度々旅
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2004年01月29日(木)

 なんだか落ち込み気分でいたら、院生仲間から呑みの誘い。最初はあんなに距離を感じていたけれど、今では恋しい人たちになっていた。どうせ、社会の役にも立たないし、お金にもつながらないし、戯言みたいなものだしという、私たちの学問。なんの資格も持たずに、博士修了したからといって就職が保証されているわけではない先輩方々。ある意味、身ひとつ、思考と言語を武器に、己自身だけで生きているあなた達。大好きです。
 社会を見渡すと、不安でどうしようもなくなり、落ち込んだりする。傷を舐めあっているわけではないけれど、不器用で、自分の物差しでしか生きれないこの人たちをいると安心する。社会的なものから乖離してはいけないけれど、自分がこれでも良いのだと思える。こういう人たちと出会えただけでも、この学問と出会い、院生になって良かったと思えた。
 
 


2004年01月27日(火)

 やはり、どう考えても、なか三日しかない旅なんて、短すぎる。ひどすぎる。と思い、なんとか都合をつけて、あと2日延ばそうとしました。しかし、すでに満席!あぁ〜。まぁ、今回は、どこかに旅行に行こう。国内は高いから、海外にしよう。台湾は行ってしまったから、あと安いところは、アメリカか、東南アジアか、韓国か?ってことで、ならば、この間友人がタイへ行ったとき、時間がなくて、バンコク見てないと行っていたから、バンコク行こうってことになった。
 まぁ、旅ってより、しょうがない、今回は旅行だ。観光だなんて割り切ってみた。しかし、いざ地球の歩き方などを見てみると、あぁ〜、もっと戯れたいと思ってしまう。バンコクだけなんて、寂しい。というか、ダラダラしていたら、ご飯食べるくらいで、3日過ぎてしまう。しょうがない、現地ツアーでも使うか?そうでなければ、我々は、バンコクのゲストハウスとその周辺数百メートルだけで、帰ってくることになりそうだ。と思い、現地ツアーを調べてみたが、別に見たくもないものまでツアーオプションについているぅ。それに、自分で行った方がはるかに安いよな。とまぁ、いろいろ迷っているですよ。
 ふと思ったことは、インド航空券がもっと安ければ、インドに行くのになと。知らない新しいところに行くのは、疲れるわけで、やっぱり時間が欲しいわけで、インドに本当は何度も行きたいわけで。うむぅ。いつもならば、その場所を移動する前日に必死に観光して、あとはダラ〜としているけれど、今回はなんとも忙しそうだ。


♪ HPのトップページの写真変更しました。小手先だけの更新で、今年もだらだらやらせて戴いております。


2004年01月25日(日)

 昨日、バンコク行きのチケットを予約しました。短期間のアルバイトのおかげで、小金ができたので、ちょっとばかし2月半ばに行くことにしました。いつも通り友人Tと行くわけですが、友人は社会人になってしまったので、本当に数日だけ。悲しいのぉ。私だけ、少し長く残ろうかとも思いましたが、そうそう遊んでいられる状況でもないので、帰りも一緒ということになりました。けれど、友人はパスポートの期限が切れており、これから申請。相変わらず、ドタバタしておりまする。
 パスポートを取得してから航空券を買おうと思っていたのですが、ネットで空席状況を確認すると7席しか残ってないとのこと。むむむ。これでは、パスポート取得を待っていたら、満席になっちまうかもしれん。もともと、無理だったら国内で北海道か先日行った温泉に再びと思っていたものの、やっぱり行きたい。けれど、よく考えたらパスポートがなくても、チケットって予約できるのではないか?と思いHISに電話してみたところ、可能でありました。そうか、別にこちらがパスポートを取得出来なくても、それで損するのは私達なわけだから、パスポートなくてもチケット取れるのは当たり前か。そして、電話してわかったことは、どうやら空席情報って7席以上は表示されないとのこと。なるほどねぇ〜。
 しかし、予約したものの、まだどの便に乗れるかわからないとのこと。けれど、台湾でトランジットらしい。降りれたら、猪肢飯を食べよう。
 そういえば、昔タイへ行こうと思ったことが一度あった。大学受験を失敗し、これはもうタイに行って象使いに弟子入りするしかないと思った。で、親が保管していたパスポートをばれないように盗み出し、お年玉などのお金を計算した。その頃はまだネットで何かを調べるという術はなくて、どうしたらタイに行けるんだろうなどと思いながら、結局上野動物園の象を見ただけで、気持ちが落ち着いて、もう一年がんばろうって気になった。あの頃は、タイなんてとんでもなく遠い国みたく思っていたけれど、なんて簡単に行けるようになってしまったのでしょう。不思議なものだ。今、本当に恐ろしいと思いながら行かなければならないのは、紛争や戦争をしている地域を除けば、コロンビアくらいか?などと思い、コロンビア旅行を調べてみたら、やっぱりコロンビアの日本からのツアーってないのね。。。
 知り合いが、コロンビアに住んでいたことがあるけれど、車から降りて歩いたことは殆どないと言っていた。そんなことしたら、命がいくつあっても足りないと言ってた。うむぅ。行ってみたいが、お金以上に、旅の術や危険察知能力がまだまだだ。
 ちなみにその密かに抱いた渡タイへの気持ち、母親には完全にバレバレだったようで、数ヵ月後に、あの時パスポートを隠し持っていたけれど、タイに行こうとしていたでしょと言われたのでした。母親はすごいなぁ。


