f_の日記
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 遠雷

黄昏に
遠く轟く

あんなにも空は高いのか
積み重なった雲の頂に思う

とどけ
あの天まで

存在の意味に
消えない不安を抱く心

ゆこう
天翔る

太陽の馬車を駆って

いつまでも変わらない
冒険者の君と

2004年07月11日(日)



 あなたは

世の中捨てたもんじゃないな

そんな風に思うこと
あなたはありましたか

ほんの少しでも

2004年07月05日(月)



 眠れない夜に

月に潤んだ風の
はたはたと夜空を往く中

地球の天井を見上げながら
薄らとした闇と空気の向こうに

本当に瞬く星々を眺めながら

たくさんのことが胸をよぎる

悲しいのか嬉しいのか
どっちともつかない
たぶんどちらでもあることを浮かべながら

いくつものことが通り過ぎて
悲しいのか嬉しいのか

そんな風に微笑んでいる


君は元気か?

君は笑っているか?

君は・・・

知りたくもない
逢いたくもない

戻りたくもない

そんな君たちに

2004年07月02日(金)
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