猫頭の毒読書日記
DiaryINDEXpastwill


2002年03月19日(火) 【epigraphというと】

◎ 2002/03/19(Tue) 11:01




___________________
ep・i・graph [éprf/-:-]
━━ n. 題銘[辞], 碑文.

ジョン・ダンの例の詩
人は皆孤島ではない・・・・と

へミングウェイの 誰がために鐘は鳴る
の関係??
___________________


2002年03月18日(月) 【鏡の中】




◎ 2002/03/18(Mon) 07:38




朝永振一郎「鏡の中の物理学」(講談社学術文庫)
「現在、世の中には、物理学にかぎらず科学というものを賛美する人は
少なからずいるわけですが、それらの人々にとって、科学とはひじょうに
いいものであるというその理由は、多くの場合、科学はわれわれの生活
を便利にし、より豊かに、また楽にしてくれる、そういうことが理由になって
いると思うのです。けれども、この観点に立つならば、科学がほんとうに
われわれの生活を豊かにしているだろうかという、そういう考えかたも
ありうるわけで、じっさい、科学がかえってわれわれの生活を悪くしている
のではないか、そういう見かたもありうるわけです。(略)つまり、科学の
本質というのは、生活をよくするとか悪くするとか、そういう次元と別な次元
の価値あるいは、少なくとも意味をもっているのではなかろうか、そういう、
よくするとか悪くするとかいう観点とは別の方向にむいているような意味が
あるのではないか、という、そういう問いの出しかたがあるわけですね。」



2002年03月16日(土) 『成功の哲学』

ナポレオン・ヒルの『成功の哲学』
______________________________________
もし、あなたが負けると考えるならあなたは負ける
もし、あなたがもうだめだと考えるならあなたはだめになる
勝ちたいと思う心の片隅で無理だと考えるなら、あなたは絶対に勝てない
失敗すると考えるなら、あなたは失敗する
世の中を見てみろ!
最後まで成功を願い続けた人だけが成功しているではないか
すべては人の心が決めるのだ
もし、あなたが勝てると考えるならあなたは勝つ
向上したい、自信を持ちたいといつもそう願うなら
あなたはその通りの人になる
さあ、再出発だ!
強い人が勝つとは限らない
すばらしい人が勝つとは限らない
「私は出来る!」
そう考える人が結局は勝つのだ
___________________


2002年03月12日(火) 筒井康隆の「寝方」

【泉さんの話面白いから保存〜〜】 Res


◎ 2002/03/12(Tue) 09:54




泉@気分はタセット  投稿日: 3月11日(月)22時59分27秒
筒井康隆の「寝方」って、読みました?
好きだった作品。
何気ない日常を、極限まで意識化している。
そのおかしさ。
意味づけは大事だけれど、認識できる、意識化できるものって、意外に表層の出来事だったりする。
言葉に拠らない思考も大切ですよ。
あの人のここがスキって言える恋愛より、
どこが良いとは言えないけれど、なんだかわからないけど、どうにもならなく好き、
っていうほうが、深く愛してる気がしない?んなかんじ。
昔ね、第三舞台の鴻上さんとかと、よく飲んだりしたんだけどさぁ、
彼曰く、「世の中意味まみれなのよね」って。
意味をあえて主張しない、そこに存在し続ける、それだけを感じさせてくれる作品って言うのも、
なんか潔くって、静謐で好きなんだ。

話は飛びまくるけど、進化もそう。
意味不明な形態って言うのは、ダーウィニズムに反して結構豊富な事例がある。
僕たちがその有利さの意味を探り出せないものもあるし、もともと無意味だからこそ残るものもある。
無意味を許容することで、多様性が生まれたりすることもあるんだよん。

さて、話はラテン語に。
死んだ言語は変われないと言うこと。
日常で使われている言葉は、時代とともに言葉自体の意味が変化したり(例 いとかなし、ちょべりば)、
死語になって失われたり、常に変化していくもの。
でも、その言葉を使っていた民族が滅びてしまうと、言葉は死に不変のものになる。
死んだ言語を使っていさえすれば、学名の意味は未来永劫にわたって不変のまま
同じ意味を正確に伝え続けることが出来るわけ。
その辺に気が付いたリンネは、そう言う点でもすごい人。
もっとも、ラテン語はインテリ層の共通言語という下地もあったけどね。

科学は常に遅れてやって来る。
ゴドーさんのように来てくれそうでいて、なかなか来なかったりする。
で、野性の思考が科学の代わりを果たしたりする。
感覚は常に先に到着するって訳。
まぁ、間違ってることも多いけど、どの点は科学もどっこいでしょ?ひひ。
とにかく今現在を何とかしなくちゃならんときに、
臨終の床にあって、将来の医学の展望を聞かされてもはじまらんのと同じ気がする。


