HERE, NOT SOMEWHERE...Hiroyuki Morikawa

 

 

川のせせらぎ - 2005年01月31日(月)

一日中、椅子に座って作業をしていたら、
体がうずうずしてきたので、
深夜1:00過ぎになってから、ジョギングに出かける(笑)。

家の人は、変質者に気をつけて、と言って心配してくれるのですが、
(こんな真夜中に走っている人なんて誰もいないので)
僕自身が変質者に間違われないように注意して走りました(笑)。

深夜は、本当に、静か。
いつも通る道でも、気づく事の出来なかった音がたくさん。
やはり、川のせせらぎの音は本当にきれいです。

体を動かすと、頭も活性化される感じ。
気持ちいいなぁ。この調子この調子。

でも、これからは、もう少し早い時間走ろう。
日の光にも当たらないといけません。


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小さな僕の部屋から - 2005年01月30日(日)

27日のライヴを終えて、
次の日に期末のレポート(なんとか間に合った)を朝、提出してきて、
帰りの電車から見えた光に照らされた二子玉川がきれいで、
二子玉川駅で降りようかと思いましたが、
地面が斜めに見える程の寝不足だったので、やめにして、
そのまま、家につくと、なにも食べずにまるまる一日程布団の中。

そして、目が覚めたら、いつものコースをお散歩というかサイクリング。
帰りがけ、家の近くのドトールで、カフェラテを飲んで、
気分をリフレッシュ。

長い長い春休み。

そして、ついに本格的に、
アルバム制作モードに突入しております、今日この頃。

今までの経験上、自分の家で作業を行っていると、
自分の精神状態や体調がそのまま音に影響していきます。
これは、ひどい時には、どん底に落ちる事もあるのですが、
やはり、このスタイルでないと、表現できない部分があると思うのです。
そこを突き詰めていきたいと思います。

ただひたすら続けていればいいだけではなくて、
どこかで、抜く必要もあると思います。
そのような、技術的なこと以外に、
音との関わり方も大切に作業を進めていきたいです。

小さな小さな僕の部屋から、
大きなスケールの壮大な作品をつくりあげたいと思っています。





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ひとりごと - 2005年01月26日(水)

ライヴに向けての最終リハを終えて、
家に着いた、現在、朝の5:30。

ライヴの次の日に期末レポート提出でして、
ライヴ後にはできそうもないので、
ライヴ前にするべきなのですが、
今やろうか、ちょっと寝ようか。

もっと前もって仕上げておけばよかったのに、
と、反省するのですが、いつもギリギリになってしまう、
僕のダメダメな悪い癖。

とかなんとか、こんな事書いてる暇なんてないはずなのに(笑)。

えーと、なにを書きたかったかといえば、
今日のライヴ、きっと素晴らしいものにします、
と、ただ、それだけのことを書きたかっただけなのでした。。

がんばります。




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新年言志 - 2005年01月24日(月)

いまさらという感じですが(笑)、
まだ1月中ということで、新年の志を書きたいと思います。

僕は、時々見るニュース番組だったり、新聞だったり、
または、大学に通う途中で目にする風景だったり、
その他、いろいろな所で、
今の世の中の雰囲気というものを感じとる瞬間があります。

その都度、毎回のように感じていたことがありまして、
それは、「冷めきっている」ということです。
なんだかいつも冷たさを感じるのです。
そして乾ききっている。
で、このようなお話を書くと、「もっと熱くなれ!」
というような、やや体育会系なノリになりそうですが(笑)、
僕がそんなことをいっても説得力のカケラすらありません。

熱い人は、とても大切な存在なのですよね(時々けむたがられるけど・笑)。
でも、僕にはちょっと・・・。無理なものは無理。

そこで、僕は考えました。
「”潤いのある人”になりたい」と。

冷めきって、乾燥しきって、ひび割れて、少しの湿り気さえもない。
そんな人間的な潤いさえもない社会に向けて、
生きた、あたたかみを奏でるということの大切さ。

熱い人ではなく、潤いのある人に。

これが僕の今年の志です。

そして、なにかを大きく変える事はできなくても、
僕の周りにいる人、
そして、euphoriaの周りにいる方々に、
ほんの少しでも、潤いを与えることができたら、
こんなにうれしいことはありません。

2005年を大切に過ごしたいと思っています。





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ひとりきり - 2005年01月18日(火)

よくテレビで流れているような、流行な感じの、売れている曲の歌詞の、
よくあるテーマとして、
「きみはひとりきりではない」
というようなものが多いと思うのですが、、、

僕はあえて、こう唄いたい。
「僕はひとりきり」


自分自身と、どこまでも真剣に向き合っていくことで、
(とても恐ろしいことであるのですが)
最終的に、自分はひとりきりなんだ、ということに、
気づかされる瞬間があると思います。

