ねろえび日記
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10月ももう終わりかあ。 本日のハロウィンは特に何もなく。もっと前に友だちにカードを送っていたので「あ、今日やったんや」という感覚。今更感。 今月中に来年の手帳が買えました。今年は店頭に並ぶ種類が豊富だったものの自分の条件にあう手帳は少なかった。探しまくって結局去年と同じ種類のものにした。さあ、これをカスタマイズします。手帳歴40数年の入れ込みようで。
などというマクラでお茶を濁してはいかんな。 前回更新以降映画を3本観ました。
ヴェルサイユの宮廷庭師 予告編を見たらおもしろそうだったので。庭園の魅力と恋と陰謀と……みたいな。
始まっていきなり「英語なの!」とびっくりしてしまった。勝手にフランス語だと思い込んでいた。イギリス映画だった。
う〜ん、まあまあかなあ。 おもしろいところや綺麗なところもあれば、しんきくさいところもあり。 平民の女庭師がイケメンの師匠によって才能を開花させ恋も実らせるというお話。なんだか少女マンガっぽい(登場人物は既婚者ばっかりだけど) 師匠の友だちもイケメンで優しくしてくれる、ルイ14世にも目をかけてもらう、助けてくれる同業のおじさんあり、イケズな同業のおっさんあり、師匠の妻の陰謀で庭がおじゃんになりかけたりするが、最後はあっけなく上手いこと行く。びっくりするくらいあっけなく、だ。水浸しの庭が次のシーンではお披露目して王様が踊ってます。はい、めでたしめでたし。
ヒトラー暗殺、13分の誤算 フライヤーを見ておもしろそうだったので。 こっちは始まったらドイツ語が聞こえてきてホッとした。 が、重い映画。重い史実。話自体がそうなのだが、拷問とか絞首刑のシーンとか、リアルで恐かった。 エルザーは、ヒトラーを暗殺して時代がおかしな方向に行くのを阻止しようとした現代の視点で見れば「英雄」に見えるけれど、関係のない人を8人殺してるという点では爆弾テロリストと変わりないもんなあ……と複雑な気持ち。でも、ひとりきりで凄いことをしたのだなあ。うむ。
図書館戦争 THE LAST MISSION 前作も先日放送されたTVドラマも見た。結構楽しみにしていたのだけれども、う〜ん、なんだかなあ。 図書館の中だけでドンパチやっていて、そのことを世の中のほとんどの人は気にとめないもしくは知らないという不条理不可思議な世界。この世界観が前作では受け入れられたのになあ。今回はなんかもにょる。玄田隊長(じゅんさん)のカッコよさと堂上と笠原のおもしろツンデレラブではカバーしきれない。言論や表現の自由を命を賭して守るというお題目もなんか宙に浮いている感じ。 この映画を作った人って確実に本より銃が好きなんだろうなと思わせる映画。
大阪平成中村座 昼の部に行ってきました。楽しかった。 芝居小屋と芝生と青空と大阪城とビルと飛行機と。気持ちよかった。
女暫 良かったわあ! 考えに考えて取った座席が大正解。右列なんだけど、花道の七之助くんに対しては真っ正面。長台詞のときは涙が出そうでやんした。神々しいとすら思った(またか。参照:阿弖流為) 3回の「ん〜〜〜ん(なんと表記したらいいのか)」が悶絶しそうなステキ感嘆詞。なんだあれ。そして、悪者をやっつけたあとのやすえ姉さん状態(恐かった〜ってやつ)からの〜兄さんに六方を教えてもらう甘えたのちゃっかり妹。♪凛々しさと可憐さと神々しさと〜、思わず心の中で歌う。最近気になる声のステキな(顔はビミョーな←コラコラ)坂東新悟さんとの絡みもあって、うれしかった。あーもっかい観たいなあ、これだけでも。
三升猿曲舞 舞踊はたいてい眠くなる。う〜ん。アクションになったら眠気吹っ飛ぶ。そして舞台奥が開いて外が見えて(大阪城は私の席からは見えませんでしたが)、おおおーっ!