2002年03月10日(日) 【にゃににゃに】


◎ 2002/03/10(Sun) 14:40




「生命」の最初のスタイルは、「鉄」を栄養源にする「バクテリア」だという説までは認められてます
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=232036






2002年03月09日(土) 宮部みゆき

【芸術選奨文科大臣賞:宮部みゆきさんら】


◎ 2002/03/09(Sat) 10:22




文化庁は8日、01年度の芸術選奨の受賞者を発表した。
文部科学大臣賞には俳優の池内淳子さん、
映画「ホタル」などを監督した降旗康男さんら12人が選ばれた。贈呈式は12日、東京都内で開かれる。

 受賞者と主な業績は以下の通り。

 ◆文部科学大臣賞

 【演劇】俳優 池内淳子(68)=本名・中澤純子=東宝現代劇「空のかあさま」

 【映画】監督 降旗康男(67)=映画「ホタル」

 【音楽】筝曲家 野坂恵子(63)=「第18回野坂恵子リサイタル」

 【舞踊】日本舞踊家 猿若吉代(69)=本名石川泰子=「猿若会」の長唄「雨の四季」など

 【文学】小説家 宮部みゆき(41)=本名・矢部みゆき=小説「模倣犯」

 【美術】建築家 石山修武(57)=住宅「世田谷村」▽画家 宇佐美圭司(62)「宇佐美圭司・絵画宇宙」展 

 【古典芸術】能ワキ方 福王茂十郎(58)=本名・福王輝幸=能「泰山木」

 【放送】脚本家・小説家 野沢尚(41)=テレビドラマ「反乱のボヤージュ」

 【大衆芸能】ジャズトランペッター 日野皓正(59)=アルバム「D・N・A」など

 【評論等】仏文学者・文芸評論家 清水徹(70)=著作「書物について」▽文芸評論家 三浦雅士(55)=著作「青春の終焉(しゅうえん)」






by byM@猫頭




2002年03月07日(木) 分類と(理論的)研究

古巣の某所で~(^◇^)/
_______________________

分類と(理論的)研究とは深い関係にある。
両者の関係には二つの方向があるように思う。
 第1は、理論が先にある場合で、
理論・常識・専門知識が出発点になって分類基準を立て、
さまざまな対象を分類し、分類結果を得るものである。
こうすると、必ず「その他」のようにうまく分類できないものがある。
それが次の分類枠の決定のきっかけになる。
こうして「理論」が深まっていく。
 第2は、理論が先にない場合で、自分の頭で対象物をエイヤッと分類して、
分類結果を得るものである。
これは、頭の中で漠然とわかっていたこと(分類基準など)を明確化したことに相当する。理論を作り上げたわけである。
 分類に当てはまらないものを考えることによって、
その分類が普遍的な(文化の違いを越えて広く適用できる)ものかどうか、
さらに考察することができる。
__________________________________
異なる理論の中で使われる用語を安易にごっちゃにして使わないほうがよい。
 また、異なる理論の中で同一の用語が使われている場合(格・主語・語・文・文法……)も、
誤解されやすいから、定義をきちんと与えながら使うほうが望ましい。
_______________________
【研究能力】 Res


◎ 2002/03/07(Thu) 20:14




_____________________
(1)自分に自信があること
やればできるのである。まずは、自分自身に自信を持とう。

(2)なんでも自分でやる(できる)こと
(3)どこまでもこだわって追求すること

(4)ものごとの全体を見渡すこと
 
(5)新しいものごとにチャレンジすること
(6)学習能力に優れていること
 短時間でものごとの本質を理解し、それを応用していく能力が必要である。
おそらく学習能力というのはそんなものをさすのだろう。
________________






2002年03月04日(月) 【竹田青嗣の哲学】

◎ 2002/03/04(Mon) 10:37




> ―「美醜」の問題について、現象学的な立場からの理解を語る―
> -----------------------------------------------
> http://www.phenomenology-japan.com/takeda.htm
人間の「関係」は何が原理になっているかというと、「他者」との「幻想関係」です。
自分が他者をどう評価し他者が自分をどう評価するか、そういう関係が基礎ですが、
この関係は、暗黙の約定関係、簡単に言うと暗黙のルール関係と言えます。
でもそれが約定関係、ルール関係だということは意識されていません。
神がもっとも偉い、とか、男が女より偉いとか、
子供は親の命令に従うべき、といったことは、
自然の摂理ではなくて、ルール関係、暗黙の約定ですね。
つまり、人間の関係世界は、総じてそういう
暗黙の、また明示的なルール関係の網の目なんです。
また、この網の目を作る基本契機が「言葉」です
____________________________________________


2002年03月02日(土) 【哲学ドリル】



◎ 2002/03/02(Sat) 15:08

http://ilk.co.jp/washida/
鷲田教授の本を読んでる


猫頭 |MAILHomePage