そうした感覚があってこそ、こころの深い所から、
人を思いやる気持ち、大切にする気持ち、
そして、本当の意味での愛する気持ちが生まれてくるのだと思うのです。


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のんびり? - 2005年01月16日(日)

きのしたのvoiceを読んで、
高校サッカー、今年は一度も見なかったことに気づきました。

お正月の高校サッカー選手権が大好きだった僕。
一日中、サッカーの事ばかり考えていたような、
サッカーきちがい少年だったのですが、
その当時、サッカー選手になりたいという思いよりも、
とにかく、あの、お正月の高校サッカーの舞台に立ちたい、
というのが僕の大きな夢でした。
あのテーマソングを聞くと、今でも胸が熱くなります。

そんな僕が、今年は一度も見なかった。
うーん、色々忙しかったからかなぁ。
お正月を過ごした記憶がほとんどないくらいです(笑)。
来年のお正月は、のんびりしたいなぁ。
とはいうものの、一昨年のクリスマス、"silent roar"のマスタリングで、
「来年のクリスマスはのんびりと…」なんて考えていたけれど、
結局、こないだのクリスマスも慌ただしかったです(笑)。

そう、僕にとって楽しいことを存分にしているわけだから、
こういう忙しさも悪いものではないのだと思うのです。


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明窓浄机 - 2005年01月13日(木)

1月が終われば、長い長い春休みに突入なのですが、
今は、期末シーズン、なんだか気分は、どんよりした感じです。
はやく、アルバム制作のモードにどっぷり浸かりたいなぁ。

ここ数日は、mix作業の環境を整えるため、
モニタースピーカーの位置を入念にチェック。
スピーカーとスピーカーの間、高さなど、
ほんの少し変えるだけで、驚く程、音場が把握しやすくなる。
特に今回は、素直できれいな音で録れているので、
スピーカー前で、目を閉じて聴いていると、
まるでその場にいるかのような感覚を味わえます。

モニタースピーカーの位置を決めたら、
それに合わせて部屋全体の配置も大きく変えてみました。
今まで、スペースがなくて、壁に立てかけていた、
僕のお気に入りのアナログシンセを、
自分の真横に設置、すぐに音を出せるセッティングに。
おそらく、新作では、大活躍する予定。

狭い部屋に多くの機材。
なかなか、快適な配置に成功。
部屋の雰囲気もかなり清らか。

僕は、明窓浄机という言葉が好きです。
人それぞれですが、僕の場合、
きれいな所のほうが、作業がはかどるし、よい曲も生まれるのです。


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STAY FREE - 2005年01月10日(月)

アメリカに留学している友達2人が冬休みで日本に帰ってきているので、
とてもひさしぶりに会って、吉祥寺にて夕食を食べました。

昔ながらの友人に会って話をすることは、
僕にとって、とても良い刺激になります。
ましてや、海外でひとりきりで頑張って勉強している話を聞くと、
僕の今の生活ぶりがなまぬるく感じてしまい、
もっとがんばらなきゃだなぁ、と思いました。

最近、運動してないなぁ、という話になった時、

友人…「でも、森川はライヴとかで体動かしてるから大丈夫でしょ」
僕…「いや、最近はライヴ中にもふらっ、とくる(笑)」
友人…「あはは、そんな森川は見たくないなぁ(笑)」

昔の僕を知っている友人は、
ばりばりにスポーツマンとしての僕を知っている。
そして、euphoriaとしての僕しか知らない方は、
色白でひ弱そうな僕を知っている。

こういうのって、なんだかおもしろいなぁ(笑)。
というか、おもしろいとか考えているより、
とっとと、もっと体を鍛えないとですよね(笑)。。
インドア派な雰囲気は保ちつつも、もっとタフになろう。

ちょっとしたくだらない話であっても、
そこから、どんどん、昔、眺めていた景色がよみがえってくる。
懐かしいあの頃のページを開いていく感じ。
なんて素敵な感覚なのだろう。

知らず知らずに楽しい時間は、あっという間に過ぎていく。

お別れする時に、
「お互いがんばろうね、人生をがんばろうね」と一緒に声を掛け合う。
そして、「新しいアルバム楽しみにしているよ」
というひとことが、僕にはとてもうれしくて。
やはり、昔ながらの親友のかけてくれる言葉は、本当に重みがある。
そんな昔ながらの大切な親友のことも時々思い浮かべながら、
大切に新しい作品を作り上げていきたいと思います。


 
 
 これは、きみと僕とのちょっとした話さ、
 これは、きみと僕との歌なんだ。
 そう、きみに伝えたかったこと。
 だから、この歌を聴いたら、
 開いてみてくれないか?懐かしいあの頃のページを

