度々旅
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今の原稿の自分の中での〆切は今月いっぱい。うぐ。ヤバイ。文字数足りてるといっても、何も発展していない。ヤバイ。しかしまぁ、書き始めると、次々と問題が出て来るもので。それを、小手先でごまかすと、後からどどーっとやってきて、一貫性にかけてしまう。趣旨が見えなくなる。ああ、恐ろしい。 結局、昼夜逆転が直せてないんですよ。今日も起きたの3時近くですよ。朝から爽快に筆をすべらせる、これまだ出来てないんですよ。あぁーーー、今日も寝坊したという落ち込みから始まり、よし今日は寝て明日から朝起きてやろうと思い、しかし、少しくらいは進めないといかんと思い、布団から這い出て書き始める。ああ、煮詰まった。やっぱり朝からすっきり頭でやらんといかんなどと言い訳し、ゴロゴロ考えながら他の本読み始めて・・・。 ほーんと、ダメなあたくし。でも、そう言ってられない状況に入ってきたので、ドカンと一発決めなければ。先輩が、論文書いてて最後の方は、8時間寝て、8時間飲んで、8時間本読んでたと言ったのを思い出した。8時間飲んでてというところ、意味わからんが、どうやら飲みに行った先でも書いたりしていたらしい。すげぇっすよ。しかし、そこまで行くと苦しいけれど楽しいのだろうな。イっちゃえるんだろうな。
今更ですが、あたしが唯一好きなことといえば、今いる場所から離れてどこかを彷徨うことです。で、今は物理的にどこかへ行くのではなく、脳内で彷徨っております。ええ、論文です。すっごい彷徨ってます。これでいいのかなぁ、なんかしっくりいかないなと。
書き上げた先に、論文の内容とは別に私の中に何が待っているのかは、未だわかりません。一回りでっかくなっているのでしょうか。やっぱり、自分はバカだと改めて認識するのでしょうか。いずれにせよ、歩き始めた旅なので、論文を書き上げるという単純な目的に向かって進んでいるわけです。
論文を書けなかったという場合を時々考えます。あまりにも、筆が進まず、頭の中にあるいろんな考えがパズルみたくばらばらになって、それが一つの形をなすなんてムリなのではないかと不安になった時です。でも、そんなパラパラに見える考えも、なんとか文字にすることができたら、そしてそれを並べたら形を成すものです。並んだ隣同士の意見ってのは、つながるものです。頭の中には、論文を書き上げるという目的の他に、論文の終点となる、ある意見へ収束させようという目的意識が働いていて、時々それが邪魔をします。結構、目的が先にあるってのは邪魔なもんです。で、それを取り外してみると、今までうまく行っていたものまで、バラバラになってしまいます。あれまぁ〜と思い、やっぱりこの目的でやっていくかぁと後に戻すわけです。でも、目的を仮定しておきながら、ちょっと見ないふりするのもありかなと。お隣同士の意見をつなげているうちに、書き上げるという目的は達成して、その終点がもしかしたら当初と異なってしまったとしても、それはそれでとても豊かなんではないかと。思ってみたりしてます。
ええ、あたし何書いているんでしょうね。ま、行き詰っているんですね。そんな鬱々とした中、日記でお友達になった人が当初の目的地を変えて、ケープタウンに向かうということを知りました。それを聞いて、ちょっと自分の中で突き抜けた部分があったので、こんなこと書いているわけです。
あたしには、この論文を書き上げる目的を達成することによってきっと違う何かも得るだろうと。それがどんなことであっても、歩き始めたらどこかに到達するってのはそれだけでかなりすばらしいし、実りあることだなと思ったのでありました。あたし、結構途中で、いろんな理由つけて逃げるからなー。私の場合、逃げ癖があるので、これをまず直さねばならんと、原稿を書きながら思ったのでありました。ああ、あたし、かなり参っているね。いかんいかん。
