Sea of Love 2005年08月08日(月) |
週末の横須賀。
一日だけど一般開放された基地。 日本だけど、ここはカリフォルニア州。
夏休みに入った日本人で溢れる真夏のベース内。 入り口でセキュリティチェックを受け ミリタリー装備の黒人たちとすれ違いながら 海に向かって歩く。
呪われたような暑さの基地内を カラフルな浴衣を着て歩く日本人の男女たち。
街全体がお祭りだから当然なんだろうけど、 カラフル過ぎる浴衣がまるで ヴェトナムのアオザイのようだ。
奥へと歩くと野外コンサート場があって、 オールデイズのSea of Love が演奏されていた。
さらに奥には、
海を見渡しながらBBQができる小屋がいくつかある。 強い日差しから逃れようと小屋の中のベンチに座り
ぼんやりと水平線を眺めていると 軍事船が一隻浮かんでいて 静かに海を横切っていた。
小屋の横にはビーチバレーができる砂場があり そこで砂遊びをしている日本人の子供たち。
思ったことは、
・・・平和。
お祭りで浮かれた日本人の顔とは反対に 基地内を巡回する軍人たちの険しい顔。
そう、この平和は日本人が自ら勝ち取った平和じゃなくて 降伏して他国から与えられた平和だ。
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