狐狸狐狸ばなし 騙し騙されのコメディ。前に篠井英介さんのバージョンの舞台を観たことあるけど、話はあんまり憶えてなかったので新鮮に楽しんだ。アホの子の勘九郎は結構好きです(カッコイイ役ももちろん好きだけど。あーギャップがいいんだな)
ドラマ 「洞窟おじさん」終了。ブルーベリー。いいドラマだった。ダイジェスト版とはまた違った味わい。野間口さんがちゃんと出てた。
釣りバカ日誌 吹越満のために見始めたが、結構おもしろい。
サムライせんせい ブラジャーをくんくんする武市、晴香が孫の手で戦うんじゃなくて奪還するところ、笑った。 第2話は神木くんがシュージンで宗次郎(あの身のこなし!)で、キャーステキーと思っていたら、眼鏡を取ってデコ出すとアララ、ブサイク(コラコラ)で愕然というか現実の厳しさを知る。
この2つがインして「偽装の夫婦」はアウト。 「サイレーン」は一応録画したけどまだ見てない。
生き物ドキュメンタリー 地球ドラマチック ホンケワタガモ(再放送)おもしろかった。 カモの巣から羽毛をくすねてそのかわりカモを守るという仕事。世襲制。長閑。しゅ〜へ〜が「こんな仕事したいなあ」と言ってた。
ワイルド・ライフ オコジョ番長(というアニメが好きだった)VSピーターラビットのモデルのアナウサギ オコジョとウサギてどっちも森の可愛い小動物のカテゴリーかと思ってたら、捕食者と被食者でした。自分の10倍もの体重のウサギを襲って食らうオコジョ。可愛いナリしてなかなかグロかった。まあそのオコジョもタカに捕らえられ食われたんだけど。
2015年10月20日(火) |
琳派のやきもの 乾山 |
MIHO MUSEUM 所蔵 琳派のやきもの 乾山(前期)
乾山の銹絵はシブカワ(渋い可愛い) 色がシックで文様や形が可愛い。 市松の猪口、モダンでオシャレ。 汁次はぽってりしたフォルムが愛らしい。 和歌の絵皿の字もほんわかしてて、ええ感じ。 実際に料理を盛り付けた(そんなことしていいんだ!)写真も展示してあって、おもしろい。柿釜、美味しそう。梅波の蓋物にはおせちのようにぎっしり詰めてあってびっくりした。中の波文様を活かしてさらっと盛り付けるのかと思いきや。
おもしろかったので、後期も見に行くつもり。
コウノドリ まあまあおもしろかった。赤ちゃんにはそれほど興味はないけど。 キャストがいい。南朋さん、星野源ちゃん、浅野さん(デッパ) 綾野剛の喋り方が優しい。 次回も小栗旬も出ることなので見ます。
下町ロケット 残念ながらWOWOW版は見てないが、TBS版はまあまあおもしろく見た、半沢臭はんぱなかったけど、キャストにちょいちょい変なのが混じっていたけど。次回も見ます。
夭折した作家、伊藤計劃に興味があったので。読んだことないけど(ないんかい!) 彼の小説をアニメ化した3作品の第一弾。
内容は、大江戸りびんぐでっど的な世界でフランケンウィニーみたいな(ざっくり)
レトロフューチャーな道具立てやキャラクターは魅力的だったし、死者やロボットに魂を、というテーマは興味深かった。
おもしろいような見終わってみればな〜んかそれほどでもない気がしたような……。パンフレットを買う気にも、もう1回観たい気にもならなかったし(この2点は作品の気に入り度の目安) う〜ん。
犬目当てで観に行ったが、いい映画でした。好き。 セバスチャン役の男の子とベル(グレートピレニーズ)が二人とも可愛くて凛々しくて勇敢で。フレンチアルプスの風景が美しくて壮大で。
ファッションも素敵だった。第二次世界大戦中の話なので、普通の格好のシャツとかセーターや革靴がいい感じに品良くお洒落に見える。フリースとかTシャツとかパーカーとかスニーカーとか下品な(下品て言うな)モノ身につけてないし。アンジェリーナのベレー帽もセンスよかった。 なのに、セバスチャンがクリスマスプレゼントに欲しがってた「コンパスつきの時計」はミリタリーウォッチとかG-SHOCK的なものが頭に浮かんでしまった。村長さんの持っていた懐中時計だよ。
出産時に死んじゃったお母さんのことを(死んだと本当のことを言えないのはしょうがないとしても)アメリカにいるとか、しかもアメリカは山を越えた隣の国(スイスです)だとか、それがバレないように世界地図を見せないために学校に行かせないとか、そのへんはなんでやねんだったけど。気になったのはそれくらい。
エンドクレジットの後で、生徒たちと戯れているセバスチャンの映像が流れて、ああ学校に行けるようになったのねとホッとする。 そしてカチンコが映るラストショットが良かったなあ。緊張と緩和というか、素晴らしい映画だったけど過酷だし緊張して観ていたのが、ふーっと和んだよ、これは作り物、と。