今回ほど、オリンピックを見たことがあっただろうか?そういう日々を過ごしております。完全に昼夜逆転というか、朝4時過ぎに寝て、昼に起きてます。いかんです。今日こそ早く寝ようと思いつつも、だらだら見てしまう。しっかり応援しながら見るならまだしも、選手のみなさんごめんなさいとばかりに、布団でゴロゴロ見てしまう。 そんな2週間がもうすぐ終わるのね。シドニーオリンピックが終わった時、オーストラリアの人たちは、オリンピックが終わりどうしていいかわからなくなって、無気力症候群みたいのが流行ってるって言ってたけれど、なんかわかるなーそういうの。お祭り楽しいもの。
あたしの研究発表の原稿は未だ半分くらいしかすすんでいない。あと数日で発表のためにエントリーしなければならないのに。困った。エントリー後、原稿提出、そして発表なわけだけれど、エントリーして発表できないのが一番嫌だしな。かといっても、発表諦めたくないしな。微妙なところ。さすがにオリンピックに興じている場合でもなくなってきた。とにかく、昼夜逆転を今夜早くねて直そう。絶対なおそう。
なんだろう、この悠長なあたしは。去年と同様に夏の研究発表に向けて原稿を書いているものの、去年のような危機感ゼロ。去年は、毎日泣きそうで、寝てても不安でしょうがなかった。夏に読んだテキストの量は確実に去年に比べて少ない。少ないどころか、去年メインにしたテキストなんて一行も読んでない。線がガシガシひいてあって、去年のモガキが見えて、なんか見たくないってのが正直なところ。去年の発表は失敗して、気付けば筆者の主張を理解するのがやっとで、そういうこと言ってたのかぁーで終わってた。つまり、発表はまとめや説明みたくなっててボロボロだった。
あんなに理解するのに苦労したのに、わかってみたら、なんてことはなく。どこを掘って、どこを攻撃して、どこを修正すればいいのかをだらだら一年考えてた。美味しいポイントを探していたともいえる。で、自分なりにその美味しいポイントを見つけ、それについてはダラダラ書いていたのだけれど、思った程メモはたまってなくて、困ったなぁと。そして、そのメモに書いてある主張を、論文の中で展開してくプロセスがうまくいかず、困ったなぁーと。困っているはずなんだけれど、危機感ゼロ。
しかし、あれだな。この勉強ってのは。どこにヒントが落ちていたり、何によって力がついているかわからんものだな。もしかして、文句言えるようになることが、力がついている印か?なんて思ってみたり。
そういえば、大学生の頃、高校の時にお世話になった先生に、ご馳走してもらった時、会話の途中で「だから、その学科の人間は嫌いなんだよ」と言われた。何を私が発言したかは覚えていないのだけれど、言われた。 その時は意味わかんなかったのだけれど、最近わかる気がする。自分の学科の人間と話すのは、めちゃくちゃ疲れる。何言っても、すんなり同意してもらえん。質問返しにあう。安易なこと言えない。これかぁーーーー。先生が言っていた嫌だってのは。あたしも、今そんな人間になっているのだろうか。そういえば、テレビとか見てても、昔より気になることが多くなった。え、それはすり替えじゃない?とか、全然論理的に説明してないよだとか、根拠が根拠として成り立ってないとか、すぐ思うようになってる。 これが、単に屁理屈を言う人間になっているだけなのか、成長の結果なのか微妙なところ。どうか、後者でありますように。
それにしても、危機感ゼロ。去年は書いても書いても頭に浮かばなかった全体図。今年は、先に浮かんでます。だから気がラクなんだろうけれど、書いているうちに、それが論理破綻していることでも発覚したら、それこそマジ恐いっす。
友達と靖国へ行ってきた。友人の家族は毎年この日に行っているけれど、本人は初めてということ。お互い感じたことを、いろいろ話す。その後千鳥ヶ淵にも行ったら、福島瑞穂やら土井たか子がいた。どうやら、いろんな団体を引きつれて来ている模様。団体名を耳にして、なる程なぁと思うこと多々。団体が献花をするのを見ていたら、瑞穂応援団のおばちゃんが花をくれたので、献花。瑞穂&土井に1mまで接近。あたしたちは何やってんだと。。。
