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2002年06月20日(木) かきかた

寒さに耐えることができずに、
思わずポケットに手を入れ襟を立てた。
空はどんよりと重く、今にも雨が降り出しそう。
まるで私の心を映したよう。
それとは対称に空を群れ飛ぶ鳥は自由でうらやましい。
待っても、待っても来て欲しい人は来ないで、
ただ寂しく汽笛だけが鳴り響く。
昔の人を思いだしては少し涙を浮かべて『昔のことよ』と、
自分に言い聞かせても心に嘘は付けずに…。
連絡船が着く港。



2002年06月14日(金) カルバンクライン

CとKについて。
どうだっていいんだけど
バランスの問題なのです。
Kは少し僕にとっていやな形で、嫌悪している。
要はバランスの問題。

makotoとmacotoとではCの方がバランスがよろしい。
しかも不思議な感じがする。
ミステリアス。
自分の存在を隠すことができるのは、
ネット上だけではないのかな?
少しくらい偽ったって、
だれも傷つきはしないでしょう?



2002年06月13日(木) ジーザスクライシス

    もうなにしてんだろ?
    自分がなにやってんだかわからなくなって
    自暴自棄。
    いい加減
    この世に見切りをつけて
    血でも見てみるか?
    何もない自分を
    何もできない自分を
    神は許してくれるのだろうか?
    
    あの屋上から全てを見下ろしながら
    ゆっくりと下っていこうか?
    ゆっくりと死へと向かって行こうか?



2002年06月09日(日) WHATEVER

どんなことをよろうが、
どんなことを言おうが、
自由だ。
自由だ。
何だってできる。
欲しいモノがあればなんだって手にはいるだろう?

何だってやってやろうじゃない!
ここにいれば何だってできるだろう?

だって自由だろう?
自由だ。

気が付けば空は青く鳴り始めていて、
また今日が来る。
眠たい目をこすりながらも、
タバコを吸いながら・・・・・。

午前四時の戯言



2002年06月05日(水) メトロノーム

迷っている。
右の扉を開くのか、左の扉を開くのか。
左右の扉のちょうど真中に立って、目を瞑って心を落ち着かせて
「今」という時間を過ごしている。
考えている。
「どちらの扉が正しいのか」と。悩めば悩むほど追い込まれる感じがして、
身動きすらまともに取れなくなる。
目の前には霧がかかり、向こう側は全く見えない。
人生において必ず誰しも分岐点が訪れる。
しかしいつまでも待ってはくれない。
時間という制限された自由を私たちはいつも楽しんだり、苦しんだりしている。
そして今、私は右に行くべきか左に行くべきか苦しんでいる。
後悔する。
「あの時もしも違う扉を選んでいたら…」と。
人生において必ず誰しも後悔する時が訪れる。
時間の流れに逆らうことのできない人間の悲しい性だ。
そして人生という長い旅を全うする寸前に私はこう思うのだろう。
「きっとどちらの扉も正しかったのだ」と。
その瞬間、すべての後悔が洗い流され時間という航海も終える。


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