こんなに健気で前向きな内容なのに、主題歌がなんだかアンニュイな雰囲気の曲調と歌詞で、さすがフランスだ(そうなのか)と思った。
思い出のマーニー しゅ〜へ〜が見るので、なんとなくつきあって。 う〜ん、なんだコレな映画だった。 アブナイ女の子の話。
途中のスバルインプレッサのCM、柴犬が出てくるヤツが素晴らしかった。これだけ録画を残しておこうと見た時は思っていたのに、映画を見終わったらすっかり忘れて速攻削除してしまった。あー、もったいない。
「偽装の夫婦」見ました。 まあまあおもしろかった。一応視聴継続。他にもっとおもしろいドラマがでてきたら弾かれるかも、ですが。
2015年10月12日(月) |
関ジャム/秋ドラマ/びじゅチューン! |
関ジャム ようこそ、エレカシ! 宮本のトークは通常営業、知ってる話も多かったけど、やっぱり可笑しい人。フリップ芸はちょっと新鮮だった(結局フリップ使ってなかったけど) ほっぺ持ち上げは可愛かった、珍しいモノ、ありがとう。ヒナが必死で食いつこうとしてた感じ。 chayの便利グッズのコーナーまで進出してしまった、グレープフルーツ笑った。
俺たちの明日 宮本、すばる、亮の並び、ありがとうありがとう。 ♪30代〜、やっぱすばるにはキーが低くてキツかったか、残念。 エレカシとのセッションだというのに宮本だけだったことも地味にショック。エレカシというより宮本とのセッションだわ。関ジャニ∞側じゃなくてゲスト側を選抜するのかよ。 でも、楽しかったっす。
あなたに恋をしてみました ドラマのせいでこの曲聴くとテンションが急上昇。 すばるのハモ、ええ感じだったと思う。ギターも新鮮だったし。 ヨコのティンパニーもマルちゃんのベースもよかった。
エレカシゲストといえば「バズリズム」も見た。 バカリズムが描いた宮本のイラストが傑作だった。分身の術のごとく動き回る宮本。
秋ドラマがぼちぼち始まりました。 掟上今日子の備忘録 白髪のガッキーは可愛いけれど、内容的にはつまらない。次回は脱落かなあ。
破裂 まあまあおもしろそう。滝藤さん怪演。桔平も出るので、見ます。
無痛 まあまあ。話の続きは気になるので、次回も見てみる。
エンジェル・ハート う〜ん。トンデモ設定、安っぽい敵キャスト、ぬるいアクションなどが融合され、あかん方向に。次回は脱落か。
偽装の夫婦 録画したけど、まだ見てない。
びじゅチューン! ハイ! DVD見終わった。公式サイトにアップされている作品も全部見た。これで今見られる作品は見尽した。あ〜見ちゃったよ、見ちゃったさ。これからは毎週放送の番組を楽しみにする。 でも、見飽きないし、見るたびに聴くたびに発見がある。DVDはトレーに入れっぱなし。
美術の見方として新鮮な発想も衝撃的だしそれを具現化した凝ったアニメーションも感動だけど、音楽的にも凄い、楽曲もよくできている。曲だけでも頭に残る、口ずさみたくなる。
好きな作品は、 委員長はヴィーナス 風神雷神図屏風デート 樹花鳥獣図屏風事件 見返りすぎてほぼドリル オフィーリア、まだまだ 住んでます八橋蒔絵硯箱 鳥獣戯画ジム ザブーンドブーンLOVE 貴婦人でごめユニコーン 兵馬俑ウエディング ランチは地獄の門の奥に 真珠の耳飾りくノ一 などなど。
ムンクの叫びラーメン、転校しないで五絃琵琶の2曲は歌が好き。紅白梅図屏風グラフはアニメが好き。
2015年10月09日(金) |
歌舞伎NEXT 阿弖流為 |
いやあ、もうねっ、すんばらしかった。 歌舞伎的にも新感線的にも大満足。
新感線の「アテルイ」もDVDで見て涙を流しましたが、その上を行く素晴らしさ。脚本もよりおもしろくなっていたと思う。二本刀の飛連通と翔連通の見せ場が少なくなってたけど、中の人が粟根川原コンビじゃないからもう別にいいの。
特に七之助くんの立烏帽子。男でもなく女でもなくもう人間でもなく、神だもんなあ。まさにそういう演技だったよ。息が止まるね。姿も麗しく殺陣もかっこよかったし、口跡もいい。 北の狼(染五郎)と都の虎(勘九郎)がかっこいいのはまあ想定内だ、心根も。
萬次郎さんのマダムっぷり、橘太郎さんの五月人形っぷり。 亀蔵さん期待を裏切らない。熊を嫁にしても泣ける芝居。 アラハバキの白い神、2バージョンとも迫力あってよかったなあ。歌舞伎のこういう化け物の類いってちょっとプッと笑ってしまうゆるい部分があることが多いけど、ホントによくできていた。