その後、月島に行きもんじゃを食べた。この友人とはご近所同士でよく遊ぶのだが、あまり出かけたことがない。二人で出かけるのは珍しいので、いろいろ散策しようということになり、地下鉄で1日フリーパスを買う。なんだか、旅に続きみたいだ。都営地下鉄のフリーパス、普段なら700円のところ夏休み中は500円ということで、夏の残りに東京をうろつく時には是非使ってみてください。 友人は汐留に行ったことがなく、私は六本木ヒルズに行ったことがなかったので、大江戸線で行ってみた。まず、汐留。日テレ前はすごい人。イベントをやっていて、たくさんの行列があったのだけれど、何が楽しいのかよくわからずじまい。続いて六本木ヒルズ。店を覗いて化粧品などを買う。広場で石原慎太郎の小説「弟」の映画化かドラマ化のイベントをやっていて出演者がステージ上に途中から出てきた。遠くてよく見えなかったのですぐに退散。それにしても、TOKIOの長瀬君の歌・・・・。
お茶などを飲み、そろそろ帰ろうと思った頃ちょうどイベントも終了。うまい具合に、舞台上にいた芸能人が舞台から降りてロケ車に行く通路を発見。最前列で、見てしまったよ。1mの距離で。渡哲也、TOKIO長瀬、石原プロの若手、高島礼子、そして仲間由紀恵ちゃん。最初に渡氏が舞台から降りてきたのだけれど、その笑顔と輝く瞳に私も友人も思わず「わたりさぁ〜〜ん」と手を振った程、渡氏にはやられた。後は、私は仲間タンに釘付け。すっげぇ、かわいい。真っ白。友人は、長瀬君に釘付け。 期せずして、有名人をたくさん見てしまったが、やっぱり、芸能人と政治家ってのは見た時の感動が違うもんだ。
母と有楽町で待ち合わせ。久し振りに二人で出歩いた。母が、鳩居堂に葉書を買いに行くというので付いてきたわけだが、葉書一枚のためのわざわざこんな所来るなんて、ちょっと粋だねと思ってみたり。お香も買っていたけれど。 銀座は、いつもより人が少ない。お盆ということで、観光客が多い。それも、日本人じゃない人の方が多い気がした。憧れの和光にも入ってみた。昔、クリスマスに母親と銀座に来たことがある。その時、和光の横にあるミキモトなどには、若い男女がたくさん群がっているのに、和光はいつも通り静かな感じ。中を見ると白髪の老夫婦が時計か宝石を見ていた。その姿があまりにも素敵で、あたしは絶対に将来和光で伴侶に指輪を買ってもらうのだと思った。あたしにとっては、ティファニーよりも何よりも和光が憧れなのだ。 なんだか、母にたくさん歩かされ、夕方実家に辿りついた。父が囲碁から帰って来て顔を合わせた途端、「これから工場だ」と。あれまぁ。父は別に工場に勤めているわけではなくて、工場に製品を売るが側で、昔はエンジニアとして製品開発してたのだが、どうやら最近は営業をしているらしい。で、トラブルがあるとすぐに工場から呼び出される。普段でも、そこそこ呼び出されているのだろうが、お盆に出かけていると、必ず「トラブリました」と電話がかかってくる。携帯電話さえなければね。。。今年は、呼び出しないねなどと言っていたら、最後になって呼び出されちまって。かわいそうにと思いながら、見送る。 大人って大変だなーと思いながら、母に出されたスイカを食べた。甘い。そんな父はどうやら痛風になったらしい。旨いモノの食べすぎだ。痛風について調べてみたら、父親が好きなもんは、痛風にはよくないものばかりだったよ。ありゃりゃ。
10日
静かな伊勢神宮で厳かな気分に浸るというあたしの目標は、あっさりやぶれた。いつも通り寝坊。急いで着替えて、荷物をまとめる。もう帰らねばならないなんて、寂しい。荷物を宿に預けて、とりあえず外宮へ。もう9時過ぎているので、人がたくさん。正宮だけお参り。その後内宮。お札などを買ってみたり。そいえば、国内でどこかに行く度に、お札とか実家に買ってる気がする。うちには、神棚なんてないのに。神棚欲しいなぁ。。。とふと思う。 おかげ横町で土産物を探しているうちに、もう12時近く。名古屋に4時前に着きたいので2時頃には伊勢市駅を出発したい。そんなわけで、行こうと思っていた博物館はとりやめ。課題として残しておいた。少し時間に余裕があるので、また牛丼を食べた。それが、前回と少しばかり味が違った。前回は、開店と同時に入店し、一番のりだった。だから?とか思いながら、それでも美味しいのでむしゃむしゃ食べた。 宿に戻り、荷物をもらい。伊勢市駅で赤福を買い、さよなら伊勢。
