ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




オイシくない!
2003年02月27日(木)
1974年生まれ。昭和49年生まれ。
いや、私なんですが。
昨日、同い年の友達と話しててガクゼンとしたのですが、どーも地味な世代というか、損してるっぽい世代です。(苦笑)
昭和でくくられるとギリギリの所で「昭和50年代」に入れず(笑)。就職は超氷河期で、苦労して就職しても不況の煽りを受けて、お給料もあまり上がらない・・・何だかそんな声がチラホラ。第二次ベビーブーム世代だから、受験も就職も買い手市場だったのよね〜。
そういえば、自分が女子高生の時には「女子大生ブーム」で、自分が女子大生になったら「女子高生ブーム」になってしまった!(笑)ルーズソックスのちょうど流行る1年手前。大学卒業する頃に、やーーーっと不便なポケベル→携帯文化にやっとなったし。
年齢的にも落ち着いた頃に、ネットとかメールとかチャットが普段使いのツールになったとゆー。なんだかオイシイ思いが微妙にできてないぞ〜!(笑)くやしー!
One
2003年02月24日(月)
無個性だとか、没個性だとか。
言われてたのはいつの事だっただろう?
もう、とっくに皆もがいてそこから抜け出したというのに、現在は「個」である自分にとり憑かれて「自分が」「自分が」って自分に溺れはじめてる。
バランス感覚が悪いのは若者の特権なのに、イイオトナが騒ぐのはみっともないよ。
Oneであるという事。
自分以外誰もいない静かで果てしない砂漠の中に、自分をしっかり刻み付ける孤独な作業。死ぬまで続く。
言うほど簡単じゃない。
甘ったれるな。
自分に酔うな。
他人に惑わされるな。
存在価値は自分で決めろ。
非メモリーグラス的雑考
2003年02月19日(水)
よく恋愛最盛期の時に考えていた事だけど、「思い出の量」って勘違いしやすい材料だなぁ、と思って。
でもね、思い出の量でヒトを好きになったり、結婚したりするのは正しい事ではない!とこれだけは私の拙い経験の中で学んだ教訓であります。
ハイ・フィデリティという映画をかつて観ました。主人公の30男が自分の酷い「失恋ベスト5」を挙げて、その振られた相手ベスト5に会いまくって、その理由を聞き出すというストーリー。(笑)変われない30男。彼は思い出を暴く事でイロイロと真実を知っていきます。知らなくて良かった事も。
良くも悪くも、思い出は思い出。自分が監督で上手く編集したビデオテープみたいなもんです。他人から見たら、それはただの恥ずかしいメロドラマかもしれない訳で。だからね、間違ってもバーで「水割りをください!涙の数だけ!」(古っ)なんて酔いどれてバーテンさんに言ったりするのは愚の骨頂です。やめましょう。(笑)
奇しくもこの映画は、元彼に誘われて観に行ったのですが、この主人公の行動をちゃんと隣で一緒に観ていたハズなのに、やっぱり映画の後「やっぱ知りたいよな〜。俺のどこがいけなかったのかな?」って知りたがりました。(何見てたんだ。コノヤロウ>>苦笑)思い出は真実をベールで覆ってしまう怖いものです。その隙間に何かの拍子に物凄く美しい物語を見せてくれる事もあれば、おぞましく思い出したくないような物語をも見せる事もあり。思い出にいっぱい登場するヒトに感情移入しちゃったり、同じ画(え)を見てたヒトと同調したくなったり、そんなヒトと一緒にいれば、楽は楽だけど。そこに2人で溺れてもなーんの意味もない。
一時期「”思い出”抜きで」というのが自分のキーワードだった事があって、今現在「思い出」をすべて記憶からリセットして、一緒にいて尊敬したり、楽しかったり、苦しんだりできるかな?って事を考えると急に不安になったりして。もし、何にも知らなくて、バッタリ今のこのヒトと出会って、どのくらい魅力的な人間なのか。・・・グズグズと悩んだり、周りからは「でも結局、そういう腐れ縁のヒトと落ち着くんだよ」とか「年貢の納めどき」(←よく考えたら変な言葉。なんの「年貢」なんだっつうの?)とか言われたりしましたが。1人になって出直すのに、そう時間はかかりませんでした。
隊長に30ン年分の私の知らない思い出があって、私に20ン年分の隊長の知らない思い出があって、それでいいんだと思います。それを語ったり振り返ったりするのは野暮ってもんで。そこらへんの分別がついてから一緒になった分、いつ仮にリセットしても新鮮なつきあいができているのかもしれないなぁ・・・と思ったり。
結局、なんでこんな事を急に書くかというと、世の中、そういう自分の編集した「思い出ビデオテープ」を他人に見せたがりな人が多過ぎるんじゃないかな?とか思ったからです。せめて「ネタ」にしてから見せてくれ〜痛過ぎるから!みたいな。
もちろん、自分に対する戒めも込めて、ね。
本命チョコが!