客席に配られたペンライトならぬリストライトの趣向もテンションあがった。まあドームのペンライトを体験している身としては物足りなかったけど(舞台側から見たら綺麗だったのかもしれぬ)、気分的には盛り上がった、ワクワクした。
もう1回観たいけど、かなわぬなあ。シネマ歌舞伎になりますように。
予告編を見たらおもしろそうだったので。 マンガもアニメも見ていないけれど、映画は映画なりにうまくまとまっていておもしろかった。可愛かった、爽やかだった。友情、努力、勝利。 佐藤健も神木隆之介もよかったよ。 そして、宮藤官九郎もかっこよかった。 お前、何かあるやろといぶかしく思っていた山田孝之がそのままいいヤツでした。 中川晴樹さんをはじめヨーロッパ企画の人々がまとまって出ていた。
高校生たちの親はどうしているのか、とはちょっと思ったけど(病気で入院までしてるのに) まあ、中途半端に親を出すよりはいっそカットしたほうがすっきりはするのかもね。
エンディングロールが素晴らしかった。 キャストパートのマンガ風のアレンジは想定内だけど、スタッフパートのクレジットがもう感動。ん?→!!→うわあ〜(トリハダ)だもの。コミックスの背表紙のマンガのタイトルと作者名が担当と名前になっている。本が新品じゃなくて読み込んだ感じの使用感も表しているような気がした(芸が細かい)
やっぱマンガ好きだなあ。「闇の伴走者」の時も思ったけど、最近はあまり読んでいないのでどの作品がどうこうというわけではないが、今でもマンガそのものにワクワクウキウキさせられる。確実に自分の血となり肉となっているのだなあ。
友だちに教えてもらったEテレの番組。 知ってる人にはいまさらでしょうが、今どっぱまりちう。ふう。
井上涼くんというアーティストが、内外の有名美術品をテーマに作った映像。作詞作曲歌唱アニメ全部担当。
この前の日曜放送の「ランチは地獄の門の奥に」の回が初見。 5分間の番組だけど、あまりのおもしろさにリピートが止まらん。 速攻DVD BOOKを注文。 月曜の再放送も見た。「ベーカリー空也」これまた味わい深い。
本日DVD届いた。 まずはBOOKが存外ちゃんとした本で、おお! 早速見始めたが、つるつる見てしまう。いっぺんに見てしまうともったいない気がしたので6本(3分の1)見たところでやめる。
BOOKの井上涼くんのおことばに、美術を見るのは自由でいい、みたいなことが書いてあって、あーなるほどと納得。 そういえば、私、35年前に美術書の出版社に入って国宝とか重文とかそれクラスの美術品をたくさん見てきたけど、たいてい「かわいー」「おもしろー」「すっげー」たまに「きれー」という見方しかしてこなかったな(もちろんそれ以前の学生の頃も) 今でも基本姿勢は変わってない。無論時代背景や作品に込められた意味合いとか技術的裏付けを把握しているとおもしろさが深まることもわかっているけれども。それに捕われて作品を楽しめないくらいなら、バカ上等。
とりあえずしばらくびじゅチューン! ブーム。 誰かに布教したい気分。
洞窟おじさん 連ドラになりました。 時系列を普通に(取り調べシーンと回想シーンくらい)だと、ちょっと退屈。既に話は知っているし、余計にな。 取り調べのやりとりとイラストはおもしろかった。 シロはかわいすぎる、けなげすぎる。
関ジャム 世良さんたちとのセッションも閣下たちとのセッションも良かった。すばる、かっこよかったな。ブレイクで閣下と2ショットのまるちゃん、可愛かった、ステキだった。
そして! 次回は! エレカシが! ゲスト! おおお! 待てよ。予告映像がなかったので出演メンバーがわからない。すばるはいるのか? 宮本とすばるが見られるのか、イッた眼をした脚細の二人の並びが見られるのか。期待と不安でわくわくもやもや。
図書館戦争2日間 映画館でも観たけど、予復習のためにテレビでも見た。 やっぱりかっこいいなあ、じゅんさん。 私が見た橋本じゅんの映像作品の中(舞台は除くのよ)で一番爽やかでかっこいい役。 と思っていたのが、待てよ、もしかして一般的には橋本じゅんのキャスティングは、岡田准一を引き立てるためか? 小さいしゴリラ系だしなあ。う〜ん。 そうそう、相島も安定の悪役だけどかっこよかった。制服のせいだと思うけど。
ドラマのほうも見たよ。 オカダや福士蒼汰もいたけれど、田中圭が一番のイケメンだったという結果。ぼや〜っと映り込んでいるキュンキュン悶える笠原が可笑しかった。ぼや〜具合が絶妙。笠原とのぞみちゃんな榮倉は好きです。
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