すっごい忙しかった。あーっという間だった。それは、すべて伊勢鳥羽志摩スーパーパスポート『まわりゃんせ』のためだったような。
おかげ座(おかげ横丁)600円 鳥羽水族館 2,400円 鳥羽湾めぐりとイルカ島1,950円 ミキモト真珠島1,500円 志摩スペイン村 パルケエスパーニャ(パスポート)4,800円 二見シーパラダイス1,300円 合計12550円 伊勢市〜名古屋の特急片道2690円×2 その他、ちょこちょこ乗ったバスやら電車。 すべて『まわりゃんせ』の初期投資9400円で賄われたわけで。 最後、名古屋駅改札で、この『まわりゃんせ』を取上げられた時、すごい寂しい気持ちになったもんでした。この旅の一番の友を失うなんて!と。
名古屋からは、だらだらと18切符で。熱海で降りてみるも、店はすべてしまっており、時間が時間だけに、どこでも駅弁を買えず。お腹をすかせて家に辿りついたのは、11時近くでした。
とにも、かくにも、疲れた。でも、すごい楽しかった。それでいいのだ。また行きたいな。次に行く時は、伊勢神宮のそれぞれの宮は遷移してるんだろうな。何せ、20年ごとに遷移するそうであります。
2004年08月10日(火) |
伊勢3日目 志摩・鳥羽など |
9日。相変わらず、日にちずれておりますが。。。
今日の朝は、早起きして志摩に行こうとしていた。しかし、日頃動いていないあたしは、昨日のお疲れで起きれない。Tに何度も起こされるも起きれない。テレビからは、とくだねの小倉の声。もうそんな時間かと思うのに起きれない。眠りながらTに、鳥羽水族館にでも行っててと言った。9時半頃やっとの思いで起きると、本当にTがいない。あせってメールをすると、まだ宿周辺だとのこと。「あたしは、どうすればいいんだろう・・・。お留守番?」Tは、コーヒーを買って宿へ戻ってきてくれた。
1時間くらいかけて急いで?支度。志摩には午後から行き、先に鳥羽水族館へ行ってみることにした。スペイン村に併設しているパルケエスパーニョは夜9時までだし、友人は水族館好きなのでそういうことになった。水族館はかなりの混雑。あたしは、マナティーとセミエビで大興奮。昔テレビでセミエビを一度見てから、大ファンなのだ。いつか食べてみたい。
水族館の後、鳥羽駅前に数件ある伊勢海老やらサザエを食べさせてくれる店の一軒に入った。伊勢海老は2500円以上とのことで諦めて、大アサリとサザエを食べた。旨い。貝おいしいなぁ。ちなみに、その店には石田純一の写真が貼ってあった。純一。。。なぜか、写真の中で笑う純一を見て、切ない気持ち。もしかして、石田純一のマイカラーって黄色?はっきり覚えていないけれど、黄色い服を着て笑っている純一の残像があたしの頭にはある。
おなかも膨らませたところで次は志摩へ!今まで、志摩スペイン村の中に遊園地があると思っていたのだけれど、違うのね。遊園地のパルケは併設なのね。パルケは、夏休みだというのに、最高でも10分待ちくらい。TDLみたいなものを期待して行くとがっかりするかもしれないけど、遊園地としては楽しめた。アトラクション、8割くらいは乗れた。 一番楽しかったのは、ロストなんちゃらとかいうショー。これ、最高。このショーには、ずぶ濡れシートというものがある。普通は立ち見なのだけれど、そのエリアだけ椅子があって、一番前の特等席だ。「濡れますが良いですか?」と聞かれたが、別に夏だし昼間だし、濡れるといっても大したことないだろうと座った。座っていると、となりの席の一家が雨合羽を着て、荷物を全部ビニール袋の中にしまい始めた。え?そんなにすごいんですか?思わず聞くと、「すごいですよ。パンツの中までびしょ濡れになりますよ」との答え。なぬぅー。少し悩むも、楽しそう♪が先行し、一応ここは一番濡れますよと雨合羽家族が教えてくれた所だけは避けてずぶ濡れシートに座ることにした。 ショーのストーリーは、スペインのどこぞの水の村に悪者が来て、火で村を焼き尽くそうとする。