりとかで手に取ろうとは思ってもみなかったのですが。オススメがあったので探してみて、文庫で揃っていたので手に取りました。こういうのも良いものですね。
ということで読んでみたのですが、面白かったです。カドフェルのキャラクターとか来歴とか、宗教的な場にあっても魅力的。海外ものを読んでて時々キリスト教文化とは分かり合えない…とか文章が硬くて読みにくい…ということがありますが、コレはあんまり苦にならなかったかなと。
面白かったのでゆっくり読んでいきたいと思ってます。


2005年06月16日(木) 「戦国自衛隊1549」※ネタバレ

最初は見に行くつもりはなかったんですが〜。急に行く気になったのでサービスデー前日に柊さんを誘ってみました。…お互い夏に向けて忙しい筈なんですが…?
さて、有名な元の方は見てない読んでない名前のみ知ってる〜と言う感じ。今回は原作に福井晴敏ということですがそれも未読。「ローレライ」も「亡国のイージス」も原作→映画だったので今回は極力情報を仕入れないで行く方向で。公式サイトすらロクに見てなかったり…。
面白かったです。ジェットコースターに乗ってイッキに最後まで行くような感じの映画。単純に楽しめるよくできた娯楽映画。ツッコミどころも多いしね!(笑)…勿論褒めてますよ?
タイムスリップについてとかSF的詳細な説明とかツッコミ入れる前にその流れに乗っちゃってあとは進むのみ…この疾走感どこかで…あっこれは正にドライヴモードに入った福井作品のノリ!?(笑)
後から思うとあそこはどうなの…とか細かくツッコミどころはあるものの見終わるまでは十分楽しめましたよ。セットとかもっと嘘っぽく見えるのかなと思ったけど全然違和感なかったし、CGなんかも苦にならなくて天母城の崩壊とかもなかなか迫力があったように思います。楽しかった。
あとは…えーと七兵衛が鹿島に話しに来るところとか現代の服ちゃんと着てるのに微妙な違和感が出てるところとか。実は死んでない斎藤道三にさすがマムシだよ!と大受けしたとか。下手に見せ場がある人(例・出発時親指を立ててポーズを取る、家族の写真や息子からの父の日のプレゼントなんかを持ち歩いていて見せたりする等)は死亡フラグが立ってるよなぁそれも福井作品っぽいよなぁとか(笑)織田隊が自衛隊兵器に有効な戦いっぷりを見せるところなんかやるなーと思ったり。時代の辻褄合わせにあの人物がそうなるのかぁ〜とか。恋愛要素は抑え目だし男の子は見て面白いんじゃないかしら…。
というわけで楽しめました。おそらくもっと緻密に色々書き込んであるのであろう原作は勿論、前の映画とその原作も読んでみたいなあと思いました。


2005年06月13日(月) 「金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲」角川書店

赤川次郎、有栖川有栖、小川勝己、北森鴻、京極夏彦、栗本薫、柴田よしき、菅浩江、服部まゆみが短編を書いています。京極夏彦のは「陰魔羅鬼の疵」より抜粋とありますがね…。まあ、皆横溝先生が(金田一耕助が)好きなのね〜というのは良く分かりましたよ…。でも一番良いのはやっぱり本物だなあ(笑)←みもふたもありません。


2005年06月12日(日) 「パリのおもてなし」エディシオン・ドゥ・パリ編、アシェット婦人画報社

えーと、カラー写真が綺麗だったので…それだけ。ホントにそれだけ(笑)


2005年06月11日(土) 「続巷説百物語」京極夏彦、角川書店

…何のかんのと言われながらようやっと読みましたよ〜。視点が百介と言うことで最初から最後まで一本の話が続いているような印象です。そしてやっぱり私には他の作品(妖怪シリーズ)より読みやすい。何となく。面白かったです。


2005年06月09日(木) 「どすこい。」京極夏彦、集英社文庫

図書館で借りたのだが「水濡れあり」というラベルが貼ってあって本が何だかがびがび。…ものがものだけに汗でもかいたのかと嫌な気分になれる(笑)内容は、…ふぅん…こういうのも書くんだ…としか…


2005年06月07日(火) 「アン・ライスウィズヴァンパイアジェネレーション」編集アトリエサード、書苑新社

ヴァンパイアクロニクルズ中心のアン・ライス作品(?)の考察と言うかヴァンパイアもの特集と言うか。とりあえず誤字脱字が多くて酷い(笑)書籍紹介頁で誰の言葉かずと気になってた言葉を発見したり、ちょっと見たいなと思うものがあったり。ヴァンパイアクロニクルズの訳者は自らアン・ライスのニューズレター紹介他同人活動をしている人なのだね…(笑)