過労自死のニュースの後に、ツイッターでアップされてる漫画を読んだ。 ニュースになっていた女の子ほどに仕事をしていなかった自分だけど、異動したての部署でミスをして、四面楚歌になって、毎日責められる日が続いた時に、漫画と同じことを考えた。「いまいなくなれば、明日仕事に行かなくてもいい!!」その瞬間、京浜東北線の電車が、警告音を立てながら今まで感じたことないほど近くを通り過ぎた。 恐怖を感じて、まだ死ななくてもいい道があるんじゃないかな、と思った。 私はそれほど追い詰められていなかったのだという思いと、いなくなるにしても、命を終わらせない方法を、まだ探してみようと思った。
その後、周りに迷惑もかけているし、示しがつかないからという説明とともに、等級が下げられて、お給料が下がった。自分は罰を受けたのだから、同じミスをしないように気を付けていこうと思った。 仕事については、リーダークラスの人が3人がかりで、私の業務について週に一度ダメ出しをして、これが終わってない、あれが終わってない、どうしたら終わらないのかわからない、など、影になっている打合せコーナーで進捗管理を行うことが4か月続いた。 謝りに行った、迷惑をかけてしまった社内部署の人からは、「リーダーが確認して幹部社員が承認印を押しているのだから、あなただけの責任ではない。」「お客さんに迷惑をかけたわけではないし、ちゃんと謝りに来たのだから、もうびくびくしなくていい」と言われて、涙が出た。 進捗管理が終わったのは、社内異動があって、別の部署のはっきりものを言う性格の女性が来て、進捗管理の仕事をほかの人から雑談の中で聞いた時に、「ええー!!!そんなんただのいじめじゃないっすか!!!かわいそ〜」と、雑談の中で話していたことから、リーダークラスの人が気まずくなって、辞めたようだった。ほかにも私に愛想を尽かしたとか、私が仕事に慣れてミスをしなくなったこととか、色々と理由があるのだと思う。
誕生日の前後、体調が悪くて風邪をひいて熱が出て寝込んだ。 そのあいだ、録画していたアニメを見ていた。実写にもなった、10年後の自分から手紙が届くアニメ。 録画していた番組はたくさんあったけど、たまたまそれを選んだのは、また気持ちが沈んでいたからだと思う。
もう少し、がんばって、自分を粗末にしない方向を見つめていたいと思った。
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