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風に揺れるたんぽぽ
たんぽぽ



 携帯電話

風さんが携帯を替える事になった。

新しい携帯のパンフを嬉しそうに見ながらも時々長年使ってきた携帯を眺めてちょっと寂しそうな目をしていた。

その携帯には二人の色んな想い出があるもんね。
けど、次の新しい携帯で、その続きを作って行こう。(^^)





2002年07月21日(日)



 幼い恋の想い出

私の初恋の相手は、従兄のおにいちゃん、かな…?
私が幼稚園児だった頃、近所のお祭りにおにいちゃんと行った。
そこで、おにいちゃんの友達に会って、おにいちゃんが友達に「俺の彼女(^^)」と、私を紹介したのがとてもうれしかったのを覚えている。

お兄ちゃんとは小学校が同じで、時々廊下ですれ違う事があったが、おにいちゃんはいつもすれ違いざまに「おっす!」と言いながら私の頭を撫でてくれた。

それがめちゃめちゃうれしかった。

今にして思えば、あれは恋心と言うより、二人姉妹の長女だった私の、お兄ちゃん、という存在への憧れだったのかもしれない。


小学1年の桃の節句が近い頃、クラス担任の先生が病気入院した。
私とY君は親同士が仲良しだったので、Y君のお母さん、Y君、私の母、私の4人でお見舞いに行った。
ベッドに中の先生は、教室で見る感じとは全然違っていたので、緊張して、Y君と私は二人,白い壁にくっついてじっと立っていた。先生が「良く来てくれたね〜」と、お菓子をくれ、私たちを眺め、「二人そうやって並んでいると、お内裏様とお雛様みたいね〜」と言った。それが妙にうれしかった。

Y君と私は、学校ではほとんど口も気かなかったが、母親同士が友達だったので、日曜日とかに学校以外のところで一緒に遊ぶ事があった。
Y君には4歳下の弟がいて、その子も一緒に遊んだ。Y君はいつも良いお兄ちゃんで、私はそんなY君の優しさと頼もしさが大好きだった。

しかしこれも、恋と言うより、「お兄ちゃん」への憧れだったのかな?




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2002年07月07日(日)
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