2007年05月15日(火)
26歳。
きっかけは
久しぶりに中学生時代の友人(B氏)に コンタクトを取るつもりだとB氏を知るA氏に話したところ
A氏いわく、 「いまのお前とは 全然違う高いレベルに相手はいる だから不釣合いだし、似つかわしくないから やめておけ」
といわれたこと。
確かに運転免許の資格すらなく、 収入も安定せず自宅ぐらしで、親のすねをかじる私と比べたら、 A氏はしっかり自活している。
いつもなら、笑っていたところだが そのときクリアに言葉を受け止めていた。
たぶんどこかしらでジブンの至らなさを じわじわと感じ始めていたのだろう。
こんな状況をまねいた、 自分の情けなさで涙が出た。
どこかで甘えていた、 そのツケがいま回ってきている。
それからというものは 心の余裕をなく、ため息や考え事ばかりで 恋人の前でも、あまり笑わなくなった。
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少しの時間が過ぎて、 私は当たり前のことから始めようと考えた。
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とりあえず 人様に迷惑をかけずに 自立した生活を送ろうと考えた。
恋人には申し訳ないが そんな状況で、きちんとお付き合いできるほど 私は器用ではないので少し距離をおいてほしいと伝えた。
定職について自立するまで、 もう少し待っててもらえたら良いなと。甘い考えをしていた。
帰ってきた答えは「あなたは待つ価値がない」だった。
まぁ相手も適齢期なのだから、もし素敵な人が現れたなのなら 待たせているのは申し分けない。 まったく筋が通っている。
ウジウジと2年間も相手との恋愛観の差異に悩んでいた私とは違い。 スパッと断れる相手がうらやましく思えた。
この話を電話という、やや卑怯な手段で臨んだ時点で、 私のヘタレなのは露呈しているが・・・。
最終的に切れた方が良い、という結論にいたった。
相手は私との接点をなるべく切ろうと提案してきた。
しかし 私は、とろいので一瞬でリセットできず 長年いっしょにいて染み付いた癖や無意識の行動にやや戸惑っている。
言いだしたのはジブンの方なのに、 なぜか相手に捨てられいるくような感じがした。
友達でいよう、なんていうのも ずいぶんとヘタレのすることだったのかもしれない。
ジブンの都合の良いときに、すがろうとしたのだろう。
もちろん相手には、突っぱねられたけど 断られた時点で気がついた私は、全くとろい。
相手の人間性を考えれば、しごくまともで 非常に惜しいことをしているように思えるが
たぶんこの先たどり着く所は 相手にとっても良い場所ではないだろう。
私が苦しくなったように たぶん相手もずいぶん長く 我慢しててくれたことがたくさんあるだろう。
そう思うと5年もの長きに渡り 共にしてくれた相手に 「ありがとう」と「お疲れさま」という言葉をかけたくなった。
心から感謝をこめて。
私は、まだ まともな恋愛ができるほど ジブンを知らないし、相手を想えない。
つまり人間がなっちゃいないのだ。
結局、私の精神レベルには、恋は早すぎたのだ。
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