総天然色色眼鏡

2004年04月29日(木) GWごっこ(その1)

いかにもGWらしく,軽井沢なんぞに行ってみる.
ずーっと山の中や上を走る広域農道をブイブイ走ったら気持ちよかった.
昨日からカレーが食べたくて堪らない衝動に駆られていたので
目的はカレー.

自力で軽井沢に行ったのは初めてだった.
今まで気にしたこと無かったけど
御代田を過ぎた辺りから緩く長い上り坂で
やっぱり結構標高高いなー,と思う.

中軽井沢付近から周りは県外車(八王子とか練馬ナンバー)ばかりになる.
車は多いけど,予想よりはずっと少なかった.
しかし高級車の比率が高いので緊張する.

目的のお店はカレーと紅茶のお店『チャンデラ』.
(別荘地の方にあります)
毎年4月29日開店だそうだが
「今年は軽井沢全体でGW初日の客が少ない」
そうで,本日は私で二組目の客だったらしい.
超歓待され,恐縮する.
カレーはキーマンオムレツカレーor豆カレー
それにアイスニルギリ茶orマンゴヨーグルトorサラダのいずれかがついて1,000円.
ご飯は玄米or白米.
かなり良心的もとい相当お買い得な値段だと思う.
私は豆カレー(豆はレンズ豆,ひよこ豆,緑豆,金時豆)にニルギリを付けた.
しかも,デザートまでおまけで頂く.
(多分,オーナーのおやつのお裾分け・・・ご馳走様です)
カレーはほとんど辛くない.優しい味.
今度はカロリーメイツ(=がっつりご飯を食べる友の会)と行こう.

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夜,滅多に観ないとんねるずの「食わず嫌い」を観る.
桃井かおりだったから.
でも何が嫌いかは見逃した.ダメじゃん.
まぁ,いずれにしろうまく誤魔化してたってことで.



2004年04月27日(火)

昨日も今日もGW前だしぶぁりばり残業する気だったのに
なんと社内にウィルスが入り込みプリントアウトもできない始末.
担当部署の面々はGWどころでない.黙祷・・・.
結局、私自身はできる仕事がなくなってしまったので,7時に退社.
家でご飯を食べる.
うっかり「幸楽ラーメン」を買う.
今日はラーメンよりも,もやしが食べたい衝動に駆られてラーメンをチョイス.
本末転倒.
たかがインスタント,全く期待しなかった割にスープは良い香り.
妙な具(男前豆腐入り)でも美味しく頂きました.

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今放映中のBOSSのCM草なぎ君バージョンがお気に入りである.
「フォローくらいしてやれよ」
っていう台詞の優しさが素敵.いい人.



2004年04月25日(日) みにくいあひるのこ

「男前豆腐」という豆腐を買う.
勿論名前に負けて買った.

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昨日は演奏会だった.
今所属している団体は,女性の衣装は白トップに黒ボトムが基本だが
学生時代には黒&黒だった.
習慣で,まんまと一人だけ黒黒で出てしまう.
男性は黒礼服なので紛れてしまえば良いじゃん!と思ったが
女所帯なので目立ったらしい.
ぎゃふん.

それはそうと
音楽サークルやってて良かったと思うことの一つは
定期的に派手な花束を貰える事だ.
しかし,昨日貰ったものは指揮者やゲストのソリストよりも派手で
楽屋でビクビクした・・・.
ずっしり子猫くらいの重さはあった.

実は昨日は出勤日で
しかも何度も「くれぐれも有給をとらないように」とお達しのあった日なので
明日仕事に行くのが鬱.



2004年04月23日(金) 出張シミュレーション(失敗編)

昨日は出張.
初めての出張.
行き先は幕張メッセ.

〜朝、駅にて〜
いきなり社長と同じ車両になる.
(うちは中小企業.社長といえども普通の指定席.)
視力0.6のワタクシ,一瞬気づかず社長の目の前をスルー.
すすすすすすすみません・・・(汗).
行き先は幕張メッセです.
このまま約3時間
社長と一緒だったらどうしましょう(大汗).

〜西船橋駅で乗り換え〜
(社長とは上野駅で別れた)
西船橋経由だとちょっと安いんだと先輩からアドバイスを貰った.
細かいところから経費削減.
(そう,うちは中小企業.)
行き先は幕張メッセです.
・・・え,「ふなばしほうでん」ってどこですか?


〜市川大野駅〜
(ぜぇ、はぁ・・・)
首都圏は電車がいっぱい走ってて,一駅分の距離が短くて良かったなぁ.
もう乗り間違えないよね,自分.

〜新習志野駅〜
ここが終点てどういうことですか?
行き先は幕張メッセなんです(涙目).
(上のリンク参照.幕張メッセの最寄駅は「海浜幕張」.)


・・・結局タクシーのお世話になりましたとさ(自腹).
この後一日は恙無く過ごせたのたのも束の間
翌日(つまり今日)一時間の朝寝坊により
会社に遅刻するというオチがついた.