そんな悪者に、村の姫様がヒーローと共に立ち向かう。みたいな感じ。ネタバレになってしまうけれど、悪者は登場しながら、あたし達ずぶ濡れシートの人間を水鉄砲で撃ってくる。なぁ〜んだこんなものかぁと思っていたら、途中から雲行きが怪しくなってきた。ガンガンいろんなところで火が上る。かなり熱い。村危ない。水の村燃えちまう。あれ、水の村?姫様は、水の村の姫様?あ、なんか村が燃え姫様が嘆きながら歌を歌い祈ってるぅうぅぅぅぅーーー。その瞬間、ドカーン!と上から大洪水。もろあたし達ずぶ濡れシートに水がぁぁぁぁ〜。 ほんと濡れました。半端じゃなく濡れました。ずぶ濡れシート内にも差があるのですが、あたしはパンツまで濡れました。寧ろ、雨合羽家族にそこは濡れると言われていた席に座っていた方がましでした。前にいた子供は、プールの中に落ちたみたいになってました。ある意味、ずぶ濡れシートはショーに大貢献です。観客は、ずぶ濡れシートの人間が濡れるのを楽しんでいるように見えました。そりゃ、そうだよな。他は立ち見で、ここだけ椅子。その上特等席。なのに、人があまりいなかったわけで。。。 その後夕飯の伊勢海老パエリアを食べる頃まで、びしょ濡れジーパンで園内散策なのでありました。 もう一つ印象に残っていることといえば、最後の方に、ジェットコースターに乗る時に、割り込んで来た一人のガキンチョがいた。ガキンチョを、Tが首根っこつかんで、「割り込みしちゃだめだよ」と後へ戻す。楽しい所で注意をされると、すっごい悲しい気持ちになるものだ。ちょうど、あたし達は、コースターの最前列になれそうだったので、注意されてしゅんとなっているガキンチョに「一番前乗る?」と話しかけたら、にんまり笑って頷いた。良く見たら、ずぶ濡れシートで一番前に座り、びしょびしょになっていた子だ。「乾いたねぇ〜」と話しかけたら、次は水鉄砲持って来て悪者にやり返すことにしたと、いろいろ話してくれた。ガキンチョかわいい。
そんな感じで、めちゃくちゃスペイン村楽しんできました。宝探しゲームみたいなものをお金払ってやって、変なビニールの剣までゲットして、はしゃぎまくりました。テンション高めに楽しめる場所であります。最後に、もう一回ショーを見に行き、ずぶ濡れシートに座っている人を眺めてきました。夜は、その席はライトで照らされてたよ。すっごい勢いで水かぶってた。これから帰るのにかわいそうに・・・と思いながら笑った。
というわけで、この日もかなりハードに動き回った。万歩計は2万くらいだったけれど。明日は、早起きしてもう一度伊勢神宮をお参りする予定。朝の厳かな雰囲気を味わいたいのだ。あ、ちなみにそのロストなんちゃらというショーでは、整理券をもらっておくと、終わった後にヒーローと写真撮影ができます。あたしは、しっかり写真をとってきました。かなりつまんなそうに写ってる、あたしとTと姫様とヒーローという大人4人の写真。つか、姫様のせいで濡れたんだから、悪者と写真を撮りたかったよ。
8日 日にちがずれてしまっておりますが・・・。
伊勢神宮の内宮は、朝早く行かないと混んでいると聞いたので、朝6時には起きようと思っていたものの、案の定寝坊で7時起床。外宮を先に参るというのが正しいお参りの仕方らしいので、急いで下宮へ向かった。朝早いので、気持ちがよく地元の人が散歩している。他のどんな神社よりも質素で、そこが神聖さを増している。下宮から内宮へは4kmあり、バスをだいぶ待たなければならなかったので歩き始めた。途中、私達をバスが追い越して行った。あれ?途中でバス停を見つけると、どうやらさっき外宮前で見たバスの時刻表は、観光するためのcanバスというもので、一時間に一本のバス。その他、普通の市内バスは20分おきくらいに走っていた。あちゃぁ。途中から暑さでダウンし、バスに乗った。なんだかんだと1時間程時間を無駄にしてしまった。 内宮は天照がいる。なんだか、感慨深い。もう9時半を回っていたので、人が結構おり、外宮程の厳かさは感じられなかったものの、正宮を前にするとシャンとした気分になった。荒霊も忘れずにお参り。内宮敷地内の池には、すごいでっかい鯉がいた。見てたら知らないおっちゃんが、鯉について説明してくれた。あれは、プラチナ系、あれは日本三景などと、鯉の模様を教えてくれ、あれは500万はするよと。。。。なぬぅ。「盗まれないんですかね」と下世話なことを聞いたら、これらの鯉は寄贈されたもんだとか。世の中にはすごい人がいるもんだ。 内宮傍のおかげ横町で昼食。『豚捨』というお店の牛丼を食べた。ちょっとかわった牛丼で、かなり旨い。大満足。
