はらはらとこぼれ落ちる言葉はさらさらと足元に散らばる砂の上に描く弧のように君よ柔らかくあれ心地よく目を閉じてあの先の洸を視るあそこに居てはいけないとあなた云う様に少し洸射す橋の向こう覘く砂粒が如く硝子が如く浅く深く突き刺さるばらばらと刻まれし心