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帰りの東京駅で本を買った.
『黒いスイス』『日本はどう報じられているか』の2冊.
とりあえず前者をちょこっとだけ読んだ(一章だけ読んで寝ちゃった).
スイスと言えばおなじみ「スイスの銀行」.
でもスイスの闇はマネーロンダリングだけではなく,この本によれば
ホロコーストの根拠と同じ思想の下
国ぐるみで人種(ジプシー)虐待をしていた過去もある.
(『北神伝奇』(大塚英志/森美夏)を思い出した.)
日本も過去には相当のことをしていたので
「スイスなんか駄目だ」なんて言わないけど.
そうだよな、超軍事大国だもんな.
それに『サウンドオブミュージック』でも,高々と挙手し
「ハイル,○○○ー!」
とやってたっけ.
自称世界の保安官・某※国と同じくらい黒くても不思議は無いやね.
事実そのものにはうげぇ,と思ったが
読み終わっても別にあの国を嫌いにはならない,と思う.
この世に楽園なんか無いと思うのみである(←ニヒルぶりっ子).



2004年04月21日(水) 「懐かしい未来」を信じつづけた人が

竹内均氏が亡くなったという。
私としてはNewtonを通じて20年近い(一方的な)お付き合いである。
謹んでお悔やみ申し上げたい。
あの雑誌が持つ「科学で未来は薔薇色」感は
すっかりよごれつちまつたリアル21世紀の大人にとって
呆れるほど能天気ではあるのだが
それでも読むとワクワクせずにはいられない。
気軽に興味が持てる科学雑誌が絶えた今
『別冊Newton』で毎年予言しているような
超高層ビルが立ち並び宇宙旅行が実現するその未来まで
Newtonは続いていってほしい。

今月は、「知り合いじゃないけど知ってる人」がよく亡くなる。
要は有名人で、私は知ってるけど相手は私を知らない、という人。
(例:いかりや長介)
そういう人が亡くなったときや
大きな災害や事故のニュースを見た時、しばしば情緒不安定に陥る。
それは悲しみとは異なる、分類や処理の難しい感情の波である。
感受性は強いのかもしれないが、別に優しい人間ではないので
どうもこの性分が偽善ぽくてあーヤダヤダなんて思っていたら
『ファースト・プライオリティー』(山本文緒)に
似たような話があった。
(飛行機事故などの大惨事のニュースを見ると
一種のパニックになってしまう女性の話)
山本文緒氏は身の回りの出来事を小説の題材にしているような節があるので
この元ネタの人も実在するのかもしれない。作家本人かも。
似たような人っているものだな、とちょっと安心(←日本人)。



2004年04月20日(火) はたらくくるま

通勤途上に消防署がある。
毎日朝、洗車しているのを見ながら仕事に向かうのだが
消防署員や警察官は日本でもっともマメに洗車をする仕事かもしれない
・・・と思った。
仕事道具だもんね。

以前、丁度消防車の出動に行き会ったことがあったのだが
ドラマみたいに切羽詰った雰囲気ではなかった。
勿論テキパキと無駄の無い動きだったけれども。
田舎だし、毎日出動がある訳ではないにしても
彼らにしてみれば仕事、つまり日常生活の一部だから
そういうものなのでしょう。

そういえば最近は、通勤中に自衛隊の車両を見ることも多い。
(隣の市に駐屯地がある。)
飛行機雲も増えたように思う。これは気のせいかもしれないが。
こういう時、
「いま日本では我々一般人の知らない何処かで何かが進行中なのでは・・・?」
等と思う。

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現在目下の悩み。
それは『神の火(旧版)』を某所で二冊発見したが
それを買うか否か。
一冊持ってるけど、保存用と読む用が欲しい。
しかし置き場所はもう無い。
厚いよ(泣)。

<備忘録>
GWに柘植久慶原作『最後の銃弾』再放送がある。
寡黙な玉置浩二が素敵。オススメ也。
但し,原作ファンにはイマイチかも。
そんな人がこの日記を読むとも思えないが・・・。
ドラマはラストが「ちょっと泣ける善い話」風だ。
一方の原作は、小説というよりもサヴァイバル戦入門書。



2004年04月19日(月) 人類皆平等

昨日、パーマをかけた。
二年ぶり。
多少予想外の髪型になったがちょっとウキウキする。

パーマをかけるとき
カーラー巻いて、タオル巻いて、シャワーキャップを掛けるが
なんとも情けない己の姿を見てふと思った。
どんなに颯爽とした素敵美人でも、パーマを掛けている人には
あの情けない姿になった一瞬が必ずあったのだなぁ・・・。

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不覚にも「オレンジデイズ」を観てしまった。
先週観て、つっこみどころ満載でどことなく古臭い雰囲気も漂うカンジで
あーもう観ねぇ、と友人に宣言したくせに今週も観てしまう。
またつっこみ所を見つける。
あのドラマ、非常に中途半端に取材してるように見えるがいかがなものか。
特に、耳の聴こえない人間がオーケストラに入るというのは無理があるだろう。
ソリストになるのは可能かもしれないが。
一応アマチュアオケの人間として、つっこみたい。
(聾唖者の描写については、良いか悪いか健聴者の私には分かりません)

あ、また本の話じゃないよ。
今週出張のときに加門七海の本を読むのが目標。
(でも往路は英気を養うために寝て、復路はヒール靴に疲れて寝ると思われ。)



2004年04月18日(日) 切れました

(今日の日記は尾篭なお話であります.)