 "PEALOUT / STAY FREE"



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山中湖合宿(体重3kg減量)編 - 2005年01月09日(日)

レコーディングについて。
今回は、今までのレコーディングに比べて、曲数が全然多い。

まずは、音作りを入念に行う。
ギターアンプは、アシスタントの方にお借りした、
68年製のフェンダーのデラックスリバーヴ。
これが、とても甘く美しい音だったので、
その良さを引き立たせる為に、
多くのフレーズをエフェクターなど通さず、アンプ直結で録音してきました。
それから、お借りしたアナログディレイも、
とろけるような独特のまろやかな音で、虜になってしまいました。
こうやって、素晴らしい機材に出会うことはとてもうれしいことなのですが、
お金がいくらあっても足りなくなってしまうので逆につらいなぁ(笑)。

録音作業は、なかなかの難航ぶり。
いままでならOKになるようなテイクでも、
最近のバンド全体の技量のレベルアップに伴い、
もっとグルーヴが出せるのでは、とか、音の強弱のニュアンスが、などなど、
細かな部分が様々気になり、なかなかOKテイクが録れない。
僕自身も、例えばライヴでは溢れ出てくる思いを、
ギターをかき鳴らすことで表現したり、あるいは、
言葉にならない声を叫んだり
(恥ずかしいのでマイクには背を向けます・笑)、
そうしてすべてを出し尽くすのですが、
レコーディングはそれとは、また違った世界であって、
その感覚がなかなかつかめなかったのです。

でも、レコーディング終盤になって、
3人がもっと近づいて演奏してみようという試みを思いつき、
(大きな部屋の真ん中に3人がびっちり近づいた)
それを期に、格段と、素晴らしい音が生まれてきたのです。
その時には、euphoiraというバンドとしての持つ底力を感じる事が出来ました。

そして最低限予定していたパートを、
なんとかすべて録り終えたのが、朝の8:00。
スタジオの窓からは、朝日に照らされた大きな富士山が輝いていました。


うーん、なんだか文章にするとあっけないのですが、
実際は、ほとんど寝る暇もなく、体力的ににも精神的にも、
かなり厳しい毎日でした。
とてもハードな毎日だったので、
普段、ごはんのおかわりなんてあまりしない僕も、倒れては困るので、
毎食、おかわりをしてました。
それなのに家に戻ると、体重約3kg近く減ってました(笑)。
ダイエットに困ったら、
みなさんもぜひレコーディングを、なーんて(笑)。

そんなこんなで、
大量のデータの入った“euphoria@山中湖”というHDを、
僕のmacへと流し込み、これからMIX作業が始まろうとしています。

今回のレコーディングに関わって下さった方々が、
本当に親切であたたかな人たちばかりで、
きっとこの雰囲気も作品の音に表れてくるのだと思います。
ありがとうございました。
そんな感謝の気持ちを込めながら、
最高の作品をつくりあげたいと思っています。






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山中湖合宿(素晴らしい環境)編 - 2005年01月07日(金)

山中湖でのレコーディング合宿から無事戻ってまいりました。
向こうで、随時VOICEを更新できたらなぁ、と思っていたのですが、
想像以上のハードスケジュールとなりまして・・・。

まず、今回は本当に環境が素晴らしかったのです。
山奥にあるスタジオで、標高1000m程の所にあるため、
気温は-12度位まで下がります。
そして、夜になると山奥特有の雰囲気で灯りがなくなり、
とてもきれいな星空が広がるのです。
星の数って、こんなに多かったんだなぁ、という感覚。

スタジオの造りは、ログハウスになっていて、
内装も床も壁も全面が木で出来ているのです。
大きな窓もあり、そこからは大きく富士山が見えるのです。
そして、録音機材も素晴らしいものが揃っていて、
たとえば、録音において最も大切な機材であるミキシングコンソールには、
日本に初めて導入されたオールドニーブのカスタマイズコンソールが、
備えられているのです。
そのコンソールを目の前にして、しばし呆然としてしまいました(笑)。
今回もミックス作業は僕たちでするのですが、
今までの経験上、録り音そのものの大切さを、
常々感じてきていましたので、
今回の環境はそういった意味でも素晴らしいです。

そして、今回お願いしたエンジニアの方やアシスタントの方々が、
素晴らしい方ばかりで、もう、なんというか、申し訳ない位でした(笑)。
僕のような素人の意見をどんどん受け入れて下さり、
感謝感激感動といった気分です。

山中湖での様子は、沢山写真やビデオで撮ってきたので、
近いうちにWEBにUPしたいと思っています。

さてさて、長くなってまいりましたので、
レコーディングの様子などは、また後ほど、
”山中湖合宿(体重3kg減量)編” として(笑)、
UPしたいと思っています。









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