2004年01月24日(土)

 ついに、長い戦いに終止符が打たれた。N○Kの料金。電話がかかってきて、「家にいらっしゃいますね。これから徴収に行きます」と宣言されたり、日に何度も来られたり、おばさんではなく、支店から偉そうな人に来られたり、一度は引き落としする結果になったものの、印が薄くどうにか逃れたこともあった。そんな長い戦いだった。そりゃ、あたしも本当は払った方がよいと思うけれど、大きいのよね、金額が。。。。。
 そして、最近すっかり徴収に来なくなっていたと思って気を抜いていたら来た。そして、払えと言われたけれど、また私はゴネタ。ごめんね、おばさん。けれど、もちろん、おばさんはひかない。かつては、この辺りで、私は負けていたのだけれど、銀行で下ろし損ねて、お金がない時だったし、だからといって、引き落としにされたらたまらんと思い、実家で二世帯分払っているのだから、十分ではないかなどと引かずに、強気で訴えたら、うおおおお、じゃ、テレビ故障ってことで、もう請求書も行かないからと言われた。ありがとうおばさん。本当に感謝。お金を稼ぐ人間になったら、払いますから、ありがとうございますと何度もお礼。いつになったら、払う人間になるかわからないけれど、おばさんにとても感謝。最初は、互いに高圧的態度だったけれど、なんだか、最後は穏やかな雰囲気になれた。
 


2004年01月21日(水)

 今週は、毎日通いのバイト。毎日、家を出て電車に乗って出かけるってのは、健康的だ。とても充実した気分でいます。家にいるときよりも、本を集中して読めるのが嬉しい。帰りにコーヒー飲みながら勉強できるのも嬉しい。ついでに、バイト中に研究室にある先生の本を読めるのも嬉しい。
 少しは外に出るようになるべきなんだな。


2004年01月17日(土)

 ヒンディー語講座の帰り道、寒さに耐えられずバスに乗ってしまった。行きは明るいからよいのだけれど、夜はお腹は減っているし寒いし暗いしで、乗ってしまったら、あっという間に駅までついた。クセになってしまいそうだ。スーパーに寄ったら、白菜売れきれ。そんなことってあり?みんな考えることは同じなのね。東京の人は、窓の外は雪、家の中では鍋の湯気ってのに憧れがあると私は思っているのだけれど、きっとそれをみんなやったんだわ。白菜がないので、キャベツでモツ鍋。うまいっす。
 なんだかんだと忙しい。けれど、充実しているかんじで、良い。都心にバイトついでに、実家に帰ろうと思いながらも、なかなか帰らず。いかんいかん。


2004年01月13日(火)

 なんだか、日記さぼりすぎ。知らない間に、1月も半分近くたとうとしている。いかんいかん。一人正月ボケで、今年最初の授業を先日休んだ。知らない間に学校が始まっていた。ショックは大きい。気付いたのは、他大学に教授のお手伝いバイトをしに行ったとき。やけに人が多いなと思い、もしやうちの大学も始まっているのでは・・・と思ったら始まっていたよ。うごぉ〜。
 年末、年始ボケというよりも、全て温泉ボケのような。帰りたい温泉。。。けれど、そういうわけにもいかず、やることがたくさんだ。論文の下地になるレポートを書かねば。ヒンディー語も、文字を覚えただけでは飽き足らず、文法初級講座も申し込んでしまい、もう始まってしまった。急に、難しくなった。というか、参考書も辞書も持っていないので、授業で聞き逃すとアウトなので、必死だ。一人ではなく、友人と一緒に講座を申し込んでよかった。書き損ねたものは互いにフォローできるし。けれど、英語もこれくらい必死に中学、高校と授業を聞いておけば、苦労することはなかったのだろうな。未だに苦労している。というか、一番嫌いだった語学を武器に学ぶようになるとはあの頃、まったく思っていなかった。何があるかわかったものではない。
 元旦に会った友人は、小学校の塾で知り合い、中学、高校と一緒だったのだけれど、大学でお別れして、そこからまったく互いに違う道を歩いている。けれど、彼女と私の間は殆ど連絡をとっていないのに変わらない。根拠なき信頼関係が築かれている。彼女は、小学生の頃に私に語ってくれたような人生を歩んでいる。あたしはといえば、あの頃思い描いた大人の私はどこにもいない。彼女と会うと、かつての私と会っているようで、不思議な感覚になることもある。けれど、彼女になりたいとも思わないので、これで良いのかもしれない。
 そういえば、これだけ子供の頃、いや、ほんの数年前にも予想がつかなかった今の私だけれど、一つだけ予想というか計画が実現している。「大学には8年間いる」と中学くらいから思っていた。なぜか、思っていた。結局、学部と院を合わせたら、来年度で8年目なわけで・・・。どうしてこんなことだけは、実現しているのだろう。


