しるし
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会って、「会いたくなかったんだ」と気付いた。 どうしてこんなに執着してしまうんだろう。なんか、情けない。
「その程度でもいいじゃん別に」って冷静な部分はそう言ってるんだけど、どうにもならなかった。駄目だ。一緒に居るのが辛い。どうしてだろう、もう好きじゃないはずなのに。 ごめんね。
1年くらいは会いたくない。会わなければ、こんな落ち込むことはないんだ。 …でも実際、それは出来ないよなー。 手っ取り早いのが新しい恋をすることだけど、これがなかなか。
やれやれ。こんな日もあるさ、ってね。
2コ下の友達…というより知り合いがいて、Web上に日記を公開しているんだけど。 なんつーか、すんげぇイタく感じた。
その人は日記でね、(見識もない)相手に自分の趣味を馬鹿にされたと感じて、すごくムカついてたの。偏見をもたれるような趣味だと自覚があるのかないのかワカランけど、とにかくムカついてて、『ブランド物に依存してるようなアンタより私の方がよっぽどマシ!』みたいなことを書いて、最後に 『偏見のある人や頭の弱い人は嫌い』
なんだそうだけども。 …解る気もするんだけども。 いやぁ、ヒガもやっぱ偏見あるし頭も弱いからかなぁ。 「そりゃ〜ないんじゃない?」とか思ってしまう。
というか、自分より年上の人のことを簡単に見下したりできないし、そんな趣味なら偏見をもたれて馬鹿にされても仕方がないっちゅーか、別に関係無いと思うし、ブランド物には様々な価値観があると思うし、…なんていうか。繊細なんだか頭硬いんだか、その辺どうなんだろう。あの人は考えたことがあるんだろうか、と首をかしげてみたくなる。
そりゃもうこんな事をわざわざ日記に書く私もアレなんですがね(笑)。 ただ、『嫌い』って言葉が苦手なんですよね。たぶん。強烈で。 すんげー引っかかる。私にはとても日常に使えない言葉。
リョウちゃんは、あっけらかんと『嫌い』って言える人なんだけどさ。 単純にスゲエなって思う。 すらっと「嫌いなんだよねー」って出してくるんだけど、それほど嫌悪感を感じない。根が単純な人だから、なんか憎めないんだよね。私も「そっかー嫌いなのかーうんうん」なんて思う。リョウちゃんはやっぱり可愛いんだよなー(笑)。って蛇足だねこりゃ。
ヒガはさ、何に対してかわからないけど、後ろめたさがあるのかもしれない。 私に『嫌い』なんて言えるのか!?みたいな。『苦手』がせいぜいなんだよ(苦笑)。 何かを裏切るような、傷付けるような気がして、怖い。
相手を認めないと、私も認めてもらえない気がしてるのかな。ほら、「まずは自分の心を開いていかないと受け入れられないよ」みたいなこと言うじゃん。そんな感じで。 でも個性って色々かぁ(苦笑)。
たださ〜やっぱさ〜「汚れた世界に居場所はない」みたいなことを書かれるのは悲しい。だってヒガも含めて丸ごと否定されてるような。何しろ私ゃ頭弱い人間だしよ。 …個性、かねぇ〜!(溜息) なんかもうよくわからん。いつもながらスイマセン。
私はどうも見栄っ張りつーか怖がりっつーか。 甘え下手だよな。ど〜しても愚痴っぽくなっちゃってさ。
この日記も最初、他の話題も書いていきたいと思ってたんだけど、どうしても書けない。 やっぱセーブしちゃってるんだな。
メールがきた。 給料が入ったら遊ぼうかな。みんなも誘って。 私は、あの子のことが好きだった頃と、すこしは変わっているかな。あの子は変わっているかな? なんつって数ヶ月で変わるもんでもないけどさー(笑)。 何故か、何かが変わっていてほしい気もする。
何も変わってないだろうけどね。私は少しだけ複雑な心境で、そんできっと安心するんだ。
あぁ変わっていてほしいのは私の気持ちだ。会って再び燃え盛る恋心、なんてそこまでイッちゃったままじゃないだろうけど(笑)、それでも会ってみないと確信は得られないわけで。
変わるといいな、あの子も。「つまーんない毎日」なんてなんだか寂しい。 私はもう、君に対してどうこうしてあげたいとか、あんまり思わない。
人間生きてるかぎり良くも悪くも変化は避けられない。最近思うんだけど、運命ってさ、過去を振り返って消化できてはじめて「運命だった」って思えるんじゃかな。良くも悪くも生きてるかぎり。そうやって死ぬまで重ねていくのかなって。 記念日みたいなもんが、いくつも増えていってさ。あー何年経ったんだとか考えて、今の自分の姿を確認して。そうやって来年も変わっていればいいなぁとか思うんだ。来年には来年の苦労があるだろうけど、良くない意味で「何ひとつ変わってない」って感じるのは、一番切ないと思うから。
だから、会って「つまーんない毎日」とかあの子が言ったら、少し昔を振り返ってみることを薦めてみようかな?ちょっとは何かが変わるかも??(ホントかよ) なんかね。私もやっぱその辺、気になるみたい(苦笑)。
2002年10月02日(水) |
すれ違うまま・道のゆくまま |
あの子から久し振りに「遊びたい」メールがきた! 読み終わって即、画面にブチュウとする私。いや、つい(笑)。
でも今回はこっちから誘ったりしないよ〜だ。 私ゃ君の暇つぶし玩具じゃないんでね! とか思いつつ、近況を返信した。 ちゃんと誘い直してくるなら良し。スルーされたら、それまでだ。
思えば、あの子の「遊びたい」くせに受動的な態度には、ずいぶんと私を振りまわしてくれたものだ。あの子が喜ぶならと私なりに積極的にもなったさ(苦笑)。健気っつーかバカっつーか。 でも今の私には君と会う余裕とか興味とか、そんなに無いわけで。
あの子が私をどう思ってるのかは知らない。知らないけど、「その程度」の友達なんだろう、と私は思ってる。今日中にメールが返ってこなければそれは確信になる。
さっさとカレシでも見つけろよな、そうすりゃ暇じゃないんじゃん? …とまで思う私は嫌な奴? そうよね。手のひら返してるよね。 でも今までと違う私の態度も、そんなに途惑うことなく彼女は受け止めるだろう。最初から「その程度」ならば。
メールを読んで感じたことは、『安いエサで釣られてたよなぁ』、だ。 嬉しかったんだけどね。やっぱ好きだから。 ただこっちも間違ってたんだよ。私が好きなだけじゃ、もう無理なんだ。
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