その後、歩いて猿田彦神社へ向かい、二見へ向かうべくそこからバスに乗って再び伊勢市へ戻った。これが、大間違い。内宮前から二見行きのバスが出ていたよ。またムダにバスに乗ってみたり、バスを待ってしまった。先ほど書いた観光用のcanバスってのは、一時間に一本だけれど、伊勢から鳥羽にある主要観光地を回るためのバスで、このバスの時間をチェックしてうまく回るべきだったようだ。
予定より遅れて、二見シーパラダイス。ここ、しょぼいし汚いのだけれど、イルカを触ることができる。ゾウアザラシと写真までとれてしまう。お勧め。夫婦岩は思った程の代物ではなかったが、きっと朝日が昇る時に来たら感動ものなのだろう。
そして、今度こそバスの時間をチェックし、うまく使って鳥羽へ。遊覧船に乗り、イルカ島、ミキモト真珠島へ。ミキモト真珠島では海女さんの実演を見た。白い布を着ている海女さんが、海へ飛び込む時って死ぬみたいで恐いと少し思った。どうやら、あの白い布は、鮫などから身を守るための、神聖な色ってことらしい。なる程。
とまぁ、こんな大急ぎで、ぐるぐる周り、鳥羽から伊勢市へ特急でビュン!と帰って来て、宿についた時にはくたくた。けれど、まだ伊勢えびはもちろん、海の幸を食べてない。夕食を探しに再び伊勢市駅周辺を徘徊。栄えている所は、少し駅から離れておりました。海鮮料理の店に入り、もりもり魚を食べた。しかし、ここの店主、料理を出すのが遅くて、客みんなに謝っていた。店を出る時も、「ありがとうございます、すみませんでした」だって。何も文句言ってないのに、随分と腰が低い人だ。
とにかく、お疲れ。万歩計の数字は3万歩くらい。布団に横になったら、すぐ寝てしまった。
7日 午前10時頃家を出た。18切符で、とりあえず名古屋まで。途中の車内では、ネパリーに声をかけられた。ちょうとあたしが、ナーガリー文字の布をかぶっていたので、話しかけてきたのだ。9月にはカトマンズに帰るらしいが、目黒にあるクラフトの店に今は仕事で来ていて、今日は蒲郡の友達の所に行くところだとか。名刺までもらってしまったよ。こんなところで、あの懐かしいインドやらネパールやらでもらう名刺をもらうとは思わなかった。しばし、ネパール話などで盛り上がり、メルアドを教えてもらった。やっぱり、旅ってのは面白いものだ。そいえば、ヒンデイー語が少しだけ役にたった。 あっという間に17時頃、名古屋到着。ここで、事前に情報を得ていたスーパー切符『まわりゃんせ』を購入。この切符。かなりすごいであります。リンク先にも説明がありますように、伊勢市〜賢島間のフリー切符で、名古屋からフリー区間までの往復の特急引換券、その他特急券が4枚がついており、三重交通のバスは乗り放題。スペイン村やら鳥羽水族館など、主要観光施設23箇所無料で入れてしまうというスーパー切符!伊勢方面へ行く方がおりましたら、是非使ってみてください。 『まわりゃんせ』のおかげで、名古屋から伊勢市までびゅん!と特急電車に乗り、19時には伊勢市駅へ到着。最初に予約してた宿のおばちゃんに紹介してもらった宿『両国』へなんとか辿り着いたのでありました。しかし、宿の入口で驚いた。すごい数の靴がある。宿の自動ドアには、「朝鮮初級学校サッカー〜〜御一行さま」とある。あちゃー。すごい団体さんですよ。どうやら、この子達に部屋をつめてもらって、あたしたちの部屋は確保されたようであります。すまんね。。。その上、空けてもらった部屋は、ユニットバス付の部屋。もしかしたら、先生の部屋だったのかもしれん。どうも、ありがとうです。お部屋のお値段、素泊まりで一人4500円でした。 宿で冷たい麦茶をいただいた後は、夕飯を食べに駅周辺をうろつく。