2004年01月04日(日)

 那須へ2泊3日、両親と友人と犬1匹で行ってまいりました。温泉に行くときは、湯治場で検索していくのがよいのだということを知りました。そこは、那須の秘湯とかで、母親が新聞で載っていたのを見つけて予約したのですが、江戸時代からの部屋も残っていて泊まれるし、風呂はたくさんあるし、安いし、すばらしい宿でした。
 宿内は迷路のようで、迷子になるは、歩いているといきなり男の人が全裸で仁王立ちしている姿に出くわすはと、館内のいろいろなところに湯がありました。川沿いには、プールのように広い混浴露天の風呂があり、雪を見ながらビールを飲んてみたり、タイミングよく独り占めして泳げたりとまぁ、今までのあこがれの温泉体験を、いともあっさりクリアしてくれるような温泉でした。それで、1泊1万円しないのだから、素晴らしい。
 もともと、犬は車にでも置くか、許可してもらえれば、宿の前にでもつながせてもらおうと思っていたら、いともあっさり宿に泊めることを許してもらえ、他にも犬を連れてきている客もあり、犬も大満足のようでした。
 犬も泊まれて、川沿いで雪見酒しながら風呂に入り、24時間入浴可、食事は囲炉裏傍なんて素晴らしい。男女混浴露天風呂も、夜になってしまえば、気にならないものだなと。常連の知らないおっさんやら女の子たちと、ダラダラ話したりテレビを見たりしながら宿に置いてあった焼酎を呑んだ後、露天風呂に入っていたら、ああ桃源郷ってのはこういうところを言うんだろうと酔っ払った頭で思いました。
 とまぁ、2泊3日の家族旅行から帰ってきて、インドから帰ってきたくらい、ああ〜宿に帰りたい、旅先に戻りたいと思うとは予想もしませんでした。今度は、素泊まりで自炊しながら5日くらい行きたいものです。自炊して5日以上になると、何せ宿代は4千円切るのですから。
 以前、テレビで見た湯治場特集番組。出ていた夫婦が、ここは極楽と言っていたのがよくわかりました。
 ということで、犬も連れて行けると判明したこともあり、親は春に再び行く予約をしようとしております。


2004年01月01日(木)

 本当に正月なのか?と疑いたくなる程、正月気分ではない。うむぅ。昨夜、正月気分を味わうべく年が明けてから神社にお参り。すごい混雑ではあるのだけれど、なんだかなぁ。。。やり直したことがあると、あんまり正月って気分になれないのだなと痛感。それに、暖かいし。もしかすると、私にとっての正月はおじいちゃんと戯れることで、おじいちゃんとおめでとうと言い合わないと実感がないのかもしれん。
 今年の目標は、論文を書くことそれに尽きる。おみくじを引いたら小吉。旅は、南方がよいらしい。学問は、困難で、一心に勉強せよとのこと。その他もろもろは、人に助けられると書いてあることが多かった。なんか、あたっている。いつも、あたしは人に助けられている。一心に勉強せねばとも思っているよ。旅は南を考えている。もしかして、おみくじとは、私がこうすべきだと思っていることをただ保証してくれるだけのもの?
 神社から帰ってきて、甘酒をだらだら呑み、朝生をみた。そういえば、割れポンはやらなくなったのだろうか。
 昼間、人生の半分以上をともにしている友人と会う。小学校の時にも、元旦から一緒に出かけた覚えがある。彼女と元旦からお茶を飲むとは、縁起がよいような気がする。私が「年賀状が3枚もきた」と言ったら、彼女はとうとうゼロになったとのこと。こういうところが一緒だから、ずっといるのだなと痛感。
 とまぁ、正月気分ゼロと言いながら、明日から親と温泉。論文が書けなかった私は、もう親に従うしかありません。親と旅行なんて、何年ぶりだろう。何を話せばよいのだろう。なんだか、やけに緊張してしまうのでありました。
 


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