2ヶ月くらいずーっと風邪をひいている.
咳→熱→咳→鼻→咳・・・というインターバルである.
現在は咳.
一昨日咳止めを病院で貰った際
「副作用として便秘になるので、そのつもりで」
と言われたので心構えをしていたが・・・

さすがに切れたのには驚いた.

オンナノコなのでトイレでの出血にはあんまり驚かないが
案外簡単に切れる.
そして意外と痛くない.
受君の気持ちが分かるような分からないような・・・.

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最近仕事の本(教科書、参考書)しか読んでいないので
ここになかなか本のことが書けない(かと言って仕事熱心という訳でも無し).
積ん読が続く中,一応読んだ本はちくま文庫から出た
『クラウドコレクター』『すぐそこの遠い場所』
(共にクラフト・エヴィング商会(※「会」は旧字体))
訳あって義理買いだが
お手頃価格になったのが嬉しくて買った,というのもある.
こういう本は時々読みたくなる.
昔,今は亡きビジュアル誌『太陽』で見た澁澤龍彦の部屋を思い出す.
『アリスの不思議なお店』(フレデリック・クレマン)
もほっすぃー.



2004年04月17日(土) トイレつながり

ずっと欲しかった本があって
でもタイトルも著者も覚えていなかったのでなかなか調べられず.
先週、必死に探したが見つからず.
もう絶版か?と思いふとテレビを観て気づいた.
自分の勘違いに.

一生懸命TOTO出版を探していたけども
目的の本はINAX出版でしたとさ.
とっぺんぱらりのぷう.

欲しいのは『水辺の土木』.
新刊の『動物園のデザイン』もいいな.

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私は夜の寝つきが非常に悪い.
平日は仕事があるので頑張って寝るのだが
週末は読書orビデオ浸りの夜を過ごす.
今日はラーメンズのライブビデオが夜のお楽しみ.ぎりぎりじんじんじん.
あと『Blood the last vampire』(2回目).
最近、「アニメ声」がどうも耳障りであまりアニメを観なくなったのだが
このアニメはマジかっちょええ.
工藤夕貴の声が素敵.英語巧いですね.

ビバ夜更かし(風邪気味だっつーの).


※昨日の日記はあまりに根暗だったので削除しました.



2004年04月13日(火) 帰還

やっとネットの世界に戻ってきた.
思えば長い日々だったことよ・・・.
アカウントを消さずにいてくれたジオシティに感謝.
(ハードディスクが壊れて、もうネット上にしか残ってないものがたくさんあるので)

〜近況〜
最近、笙野頼子マイブーム.
どういうわけか、ほとんど絶版なので探すのが大変である.
いまは『増殖商店街』探索中。
ちょっと前のマイブームは石垣りん.
いずれにせよ爽やかでない趣味である。

もう大分前のことになるが
新リア王の「挿絵事件」はショックだった。
なんだか居酒屋のマッチのような
風流な絵になってしまったなぁ。

ずっと先延ばしにしていた『塗り仏の宴』を読んだ.
なんだかんだ言って京極堂は
関口を大事な友人だと思っているようで安心した.
(ちなみに京極にや○いは求めませんよ,私は)

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今の場所に引っ越してから
ケーブルテレビのお陰で映画見放題である.
しかし、偶然テレビをつけたところで
うっかりラストシーンだけ見てしまったりもして
功罪半々である.
今のところ面白かったのは
『真実のジャクリーヌ・デュ・プレ』
(←前から観たかった)
『遠い空の向こうに』
『宮廷料理人ヴァテール』
『翼をください』
『ライアンの娘』
洋画ばっかりだなぁ・・・。

いまいちだったのは
『ウェストサイド物語』
「シャーク団」と「ジェット団」の戦い
・・・ってあたりがもう駄目.
盗んだバイクで走り出すような青春なんて
おばちゃんもう観てて恥ずかしくってさ.
しかし、『ある愛の詩』なんてこれまたクッサイ話は
見入ってしまった.
これも観てて恥ずかしい台詞てんこ盛だけど。

うっすら寝ぼけ眼で観て部分的に印象的なもの多数.
ちゃんと観たいのは
『愛する者よ列車に乗れ』
(変に熱っぽい雰囲気だったのが気になる)
『水の女』
(UA、好きかも)

もう一度観たいのは
『エンジェル・アット・マイ・テーブル』
ハッピーエンドだったかどうか
それだけ分かれば満足なのだが.

こうして見ると鬱々としているか
終わり方がスッキリしていないか
そんな映画が多いような気が.


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