しかし、栄えている所を見つけられず、仕方なしに路地のカウンターだけの飲み屋に入った。店のおばちゃんに今日はご飯炊いてないけどいい?と言われ、じゃ、適当に呑んで出ようと、あまり期待してなっかったのだけれど、料理は美味しかったし、安いし、何よりもこのおばちゃんが、なかなかのおばちゃんで、惚れました。上海からの引き上げ組で、金を稼ぐならば大阪と思い、難波でジャズの店も持ったことがあり、ダイビングにもはまり、今年は9月に奄美に潜りに行く予定だけれど、最近では山にも目覚めたとか。伊勢湾台風の話やら、政治の話やら、いろいろ盛り上がり、おばちゃん用のお酒までご馳走してもらったよ。おばちゃんの人生は、曰く「海千山千」だけれど、これって悪い意味じゃないわよ、それだけ修羅場をくぐってきたのよと。結婚以外は、やりたいこと全部したわーと。かっちょいい。ちなみに、このおばちゃん、あたしの宿の主人の同級生だった。ついでに言えば、この店にいた他の客は朝鮮学校の先生で、どうやらうちの宿以外にも朝鮮学校の子達がたくさんいることが発覚。だから、宿がどこもあんまり空いてなかったのね。とまぁ、一日目の移動日から旅気分満喫でありました。 そいえば、いつもならば、あたしは旅先で一日に一回は、怒り出すのですが、今回相棒のTはパソコンという武器を持ってきており、宿の場所がわからん!って時も、バスの時間がわからん!って時もこの武器を活用し、迅速な対応をしており、イライラしてあたしが怒り出すということがありませんでした。旅にパソコンってのは、むむむぅーーーと思うこともあるのですが、短い期間で忙しく周るとなると結構便利なもんだなと。
終電間際の電車で帰ってきたものの、眠れない。昨日眠りすぎた。だからといって本とか読み始めたら尚更眠れない。ここのところ珍しく読書モードで、朝まで読んでしまうことが多い。というわけで、早く寝ないと明日から困るし、でも寝れないしと、部屋をうろうろした結果、なんとなく日記を書いてみる。 宿をとっていたのだけれど、連絡があって、なぁんとダブルブッキングでしたと。。。。慣れないことするもんじゃない。友人が電話を受けたのだけれど、どうやら宿のおばちゃんのお友達の宿を紹介してくれるとのこと。けれど、電車の中だったので、後でかけなおしますと一度きって、電車を降りてから折り返し電話をしたら、「ただいまスタッフはおりません」のテープが流れていたそうな。。。。どうするよ。あたしたち。果たして宿はあるのかい?こうなったら、明日の深夜バスにする?などと話し合いながらも、 朝決めようってことに。結局いつものパターンですよ。 飲み会は、とても楽しかった。2.3年会ってない先輩も来た。マスコミ関係のくせして、なんだか田舎くさくなり、オーラがなくなっていたのが笑えた。もっとかっこ良かったよなーと私と友人。水中メガネだとかサンオイルとか、テーブルに出し始めたので落書きしておいた。こういうイタズラ、懐かしい。一度バラバラになったものの、今では東京に戻ってきている人が多くて、時々会えるようになった。会う度に、温かさを感じ、あの楽しかった学生時代を思い出す。かっこ悪くなってた先輩が、卒業の時残した言葉「オレ達は家族だから」今でもよく覚えています。あなた達は、やっぱりあたしの大切な家族です。
薬を飲んで、寝て復活。久し振りにお布団も干した。気持ちがいい。これからお出かけ、飲み会。けれど、未だ明日からの旅の荷物は出来上がってない。できあがってないどころか、鞄も出してない。明日は何時に出発できるのだろう。珍しく宿を一泊目だけ予約してみた。けれど、というかだからというか、とにかく明日行かなければならない。明日あたしは、伊勢に辿り着かねばならないのだ。時刻表もまだ見てない。とりあえず、名古屋までは結構すぐに着いた記憶がある。まぁ、なんとか昼前に出れば着くだろう。。。 冷蔵庫の整理もしてないよ。ピーマンだらけだよ。帰ってくるまで生き残っていてね。 新聞だけ止めた。それが、ちょっと感動。販売所の電話番号がわかなかったので、HPに書いてあった番号にかけてみた。おばちゃんが電話をきるときに、「ではお気をつけて行ってらっしゃいませ」と言ってくれた。こういう小さな言葉って嬉しい。他の新聞では言われたことないが、いない間の新聞も読みますか?とも聞かれた。なるほど、まとめ配達もしてくれるのかぁ。なかなかやるな。そういえば、契約ごとに本社から電話がかかってきて、不都合はないか、販売員はちゃんとしてるか聞いてくる。頑張ってるなと素直に感心。とまぁ、こんなこと書いている間にもう家を出る予定より20分も遅れているよ。やばいやばい。今日の夜日記を書けないかもしれないので、今書いてみたのでした。
