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この空のように晴れない心 電車は抜け殻を乗せて
君は何処へ行くのか 何を探しているのか 何を見に行くのか
熱を帯びた魂に 冷水をかける大人達 若々しく伸びる芽を 雑草と言い張る大人達
憤りという病を抱え 涙する若者達 声を枯らし 叫べ明日へ
涙をいっぱい溜めた目に睨まれた 震える肩に 背すじ凍った
少しあいた口から ギリギリと音がきこえそうな 綺麗に白く 並んだ歯が合わさって 私に何かを言っている
突き刺すような 痛い視線に 眉を顰める 目を背ける
憤りという感情が まっすぐ向かってくる
君は
君は
それほどまでに
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