週末の夜のコンサート。 少し洒落た大人になってみました。
ステージの上のその人はジャズを30年歌いつづける人。
ライトに照らされ自分の歴史を語る光り輝く遠い存在は ふだんは見ることのない美しい別人でした。
彼女は60年代の歌、Superstar をジャズ風に歌います。 それからスタンダードも数曲。
ときに、ジョークを言いながら
「彼がいなくなるなんてこれっぽちも気づかなかった。
わたしはなんて無神経でお馬鹿さんだったんだろう」と
プライベートな部分を隠しもせず 別れの歌 INSENSATEZ を感傷的に歌う人。
わたしがジャズを聴くのをやめたときの曲もこれ。 いわくつきの曲。
そしてアンコールの最後はやっぱりあの歌です。
Fly Me To The Moon。
重ねた想いと時がよみがえりわたしには十分すぎる夜でした。
この夜、新たに好きになった曲は 開演前のざわついたホールに静かに流れていた曲。
満たされた穏やかな気分になるこの曲。 いつか原曲を買いにいこうとおもいます。
Overjoyed。
Overjoyed, I've been buiding my castle of love・・・
この曲知ってますか? わたしは知りませんでした・・・・
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