2004年08月05日(木) |
なんでいつもこうなの? |
女の子には、月に一回面倒なものがやってくる。いや、女の子じゃなくて、女の人にはやってくる。あたしは、ずーっとこれに振り回されてきた。人によって、すっげーラクちんは人もいるけれど、あたしの場合は、とても面倒だ。 毎月、この辺りだろうなぁ〜っと予測する。で、やってくると、早々と薬を飲んで、可能ならばその日はお姫様デーと勝手に名づけ、家で何もせずダラダラしてる。毎回、そのお姫様デーを考慮して、授業での発表の日を決めたり、準備をしたりもするもんだ。何せ、腰とお腹が痛く、薬を飲むタイミングが悪いと、あぶら汗をかきながらイテェーイテェーと一人部屋で悶えたり、最近ではなくなったが吐いたりする時もあるからだ。それと、くる数日前は、かなり腰が痛くなり、眠くて眠くてしょうがなくなる。この眠いというのは、かなりやっかいで、直前に授業の準備とかあると、ほんと間に合わない。テキスト読みながらグー、授業中にもグーになってしまったりする。だから、あたしにとっては、すべての予定はこれをふまえてということになる。 けれど、授業だなんだと、まぁ予定を立てても、自分だけの問題ではないので、時にはぶつかったりしてしまう。しょうがない。社会人は、こんなこと言ってらんないしな。今ほど自由でなかった、高校時代などは、毎回保健室で寝ていたし、保健室で試験も受けたりした。とにかく、ホントにやっかいだ。 でも、何がなんでもぶつかって欲しくない時がある。旅だ。なのに、あたしは毎度毎度ぶつかる。これほど、気をつけているにも関わらずだ。そりゃ、長期旅ならば、しょうがないとも思う。なのに、1週間とかでもぶつかる。なんでなのさ。なんで、10日もそういう時は遅れるのさ。台湾の時もそうだった。向こうについた途端、猛烈な腹痛。まる一日宿に篭るハメになった。一回目のインドもそうだった。電車移動辛すぎ。この間、予定してたタイも、実際行っていたらそうなってたようだ。 さて、今月、本来ならば、先週にはお姫様デーを迎えてるはずですよ。なかなかやって来ない、お姫様デーを待ちながらの、小さな腹痛と腰痛を抱えた眠い日々。遅れれば遅れるほど、この眠い日々は増える。そう、ここが謎なのだ。予兆は、予定どおりやってくるのに、お姫様デーはやってこないのだ。きっと、戦いの日のために、体力温存で眠くなるのだと、勝手な解釈をしている。だから、眠い期間が多いのは、それだけ戦いが辛いものになるのかと、あたしはビクつくわけで、とにかく早く来てくれよと願う。ちなみに、お姫様デーを迎えた途端、眠気はとび、無事にこの日を戦い終えた喜びのためか、精神的にもやる気がでてくる。 4月頃、大学の先輩達を会う約束の時も、このお姫様デーにやられた。私が毎回辛かったのを知っているので、「生理でいけません」と言い、行かなかった。その時、先輩は、次回はあたしの生理の日を念頭において日にちを決めようなんて冗談で言っていた。その人たちとの飲み会が明日ある。先輩は冗談で、私の友人に「あいつは生理で来れないよ」と言っていたとのこと。いや、ぶつからんのでいけるさと思ってた。それがですよ。さっき来ましたよ。痛いですよ。お腹。その上、あさってから国内をうろつく予定ですよ。なんでいつもこうなるのさ。。。。。 今回は、絶対薬をうまくのんでやる。というか、温泉とか入りたかったなぁ・・・・。とほほ。
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