2003年02月14日(金)
今年は全然忙しさにかまけて、バレンタインはうっちゃり気味の私です。(汗)愛はあるんだけどな〜。(ホントか、ヲイ)
それは、ともかく。ウチの父は結構昔から、よくオンナノコにチョコをもらうんですよ。胃下垂で痩せてて、ちっとばかしダンディーなので、女性社員やらパートのおばちゃんなんかにも人気があるみたいで・・・。私が小さい頃なんかはちょっとしたアイドル並みに貰ってまして、会社から宅急便で送ってたくらいだったんです。
豊橋に住んでた頃かな?だから私が5歳の時、紙ぶくろいっぱいにチョコを抱えて帰って来たパパ。袋ごと「全部あげるよー。パパは甘いもの嫌いだからね〜」って私にくれたのです。
あくる日、母と一緒にどれから食べよう・・・と袋をひっくり返してアレコレ物色してたら、なんと!本命チョコが混じっていたのです。
「○○様(←父の事)、以前からお慕いしておりました。○○課の××と申します。」から始まり、「貴方様の長くて白い指」がどうこう・・・とか面々と熱烈な「片想ひ的」恋心を綴った恋文がついておりました。
私はコドモだったので笑い転げて「ひーっ!パパの指が白いんだって!長いんだって!うひゃひゃひゃひゃ!」って大喜び。母も内心はどーだか知りませんがゲラゲラ笑ってました。
もちろん、母が父にはこの事を知らせなかったので、職場のオンナノコの恋心は無惨にも潰されてしまった訳です。
しかし、絶対奥さんとか子供に読まれてるとか思わないだろうな〜。きっと「つれないお人・・・」と思って絹のハンケチの端っこを噛んでいたのではないかしらん?
大人になってから↑の事を考えると、ちょっと怖いです。(笑)
本の旅人
2003年02月05日(水)
角川書店の「本の旅人」という月刊誌を定期購読する事にしました♪
本屋さんで購入すると1册100エン。定期購読にすると年間(12册ぶん)が1000エンになるのです〜。しかも自宅に送ってくれるし便利、便利!
お目当てはただ1つ!大島弓子さんの「グーグーだって猫である」が連載されているからなのよね・・・。(笑)リアルタイムで大島さんのお話が読めるのはここだけかも??だし。
1册100エンなのでペラーッとした薄い小冊子なんだろうな〜って思ってたら、見本誌を見てびっくり!かなり盛りだくさんです。五木寛之と唯川恵の対談だとか、連載も群ようこ、鴻上尚史、佐高信、原田宗典などなど著名人がいっぱいなのだ〜。大江千里の自宅の日本家屋の話のエッセイもあって、だいぶ前にテレビで「いやー。古い家に住んでるんですよー!」っていう話を彼がしてるのに興味シンシンだったので楽しく読めそうだし〜。
地味な雑誌なので、本屋さんでも気にとめた事もなかったけど、これはかなりアタリでしたわ♪









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
感謝→HP WAZA !
素材著作権且感謝→M3